ホワイトワールド尾瀬岩鞍の旅。平日スキーは新雪から春のコンディションへ、スクール入校してみた。

スキー

表題が情報量多すぎなんですが、久しぶりに平日スキーで久々に尾瀬岩鞍に行って、久々にスクールに入ったのでした。やっぱ尾瀬岩鞍楽しい。コンディション的にスクールちょっともったいなかったかな、とも思いますが、シーズン1度は課題をもらうために受講するようにしているのでね、目標達成です。

飛び石連休のハザマ、久々の尾瀬岩鞍へ

2021年2月12日。例年であれば、シーズン中で一番混雑するであろう時期です。今年はそんなに混んでないので、わざわざ平日に行くこともないんですが、飛び石連休のハザマの平日が年休消化(有給奨励)で休みになったので、尾瀬岩鞍へ行くことにしました。なぜここにしたか、というと、土日は混んでる印象が強いから、です。

加えて、今日はなんとなくスクールに入りたい気分でして。平日でもスクールやってそうなところってことで、尾瀬岩鞍にしてみました。似たようなスキー場で川場もちょっと考えたんですが、まあ川場は別の機会でも良いかな、と。

片品方面、最近天気良さそうで、雪質も良さそうなので期待です。一方で、週末は春の陽気とか言われているので、その前に行っておきたいという気持ちもありました。

好天の尾瀬岩鞍、今日は風も無い

出発は4:50頃。今回は試験的に横浜から首都高で湾岸線→C2→中台から環八、そして練馬へという経路で行ってみました。ナイターなどに向かうため、日中の下道の混雑を避けるために使うことはあるのですが、早朝の移動では初めて試してみました。今日は平日ということで、試してみたわけです。

結論から言うと、これ早くなかったです。早朝なら環八まっすぐ上っていったほうが早かったんじゃないかと思っています。平日は首都高も大型車が多いので、あまり差がなかったという。やっぱり関越道までの移動は難しいです。

休憩は赤城高原SA。ここまでノンストップです。

今シーズン何度か関越道方面来ていますが、こんなに綺麗に雪山が見えたのは初めてかもしれません。今シーズンは寒波が続いていつも雪雲で霞んでたんですよね。今日は本当に天気が良さそうです。

沼田インターで関越道を降りて120号で片品方面へ向かいました。道中、凍結は部分的にあったかな、っていう程度で基本ドライ。直近で雪は降っていないようです。

っていうか今日は平日なので高速料金の割引がありませんでした。そう、平日スキーの問題点その1、高速料金が高い。そんな時のためにウィンターパスなどがあるのですが、今回も使えませんでした。

次の休憩は道の駅尾瀬かたしな。平日にも関わらず結構車が入っていて驚きました。まあ当然、今日は休みの人も多いですよね。

展望テラスからの眺め。土休日は朝食営業もあるようですが、今日は平日なのでやっていませんでした。とにかく今日は天気が良いです。これは良い感じです。

ホワイトワールド尾瀬岩鞍到着は8:00頃です。実質3時間くらいで到着。いいペースです。駐車場には思ったより車は入っていましたが、それでも第二駐車場の1/4くらいしか入っていなかった気がします。

ちなみに、駐車場で周りで準備している人たちの様子を見ていると、やっぱりここはスキー・ボードが本当に好きな人が来てるんだなっていう感じがしました。あと、平日のメリットとして、駐車場代が無料なのはやはり助かります。

第二駐車場からゲレンデまではちょっと歩くんですよね。帰りは滑っていけます。あと送迎バスがあるって今日知りましたw。でも混んでたので乗らずにあるきましたけどね。

チケットはデポジット500円ICカード式です。リチャージ可能ですが、サイトで確認したところ「チャージ当日は利用不可」っていう恐ろしい条件になっていて、もやっとしました。これなら都度買うかな。でもチケット売り場結構並ぶので、難しいところです。リチャージすれば、ゲレンデにダイレクトイン可能らしいので、魅力的ではあります。

ゲレンデは新雪から春のコンディションへ

早速ゲレンデへ向かいましたが、空いてるわりにはリフト待ちが出ている印象がありました。理由は簡単で、相乗りを避けているためです。これは今シーズンどこのゲレンデでも見られる風景ですが、通常輸送力を発揮するクワッドリフトやゴンドラなどのほうが当然ながら効率が落ちていますね。

この日は結構暑くて、その割によく考えず一番寒い時のインナーの組み合わせ(防風インナー)で来てしまったのは失敗でした。素直にもっと温かい装備にすればよかったと。おかげで途中でゴーグルが汗と熱気で曇ったりして大変でした。

朝のゲレンデの第一印象は、やわらかい。新雪でした。マジこれコンディションやばくね?っていう状態からスタートです。

国体女子もモサモサ、リーゼンにはコブレーンが見えます。これは気持ちよさそうです。

ゲレンデはこんな感じの新雪の圧雪がピステされた神整地でした。スキーが上手くなったかと勘違いするコンディションです。面白いように噛みます。急斜面も同じような状況で、スピード出しても全然怖くなかったです。

日光白根山や、その麓にある丸沼高原スキー場のゲレンデも遠く見通せました。マジで天気良かったです。降雪は前日未明にあったようです。

急斜面もしっかり噛むので怖くないです。

ただ、昼頃になってくると気温が上がって、雪が緩んでシャーベット状になってきました。重めの荒れたゲレンデになってきて、若干滑りにくい感じになってきました。それでもまだモサモサって感じで楽しい感じでした。

西山にも行ってみました。こちらは結構人が少なくて閑散としていました。

っていうか、平日なので、コースはすべて開いていますが、動いてるリフトが少なかったのがちょっと予定外というか調査不足でした。そのため、思ったようにルーティーンが回せないケースがありますので、平日の運転条件はちゃんと調べておいたほうが良いな、と思いました。

尾瀬岩鞍の西山といえば、ぶなの木コースのコブですが、しっかりコースはできていました。今日はちょっと時間もなくて滑れませんでしたが、ここは丸一日くらい籠もって練習したい環境です(ちょっと嘘です)。

この不整地はこう見えてカチカチで結構滑りにくかったです。と言いつつ、実は最近、こういうハードな不整地も比較的安定的に滑れるようになっています。成長を実感します。凄い疲れますが。

夕方になってきました。西山方面からは武尊山が綺麗に見えました。オグナほたかスキー場の尾根のコースも見えますね。

夕方のミルキーウェイの入り口です。一日中天気良くてよかったです。

ただ、昼間にゆるんでシャーベットになった雪が、夕方にはそのまま固まってハードバーンになって、とても滑りにくくなってきました。前回尾瀬岩鞍に来たときも似たようなシチュエーションに当たったので、尾瀬岩鞍では良くあるコンディションかなーと思うところもあるんですが、とにかく最後はハードで辛かったです。

っていうかミルキーウェイノンストップで降りるのとか体力的に無理。上部はそれでもコンディションかなり良かったのですが、中盤からシャーベットだったりそれが凍結していたり、コンディションもバラバラでとても疲れました。コースが長いのはそれはそれで楽しいのですがね。

尾瀬岩鞍はホントいろんなレベルのコースがあってしっかり一日楽しめるスキー場です。今日も一日しっかり楽しめました。

スクール入校

さて、そんなわけで、今日は1日スクール受講してました。

シーズン一度はスクールに入って、課題をもらって練習するっていう流れがここ何年か定着しています。普段は丸沼なんですが、今シーズンは尾瀬岩鞍です。どちらも片品スキースクールなのですが。

平日ということも有り、レッスンは中級と上級が合同になってました。人数少ないとこうなりますね。個人的には、まだまだ上級か中級かレベルに悩む程度なので、有りっちゃぁありですが。

練習したのは、片足ターンからポジションの確認、その後、急斜面での大回りから小回りまで、かなり様々なバリエーションで指導してもらえて、なかなかおもしろかったです。

特に片足スキーの安定性の課題はまだまだポジション取りが甘いのが自覚できてよかったです。これは練習しようと思いました。

あとターンの内足始動については、ちゃんとできるようになっているようで良かったです。ただ、ちょっと、右ターンで「待ち過ぎ」と言われたのは予想外でした。たしかに、丁寧に踏んでいる印象はあったんですが、確かに待ち過ぎに見えるところもあるのかな、と思い、タイミングを早めるようにしてみようと思いました。

肩のボジション取りについては、下半身の運動との連動が大事で、流れの指導を受けたのですが、これ一つ一つ考えていくとやること多すぎて動きがぎこちなくなりがちなので、なんか工夫しないといけないなぁと思いました。これ山回りを作るトレーニングなんだな、って改めて理解はできたんですが、組み立て方を考えないといけないなと思いました。

やっぱり人に見てもらうのはとても勉強になるので、たまにはスクールに入るべきだなと改めて思いました。あとは個人的な課題はコブなんですがね。

疲れ果てて帰路につく

営業時間ギリギリまで滑って終了です。夕方になるとすっかりガチガチになって滑りにくくて苦労しましたが、それでもやっぱり楽しかったです。最後はミルキーウェイで膝とか腿とかしんどくなっちゃって笑えてきましたが、もうとにかく充実した一日でした。

帰りの道の駅尾瀬かたしな。平日なので、もうお店もやってません。なかなか平日は難しいですね。

実はゲレ食を食べなかったので、まともな食事は久々。駒寄PAで「肉きつねそば」を頂きました。平日だからなのか、もうご飯物が終わっていて、麺類しかありませんでした。

で、この「肉きつねそば」、肉がたべたい、きつねがたべたい、そばがたべたい、っていうバラバラの欲求を満たしてくれるなかなかに素敵なメニューだと思って頼んでしまったのですが、なんか食べたいものを全部組み合わせれば良いってわけではない、という現実を突きつけられた感がありました。

ちなみに、ここのオススメメニューは肉うどんです。

最後はPasar三芳の「鐘の木」でミルクソフトを頂きました。ちなみにここはテイクアウト専門店ってことで夜21:00まで営業しててよかったです。濃厚でしっかりしたソフトクリームでとても美味しかったです。鐘の木はこのソフトクリームをベースにしたパフェも何種類かあるのですが、絶対パフェも美味しいだろうな、って思います。

帰りは素直に環八で横浜まで帰ってきました。やっぱり普通に早かった。信号がうっとおしいですがね、首都高使うほどではないっていうのが現実なのかなぁとお思ったり。そういえば年度末が近いためか、何箇所か道路工事があったのですが、尽くVICSに工事情報の配信が無くてちょっと不安に感じました。これ反映してほしいです。

やっぱり尾瀬岩鞍は良かった

以上、飛び石連休のハザマの平日に尾瀬岩鞍スキー場へ行ってスクールに入ってきた話でした。マジ一日とても充実してよかったです。尾瀬岩鞍、コースバリエーションも豊富でやっぱり滑りごたえあるなぁと思いました。

一方で、今回ちょっと微妙だったポイントをいくつか。

  • 平日は高速道路の割引が効かない
  • 平日はスキー場(リフト)も縮小運転がされている
  • 平日はレストランも縮小されている
  • ソーシャルディスタンスの影響でリフトの輸送力が落ちていて、結果行列ができやすい
  • ソーシャルディスタンスの影響でレストランのキャパシティが落ちていて、意外に入れない
  • 平日のスキースクールは人数が少ないので中上級は合同開催になったりする

なんていうか、平日に休暇を取って滑りに行く魅力って、混雑していないゲレンデを颯爽と滑ることかなと思っていたんですが、こうして考えるとレジャーとしては微妙なのかな、と。あとソーシャルディスタンスの影響は特にキャパシティの大きなところのほうが影響も大きく、だからやたら行列ができやすくなったりするんだな、というのを実感しました。

シーズンも折り返しを迎える時期ですが、今後の後半戦に向けて、いろいろ考えながら滑りに行きたいかなと思います。

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