ふと、思い立って、久々に郷里栃木の霧降高原ドライブに行って来ました。懐かしくて美味しくて、そして、お腹痛かったです。
きっかけは1件のツイート
さて、週末はどこ行こうかな、とか考えていた6月16日頃。そういえば、6月15日は栃木県民の日ということで、栃木県関連のTLをいろいろと目にすることが多い日でした。そんな中、1件のツイートが目に止まりました。
霧降の滝は緑がキレイな季節となりました。 pic.twitter.com/PDTV6fyO6U
— 日光観光ライブ情報局 (@nikkokankolive) June 16, 2017
霧降高原です。子供の頃、よくこの界隈にはドライブで連れて行ってもらった思い出があります。ちょっとドライブ、といえば日光でしたからね。懐かしいです。
そういえば、ここ何年も霧降高原なんて行ってないことに気づきました。多分、10年以上は行ってないかなと。これはもう行くしか無いっていう何かのメッセージに違いありません。そんな訳で、週末日光ドライブに行ってみました。目的地は霧降高原。目的は、大笹牧場のソフトクリーム、という雑な設定で。
霧降高原までは200km
実家が栃木なので、日光は結構近い印象があるんですがね。実は横浜から行くと道のりで片道200km超えますので、注意が必要です。
こんな感じで霧降高原を回ってきました。
まずは、栃木ドライブといえば恒例の、佐野SAのいもフライです。
安定の美味しさ。そういえばじゃがいもが不作で打撃?とかいうニュースもありましたが、大丈夫かなぁ。
ジャガイモ不作、「いもフライ」「じゃがいも入り焼きそば」に打撃 栃木県南B級グルメ https://t.co/0ax3o5XAB7 #下野新聞
— 下野新聞 (@shimotsuke_np) April 24, 2017
東北道を後にして、日光道へ。続いて、日光PAで名物の生そばを頂きました。
前回GWに来た時に比べると当然ながら緑が濃くなっています。良い季節です。
ちょうどお昼時にかかってしまったため、ちょっと混んでました。お蕎麦も盛況です。
今回頂いたのはこちら。舞茸天ぷら蕎麦。蕎麦の風味が良い生そばに、田舎らしいゴツゴツした舞茸天ぷらも美味しい逸品。田舎の舞茸って、都会で出てくる舞茸より明らかに野生的なところがあって素敵。きのこ食べてる、っていう存在感が半端ないです。やっぱりここのお蕎麦、美味しいですよ。
日光PAを過ぎてすぐ、日光ICで降りると、そこはもう霧降高原の入口です。
霧降高原を走って霧降の滝へ
今回の目的の一つ、霧降の滝へ。日光側から霧降高原道路を登っていくと、比較的すぐに霧降の滝に到着します。意外にあっけなくて若干拍子抜けします。
緑が眩しい季節ですね。ホント癒される。
折角なので観瀑台まで歩いてみます。500mくらい歩く感じですので、サンダルとかでは厳しいと思います。
ただ、思ったより歩道は綺麗に整備されていて、歩きにくいことは無かったです。鳥の鳴き声が心地よい緑の小径です。
すごい緑。本当に緑。いやぁやっぱりこの季節、良いですね。
観瀑台に到着です。ここ、崖の上にかなりせり出す感じで作られていて、下を覗くと結構怖いです。
眼下には霧降の滝。流石にちょっと遠くて大迫力という感じではないですが、とても神秘的で、水音も心地よい風景になってます。やっぱり夏は滝ドライブだなぁと思いました。
観瀑台から戻って山のレストランもちょっと覗いてみましたが、流石に混んでたのですぐに退散しました。ところでこの看板を見ると、「霧降の滝」は「MISTY FALL」になっていて、なんていうか、霧が降る感じのニュアンスが感じられず若干残念。じゃぁGoogle翻訳はどうなるかというと、「Waterfall of fog descending」って、おいそれじゃ霧が落ちてるだろ、っていう。日本語ってハイコンテクストだよね、と感じました。
やっぱり霧降の滝、来てよかったです。日光というと紅葉の季節がやっぱりメインになるかと思いますが、新緑の季節も良いですよ。
六方沢橋、ちょっと怖い
さらに霧降高原道路を走って六方沢橋へ。
近くに展望台や駐車場もある、霧降高原道路の最高点。景色は良いのですが、実はココ、知る人ぞ知る自殺の名所だったりします。
駐車場にはこんな看板が。ちょっと怖いです。
六方沢橋の付近はそれっぽく歩道も整備されていて、散策もできます。今日はサイクリストな人たちが気持ちよく走っていました。
六方沢橋からの眺めです。すごい絶景なんですよ。でもこの橋、ものすごく高くて下を覗くと目がくらみますので気をつけましょう。高所恐怖症な私は少ししか渡れませんでした。ホント、景色は最高なんですがね、マジ、怖いです。
ところで。
日光霧降高原まで来て「大江戸温泉物語」とか看板出てて、なんだこれ?と思ったんですが、結構あちこちに出店しているようですね。ホームページで見ると、なんだか全国津々浦々に展開している模様。凄い。
大笹牧場でソフトクリームを食べる
霧降高原道路を抜けた先にあるのが、大笹牧場です。ここでソフトクリームを食べるのが今回のドライブのもう一つの目的です。
ここ来るのも久しぶりです。
天気良いです。駐車場もそれなりの混みよう。ライダーやサイクリストの方も多いですね。
入口の看板横には、うしさん。ここには何体かうしさんのオブジェがありましたが、すべて「うしさんには乗らないで」って書いてあったのがなんかシュールだった。
そして、お目当てのソフトクリームです。濃厚な牛乳の風味が味わえます。コーンがワッフルなのも素敵。濃厚な割に、味はさっぱりしていて良い感じです。これだけ食べに来る価値があると思います。
大笹牧場はグラススキーなど他にも遊べる施設があるみたいなので、週末家族で遊びにいくにも丁度良い感じですね。ココからさらに川治温泉方面にドライブするのも楽しそう。流石に今日はそこまで行く気合も無かったので、帰路に着きました。
さらなる栃木グルメを堪能
大笹牧場から今市方面への下り道は結構道が狭いので気をつけましょう。ただ、道中、いかにも田舎な風景が広がっていて、しかも緑が目に眩しい季節で、とても気持ち良いです。
さて、あとは帰るだけなんですが、折角なので、SA/PAで栃木っぽいものをさらに物色してみました。
大谷PAの「ぎょうざドック」。”ドッグ”ではなく、”ドック”です。ところで「ホットドッグ」と「ホットドック」はどっちが正しいか?という議論はあり、結局どっちもアリみたいなことになっているようです。ダックスフントっぽい、というのは一説ですね。
で、このぎょうざドックですが、要するに餃子が挟まれたパンです。注文を受けてから作っているので結構時間かかりますが、出来たてのアツアツが食べられます。食べてみた感想ですが、要するに、やっぱり、「餃子の挟まったパン」です。美味しいですし、栃木感があって良いのですが、まぁ、そんな感じです。
続いて「御用邸の月」。まぁどこにでもある、黄身餡+カステラ生地という、アレです。なんでも「月」と付ければ良いと誰かが考えたのかな。でもこれ美味しいんだな。考えた人、尊敬します。
栃木らしく、とちおとめ飲むヨーグルト。うん、これも普通にいちご味の飲むヨーグルトでした。若干、酸味が強いのが特徴的かな、と思いました。もちろん美味しいですよ。
最後はもちろん、レモン牛乳。レモン風味のさっぱり感が良いです。牛乳の苦手な人でも飲みやすい。これマジがぶ飲みしたくなる味です。
そんな感じで、栃木っぽいもの満喫して、帰ってきました。栃木、悪くないぞ。
そして、最後に・・・
・・・と、ここまではいろいろ満喫したドライブだったのですが、実は私、牛乳が苦手なんです。お腹ゴロゴロするやつ。なので、ソフトクリームなどは、ゆっくり噛むように食べるようにして、お腹の調子と相談しながら楽しんでるんです。おそらく最後、レモン牛乳のあたり、勢い余って一気に飲んでしまったことで、お腹壊しました。最後、帰りのPAで、1時間くらいトイレにこもることになったのが、残念なところだだったな、と。牛乳に油断は禁物ですね。
この季節の栃木路、特に山間部の眩しいくらいの緑はほんとに癒やされます。是非ドライブに出かけてみてほしいですね。お勧めです。
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