TouchBarの無い古いMac Book Proに戻って気づいた新しいMBPの長所と短所

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メインで使っていたMac Book Pro Retina 2016 Touch Barモデルが壊れました。仕方がないので、前に使っていたMac Book Pro Retina 2012ってモデルを復元して使っているのですが、色々と改めて気づいたことがあったのでまとめておきます。

Mac Book Pro Retina 2016 TouchBarが壊れた

突然、画面が映らなくなりました。数日前から、画面の下のほうにバックライトの影のようなものが現れて、なんだか調子悪いな、って思っていたら、二度と画面が映らなくなりました。

一応、CapsLockがきちんと反応するのでMac自体は生きているようです。ただ、画面が映らないと何もできないので、仕方がなく古いMac Book Pro Retina 2012っていうモデルを持ち出して復元して使っています。

このMBP 2012、完全にリフレッシュして下取りのタイミングを図っていた時だったので、危なかったです。作業環境が無くなるのは怖いです。

さて、2年くらいTouch BarのMBPを使っていて、そこからそれ以前のモデルに戻るというあまり無い体験をして、改めて新しいMBPの長所と短所を感じることができたので、これからMacを買おうとしている人、あるいは買い換えようか悩んでいる人に向けて、私の感想をまとめておきます。

なお、このブログも今MBP 2012で書いています。

Appleのサポートが微妙

さて、壊れたMBPですが、まだ手元にあって何もしていません。Genius Barに持ち込めばいいんですが、予約が結構先まで埋まっていて、かつ仕事の都合もあり、ちょっとまだ対処できていません。

過去、Mac意外もいろいろPC使ってきましたが、結構AppleのMacのサポートって辛めに感じています。Apple Careを契約していたら何か違ったのでしょうか。電話窓口を案内されたんですが、待てど暮らせどつながらない(あまり待っていませんが)し、まだ何も対処できていません。

過去、対応が良かったな、と思っているのはDellですね。すぐに集荷依頼をかけてくれて、あっという間にPCが治って戻ってきました。この辺、Appleストアというリアル店舗があるかないかとか事情があると思いますが、Dellの割り切った対応は個人的には良かった印象です。

おそらく、きちんとGenius Barに持ち込めてしまえば、ここの印象は変わるのかもしれませんが、若干、初見殺しなところが感じられたのが残念です。これについては続報を待て。

TimeMachine有能

はい、間違いなく、TimeMachineは有能です。定期的にバックアップが取られていて、そこからポイントを狙って復元ができる、たったこれだけのことなんですが、これがきちんと動くことがこれほど便利だとは正直思っていませんでした。

これまでTimeMachineについては、新しいMacを買ってきたとき、復元で環境再現するか否かくらいの使い方しかしていなかったのですが、バックアップはこういう時のためにあるんだな、と再認識しました。人間、痛い目を見ないと分からないことは意外に多いです。

TimeMachineを使っていない人が居たら、すぐにでも電気屋さんに行ってUSB接続の1TBくらいのHDD買ってきて、とりあえずバックアップを取ることをオススメします。結構時間はかかりますが、とりあえず繋いでおくだけで時系列でバックアップが取られていきます。

いつかそのありがたみを感じる時がやってきます。そのときになって、バックアップを取っていれば!って思っても遅いですから。これだけ簡単に取れるバックアップ機能を活用しない手は無いです。

TouchBarは要らんかったんや

もうね、言っちゃう。ぶっちゃけ、TouchBar無しのモデルのほうが使い勝手良いわ。手を伸ばせばボリュームコントロールや輝度調整ができるって、これだけなんですが、これで良かったんです。

結局、TouchBar搭載のMBPが出て2年ほど立ちますが、あのキラキラしたデバイスのキラーとなるような使い方がまだ見えてきていないというのが辛い。ブラウザーのタブ代わりになって嬉しいか、と言われると、やっぱり微妙だし。

これから化ける可能性も、まだ無いとは言えないですが、今のままだと、出落ちのオワコンと言われても仕方がないでしょう。デバイス先行で使い方は後から・・・とか言うとうまく行かない好例とならないことを期待しますが。

TouchIDは便利

翻って、同じ時期に搭載されたTouchID対応の電源ボタンですが、これはやっぱり便利です。パスワード打たないで良いって重要。もうちょっと頑張ればFaceIDもできそうな気がしますが、そこまでやるか、ってところはありつつ。

生体認証に限らずですが、とにかくキーボードタイプによるパスワード入力を排除することはUXに大きく影響するってことを感じました。

キーボードはやっぱり改良されてる

ペチペチして打ち込み感の少ない新しいMacBookのキーボード。MBPでは多少改良されて、多少押し込み感があるバランスになっており、さらに最近のMBPではさらに改良されてきているとか。

この新しいMBPのキーボードですが、出た当初は結構悪い印象が先行していた記憶がありますが、今あらためて古いMBPのキーボードでこのような記事を打っていると、はっきり言ってキータッチの重さが苦痛でならないです。

こんなにMBPのキーって重かったっけ、ってくらいの感じで、正直疲れます。新しいMBPのキーボードのあのタイピングのバランス感は偉大だったんだなぁと改めて思いました。キータッチに不安を感じて古いMacを使い続けている人もまだ居るかもしれませんが、新しいMBPのキーボードは疲労感が低減されますので、乗り換えちゃいましょう。個人の感想です。

新しいMBPは良いぞ。TouchBar以外は。

以上、久々にMBP 2012を使って感じた、新しいMBPの長所と短所についてまとめてみました。

端的に言えば、「TouchBarじゃないモデルに買い換えるべき。順当に進化しているよ」という、当たり前腐った結論を再認識させられたってところです。ただ、実際、今回事故にあって、メインマシンとして古いMBPを使わざるを得ない状況での実感として、強く再認識させられたところを書かずにはいられなかったと。

他方、MBP 2012って、もう6年も前のMacなんですが、ちゃんとMojaveも動いてそれなりに使えてしまうあたり、さすがはMacだな、と感じてしまいます。流石にたまに遅いかな、って思う瞬間はありますが、ブラウジングやブログ執筆程度なら特に困らないレベルで使えてしまいます。

問題は・・・修理にいくらかかるか。8万とか言う噂も目にしますが・・・買い換えるにはそもそも投資額が大きかったところもあって、なんとか直したいところではあるんですがね。うーん。

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