湯の丸スキー場の旅。ピーカンの最高のスキー日和。だが第一ゲレンデは遠かった。

スキー

最近は毎シーズン訪問している湯の丸スキー場へ今年も行ってみました。天気良くて雪質も良くてコンディションは最高、景色も最高でした。そして以前から気になっていた「第一ゲレンデ」を初めて滑ってみました。確かに良い急斜面なのは認めるとして、ちょっと移動コスト高すぎなので、最適解を模索したいところです。

そうだ湯の丸スキー場へ行こう

2022年1月22日。1月も下旬に差し掛かり、スキーシーズン真っ只中、まさにトップシーズンの頃合いとなってきました。この時期行きたくなるスキー場といえば、湯の丸スキー場です。この週末はちょうど天候も回復しそうだったので行ってみることにしました。

今回の目的はズバリ「第一ゲレンデ」です。過去3回ほど湯の丸スキー場には訪問しているのですが、一度も「第一ゲレンデ」を滑ったことが無いんですよね。今回こそは滑ってみようと心に決めて滑りに行ってみました。

朝からトップシーズンらしい混雑だがスキー場はいつもどおり

出発は4:40前くらいです。横浜から第三京浜、環八通りを走って練馬へ向いました。この日は混んでましたね。久々に練馬から関越道に載るまで1時間くらいかかっちゃいました。まあトップシーズンだとこれくらいの混雑はありえるレベルではあるんですが、最近ここまの混雑を経験していなかったので若干焦りました。

関越道も混んでました。まさにトップシーズンの関越道の感じ。全体に車が多く、スピードが出せない緊張感が続く、あの感じです。当然ながら川越から鶴ヶ島、高坂、そして嵐山界隈と、混雑ポイントでは渋滞に近い状況がポロポロと発生していました。

こちらは6時過ぎということで、私が走り抜けた後の状況ですが、トップシーズンの関越道はやっぱりこうなんだわな。ちなみに私が通過したのは5:30前でしたが、高坂の手前で事故が起きていました。通過したときはもう路肩で事故処理をしている状況でしたが、止まっていた車を見るとやはり追突だったようです。

真面目にこの時期の朝の関越道は緊張感持って運転しないと事故ります。車が詰まっているのでちょっとしたことでいきなり速度ゼロになる渋滞が発生します。むしろ追い越し車線でこの状況は発生することが多く、当然ながら追突のリスクも大きいです。覚えておきましょう。

上信越道に入れば流石に車も減ってそこからはスイスイと流れていました。

この日も甘楽PAでワンストップです。

どこのSA/PAとも車は結構入ってましたね。トップシーズンらしい風景です。

今回は小諸インターで降りて湯の丸高原へ登っていきました。比較的積雪は少なかった印象で、湯の丸高原もかなり登ったところから凍結路になっていました。湯の丸高原は流石に寒いようで、最後はほぼ圧雪、凍結路です。いつ来ても思いますが、やっぱり湯の丸は道路環境厳しいです。

さて、この日は「第一ゲレンデ」に行きたいので、駐車場をどこにしようか一瞬悩みましたが、面倒くさいのでいつもどおりまずは第6リフト下の第6駐車場へ入りました。気になる混雑具合ですが、到着時点でいつもどおりP6はほぼ空っぽという感じだったので、混雑具合もいつもどおりかなーというのがファ=ストインプレッションでした。

到着は8時前。結果、いつもどおりです。気温は-9℃となっていますが、おそらく実際は-10℃以下だったかなと思います。やっぱり寒いですが、風が無かったのでそこまで寒さは感じませんでした。

雲ひとつ無い青空です。ピーカンです。もう朝の段階で、この日は最高に楽しいんじゃないかって、良い予感を感じました。

最高のコンディションの湯の丸スキー場

湯の丸スキー場は晴れていれば勝ちです(持論)。ただ、やっぱり寒い。気温は相当低かったと思います。一方で、今回はユニクロのフリースをミドルレイヤーに着ていたのと、あと日差しがあるので体感的にはそこまで寒さは感じませんでした。

リフト券売り場へGo。リフトは8時から動いており、ファーストトラック狙いの人たちの行列もそういえば見えました。

今回も食事券付き一日券にしました。なんせこのチケット、1日券が4300円のところ、4500円で1000円分の昼食券が付くという若干バグった仕様なので、使わないと損です。それだけゲレ食を食べてほしいということなんでしょう。

朝イチの高速リフト、第6ゲレンデです。ピシッとピステ入ってて良いコンディションです。雪は新雪っぽい感じ。気温が低いので降った雪がヘタってない感じです。

第6ゲレンデ朝イチです。景色最高です。ゲレンデも適度な柔らかさと整地の硬さとがバランスしていて最高に滑りやすいコンディションでした。

そういえば林間コースも開いていたので滑ってみました。結構しっかり雪が積もっています。やはり今年は雪が多いようです。

第6コースをしばらく滑ったので、第3コースへ移動です。この辺のコースが比較的斜度も適度で練習には丁度いいコースが広がっているところですね。湯の丸スキー場はこの辺が楽しいです。

第3ゲレンデのトップからは第一ゲレンデもしっかり見えます。やっぱり遠いよなぁ・・・と改めて思うのでした。そしてピーカン。雲ひとつありません。最高です。

そしてこれが第4ゲレンデです。この幅広感と開放感が最高のコースですね。下の方がペタンとしていますので、ちょっと凝った練習も可能。この日もこの第4コースをガンガン滑りまくりました。楽しすぎです。

昼食は混雑を避けて早めの11時頃。ペアでソースカツ丼を頂きました。ぴったり1000円なので昼食券で頂けます。個人的に駐車場は第6駐車場が、レストランはこのペアが空いている印象があり、この辺を中心に滑るのが湯の丸スキー場の基本パターンとなっています。

日中です。日差しが暖かいですが、気温はさほど上がらず気持ちのいいゲレンデコンディションでした。しかも空いています。もっと混雑するかと思っていたのですが、湯の丸スキー場としてはいつもの週末の感じだったと思いますね。

移動ついでにファミリーコースの状況ですが、たしかにここは人がそれなりに多かった印象です。それでもリフト待ちが常にあるような状態では無かったと思います。みんな気持ちよさそうにスキーを楽しんでました。

改めて第6ゲレンデへ戻ってきました。タイミングによっては人が詰まることもありましたが、概ね空いていました。

本当に景色が綺麗で良かったです。最高のコンディションでした。

本日のお題、第一ゲレンデへ

さて、第2ゲレンデから第6ゲレンデという、湯の丸スキー場のメインエリアは滑り尽くしたので、今回の目的、第一ゲレンデへと移動しました。

そもそもどうやって移動すれば良いのか?がさっぱりわからないので、今回は思い切って車を動かしました。第6駐車場から第二駐車場へ移動です。ブーツ脱いだりスキー積んだりなかなかに大変でした。やっぱりどう足掻いても移動で30分は掛かってしまいます。むむむ。。。

さらに、どうせ空いてるだろうと思って入った第二駐車場が予想外に混んでいて、車を停める場所を探すのにちょっと手間取ってしまいました。満車ってほどでもなく、停める場所はそれなりに空いていたのですが、昼過ぎだし、もっと駐車に余裕があるんじゃないかと思っていたところ、予想に反して車が多く停まっていて若干焦ってしまいました。

やっと到着しました。第一ゲレンデです。ポールバーンが展開されていてどこかのチームが練習していました。その付添の方と思われるギャラリーの方も見受けられ、ちょっと雰囲気の違いを感じました。

っていうか第一ゲレンデって初めて来たので勝手が分からないっていうか、トイレや休憩施設がどこにあるのかがさっぱり分からない・・・。普通はゲレンデの正面にスキーセンターのような建物があるところだと思うのですが、そういうものも見当たらず、ちょっと困ってしまいました。

とりあえずリフトへ。こっちはマジで上級者コースで、コブレーンや非圧雪エリアも見えました。最大斜度は28度で、練習には良さそうです。

第一ゲレンデからは湯の丸スキー場の全景が見渡せます。標高としては第6ゲレンデのトップのほうが高いようです。

第一ゲレンデにはAコースとBコースという2本のコースがあり、Aコースが正面の急斜面です。そしてBコースがこちら。ほぼ誰も滑っていなくて、本当にコース開いているのかな?と不安に思ったのですが、行ってみたら滑れました。こちらはおそらく非圧雪の自然雪コースかな。ちょっと荒れた感じがむしろ個人的には好きな感じの林間コースになっていました。

時が過ぎて、夕闇迫る湯の丸スキー場です。日陰が多くなってきて雪面が見えなくて難しい時間帯です。さらに気温が落ちてゲレンデがボコボコになってきます。

暗くなった第一ゲレンデです。1630のクローズ直前まで結局第一ゲレンデを滑りこんで終了となりました。移動コストが大きいので、戻ることもできず、結局一度来てしまったら滑り続けるしかないと。

さて、今回第一ゲレンデを滑ってみて、率直に感じたところはまずはそこはかとない「アウェー感」ですかね(苦笑)。ポール練習している人たちが居たのもありますが、とにかくトイレや休憩所の仕立てが分からず、若干どうしていいのか分からない不安感がありました。もうちょっと分かりやすい案内が普通はあるんじゃないかなあと思いました。

ただ、コブレーンや不整地などのゲレンデのバリエーションは充実していて、滑るのには良いゲレンデだとは思います。28度という斜度も湯の丸スキー場では最大傾斜だし、本当はもっと簡単に他のゲレンデと行き来できたら嬉しいところなんですがね。惜しいです。

とりあえず、今回は第一ゲレンデを滑ってみることができたので満足です。ただ、最適な移動パターンはやっぱりよく分かりませんでした。

帰りは「くるみソフトクリーム」から

1630まで滑り倒してしまい、そこから帰り支度をして湯の丸高原を後にしました。すっかり日が暮れてしまい、道路も凍結気味だったので運転にはちょっと気を使いました。

ここからは湯の丸スキー場からの帰りのルーティーンです。まずは道の駅雷電くるみの里へ。

ここは湯の丸高原の登り口にあたるので、朝休憩によっても良いかなと思いました。

くるみソフトクリームです。くるみの風味が感じられるミルクソフトクリームです。とてもおいしかったです。

ちなみに、あとで気づくことですが・・・ここで食事しておくんだった・・・

温泉は「権現の湯」へ

ここからちょっと回り道して立科の「権現の湯」へ寄りました。

妙に派手なイルミネーションが毎度謎です。

謎です。

温泉は相変わらずのさっぱりした熱いお湯でとても気持ち良かったです。貸切状態とまでは行きませんでしたが、とても空いていて良かったです。

帰りも渋滞なく順調な道のりだったが・・・

ソフトクリームも食べて温泉も入ったので、帰路に着きました。そこかのSAかPAで夕食を取りたいなぁと思いつつ、上信越道から関越道へ向いました。道中、特に渋滞も見えず、道はとても空いていて快適なドライブでした。

が・・・

ららん藤岡のイルミネーションは相変わらず派手で綺麗です。

結論から言うと、「夕食難民」になりました。時間いっぱいまで滑って、ソフトクリーム食べて、温泉につかって帰路に付くと、もう時刻は20時を過ぎているわけです。そしたらなんと、SA/PAの飲食コーナーもことごとく営業終了となってしまっていたのでした。

理由は某感染症対策です。さすがにそこまでは無いだろうと思っていたんですが、変わり身の速さにちょっと驚きました。どこかで夕食が取れないかと、SA/PAをはしごして、結局どこでも食事を取れず、最終的にはお腹をすかして横浜まで帰ることになってしまったというのが今回のスキーツアーのオチでした・・・。

結局、最後はなか卯できつねそばを買って帰る羽目になったのでした。

湯の丸スキー場は楽しかった!

以上、湯の丸スキー場は最高の天気とコンディションだったけど、第一ゲレンデを滑ってみたらいろいろ勝手が分からず困った話でした。第一ゲレンデについてはもっと研究が必要かなぁと思いましたけど、とにかく良いコースなので、もっと上手く活用したいところです。せめてゲレンデ向かいに小さなレストハウスと休憩所の1つでもあると嬉しいんですけどねぇ。意外に休憩所が無いため滑りずらいってゲレンデってのは他にもあるのでここは何か改善されたら嬉しいなあと思うところです。

一方で、やっぱり天気の良い湯の丸スキー場は最高でした。特筆すべきは第4ゲレンデのあの開放感。練習にも飛ばすにもちょうど良いゲレンデになってると思います。やっぱり湯の丸スキー場は良いスキー場だなぁと改めて思いました。また行きたいです。

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