かたしな高原スキー場の旅。いきなり春のコンディション。検定対策レッスンを受講してみた件。

スキー

2週間ぶりのスキーツアー。かたしな高原スキー場へ行きました。今回の目的は、前回、中途半端な感じで受験した1級検定について、もうちょっとしっかり準備をして臨んでみたいな、というところです。検定前日の土曜日には対策レッスンもあるので、これを受けて、検定を受けて、一旦、現時点での結論を得たいな、という気持ちでゲレンデへ向かいました。

かたしな高原スキー場で結論を得るスキーツアーへ

2023年3月11日土曜日です。もう3月、完全に春スキーシーズンに入ってきました。しかも今年は積雪量が少なかった地域が多く、なんとなくシーズン終了も早まりそうな予感がします。

ところで、そんなスキーシーズンも闌の3月の最初の週末、なんと私は体調を崩して滑りに行くことができませんでした。原因は花粉症です。元々花粉症持ちではあったのですが、今年の3月は例年になく飛散量が酷いということで、鼻詰まりに収まらず微熱や咳も出て寝込んでしまう事態になってしまいました。もしや感染症にでもかかったか?と思ったのですが、そうではなかったようです。その後も咳が続いて眠れない日々が続いたのですが、市販薬を使ってなんとか症状は緩和されました。

スキーシーズンの貴重な週末を無駄にしないために、インフルエンザ予防接種など対策は万全のつもりだったのですが、花粉症でここまでやられるのは完全に想定外でした。来年からは早めに市販薬使うようにしようかな、と思いました。

閑話休題、そんなわけで、2023年3月としては初スキーです。先週滑れなかったので、今週は週末2日滑ることにしました。行き先については、日曜日に検定が行われるかたしな高原スキー場に行くことにしました。

先々週、2月23日にふと検定を受けて合格出来なかったのですが、決して悪い点数ではなかったこと、また前回はいろいろ準備不足で臨んでしまったこともあり、自分の中で未だ結論に至ってないような、そんな歯切れの悪い感じが残っていたんですよね。今回は、合否は別として、この歯切れの悪い感じを解消して、次に進んでいける状態になりたいなぁというところです。何事も結論を出して前に進みたいな、と。

3月11日には検定対策レッスンも行われるようなので、これを受けてみて、3月12日の検定を受けて、今シーズンの検定チャレンジとしてはこれで終わりにしようと、そんなつもりのスキーツアーです。

春スキーシーズン恒例、阿鼻叫喚の関越道渋滞

出発はいつになく早めの4:10頃です。咳が酷くて目が覚めてしまい眠れなくなったという、あまり良くない状況ではあるのですが、その分早く布団に入っているので、思いのほか体調は良好でした。春スキーシーズンって案外と道路混雜するんですよねー。しかもこの時期、ゴルフ場に向かう人たちも居るので、さらに混むという。この日は環八もなんとなく車は多かった印象で、あやうく高井戸で軽い渋滞にはまってちょっと嫌な予感がしていました。

そして、阿鼻叫喚の関越道。ちなみにこの日、ニュースで確認すると最大で下り35kmくらい渋滞したらしいです。

早く出発してて良かったです。それでも渋滞の始まるタイミングには多少被ってしまい、鶴ヶ島インター付近の事故を起因として川越付近からノロノロ運転、鶴ヶ島JCT付近では渋滞にはまってしまいました。それでもなんとか20分くらいで抜けられたのでタイミング的にはラッキーでした。その後も関越道はずーっとノロノロ、軽い渋滞が続く状況でした。やっぱり春です。

この状況で休憩を取る時間もなくて、結局、道の駅尾瀬かたしなまでノンストップ、3時間以上ぶっ通しで運転してしまいました。

完全に春の景色です。駐車場もそれなりに車は入っていました。やっぱり混んでるかなーという予感はしました。

それでも関越道以外はそれなりに流れていたため、結局8時過ぎにはかたしな高原スキー場に到着できました。比較的ゲレンデに近いところに停められたのでラッキーだったかもしれません。

ゲレンデは完全に春・・・・もうコースクローズも近そう・・・

ゲレンデは完全に春雪でした。

ちなみにこの日は「カンダハーカップ」やってましたね。

今回もARC Conviction。そういえばメイン板も修理から帰ってきているのでそろそろ復帰したいところです。雪質はご覧の通りのザラメです。

毎度おなじみMMCの一日券です。結局今シーズン、かたしな高原スキー場には10回くらい来てしまっています。理由の一つがMMCの会員制度。リフト券割引&週末駐車料金無料、MMC会員向けのプラン(平日ランチパック)もあったり、いろいろメリット多いので、シーズンに数回か来るくらいのつもりでも全然元が取れる良い施策だと思っています。

加えて、チケットはWebで事前購入しておくと、MMC会員ならドリンク券などが貰えます。今回は現地でスマホでチケット購入して、目の前の窓口で発券してもらいました。これでも事前購入ですので。

ゲレンデは完全に春です。前回訪問してから2週間ですが、すっかり季節が進んでしまった印象です。天気は良くて、むしろ暑いくらい。日中温度計で20℃くらいまで上がっているのを確認しました。

お陰でもう雪が減ってしまっており、通常コブコースが作られるかえでコース下部にはもはやコブライン形成は無理な状況です。かなり土が染み出して雪も汚れてきていました。

リフト下は草原です。もう完全に春。でもまだ3月中旬ですので、季節の進みはかなり早い印象です。

ピーカンで天気良かったです。お陰で板が滑りません。ちなみに、ゲレンデはそこまで混雜していませんでした。さすがスキーヤーオンリーです。

これはつつじコースの終盤付近ですが、もはやコースが途切れそうです。コース維持が限界近いところも出てきていました。

上部はまだ雪はそれなりに残っています。天気は良かったし、景色も良かったです。

こちらはもくせいコースの急斜面です。ここは滑る人も少ないためか、まだ多少雪は多めに残っていた印象です。それでも端のほうは薄めな感じがありました。

これは尾根沿いのコースの様子です。こんな感じで土が出ちゃってるところもありましたので、滑る時は要注意な感じでした。

コブラインはつつじコースの入口脇に作られていました。ここはまだ積雪があったので、比較的綺麗なコブができていました。ただ、斜度はかえでコースよりキツい気がしました。この日はコブ作成中で、ポールが立った状態だったので、これが若干邪魔に感じられましたが、コブ自体は非常に綺麗なコブで滑っていて楽しかったです。

スクールの講師の先生方が滑り込んでコブを作っており、しっかり硫安が入れられてガッチリ固まったコブに仕上がっていました。夕方に滑った時はかなり硬くて難しかったです。

検定対策レッスンを受けてみたけど・・・・

さて、この日の目的は「検定対策レッスン」です。あとで結論をまとめますが、おそらくこのレッスンは微妙だったかもしれません。

基本的に検定対策なので、検定の各種目について網羅的に見て指導してもらえます。当然ながら検定当日使用するコースを想定したレッスンになっていますので、試験の予行練習としては有益かな、というところです。

結局、今回、指摘を受けたのは、左外足が踏めていないところでした。前回、検定の事前講習での指摘は抜重でしたが、それを抑えたところで、今度は左外足です。関連して、内倒、左足伸ばしすぎ、押し込む位置が後ろ過ぎ、など指摘されましたが、総じて、左外足に重みが与えられていないと、ここを指摘されました。

意識するポイントなど指導してもらいましたが・・・・うーん、やっぱりこれを検定前日に受けても、補正は間に合わないなぁというのが正直なところで、やっぱり検定対策でレッスンを受けるのは微妙だったかもしれない、というのが実際受けてみた私の率直な感想です。

小回りやコブなども指導を受けました。コブについては、滑り切れるなら加点要素を目指すなどしたほうが良いということで、コツを教えてもらえましたが、これもすぐに身につくものではないです。ちなみに、この日も初見でコブは完走できていますので、完全に滑れていると思います。これだけは確実な成果です。

結局、検定対策レッスンを検定の前に受けても時既に遅し、となるのが関の山であることが良く分かりました(苦笑)。つまり。検定の事前講習も、検定対策レッスンも、検定直前に受けて何か指摘されてもどうにもならないので、技術向上を目的とするなら、検定の日程とは別に設定しておいたほうが良いよ、ということです。

当たり前っぽい話なんですがね、なんとなく、これが良いように思っている私のような人も居ると思うので、気をつけたほうが良いです。実力を伸ばすなら、検定をターゲットにしないほうが良くて、検定はあくまで通過点と考えたほうが良い。これを明確に理解することができました。

加えていうなら、検定対策レッスンは検定科目を網羅することを前提に組まれてしまうので、課題克服などにはプログラム的に向いていません。この点も要注意です。

で、結局そんな状態だけど、検定、受けるの?って悩むところはあったのですが、やっぱり受けよう、っていう気持ちになりました。検定のためにコブラインをスクールの先生方が作っているのも見てしまったので、検定を受けて、とにかく結果を明らかにしたほうが良いな、と思いました。初志貫徹です。

お金の無駄じゃないか、という声もあるかと思いますが、まあチャレンジです。

春スキーは帰りも混んでいた

結局、コースクローズまで滑り込んで終了しました。春のコンディションということで、板も結構汚れてしまったのですが、スプレーワックスをしっかり塗り込んで汚れ落としをしました。スプレーワックスの汚れ落とし効果は強力です。

すっかり汗だくになったので温泉へ。時期的にも時間的にも混みそうだったので、混んでいてもなんとかなりそうなしゃくなげの湯へ行きました。

特に根拠は無いんですが、ここの施設も混んでいてもなんとかなる施設の一つだと思っています。駐車場が結構いっぱいでしたが、なんとか入ることができました。

館内も案の定、混雜していて落ち着かない雰囲気ではありましたが、洗い場待ちはなく、一応湯船に浸かって暖まることはできたので良かったです。帰り際、さらに混雜して駐車待ちの車が発生していたので、まだ自分が入った時間は混雜のピークではなかったようで、ラッキーだったのかもしれません。

その後、関越道へ。この日は赤城高原SAでどうしてもはちみつソフトクリームが食べたかったのです。

駐車場は思ったほど混雜していませんでしたが、さすがに空きスペースは少ない感じでした。

はちみつがたっぷりかかったはちみつソフトクリームです。疲れた体にはこれが一番です。とにかく甘くて美味しかったです。

その後ですが、この日は毎度おなじみ、渋川にステイして翌日も滑ります。そこで、夕食というか、この日初のまともな食事として、渋川のかつやで「鶏だんごとチキンカツの合い盛り定食」を頂きました。

これ鶏だんごがフライになっていて、要するに軟骨入りチキンメンチボール、なんですよね。熱々でとても美味しかったです。

その後は渋川伊香保のルートインホテルへ。

写真は翌朝のものです。ここはスキーに行くのに便利なのでいつも使ってしまうのですが、この日はさすがに混んでいて喫煙ルームしか予約が取れませんでした。喫煙ルームはタバコの匂いが服に付くので嬉しくないのですがね、仕方ないです。

泊まりツアーは家まで運転せずに済むのはやっぱり楽で良いですねー。

ゲレンデコンディション厳しめの春、検定対策は計画的に

以上、2週間ぶりのスキーツアーでかたしな高原スキー場へ行って検定対策レッスンを受けた話でした。検定対策はやっぱり計画的にやらないといけないなぁと思いました。まあでも結論を出すことは大事ですので、今回は初志貫徹で頑張っていこうと思いました。

懸念されたゲレンデコンディションは、やはりかなり厳しめで、既にコースが維持できなそうなところも見受けられ、積雪が少ない、標高が低いスキー場はそろそろ滑れるコースが限られ、場合によってはクローズも見えてくる状況かなと思いました。今年は春の訪れが早いです。結局暖冬だったのかなぁと思います。

最近、毎年春はGWまで滑る私ですが、今年はいつまで滑れるか、シーズン終盤を迎え悶々とするのでした。

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