上越国際スキー場の旅。2022年滑り納めは通い慣れた上国ナイター。湿り雪でグチャグチャ。

スキー

さて、2022年ももうすぐ終わりという12月30日、最後の滑り納めは上国ナイターです。ナイターのルーティーンの確認の意味も込めて、毎年何度か訪問する上国へナイターで滑りに行ってみました。天気が悪かったのが惜しいところですが、やりたいことはやりきった感じがして満足です。

2022年の滑り納めは、上国へ行ってみよう

2022年12月30日。2022年も残す所あと2日という年末、今年もこれで滑り納めということで、上国ナイターへ行くことにしました。ナイターじゃなくても良かったのですが、ちょっと疲れが溜まっている感じがあったのと、ナイターを滑りに行くルーティーンの確認も行いたかったため、ナイターにしました。

上国もしばらくは雪不足と言われていたのですが、年末になってついに大沢ゲレンデも開放され、全面滑走可能となったようです。だったら朝から一日滑っても良いかなーとギリギリまで悩んだのですが、ここは初志貫徹、まずはナイターで。1月になったらまた上国は行きたいと思っています。

もう一つ、ナイターにしたかった理由として、年末年始は高速道路の休日割引が効かないため、というのがあります。どうしても割高になるので、帰りは深夜割引が使いやすいナイターが嬉しいわけです。とは言うものの、私はETCマイレージはフル活用しているので、あまり気にしなくても良いのかもしれませんが。

ナイターの鬼門、日中の移動はやはり時間がかかる

出発は12:30です。ナイター開始が17時なのにこんな早く出発する理由は、途中で食事を取りたいのと、日中しかも年末ということで道路の混雑状況が読めないためです。案の定、関越に乗るまで1時間以上かかってしまいました。30日とはいえまだ大型車も多く、都内は車が多い印象でした。

関越道に入るとしばらくはスイスイと流れていたのですが、途中からちょっと車が詰まった感じになってきました。時期的には帰省ラッシュに当たるので、まあ混んでいることは想定されたわけですが、やっぱり時間読みが難しいです。

昼食の選択肢としては嵐山、寄居、そして駒寄の3つのPAのフードコードが定番です。今回は寄居にしてみました。それぞれPAごとに展開されている地元食材のメニューが目的です。

今回は「深谷ねぎ塩だれ豚丼」です。豚肉より深谷ねぎのほうに存在感がある豚丼です。ねぎの甘みと塩だれの味の相性が良く、とても美味しかったです。

続いてソフトクリーム。今回は無難に上里SAへ。

バニラソフトクリームです。おそらく2022年のソフトクリーム納めかな。特にどこかの牧場の牛乳を使っているとか表示はありませんでしたが、ふわっとした触感が生クリーム感があってとても美味しかったです。

ここからは一気に塩沢石打SAを目指します。途中、関越トンネル手前、水上インターチェンジから冬タイヤ規制でしたが、特にチェックも無く、関越トンネル手前ではまだ路面にも積雪はありませんでした。

関越トンネルを抜けると、土樽PAで全車流入規制です。特にタイヤチェックはされていませんでした。関越トンネルから先は雪が降っており、追い越し車線はほぼ積雪路という状態の典型的な路面状況です。ああ、冬の越後湯沢に着たんだな、という、なんとも言えない懐かしさを覚えました。

塩沢石打SA到着は16時頃です。結果的には予想より早く到着したのですが、これくらい時間に余裕があるほうが安心です。ナイターでスキー場を訪問する際は、あまり早く行き過ぎても駐車場に入れてもらえなかったりするので、タイミングが難しいのです(苦笑)。

しかし天気悪いです。視界が悪そうだなぁと懸念していたのですが、実は問題はそこではなかった・・・。

16:30過ぎに塩沢石打SAを出て、上越国際スキー場駅を目指します。案外インターからは距離があるのでここも注意が必要です。しかしながら17号含め路面には積雪もなく、スムースに走ることができて、スキー場到着は16:45頃です。想定通りANNEX前駐車場に余裕で入ることができました。

ゲレンデは湿り雪、なかなかのバッドコンディション

準備をしてゲレンデへ向かったのですが、とにかく天気が悪いです。湿り雪がシンシンと降っています。風がなく温かいのが救いではあるのですが、その分、雪が重く、ウェアもグローブも濡れてグショグショになってしまいました。

ナイター券は単体だと1500円です。近年の上国は一日券が「ロング一日券」になっていて、でナイターまで滑れるようになっているため、単体でナイター券を購入する人は少ないように感じます。ただ、1500円で21時まで滑れる上国のナイターはなかなか優秀だと個人的には思っています。だから通ってしまうわけで。

この日もATOMIC REDSTER X9i WBです。前回の反省を踏まえ、この日は明確に練習を目的として滑りに臨みました。

天候は雪です。シンシンと降っています。いや、かなりゴン降りです。

相変わらずANNEXの照明は綺麗です。ナイター映えします。

リフトで長峰ゲレンデを目指します。積雪などのコンディションはいつもこのリフト下の積雪量が目安になるのですが、今年はやっぱりまだ少なそうな印象です。とはいえ、この日は凄い降ってましたが。

到着しました。ナイターの長峰ゲレンデです。毎シーズン、ここに来ると、なんだかシーズン始まったんだなぁと実感する景色です。雪がますます激しく降っています。しかも大粒の湿り雪で、どんどんとウェアやグローブが濡れてきます。こんなコンディションは久々です。

霧も出ていて景色も見えません。っていうか気温が高いから霧が出てるんですね。凄い天気です。

風がないのが救いではあるのですが、ウェアは濡れます。

ゲレンデコンディションは、基本は新雪の圧雪ゲレンデで固く締まっていて、どちらかといえば滑りやすい状況だったかなと思います。ただこれは湿り雪が踏み固められた硬さなので、とにかく重くて、多少でも凹凸があると想像以上に板を取られるという状態でした。

ANNEXに休憩に降りてきましたが、天候が回復する気配など一切なく、とにかくゴン降りが続くナイターでした。

非圧雪のところは、入っている人を見ると下手すると腰くらいまでうまりそうな箇所もあったようです。確かに、それくらい降っている印象です。

晴れていれば夜景が結構綺麗な長峰ゲレンデですが、この日は景色もほぼ見えず。とにかく天気悪かったです。

この頃になると、ウェアもグローブもグチョグチョになり、水分を吸った重みを感じられるレベルになっていました。手袋は一度外すと濡れているため付け直すのが困難で、これ以降、ゲレンデで写真を取れなくなってしまいました。なので、これが最後の写真です。

ただ、ゲレンデコンディション自体は悪くなかったので、クローズ直前まで滑りきってしまいました。滑り心地もとても気持ちよかったし、相変わらず上国ナイターは滑っている人が多くて賑わっていて良かったです。この辺も上国ナイターの魅力ですね。

片付けをしていたら駐車場でも最後のほうになってしまい、ANNEXの照明も消えてしまいました。最後までとても楽しく滑れて良かったです。やっぱり上国ナイターは良いです。

シーズン5日目にして再度基礎練習

今回上国ナイターに来た目的は明確に基礎練習です。前回、尾瀬岩鞍で思った以上に滑れていないことが分かったので、とにかく基本から練習しなおさないといかんなと思い、やり直しです。

この、シーズン5日目あたりで、思った以上に滑れていないことを感じて基礎練習をやりなおすって、案外ハマっている人は多いような噂を聞きましたが、気持ちが非常に良く分かりました。

プルークボーゲンで改めてポジションを確認して、ゆっくりとした中速ターンで荷重を確認しながら何度も繰り返し滑りまくりました。意識するのは足首の緊張感と、ピボット操作です。ゆっくりと溜めというか、ニュートラルポジションにしっかり時間を使って丁寧にターンを組み立てていく・・・っていうのをいろんな斜面で練習しました。

結果、ターンを早く行おうとすると、谷足側に荷重が残りがちなことがあることが分かりました。思っていたよりもターンに時間をかけたほうが、むしろ安定して動くことができるのが分かってきたので、これを身につけて行きたいなと思いました。

終盤は気持ちよく滑ることもできたし、満足です。

上国ナイターの後といえばユングパルナス

すっかり濡れて体も冷え切ってしまったので、温泉に向かいました。上国ナイターといえば、ユングパルナスです。

トップシーズンだとかなり混雑していることもある施設ですが、この時期まだまだ余裕があり、露天風呂はほぼ貸し切り状態でした。外国から来られている方も多く見受けられ、さすが世界の越後湯沢だなぁとふと思いました。

内湯が温度が高くて最初入る時辛いのですが、結果とても温まります。やっぱりユングパルナス良いです。今回もJAF割で100円引きで入りました。お風呂は空いていたのですが、休憩所がちょっと混んでいて落ち着かなかったので、とっとと退散することにしました。

越後湯沢の夜の路面状態ですが、流石にこの天候ですので、比較どこも消雪パイプが動いていて、交差点などには積雪はありませんでした。ただ、夜になって気温が下がってきたこともあり、所々積雪が始まっている箇所もあるような感じでした。

赤城高原SAで塩タンメン

お腹も空いたので、その後、赤城高原SAで「野菜たっぷり塩タンメン」を頂きました。

時刻はもう0時を回っていましたが、食事をする人もパラパラと絶えない感じでしたね。

ナイター帰りに何故か食べたくなる塩タンメンです。野菜がシャキシャキとして、暖かくて美味しかったです。

なんとか深夜割で帰れた

ETC深夜割引を使うには、0時から4時の間に高速道路に乗るか降りるか、料金所を通過しなければなりません。ナイター帰り、疲れてしまい、SA/PAで仮眠を取ってしまうと、なんと4時までに練馬にたどり着かないことがあるので、これ要注意なのですが、今回は無事、3時頃に練馬を出ることができ、深夜割を使うことができました。

眠気を飛ばすためにカフェインをいろいろ摂ってしまったため、その後眠れず逆に辛かったのも、ナイターあるあるです。

そしてグショグショになったウェアと手袋ですが、ウェアのほうは案外と素早くカラッと乾いてくれたのですが、手袋はしっかり水気を吸っており、絞ると水が滴るような状況でした。車からおろして部屋で干しておいたら翌日には乾いてくれたので良かったです。

上国ナイターはやっぱり良いです

以上、2022年滑り納めとして、上国ナイターへ行った話でした。天気は悪かったですが、いろいろ練習できて良かったです。上国ナイターは変わらず賑わっていて、雰囲気も良いので、是非また滑りに行きたいなと思っています。次回は是非、天気が良くて夜景が良く見えるゲレンデを滑りたいなと思っています。むしろナイターはキーンと締まるような寒さも魅力なので、次回はもっと寒くても良いです。

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