グランデコスノーリゾートの旅。春の福島スキーツアー後編。グランデコは春の雪で板が滑らず、コースも混雜していてなかなかの苦行だった話。

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福島スキーツアー、3日目となる滑走2日目はグランデコです。すっかり春のコンディションだったのですが、絶妙に滑りにくいコンディションで特に緩斜面が辛かったです。リフト待ちはあまり無かったのですがゲレンデに人が多くて、滑っていて疲れました。

春の福島スキーツアー、滑走2日目はグランデコへ

2025年3月22日。土曜日です。春の福島スキーツアー、移動日含めて3日目となる滑走2日目、最後はグランデコスノーリゾートへ滑りに行きました。この日の移動距離は約400km。やっぱり福島は遠かったです。

グランデコスノーリゾートに滑りに行くのは前回、昨年の福島スキーツアー以来になります。

前回は期せずして寒いコンディションで結構滑り心地は良かったのですが、今回は天気も良く気温も上がりそうで、ストップ雪が懸念されます。ただ、グランデコの広いゲレンデは滑り応えもあるので、期待しつつ滑りに行きました。

今回のスキーツアー、1日目、2日目の様子はこちらです。

渋滞も積雪もない順調な往路

出発はルートインホテル郡山インターからです。

ここからだと裏磐梯のスキー場は概ね1時間で行けるので、何かと便利です。

今回はホテル裏の駐車場に停めてみました。こちらからだとコンビニなどに行きやすいので、選択肢としては悪くないかなと思いました。通用口もあります。

朝食バイキングからのスタートです。今回、朝風呂は入らず、部屋で支度をして出発しました。

グランデコスノーリゾートまではナビの予想で1時間ちょっとです。実際は50分くらいで着くはずです。ホテル出発は7時前。郡山インターから東北道、磐越自動車道と走りました。途中、道の駅猪苗代で休憩しました。

さすが土曜日、結構停まっている車も多かったし、猪苗代磐梯高原インターで降りる車も多かったです。

フォトフレームに磐梯山を収めようと思ったのですが、雪が積もっていて難しかったです。今年は積雪が豊富で、磐梯山南斜面のゲレンデにもまだしっかり雪が残っているのが確認できました。

ここからは下道を走ってグランデコスノーリゾートへ向かいました。道中、田舎道なので混雑もなくスムーズです。グランデコスノーリゾートへの入口の交差点を曲がると、途中雪が残っているところや、道路脇の雪壁が崩れて道路に雪がでているところなどありました。スキー場の駐車場にも若干凍結、積雪箇所があったので、流石にノーマルタイヤはまだ厳しそうかなという感じでした。

グランデコスノーリゾート到着は8時ころです。今回も上段の駐車場に停めました。土曜日なので駐車料金1000円です。案内がしっかりされていて安心です。

朝から天気は良かったです。一方で風もあり、ゴンドラは減速運転されたりしていたようです。朝の駐車場の時点でもう混雑してるなーという感じはありました。

春の雪で板が滑らないうえに混雜したゲレンデでKO

今回も迷わず春装備で準備をしてゲレンデに向かいました。

センターハウス周辺から雪が大量に残っています。そういえば、ワンコと滑れる企画をやっていたらしく、ワンコ連れの方も見受けられました。

アソビューで半額

そういえば、アソビューでチケットが半額になっていました。

今回はこれを使って滑りました。発券は係員の方にお願いしないといけないので、そこで若干並ぶことになりましたが、これインフォメーションカウンターでも発券できるので、そちらに行くのが正解だったような気がします。

チケットのデザインが昨シーズンから変わっていますね。「土佐犬」とか無くなったんですね。

朝からストップ雪

この日は普通に混雑していました。リフト待ちはほぼありませんでしたが、ゲレンデを滑っている人が多く、ちょっと滑るのに気を使う感じの混み具合でした。

天気は晴天でした。

板はS9iでしたが、後述しますがいろいろ失敗して苦労しました。

第一クワッドリフト降りた直後の様子。ピステンの跡がボソボソ言ってて、凄い雪質良いじゃん!って思ったんですが、そんなのは一瞬で、いきなり板にまとわりつく春の雪のゲレンデになっていました。

この日の雪質だと、とにかく緩斜面が厳しかったです。

センターハウスに続く緩斜面も厳しかったですね。

ならば急斜面はどうよということで、第3リフト登ってThe Rockへ。ここから大丈夫だろうと思ったんですが、雪質はあまり変わりませんでした。景色は良かったです。が、霞んでますよね、これ・・・

黄砂も降っていたようで、リフト下など、茶色く変色している箇所も見受けられました。要するに、人が滑っていないところを踏むとストップ雪です。

The Rock、下部ではポールバーンが展開されていました。これが厄介で、この日は人が多いうえに、ここゲレンデが狭いところでポールバーン展開されているので、とても狭くて滑るのが大変でした。

こちらはViewです。景色は良かったです。

センターハウス前の急斜面、Fall Line。急斜面自体は気持ちよく滑れたのですが、その下の緩斜面がストップ雪でつんのめって辛かったです。

Main Street上部、第2リフト横のコースはとにかく人が多かったです。

Viewには短めのコブも展開されていました。なんだろう、いろんな人が滑るためか、若干難しいコブになってましたね。

ちょっと日が陰って曇る瞬間もありました。風が強くて、気温もイマイチ上がらず。これがもうちょっと気温上がればシャーベットになるんですが、絶妙に雪が緩まず、一番重いベタ雪のコンディションが一日続いた感じでした。

グランデコフォトフレーム。意外に知られていないんですかね。

このフォトフレームのあるコースは人が少なかったです。

Viewのコブは2段構成で展開されていました。これくらいの短いコブも楽しいですね。っていうか滑ってる人が少ないです。

午後になっても天候は変わらず。

この日唯一、気持ちよく滑れたThe Rockの上部の入口。ここからポールバーンの脇まで、一気に滑ると足が疲労してヘロヘロになります。これを何度か繰り返しましたが、滑っている人が居ると減速するので、タイミングがなかなか難しかったです。

14時過ぎのMain Street。こんな感じで混雑していました。

疲れたし、板も滑らないので、15時ころ終了しました。

センターハウス前の雪壁。こんな感じで雪が残っていました。

最後にクレープを食べて帰りました。イチゴチョコカスタード。疲れた体に甘いクレープが染み渡りました。

とにかく辛いゲレンデだった・・・

真面目に、今回は失敗だったかなと思っています。敗因其の一はストロングペーストです。

これを滑る前に塗ったのですが、これが失敗で、結局、雪の汚れを吸い取るだけの存在になってました。滑る直前に施工するなら液体ワックスにすべきだったなと反省です。

結局その後、あまりに汚れが酷いので、昼ころに一旦滑走面をガリウムの2wayクリーナーでリセットして、NotWax単体で改めて滑りに行きました。結論、やっぱりこの組み合わせがベストでした。こっちのほうがまだ滑りは良かったのですが、ストップ雪は変わらず、しんどい状況は変わりませんでした。

春のゲレンデは難しいなぁと改めて思いました。もうちょっと緩んでシャーベットになってくれたら、また印象は違うんでしょうが、この日の雪質は水分を含んだ重めのベタベタとした雪という感じで、とにかく難しかったです。

急斜面なら、それなりにスピードを出して滑れるのですが、ちょっと端を踏んだらそこでブレーキのかかるようなコンディションで辛かったです。黄砂対策が必要かなぁと思いました。

そんな中でも、コブ斜面は楽しかったし、The Rockの急斜面は一応楽しめて良かったです。

磐梯熱海の温泉に向かうが・・・

疲れたのですが、ここから自宅まで帰らないといけません。まずは温泉で汗を流したくて、昔訪問した温泉に久々に再訪問してみました。磐梯熱海にある「郡山ユラックス熱海」へ向かいます。

道中再び道の駅猪苗代に寄ってみました。天気が良くて、磐梯山も綺麗に見えていました。

郡山ユラックス熱海は磐梯熱海にある多目的施設で、温泉はその中に設置されています。駐車場の雰囲気とか、なんとなく覚えていて懐かしさを覚えました。

・・・が!なんと健康温泉は休止中となっていました・・・。ホームページを見たらお知らせの下の方にしれっと書いてあった・・・。そういう大事なことはもっと大きく書いておいてほしいな、と思ったのでした。

仕方がないので温泉は諦めて、帰ることにしました。案外とこの界隈、手軽な日帰り温泉施設が見あたらなくて毎度苦労します。

再びの安積PA、ソフトクリームを食べて家に帰る

いい加減お腹が空いたので食事にしました。この日も食事は安積PAです。

結局この福島スキーツアーの3日間とも、安積PAで食事を取ることになってしまいました。2日は下り線で、最終日は上り線です。メニューなどは共通したものが多かったです。

そういえば、と思って注文した、喜多方ラーメンチャーハンセットです。久々のまともな食事だったので美味しく頂きました。安積PAの食堂メニューはどれも美味しそうなので、また立ち寄りたいです。

続いて那須高原SAでソフトクリームを頂きました。

森林ノ牧場のソフトクリームです。これも1年ぶりです。

牛乳からしっかり作ったミルクソフトクリームっていう感じでとても美味しかったです。キャッチコピー通り、「濃厚だけどすっきりした後味」です。

東北道に乗った時点では、羽生インターの先で渋滞が発生していたのですが、徐々に解消されて、結局帰路は渋滞には当たらずに帰ってこれました。帰りも首都高の料金を気にして、五反田インターで降りて中原街道で横浜まで帰ってきました。

家に着いたのは23時頃です。やっぱり福島は遠かったです。

この日のグランデコスノーリゾートは辛かった

以上、春の福島スキーツアー最終日はグランデコスノーリゾートへ滑りにいった話でした。春の雪がつらすぎました。そして混雑していて、人避けが必要だったのも追い打ちをかけて、ゲレンデの印象は良くなかったです。

グランデコスノーリゾートに昨シーズン訪問したときは、とても広くて滑りやすいゲレンデの印象だったのですが、今回は春の雪で全く板が滑らず、さらに混雑していたこともあり、ガラッと印象が変わってしまいました。広いのは良いのですが緩斜面が多くて春の雪だと移動が辛くて、急斜面はコース幅が狭く、人が多いと滑りにくいという、このゲレンデの悪いところを踏んでしまった気がしています。

春雪対策を真面目に考えないといけないなというのがまずは一点。あと今年は積雪が豊富ということで、春まで滑る人も増えてるのかな、とちょっと気になりました。ゲレンデが賑わうのは良いことなのですが、混むことを前提にプランニングしないといかんかなぁと思いつつ。

最後に。春の福島スキーツアー、良く運転したなぁというところです。結局1000kmくらい走ったんですよね。福島は広いなぁと改めて思いました。そして休日割に負けるウィンターパス。セットプランにすれば周遊になるんですが、そうすると2日間になるんですよね。なんだか微妙だなぁと思いました。

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