石打丸山スキー場の旅。ナイターでサンライズエクスプレス初体験だったけど、コンディションは厳しかった話。

スキー

新しいリフト「サンライズエクスプレス」に乗ってみたくて石打丸山スキー場行きました。期せずしてナイターだったんですが、すっかり春のコンディションでなかなか手強いゲレンデでしたよ。

サンライズエクスプレスに乗ってみたい

2019年2月23日。今シーズン最大の話題と言っても過言ではない、石打丸山スキー場の新しいコンビリフト「サンライズエクスプレス」に乗ってみたくて、ナイターで行ってみました。

サンライズエクスプレスとは、石打丸山スキー場に今シーズン導入された最新設備です。コンビリフトという名の通り、リフトとゴンドラが同じ索道上に混在しています。リフトは6人がけでシートヒーター付きとか。これは是非体感してみたいわけです。

石打丸山スキー場行くのも久しぶりなんですよね。何故か行く気が起きないんです。そんなわけで今シーズン初の石打丸山スキー場です。しかもナイターの開始時間が16時からに早められていますので、時間にも要注意と。

妙な混雑だったけど早く出過ぎた

道路の混雑を懸念して、出発は11時頃です。流石に早いかなぁと思いつつ、16時着というのが初めてのスケジュールなので、念には念をいれて、早めの出発にしてみました。案の定、都内は結構混んでいて、さらに幹線道路の工事もあったりして、やっぱり関越道に乗るまで1時間30分くらいかかってしまいました。

関越道に乗ってもなんか混んでます。車が多い。何があるんだろう・・・って感じですが、なんか混んでました。三芳PAで休憩しようと思ったら駐車場が一杯で止まれず。っていうか誘導の人が居たのにそれに従っても結局満車ってどういうこと?っていう。

で、結局高坂SAで最初の休憩です。やっぱり道路混んでます。なんなんだ、いったい、って感じ。

とりあえず、気分を落ち着けるためにソフトクリームを食べました。生乳ソフトクリームです。さっぱり甘い美味しいソフトクリームでした。

さらに走って、次の休憩は谷川岳PAです。最近ここで休憩するパターン多いような。

空模様が怪しくて、雪がパラパラと降ってきました。雪ならまだ良いです。ガスって視界悪かったらやだなぁとちょっと不安に思ったりしました。

昼食は谷川岳PAのフードコートでもつ煮定食を頂きました。このもつ煮、すごく柔らかくて美味しかったです。っていうかフードコートも混んでて、もうお昼を回ってしばらく経ってるのに満席状態。なんでこんなに混んでるのか、全く謎です。

関越トンネルを超えると、雪が降ってきました。と言っても、あられというか、みぞれというか、かなり水分の多い雪です。ピチャピチャとフロントガラスに当たります。うん、なんか嫌な予感がする。

で、案の定、早く着きすぎてしまったので、塩沢石打SAで時間を潰してスキー場に向かうことにしました。雪は小ぶりになり、っていうか小雨になって、最後は止んだので良かったのですが・・・やっぱり温かいなぁ、と。

石打丸山スキー場、ナイターのみなら駐車場無料なんですがね、結構時間がシビアで、だいたい15分前くらいに入らないと駐車料金を取られそうになります。なので、塩沢石打SAで、着替えて準備して、スキー場に着いたら速攻滑れるように準備していきました。

時刻は15:45。満を持して石打丸山スキー場へ。駐車場は既に帰った人も居て、パラパラと空きがありましたので、ゲレンデの近くに車を停めることができました。とりあえず、最初のミッションである、16時のナイター開始までにスキー場に到着する、というミッションは完了です。

うーん、やっぱり16時って、ナイターの開始時間としては早い気がするぞ。しかも一日券なら17時まで滑れるので1時間クロスオーバーします。確かに、滑ってる人の人数とか考えると効率的なのかもしれませんが・・・。

石打丸山スキー場、センターハウスも新しい

というわけで、いろいろ新しくなった石打丸山スキー場です。センターハウスも新しくなってました。っていうか、去年までの面影が無いです。

写真は帰り際に撮ったので夜です。こんな感じでガラス張りの立派なセンターハウスが出迎えてくれます。チケット売り場もセンターハウスに移設されており、旧来のチケット売り場はCLOSEされています(※これを知らず、一瞬、あれ、チケット買えない・・・って露頭に迷ったのは内緒)。

というわけで、16時から滑れるナイター券を買ってゲレンデにGoです。2200円はナイターとしては結構高いかなぁと。

期待のサンライズエクスプレスで中腹へ

まずは期待のサンライズエクスプレスに乗りました。

結構人が多い・・・。で、このサンライズエクスプレス、リフト3台にゴンドラ1台っていう感じで混在して回っています。今回はリフトしか乗ってませんが、ゴンドラは普通に板を外して外に刺して乗る感じみたいです。

リフト乗り場なんですが、これはゴンドラが混在しているためか、ゲートから乗り場までが結構遠くなってるんですね。そこの間がベルトコンベアーになっていて、ゲートを通るとベルトコンベアーに乗ってリフト乗り場へ輸送される感じになります。

このベルトコンベアー、結構独特な乗り心地で若干足を取られる感じもあるので、慣れない初心者の方とかはむしろバランス取るの難しいかも、って思いました。慣れない人はゴンドラが良いです。これ。

6人乗りリフトはバケットシートみたいになっていて、6人がきっちり独立して座れる形状です。座り心地もとてもソフトで、さらにシートヒーターでお尻が温かいです。さらにケーブルにぶら下がる部分にはサスペンションも付いていて、支柱を越える時の「ガンガンガンガン!」も柔らかでとても乗り心地がいいですね。

なるほど、これは快適かもしれない・・・と思いました。輸送力も高いし、これはこれでアリかなぁ。ところでシートヒーターの電源がどうなってるかが気になって仕方ないです。

降り場は大丸山ゲレンデの目の前の、ゲレンデ中腹部分です。つまり旧来のリフトより上まで一発でこれます。これならサンライズエクスプレス一本で結構な距離が滑れていいですね。

一方で、今回は乗りそこねましたが、この横にあるチロルリフトが、中級斜面を連続して滑るにはちょうど良いのかもしれません。次回は試してみようかな。

ゲレンデはすっかり春のコンディション

と、サンライズエクスプレスの感動はこんな感じで、結局ナイターは大丸山ゲレンデを滑るのでサンライズエクスプレスはあまり関係ありません。はい。

16時からのナイター、まだ明るいです。そしてゲレンデはすっかり春のコンディション。シャリシャリとした所謂悪雪で、重くて滑りにくかったですね。まあでもシャーベットは嫌いじゃないので、悪くはないです。

ただ、これが2月の終盤だと考えると、ちょっと春の訪れ、早すぎないか?って気がします。2月終盤なら例年まだトップシーズンさながらのコンディションのところも多いはずなんですが、今年は厳しいかなぁ。

滑り始めは結構暑かったです。

でも景色は良いですね。人も多いですが・・・。やっぱり混んでます。暖かくなったので、みんなスキー場にやってきたってことですかね。個人的には寒いほうが好きなんですが。

悪雪なうえにすっかり荒れたゲレンデで、まぁ練習にはなるんですがね、難しいコンディションでした。

そして、日が暮れて、関越道が天の川のように光り輝く美しいナイターゲレンデになりましたよ。やっぱりナイターはこうじゃないとね。

ただ、この日のゲレンデは甘くなかった。石打丸山スキー場の大丸山ゲレンデは、ナイター開始のタイミングで整備が入るので、整地になるはずなんですが、この日の雪はシャーベットで、しかも夜になって気温が下がって、サラサラの氷の粉のようなコンディションになってしまいました。

これがめっぽう滑りにくかったです。むしろシャーベットのほうがマシなやつ。サラサラの氷がモサモサと積もったゲレンデは、エッジも立たないし油断すると刺さるし、なかなかに手強かったです。

本日のお題は左足踵

さて、そんな中でも練習です。コンディションがあまり良くないので、正直、最初はスキーが下手になった感覚にも襲われたんですが、慣れてくればまぁ普通に滑れるようになりました。おそらくコレ、数週間前の自分ならまともに滑れていなかった気もします。

こういう悪雪コンディションだと、悪いところが露見しがちなんですよね。というわけで、やっぱり右ターン、左足が外脚の時にうまく荷重できないのが分かりました。

しばらくコレ、股関節の角度かなぁとか思ってたんですが、今日謎が解けました。左足の踵に荷重が乗ってなかったんです。右足は無意識に踵荷重できてるんですが、左足がこれが出来てなかったと。

なので、今日は徹底的に左足踵への荷重を意識して滑りを調整してみました。結果、これまで感じたことのない、左足踵が暖かくなる感じがあって面白かったです。どこまで普通に滑れるようになったか良くわかりませんが、前よりも右ターンが綺麗に回るようになってきた感じはあります。

ターンをする時、どうしても前へ前へ、って荷重を意識すると、踵荷重は悪みたいな感じになってしまうんですが、やっぱり上手く荷重できてる右足は踵を中心に、足の前側を押さえるような運動をしてたんですよね。同じ運動を左足でもできるようにしないとな、と思いました。

今日も練習になったので良かったです。

ユングパルナスに入れなかった件

石打丸山スキー場のナイターは16時開始で2030終了、大丸山ゲレンデは20時には終わってしまうので、実質は20時過ぎたらぼちぼち帰るかなぁってなる感じですね。いやあ今日は人が多かったです。ナイターなのに。

そんなわけで20:20頃に上がって、帰り支度をしました。この時間でも結構暖かかったですね。ナイターってもっとキンキンに冷えるイメージなんですが。

で、石打丸山スキー場の帰りと言えばユングパルナス。リフト券で割引にもなります。喜び勇んで向かったのですが、嫌な予感は的中、駐車場が一杯で入れないという悲劇にあいました。

まぁ、予想はしていたんです。時間も時間だし、ゲレンデも結構混んでたし。まぁ想定の範囲とはいえ、なかなかに残念です。

こうなってしまうと、入れる温泉もないので、今日はすごすごとそのまま帰ることにしました。ウィンターパス使ってるんで、途中の温泉にも寄れないという。

上里で蕎麦を食って帰る

帰りの関越道は流石に混んでませんでしたが、それでも湯沢から高速に乗ってくる車は結構多く居た印象です。やっぱり暖かくなったから混んでたんだ、そうに違いない。

いつもは高坂で夕食を取るんですが今日は上里です。

舞茸天そばにネギトロ丼。お腹が空いていたこともあり、とても美味しかったです。温かい蕎麦で温まりました。

その後、三芳PAで仮眠を取り、家に着いたのが結局3時頃になりました。この時間になると道路も空いてて快適で良いですね。

石打丸山スキー場について

以上、サンライズエクスプレスに乗りに石打丸山スキー場に言ってきた話でした。なかなかにヘビーなコンディションで疲れましたが、まぁ練習になったので良かったです。

ただ、やっぱり16時から20時30分までというナイターの時間については、ちょっと滑り足りない感じがしましたね。大丸山ゲレンデは20時で終了だし。次回はチロルリフトを有効活用したほうが良いのかな、と反省です。

一方で、これなら上国ナイターのほうが良いかなぁ・・・というのが個人的な感想ですね。週末なら大沢ゲレンデも滑れるし、ホテル前ゲレンデをガンガン回せるあの感じは結構癖になります。ナイターは本数滑ってなんぼってところがありますので、石打丸山スキー場のあの混み具合を考えるとなかなかに微妙です。

関越方面は他にもナイターやってるゲレンデは多数あるので、もっと開拓しないといけないかな、と思いました。意外に神立とか行ったこと無いのでね。

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