再び、Amazonでスキーチューンナップを買ってみました。何を言っているかというと、Amazonではスキーチューンナップしてくれるサービスを売ってるんです。宅配便でスキーを送ると、チューンナップされて返ってくるというお手軽サービス。いろいろ面倒くさがりな人にはオススメですよ。
今回は2回めの利用です。ちょっと豪華に「ワックスフューチャー」付けてみました。
4年ぶり2度目、Amazonでスキーチューンナップ!
そろそろ9月も終わり、ということで、スキーシーズンの足音も聞こえてくる頃。巷では、どこのスキー場が今シーズン営業するとかしないとか、シーズン券が高いとか安いとか、早割だーとか、いろいろと騒がしくなってくる時期です。
我が家でもスキーシーズンに向けた準備を始めようと、まずはスキー板をチューンナップに出すことにしました。実は昨シーズン購入した新しい板も、初期チューンナップかけずに滑っちゃってたんですよね。というわけで、今回はしっかりチューンナップしたいなーと考えていました。
スキーチューンナップはスキーショップやスポーツ用品店で行っているところもあるのですが、意外に近くにショップが無いし(スキーを取り扱うお店がそもそも減っているという事情もあります)、スキー板をお店に持ち込むのもなかなかに手間です。
そこで、以前Amazonで見つけて使ってみたらすこぶる便利だった宅配チューンナップを今回も利用してみました。
前回は4年前に一度この「波と雪の製作所」(ジョーンズインタースポーツ株式会社)のサービスをお願いしています。今回もこちらをお願いしてみることにしました。
まずはオーダー。今回は「ワックスフューチャー」を追加してみた。
早速、購入です。Amazonのサイトで売っている「スキーチューンナップ」を購入すればOKです。オプションとして、エッジの角度(89度・88度)、仕上げの状態(滑走用にブラシング・保管用にワックス仕上げ)、そして「ワックスフューチャー」などの条件を選ぶことができます。
前回はスタンダードなメニューを選んだのですが、今回はせっかくなので「ワックスフューチャー」をお願いしてみることにしました。
前回同様、今回も2本チューンナップをお願いするため、梱包ケース・着払い状付きのものと無しのものを1セットづつオーダーします。これで2本分の発送キットと大きな段ボール箱が送られてくるという仕組みです。
届いた段ボール箱に梱包、伝票を用意
2日ほどでダンボールなど発送に必要なものが一式送られてきます。結構でかいです。
実体はダンボールとスキーを入れるビニール袋、そして発送・返送用の伝票に板に貼り付ける作業指示書、って感じですね。
意外にこれを自分で一式揃えようとすると面倒なので、まとめてオーダーできるのは良いですね。
送付は西濃運輸、返送はゆうパックです。前回も同じだったと思います。指示書はチューンナップを依頼する板の本数分付いてくると思います。
梱包方法や集荷の依頼方法が書かれた説明書が付いてきますので、書かれた通りに準備すればOKです。
ただし、大きな箱にスキー板を詰める作業はなかなか大変な作業になりますので、時間的にも体力的にも余裕があるときに行うのがお勧めです。特に、作業場所の確保が重要だったりします。
今回、チューンナップに出す2本の板です。1本は今年1月の初売りで購入したATOMIC REDSTER X9i WB 2021、もう1本はもう10年以上履いてるATOMIC ARC Conviction。どちらも長さは160cmと短めなため、箱に入れると上下に隙間ができるので緩衝材が必要です。
伝票に住所など必要事項を書き込んで板にセロハンテープで貼り付けました。返送用の伝票も、紛失しないよう「板に貼り付けて」とあったのでこのように貼り付けて準備します。
ビニール袋に入れて完成です。このビニール袋も長めの板でも使えるようかなりオーバーサイズになっています。口は締めないように指示されていますので、これで板の準備は完成です。
続いて箱を組み立てるのですが、とにかくこの箱がでかいです。スキー板が最大で3本まで入るようになっており、長さも210cmくらいあります。これを組み立てるのに広い場所と体力が必要になります。あと、組み立て用のテープは、布テープなどそれなりに強力なものを準備するのがお勧めですね。
箱の中に板を収めます。緩衝材については、今回はAmazonで買い物をした時、緩衝材として入ってきた「紙」をこの時のために大量に保存しておいたので、これを使いました。こういう紙って、便利ですよね。
板を2本入れるときは、2本の間に細長いダンボールの壁を挟んで、上下互い違いに積み重ねる形で入れれればOK。板の長さが箱に対して短いと上下にも隙間ができるのでしっかり緩衝材を入れます。ただ、このダンボール、相当に頑丈ですので、中で多少スキー板が動いても敗れるようなことは無さそうです(ちょっとお高めだし)。
蓋を閉じて梱包完了です。重さは20kg近くなりますので、部屋の壁にぶつけたりしないよう、取り扱いには注意が必要です。
梱包時、ちょっと悩んだポイントは、スキー板を止めるバンドですね。輸送用には複数本付けても良かったかな、と思いました。普段はスキー場への移動時も、スキーケースに入れているため、案外とウチにはスキーを止めるバンドが無かったんです。ちょっとしたときにバンド無いと困るので、安いものでもまとめて買っておこうかな、と思いました。
集荷は電話でもWebでもOKだけど、やっぱり電話が安心
集荷ですが、着払い伝票があるので、西濃運輸に連絡して荷物を取りに来てもらえばOKです。こんな大きな荷物を部屋にあまり置いておきたくも無かったので、とにかく早く取りに来てもらえる方法を優先しようと考えていました。前回はWebでの申込みは翌日以降しか指定できなかったのですが、今回Webを見たら直近当日も指定できるようになっていました。おそらく電話でもWebでもすぐに取りに来てもらえるようです。
でも今回も実績を重視して電話で依頼です。多少、繋がるのに待たされますが、やっぱり電話の確実性は安心感があります。
着払い伝票が有り、梱包済みであることを伝えつつ、住所や連絡先電話番号を伝えればOK。「なるべく早く来て欲しい」が通じるのが電話の良いところです。担当ドライバーから行けるかどうかの確認の連絡が行きます、という形で集荷依頼は終わるのですが、前回同様、今回も連絡はなく、いきなりドライバーの方が集荷に来てくださいました。待ち時間は数時間といったところでした。
そんなわけで、9/28に発送完了です。伝票番号で確認したところ、翌日9/29には到着していたようです。
チューンナップは概ね1週間で完了し返送されてきた
その後、しばらくすると、Amazonの「メッセージセンター」に出品者「波と雪の製作所」から、作業完了&返送完了のお知らせが届きます。今回は10/6 15時頃ですので、1週間くらいでチューンナップは完了したようです。オフシーズンは時間かかるかもと言われていた割には早かった印象です。
送り状番号で追跡すると、翌日にはもう届く予定になっているのが分かります。
ゆうパックで大きな荷物を届ける場合、事前に在宅確認が入るケースがあるのですが、今回も配達員の方から電話が入って在宅確認がありました。そりゃ20kgもある荷物を持ってきて不在は悲しいですからね。
雨の中を大きな荷物を運んでもらってありがとうございます。
こわれものシールが貼ってありました。
仕上がりはさすが良い感じ、シーズンインが楽しみになる
さて、奮発したチューンナップの仕上がりはどうかというと、見た目は良好な感じです。最終的にはもちろん滑ってみないと分かりませんが、自分がDIYでワックスかけたのとは当然ながら出来が違うのが分かります。
期待しつつ開封です。
ワックス&ブラシングをオーダーしたので、多少ワックスのカスが付着していたのが気になりましたが、まあこれは多少は仕方ないかなというところです。
REDSTER X9iの仕上がり具合。綺麗にストラクチャーが入っており、ワックスもしっかりと入っている感じがします。エッジも綺麗になっており良い感じです。当然ながらDIYじゃ出来ない仕上がりです。結構白くなっていた滑走面のサイド部分も黒々と復活しています。素晴らしいです。
続いてConviction。こちらもピカピカの滑走面になっています。綺麗です。
傷になっていたところもリペアされており、真っ白に毛羽立っていた滑走面のサイド部分も綺麗に復活しています。
ワックスフィーチャーの効果については、見た目で違いが分かるものではなく、ワックスの持ちや滑走性で違いが分かるかな、と期待しています。
Amazonのチューンナップは今回も楽で良かった
以上、Amazonでスキーチューンナップをやってみた話でした。今回は2回目の利用で、奮発してワックスフィーチャーまでかけてみました。
ワックスフィーチャーの効果は実際滑って持ちなど見ないと分からないところですが、チューンナップから返ってきた滑走面の仕上がりはとにかく綺麗で、滑走性も高そうに感じます。これはDIYじゃできない仕上がりです。早く滑りに行きたくなりました。
やっぱり宅配チューンナップは楽で良いです。スキー板をショップまで持っていく必要もないですし、梱包材や伝票など一式送られてくるので手続きも簡単です。細かなオーダーをしたい場合は難しいかもしれませんが、一般的なニーズを満たす高いクオリティのチューンナップとして、このサービスはとても有益だと思います。またリピートしたいなと思っています。
スキーやボードを持っているけど、これまでチューンナップを試したことが無い人にもお勧めです。決してチューンナップは安くないのですが、間違いなくスキーやボードの状態は良くなります。まずはお手軽にオーダーできる、こういった通販チューンナップを試してみるのも悪くないと思いますよ。
早くスキーに行きたくなりますねー。
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