かたしな高原スキー場の旅。シーズン初訪問。積雪の不安は・・・微妙!日曜で大会もやってて大賑わいだけどリフト待ちが無いのは良き。

スキー

シーズン初のかたしな高原スキー場訪問です。日曜日で大会も行われており、とても賑わっていましたが、リフトとコースを選べばリフト待ちやコースの混雑をうまく回避できるのがこのゲレンデの強みです。積雪の不安は、やはり少々あったような気がします。

かたしな高原スキー場へシーズン初訪問

2024年2月4日。日曜日の日帰りスキーです。今回は今シーズン初、かたしな高原スキー場へ滑りに行きました。

かたしな高原スキー場については、MMC会員登録していることもあり、実質ホームゲレンデのように最近は通っていたのですが、今シーズンは雪不足で、天然雪が魅力のかたしな高原スキー場にはちょっと分が悪い状況が続いていました。実際、全面滑走可能となった後でも、yukiyamaのレポート見ているとまだ薄いところがある、なんていう声も見られ、なかなか行く機会が得られなかった感じです。

今週は諸般の事情により金曜日と日曜日に滑りに行くスケジュールになってしまったこともあり、満を持してかたしな高原スキー場へ行くことにしました。このスキー場の魅力の一つに、「混んでてもリフト待ちがほぼ出ない」という特長があるため、日曜日に行くには何かと都合が良いのです。

しかも今週は大会も行われているようで、さらなる混雑も予想されるわけですが、それでも破綻しないのがこのスキー場の強みです。スキーヤー専用というところも理由の一つかもしれません。

積雪の不安はやっぱりあるわけですが、そこは実際自分で見てみないと分からないところもありますので、期待と不安を感じつつ滑りに行ってみました。

日曜日は道路が空いている

出発は4:40頃です。若干遅めかもしれませんが、まあ許容範囲。第三京浜から環八を通って練馬インターから関越道へ向かいました。道中、特に環八通りはとにかく空いてました。日曜日は大型車が少ないのです。そのため関越道までは過去最速くらいの時間でたどり着くことができました。

関越道に入ってからも酷い混雑はありませんでした。多少、通行量は多いかなぁという感触はありましたが、高坂、嵐山、駒寄付近の、ウィンターシーズン早朝のいつもの渋滞箇所も特に問題なく走り抜けることができました。正直拍子抜けでした。

早朝の赤城高原SAです。トップシーズンなだけあって混雑してました。家族連れも多いです。天気は微妙な感じでした。

流石に昨今の寒波で山並みの白さも増えたように感じますが、トップシーズンでこんなもんだっけ、という若干の違和感はやはりあります。

関越を降りてからも特に渋滞はありませんでしたが、流石にスキー場に向かう車は多く、交差点の信号のたびに若干並ぶような感じが続きました。ちなみに、沼田インター出口で日光方面は二車線左折で、真ん中よりの車線が片品方面に向かう車線になっています。これ案外知られていないというか、最左車線ばかり並んでいるのを見ると、勿体ないなぁとなんとなく思います(その先の車線変更で混雑するのが無駄だと感じてしまう)。

立ち寄りはしませんでしたが、道の駅尾瀬かたしなの駐車場も結構埋まっていて、やっぱり日曜日は混雑するんだなぁと思いました。

その後も、かたしな高原スキー場まで、道中積雪もなくスムースにすすみ、7:40頃には駐車場についてしまいました。駐車位置は第2駐車場のかなり入口に近い段だったので、案外と早かったのかもしれません。この位置に入るのは初めてです。ちなみに、スキー場の駐車場の誘導って、結構ぐるっと迂回して駐車位置に入らないと綺麗に列ができなかったりするので、ちょっと遠めの位置から、どういう入り方を要求されているのか、誘導員の方の指示を見極めるほうがスムースです。

混雑してるけど快適なゲレンデ、雪不足の影響は・・・・

準備をしてゲレンデへ。チケットを奥のレストランのチケット売り場で買ったのですが、やっぱりゲレンデ入口近くのチケット売り場のほうが早かったかな、と後悔です。

MMC1日券。オンライン決済していくとドリンク券か売店で使える金券か、とにかく何か貰えます。私はいつもドリンク券にしています。MMC会員は会費はそこそこするのですが、週末駐車場代無料だし、チケット安く買える、メリットしか無いのでオススメです。ただ、「元を取る」には1回の訪問では無理なので、複数回訪問は必要かなと思います。

ゲレンデは相当な混みようでした。大会が行われいたこともありますが、日曜日ということで家族連れも多くとにかく賑わっていました。

積雪については、スキー場手前の道路まで全く積雪ゼロで焦りました。思い返してみればここもスキー場手前の坂がなかなか厳しいスキー場だったはずなんですが、全く積雪が無いのでスリップの心配もありません。やっぱり雪不足なんだなと改めて感じました。

ゲレンデの積雪ですが、レストラン前まで流石にしっかりと雪があって良かったです。ただ、天然雪に依存する上部は若干微妙なところがありました。

本日もS9i。時間が無いので簡易ワックスです。

第2ペアリフトとかえでコースは朝から大会で大混雑でしたので、さっさと上部に上がります。こちら第6ペアリフトから降りてちぐさコース方面に向かうところです。

雪質は下部はシャーベット、上部は片栗粉っぽいサクサクとした雪質で思ったより滑りやすくて良かったです。ちぐさコースはこんな感じでしっかり雪もあってとても快適でした。

天気も良くて、景色も良くて、とにかく気持ちのいいゲレンデでした。

これはつつじコースの入口付近です。つつじコースは途中に細くて急な箇所がありますが、この辺に少々積雪が心もとないところがありました。早い段階から雪に土がちらちら混じっていいるのが確認できて、ちょっと気を使うところがありました。

こちらはもくせいコース。この日は圧雪されていて普通の急斜面になっていました。

もくせいコースの落ち込みのところです。ここも中央付近に若干土の気配があって気を使いました。端のほうは雪がたっぷり積もっているので、端のほうを滑るのが正解です。

レストラン周辺は1日中大賑わいでした。日曜日ですからね。

ドリンク券でコーラを飲みながら休憩です。レストランも昼近くなると満席になっていましたが、時間をちょっとずらせば意外に座れて落ち着いて休憩できる感じでした。

上部のコンディションとしては、さすがにしっかりと雪は積もっていた印象を受けましたが、少々厳しい箇所があったなぁというところです。結局、一番安定的に雪が積もっているちぐさコースを滑るのが快適で良かったですね。つつじコースともくせいコースはもうちょっと雪が欲しいかなというところ。

それでも思っていた以上に普通に積雪はあり、ゲレンデもしっかり造られていて、非常に快適なコンディションだったと思います。

午後になって、大会がはじまって、第2リフトの混雑が無くなったのでかえでコースへ。行われていたのは東京都スキー連盟の大会でした。

かえでコースは広くて気持ちの良い一枚バーンで、大会の規制はあったもののそれでも十分気持ちよく滑れました。夕方近くなってくると、上部はアイスバーンも覗いてきてちょっと怖かったですが、全般には雪質も良くて楽しく滑れました。

午後になってくると初級コースのリフトの行列もなくなって、どこでも快適に滑れる感じになってきました。

改めてつつじコースから見える日光白根山です。雲もなく綺麗な青空の一日でした。ただ、日差しは暖かかった一方で、風は案外と冷たくて、若干服装に悩む気候でした。結局、お昼休憩時に一枚ミドラーを追加してしまいました。一方で雪質的には春っぽい雪質になっていた感じです。

この日は15時30頃に上がりました。かえでコース飛ばしていたら膝が痛くなってきてしまったので、ここで終了です。案外とかえでコースはボコボコしていて体にはあまりよろしくなかったようで。

整地、外足荷重の練習

この日の練習メニューは整地です。ききょうコースに天然っぽいコブは見えたのですが、先日のクラッシュで右腕がまだ痛くてコブに入る気力も無かったので整地で外脚荷重の練習をしました。

基本はプルークで、足首に緊張感を保ちながら、足首でインエッジを立てる動作を確認しました。最近ずらしの意識が強くて、あまりエッジを立てる動作をしていなかったので、あえてエッジを強く立てて、荷重をかける練習をしました。

その後は片足スキーから外向を意識したターンの練習を繰り返していました。結果として、かなり外スキーで雪面を削るターンができるようになっていた印象です。練習の過程で、いわゆる「フラミンゴターン」が全く難なくできるようになっていたのには驚きました。ただ、なんとなく左足での片足ターンにまだ荷重時の違和感があって、ちょっと研究が要るかなぁというところです。

全体には、前回検定で失敗した、外向の作り方がかなりしっかり出来てきた気がします。

一方で、先日クラッシュで痛めた右腕がまだ痛くて、ストックを振るのに違和感がある状態なので、こちらの回復が優先かなぁと感じています。この日はとにかく練習が捗って良かったです。

温泉は再び「しゃくなげの湯」へ、そして夕食難民化

ちょっと膝も痛くなったので温泉へ。練習で疲れてしまい、もはや温泉を選ぶ思考力もなく、惰性で「しゃくなげの湯」へ行きました。

何も考えていなかったわけではなく、日曜日だし、多少混んでいてもなんとかなる施設に行きたくて、ここにしました。あと、ちょっとこの日は昭和インターから帰るルートについて確認したいことがあったというのも一つあります。

駐車場には余裕があったので、もしやそんなに混んでないかな、と期待したのですが、やっぱり混雑していました。それでもしっかり汗を流して温まることが出来て良かったです。JAF割も使えるし、良い施設だと思います。

帰りは昭和インターから関越道へ。しゃくなげの湯から昭和インターへは、「望郷ライン」で行くのが早いと思うのですが、これまでもナビの案内に従うと望郷ラインより一本赤城山寄りの道を案内されていたような気がして、今回改めて望郷ラインを走って見たかったんですよね。結果、やっぱり望郷ラインのほうが速いことが分かったので、次回以降はこっちを走ることにしたいと思いました。

さて、日曜日の帰路の関越道はやっぱり渋滞するんですよね。この日もあちこちで渋滞にはまりながら帰ることになってしまいました。渋滞の中でさらに追突事故が起きていたりして、ああ、日曜日の関越道だなぁと感じたり。加えて、時間的に18時〜20時頃に関越道を走っていたこともあり、SA/PAはどこも大混雑で、結局夕食を取ることができませんでした。

ちょっと想定外だったのが寄居PA上りです。ここはフードコートとセブンイレブンが入っているPAなんですが、なんと自販機が無いんですね。コンビニが24時間営業なので不要という判断なのかもしれませんが、丁度観光バスが休憩で入ったタイミングで、コンビニのレジの行列が店内をグルっと回る状況に当たってしまい、結局何も買えませんでした。せめて自販機は欲しかったです。

夕食は取れませんでしたが、Pasar三芳の「鐘の木」で焼き芋ソフトクリームを頂きました。久々の焼き芋ソフトクリームは変わらず美味しかったです。

その後は環八、第三京浜を走って横浜まで帰ってきました。

結局夕食はなか卯の鶏から丼になりました。安定した美味しさです。

日曜日、混んでいても快適なかたしな高原スキー場は健在だった

以上、シーズン初のかたしな高原スキー場は大会も行われていて大混雑だったけど、やっぱりリフト待ちの殆ど無い快適なゲレンデだった話でした。とにかく、第6ペアリフトか第3ペアリフトを回していればなんとかなります。ただ、上部のコースは一部雪が薄いところがあったのが惜しかったです。もうひと降りってところなんですかね。惜しいです。

ただ、全体的にはゲレンデには雪がたっぷりあって良かったです。とくにかえでコースは大会が行われていることもあって、しっかり仕上げられていた印象です。今回はちょっと本調子じゃないところもあったのですが、それでも十分楽しめたので、次回はまたもう少し雪が積もったら滑りに行きたいと思います。

そしてやはり、かたしな高原スキー場を滑るならMMC会員登録はすべきだと思います。ただ、1回で元を取れる費用感ではないので、数回はかたしな高原スキー場を滑る必要があります。平日パックを使えたら一気にお得感が上がると思います。個人的には、スキーヤーなら通っても良いスキー場だと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました