XVハイブリッドのフロントの下回りへのアルミテープ貼り付けの続編になります。快調ではあるのですが、ちょっと硬いかな。
フロント下回りのアルミテープをアップデートしてみよう
きっかけは先週、リアのブッシュやスタビライザーホルダーにアルミテープを設置したら、とても調子が良かったので、これはフロントもやってみたいなーと思ったのです。
https://blog.ayurina.net/2018/07/22/xvハイブリッドのリアの足周り改善の続き/
フロントにもリアと同じように、ボディとサスペンションを繋ぐ部分があるはずなので、ここに対策を行うのが目標です。加えて、以前サスペンションダンパーにアルミテープを貼ったものも更新したいなーと。
https://blog.ayurina.net/2017/05/29/道志みちドライブでアルミテープチューンの効果/
アンダーカバーをそのまま外す
まずはエンジンのアンダーカバーを外します。お勧めはしませんが、XVハイブリッドは車高が高いため、アンダーカバーもリフトアップせずに外すことができます。
アンダーカバーは下からネジ4本と左右のタイヤハウスから3本ずつ合わせて6本のプッシュリベットで止まっています。
ボルトがなかなかに硬いですが、長めのレンチがあればなんとかなります。体格にもよると思いますが、ボルトはボディ下に潜り込めばなんとか手が届きます。
アンダーカバーにもアルミテープを設置します。
元々、センターの凹みの辺りにしかアルミテープを貼っていなかったのですが、特に盛り上がっている部分を中心に追加で設置してみました。
足周りへのアルミテープ貼り付け
アンダーカバーも外れたので、ボディとサスペンションが繋がっているところを探します。
ありました。ここです。エンジンの横の部分、ボルト2本でクロスメンバーが止まっています。この辺の構造については、ネットで「インプレッサ サスペンション」で画像検索するといろいろ出てきて参考になります。XVもベースは同じですので。
この部分のゴムブッシュにアルミテープを貼りたいところなんですが、全く手が入る余地がありませんので、なんとかクロスメンバーの接続部分にアルミテープを貼るべく、アプローチ方法を探します。
そうすると、フロントのタイヤハウスから手が届くことが分かります。ここにアルミテープを貼ることにしました。べっとりとおそらく錆止めのために油脂が塗られていますので、必要な部分をクリーンアップしてアルミテープを貼りました。
こんな感じです。ついでにサスペンションのダンパー部のアルミテープも新しいものに更新しています。
底面部も含めてこんな感じに更新しました。
アンダーカバーを外すとスタビライザーにもアクセスできます。スタビライザーのホルダーのブッシュがリアと同じように付いていますので、ここにもアルミテープを貼り付けました。形状がちょっと丸っこくて真っ直ぐ晴れなかったので側面に貼っている形です。
ここまで対策をして、アンダーカバーを戻して今回は終了です。戻す時のコツは、先にネジを仮止めしてしまうことです。アンダーカバーの前後が車体に引っかかるようになっていますが、押さえていないと落ちてきますので、とっととボルトで仮止めしてしまうのが良いです。
ついでに、ピンキングばさみを更新した記念として、サスペンションのアッパーマウント部にもアルミテープを貼り付けました。ここ樹脂製なんですよね。タワーバーが付いていると狭くてぐるっとアルミテープを貼ることは出来なかったので、見える範囲だけです。
効果は上々、だけど
効果を確認するために、道志みちドライブに行ってみました。結論から言うと、やはりかなり効果は高いです。フロントのロールが減ってワインディングの運転が非常に楽しくなりました。おそらく一番効いたのはスタビライザーのホルダー部分かなぁと思っています。
そもそも、前回のリアも今回のフロントも、対策した場所がクロスメンバーカラーを入れているポイントだったんだと後で気づきました。結局、クロスメンバーカラーの効果をアップしていた格好だったんですね。むしろ改めてクロスメンバーカラーの有効性を認識しました。
ただ、弊害としてフロントが全体に硬くなってしまっており、ちょっと怖いところも出てきています。設置ポイントが悪いのか、何かバランスが悪いのか、まだ改善の余地は有りそうですので、サスペンション周りの構造とか見ながら、またポイントを探してみたいかなと思っています。
また、アンダーカバーに設置したアルミテープの効果ですが、これは明らかに高速走行時の抵抗を低減する効果があったように思います。アンダーカバー周りは効く時は効くので、こちらもさらにポイントを探してみたいなと。まだまだ続きます。
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