期せずして、金曜日は1日、iPhone 5を使っていました。理由は簡単で、ブレフロがiPhone 6不具合であまりに使い物にならないためです。久しぶりにiPhone 5を使ってみた感覚は、なかなか微妙な感じでした。
突然ですが、iPhone 5に戻してみました。
いや、ブレフロがね、あまりに遅くてカクカクして、ゲームにならないので、iPhone 5を引っ張りだしたわけです。SIMが無いので、ネットはテザリング、電話は使えません。ほとんど電話はしないので困らない。テザリング先は、Z1を使ったり、302HWを使ったり。
久しぶりにiPhone 5を持った感触としては、やっぱ小さくて良いなぁ、ということ。スマホはやっぱり片手操作できたほうが良いよなぁと改めて感じました。ブレフロもさくさく動くし、快適です。
さて。そんなわけで1日使ってみて改めて思ったことです。
iPhone 6にする必要が無い理由。まだまだ環境が揃っていない。
まず、『iPhone 6にする必要が無い』と思った要因。
一番はアプリの対応です。ブレフロの不具合のように、まだiPhone 6できちんと動かないものがあります。iOS8対応もまだ始まったばかりのところに、iPhone 6では解像度まで変わってしまっていて、対応不十分なアプリが溢れています。iPhone 6 Plusで大きく拡大された画面のアプリを使っていると、なんだかすごく残念な気持ちになる。
そういえば最近、Yahoo!地図がネイティブ対応しましたが、さすが高精細大画面のディスプレイで地図アプリは映えます。早くYahoo!カーナビも対応してほしい。対応アプリが動いているのを見ると、やっぱいいなぁ、と思いますが、実際日常使うFaceBookやChrome、Gmail等のアプリが対応していない現状では、正直、iPhone 6である”必要がない”と思ってしまう。
ってゆっか、Googleの各アプリの対応状況には、もしや嫌がらせ?と感じるところもありますが・・・
そういう意味も込めて、現状ベスト・バイはやっぱりiPhone 5sだよなぁと思います。
M7サブプロセッサーの恩恵を受けられ、Touch IDにも対応、処理性能も十分高速なiPhone 5sはハード的にもアプリ環境的にも、現在ベストだと思います。しかもiPhone 6が登場したことで入手に必要な費用も随分と下がっている。間違いなく、iPhone 5sは買いだと思っています。
iPhone 6にする理由。未来はその先にしかない。
では、『iPhone 6にする理由』が無いかというと、そんなことは無い。新しい世代のプロダクトですから、正しく未来はこのiPhone 6の先にあります。
iPhone 5を改めて使って感じた不満の一つは、やはり処理速度。iPhone 6 Plusを見てしまうと、結構遅いんです。それだけ、アプリに求められるCPUパワーが増しているということで、ハードも進化する必要があるのは間違い無いです。iPhoneのエコシステムをこれからも進化させていくには、より処理性能の高いハードの登場は必然なのです。
正直、感覚的なところで大きかったのが、iPhone 5を使っていて、「このレガシーでクラシックなデバイスの先に未来は無いなぁ」という、古臭さに似たようなものを感じてしまったことです。どんなに優れたデバイスでも、時の流れと市場の流れに従い、変化していかなければならない。それが大画面化である必要であったか否かは別として、新しい使い方、新しい空気感を提供するために、道具も進化しなければならないということです。
そういう意味で、iPhone 6には、今まで無い変化、そして未来を感じることができると(私は個人的に)感じています。それは単に”新しい”というだけかもしれませんが、iPhone 5に感じる「クラシックさ」って、その裏返しなんだよな、って気づいた時、そうか、だからiPhone 6に惹かれるのか、って、自分の中で納得した気がします。
やっぱりiPhone 6 Plusで良かったよ。
というわけで、なんだかステマみたいになってしまっていますが、1日iPhone 5を使ってみて、改めて、iPhone 6を使う理由みたいなものに納得できた気がします。まだまだネイティブ対応アプリも少ないし、不具合も多いですが、例えば数週間後、数カ月後、それらは解決されていく可能性があるわけです。
私はきっと、未来に触れていたいから、iPhone 6 Plus 128GBを手にした。きっとそうだ。うん。
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