突然ですが、Apple Watch Series 3 GPSモデル買いました。しばらく前から欲しかったんですが、スキーシーズンも始まってアクティビティ記録を効率化したくてついに導入です。
Apple Watchが欲しい
しばらく前からApple Watch欲しかったんですよね。理由は簡単で、スキーを滑る時にRunKeeperで記録を取ってるんですが、一々iPhone取り出して滑走状況を確認するのが面倒だし、リフト乗ってる時とかだと落としそうだし、これを改善したかったと。
一方で、そもそも私、腕時計自体しないので、買っても使わなくなるんじゃないかなぁ・・・という懸念もあって、なかなか踏ん切りが付かなかったんです。でもまぁ、お正月だし、自分にプレゼントって感じで、なんか買っちゃった(苦笑)。
Apple Watch Series 3 GPSモデルを購入
2018年1月1日、購入。おそらく1月1日にして2018年のベストバイになった予感(苦笑)。
何を買ったかというと、GPSモデルの「スペースグレイアルミニウムケースとグレイスポーツバンド」ってやつです。モバイル通信は維持費もかかるし、そもそも私の利用シーンとして、iPhone持ってないことはまずないだろうということで、GPSモデルで十分。アルミニウムケースにしたのは、やはり重さです(っていうかGPSモデルではそもそも選べない)。店頭で実物を見て、42mmか38mmかはちょっと考えましたが、思ったより大きさに差がなかったので、42mmにしました。このサイズの差は実に微妙なので、店頭で実物はめてみて確認してみたほうが絶対に良いと思います。
イメージ的にはブラックスポーツバンドが欲しかったところだったのですが、在庫が無くて、グレイスポーツバンドの実物を見たら全然カッコ良かったのでこれに決定しました。ちなみに買ったのはヨドバシカメラです。念のためApple Careは付けました(ポイントで充当できたのが大きい)。
開封の儀です。真っ白な箱に入っています。
いつも通り、カリフォルニアでデザインされたぜ、ってな感じ。
その下からApple Watchが出てきます。この瞬間がやっぱりたまらないですね。
付属品は充電パッドとアダプター。アダプターは別にUSB電源があるのでとりあえず要らない。充電パッドはねぇ、Apple純正ケーブル特有の心もとなさがあるんですよねぇ。別に買っておこうかなぁ。
という訳でこれだけ取り出してみた。このグレイスポーツバンドですが、色合い的には、本体のグレイよりもちょっと明るめのグレイになっています。これがApple Watchの画面の黒から段階的なコントラストになっていて非常にバランスの良いカラーリングだと思います。
ちなみに、ちょっと短めのバンド(穴があいてるほう)も付属していますので、長すぎる場合は付け替えれば調整できます。
ペアリングとか初期設定とか
早速、iPhoneとペアリングして使っていきます。
全体にですが、Apple Watch、動き出してしまえば画面動作などはサクサク行くんですがね、起動とかアップデートとかシステム操作関連の動作がやっぱり遅いなぁって思う時があります。
近くにあるiPhoneとペアリングしたがりますので、iPhone側のApple Watchアプリでペアリングを行います。
するとApple Watchの画面に不思議な模様が表示されますので、それをiPhoneのカメラで撮影するとペアリングが完了します。ここまで非常にスムースですが、その後の最初のアプリケーション同期は結構時間がかかります。
この段階で、iPhoneにインストールされていてApple Watchに対応しているアプリはすべて使える状態になりますので、とても快適です。しかしながら、アプリによっては個別にApple Watch用に追加で設定が必要なものがあったりするので、そのまま全部使えるようになるわけではないってところは注意。
とりあえず最初にやることは、watchOSの4.0(初期状態)から4.2へのアップデート。これが30分以上時間がかかるので要注意です。Apple WatchがWifiにつながってないとダメとか言われて、条件が良く分からないのですが、充電器に繋いでロック解除しておくとアップデートが進んだので、多分これが一つ条件なのかなぁという感じです。
これでとりあえず使える状態にはなりました。
ファーストインプレッション
かれこれ3日くらい使っていて、一度実際スキーに行ってRunKeeperも試しています。Suicaなども使っているのですが、その辺は別レビューにするとして、まずはファーストインプレッションをまとめておきます。
率直に、このApple Watch、使ってみて便利かと言われれば、私個人的には「激しく便利」で「日々新たな発見と共に手放せなくなってきている」というのが実感です。でもおそらくこれは使う人に大きく依存するんだろうなぁと感じています。
まず、Apple WatchはiPhoneと一緒に使うスマートウォッチです。iPhoneを激しく使っている人ほど、Apple Watchの魅力を感じやすいんじゃないかと思います。ぶっちゃけ、時計代わりにして定期的に通知見てるような人なら、通知が腕時計に来るだけで猛烈に便利に感じられると思います。その他のアプリも、iPhoneのアプリの動作や操作を補完、補助するような使い方が基本ですので、Apple Watchで何か凄いことが起きるかと言うとそうでも無いです(もちろんiPhone SEとか使ってる人ならApple Pay端末としての価値があります)。
また、ウェアラブルデバイスとしての側面から考えると、まず一つ使うシーンが明確にあったほうが良いのかなぁってのは思いました。私の場合であればスキー。多分、こういう具体的なものがあったほうが導入しやすいと思います。漠然と、ウェアラブルだし〜って言うのはやっぱり難しいんだろうな、って感じました。
デバイスとしての評価ですが、デザインや操作感はさすがAppleという感じです。でも、これ、根本的な使い勝手のところで失敗してるんじゃないかなぁと個人的には感じています。
理由は「Apple Watch」という名前とスクリューによる操作系です。
Apple Watchにはスクリューとボタンの2つのスイッチがあるんですが、まずスクリューが押しづらい。普通、時計のスクリューって本体の真横にあるんですが、Apple Watchの場合、ちょっと上にあるんですよね。これが直感的に押しづらいんです。また、このスクリューの操作が、アプリの操作において画面や選択肢のスクロールになってるんですが、これがなんとも直感的じゃない。iPhoneに慣れてると、画面のスワイプで操作できそうなところがスクリューじゃないと操作できない時があってちょっとストレスになるんです。また、シーンによってはこのスクリュー操作が拡大・縮小になってる時があって、Appleにしては珍しく操作系が混在したインターフェースになっていると。
どうしてスクリューになってしまったか。ただの「ホームボタン」で良かったんじゃないかって思うところもあるんですがね、やっぱりこれ「Watch」から想起しちゃったのかなぁと思われるところがある。そう、これ、腕時計のUXを踏襲しようとしたからこうなってるんじゃないかな、って思うんです。一方で、一般的な腕時計でスクリューをプッシュすることで「ホームボタン」的な動作をすることはむしろ無いんですよね。大抵、モードスイッチは別にあるので、ここもリンクしていないという。
あくまで個人的な感想として、このスクリューのインターフェースデザインが、Apple Watchにとっては若干のネガティブポイントに感じています。watchOSやアプリの対応で改善できるところもありそうなので、これからに期待したいところでもありますが、「Watch」の呪縛がちょっと気になったと。
とは言え。スクリュープッシュがホームボタンだということさえ覚えてしまえば、あとはそんなに問題ではないので、慣れの範囲ではあります。
よく出来たスマートウォッチ
以上、いろいろ書きましたが、結局のところ、もう手放せないデバイスになってしまっているのが事実です。このアプリでこんなことができるようになる、みたいな新しい使い方の発見がまだまだ続いている状態で、毎日ワクワクしています(苦笑)。スマートウォッチ入門機としても、iPhoneをさらに高度に使い倒したい人にも最適なデバイスになっているんじゃないかなと思いますよ。
実際、いろいろやってみたお話は、別記事に続きます。
コメント