しま★りん.blog @ayurina

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ロジクールマウスM590レビュー。久々に多機能マウス使ったら高級マウスが欲しくなった件。

time 2021/06/01

久々にマウス買いました。ロジクールのM590っていうモデルです。Bluetoothと無線アダプタを切り替えて使えるタイプ。比較的スタンダードなモデルなんですが、非常に使用感良くて満足です。改めて、やっぱりマウスって便利だなぁと思った次第です。そして、高級マウスが欲しくなるという悪循環にハマりつつあります。

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久しぶりにマウスを買った

改めて考えてみると、最近、ポインティングデバイスとしては、トラックボールやマジックパッドは買ったんですが、意外にマウスってしばらく買ってないんですよね。マラソンマウスM705っていうのをしばらく前に購入して、あまりの使い心地の良さに思わず2個買っちゃって、それ以来マウスは買っていません。

ロジクールのマラソンマウスは侮れないのでオススメです。

ちなみにそれ以前は、MX MasterやMSマウスなど、比較的高級マウスも使っていたんですがね、Mac使うようになってから、トラックパッドがメインになってしまい、あまりマウスにはこだわっていなかったというところがあります。

そんな私、先日、Inspiron 14という新しいノートPCを購入しました。

このPC、スペックもさることながら、キーボードのタイプ感がすこぶる良くてかなりお気に入りなんですが、タッチパッドが残念です。感度は悪くないんですが、クリックが重くて辛いです。また、Windowsってやっぱりマウスでの操作を基本にデザインされてるんだな、って思うところもあって、やっぱり外付けマウスの必要性を感じていたと。

そこで、せっかくなので、新しいマウスを購入してみることにしました。

さすがに高級マウスには手が出なかった

さて、世間を見渡すと、昨今の在宅ブームで、自宅PC環境の改善に勤しむ人たちも増えており、HHKBみたいな高級キーボードが爆売れする不思議なご時世です。当然ながらその波はポインティングデバイスにも及んでいて、ロジクールのMX ERGOやMX Masterシリーズも結構売れている様子です。

とはいえ、さすがにマウスに1万円とか出すのはちょっと辛いなぁと思うところはあり、今回は標準的なマウスを選んで見ることにしました。

一応、WindowsとMacで使いたかったので、Bluetoothと無線アダプターの両方に対応したモデルを探してみました。そうすると、ロジクールのM585とM590というモデルが見つかりました。

この2機種は何が違うかというと、M590のほうが静音設計になっているようです。その分だけ、実質数百円程度、値段も高くなっています。だったらやっぱりM590買うよね、ということで、こちらにしてみました。

ロジクール M590

今回もAmazonではなくヨドバシ店頭で購入です。欲しいと思った瞬間に実物に触れて、そして購入できるっていうのは実店舗の強みですよね。値段もそんなに変わらないし。

ブリスターパックに入っています。ちょっとパッケージは安っぽいですが、まあそこは仕方のないところで。

スペック的には、Bluetoothと無線アダプタ(Unifiying)に対応した光学マウスです。電池寿命もそれなりに長く、マウス上部のボタンで接続先PCを切り替えられます(無線とBluetoothの切り替え)。ホイールと左右ボタンに加えて、ホイールの左右チルト、ホイールボタン、そして進む・戻るボタンを合わせた7ボタンのマウスということになります。

M705マラソンマウスと比較すると、Bluetooth対応、電池持ち、ボタンが一つ少ない(親指部のボタンが無い)、そして高速スクロールに対応しないという点が異なります。

本体です。取り出すと「舌」が出ています。要するに、電池が入っていて、このシートで絶縁されていますよ、ということです。電池が付属するのは意外に助かりますね。

本体背面には電池と無線アダプターを収納する蓋があります。あとはセンサーと電源スイッチがあるくらいの、シンプルな構成です。電池1本で長期間利用できるのはやはり便利です。ちなみに、マラソンマウスも電池は2本入りますが、1本でも使えるって、さっき知りました・・・。

滑りを良くするために「エアーパッドソール」を貼り付けて準備完了です。

エアーパッドソールとエアーパッドプロは最強なのでオススメです。

M590の使用感と「ロジクールFLOW」

さっそく使ってみたのでレビューです。

ちなみに我が家ではマジックトラックパッドにトラックボールが既にあり、そして今回マウスを追加しています。

ペアリングなどは手順に従えば特に難しいところはありません。特に専用アプリをPCに導入しなくてもマウスとしては普通に使えるのですが、ロジクールのアプリを入れることで細かな設定をできるようになります。ただ、ロジクールのアプリは日々進化しているので、どういう構成が最新かはWebを見て確認しないと分かりません。なので、ロジクールのサイトに、サポート用のアカウントとプロダクトシリアルの登録をしておくのをオススメします。

本日時点では、ロジクール「Options」でいろいろ管理できる状態になっています。

Optionsでは複数のマウスを管理することができ、電池残量なども確認できるので便利です。アプリ毎にボタンに機能を割り当てることも可能ですので、ガッツリカスタマイズして使用することもできます。

そしてこのマウスでは、便利機能「FLOW」が使えます。

これは何かというと、マウスをペアリングした2台のPC(Bluetoothでも無線アダプタでも、混在でも可、とにかく2台)で、画面の端から端へ、マウスカーソルをシームレスに移動(というか自動での接続の切り替え)ができるという機能です。しかもクリップボードまで持ち越しすることができます。

追記:実はこの2台接続、Bluetooth 1台に無線アダプタ 1台っていう組み合わせしかできないかと思ったら、そういう制限はなく、Bluetoothでペアリングした2台のPCで切り替えも可能でした。無線アダプタでも2台でいけるのではないかと思います。

Macだと、iPhoneとMacでクリップボードやブラウザで開いている画面をiCloud経由で共有したり、AirDropで投げたりということはできるんですが、Windowsとの間でクリップボードの共有ができるのはちょっと便利です。

この接続先の切り替えも非常に高速でストレスがありません。マウス上のボタンで切り替えたときも、上記FLOWで移り変わった時も、特に違和感なく一瞬で切り替わるので、思った以上に快適で便利に感じました。

マウスそのものの操作感についてですが、まずカーソルレスポンスは良好です。不満ありません。ボタンのクリック感も重すぎず軽すぎず丁度いい感じ。静音設計でクリック音も静かです。マラソンマウスと比較して、高速スクロールができない点が多少気にはなっていたのですが、実は実際使ってみると、この高速スクロールの恩恵に預かるシーンであまり無いんですよね。なので実用上あまり困っていません。

むしろホイールのスクロール時のクリック感が軽くなっていて、通常のホイール操作が軽快になっています。結果、スクロールもいたってスムーズに操作できるようになっており、むしろ通常モードでクリック感が強すぎるマラソンマウスより使用感は良好に感じています。

相変わらず謎なのが、ホイールの左右チルト。これ最初に搭載したのはマイクロソフトマウスだったかなと記憶するんですが、やはり未だに利用シーンが少なくて、ああ、こんな機能、有ったっけ、って思ってしまう感じです。何か便利な機能アサインがあるのかなぁと気になってしまいました。(追記:デスクトップ左右切り替えにアサインしたら便利になって世界が変わりましたw)

本体の物理的なデザインについてですが、他のマウスに比べるとこのM585/590はそんなにドラスティックにエルゴノミックなデザインになっておらず、むしろ自然に「つまむ」ような形でマウスを保持するデザインになっています。このデザインについて、ちょっと指の位置の座りが悪い、なんていう評価もありますが、個人的には逆にわざとらしさが無くて使い心地は悪くないかな、と思っています。

この辺の感覚は個人差も大きいところだと思うので、店頭で実物を触ってみて判断してほしいところです。

総じて、非常にスタンダードなマウスとして、使い心地の良いマウスだなぁと思っています。高級マウスほどの機能性はありませんが、2台のPCと安定的に接続でき、速やかに切り替えながら作業できます。FLOWを使えばさらに便利です。値段も手頃だし、悪くないマウスだなぁというのが率直な感想です。

そして(やはり)高級マウスが欲しくなった・・・

以上、M590のレビューでした。コスパ悪くないですし、パソコン2台で共有して使いたい!っていうニーズにおいてはベストじゃないかなと思います。

ところで、最後に。

結局、今回、久々にマウスを新調して、WindowsとMacをマウスを中心に操作する環境を久々に体験して、やっぱりPCのユーザーインターフェースって、マウスで操作しやすいように出来てるのかな、と再認識しました。

Windowsをタッチパッドで操作する違和感って、Dell Inspiron 14で非常に感度の高いタッチパッドを使っても、やっぱり改善されなかったので、これはやはりインターフェースのデザインによるところが大きいのかなぁと思いました(まあInspiron 14のタッチパッドについてはクリックが重すぎるという別の問題があるのですが)。

一方のMacについては、トラックパッドでの複数本の指による操作が非常に洗練されていて(これがWindowsで実現しきれていないのが実は一つストレスの元なんですが)、Macのポインティングデバイスとしてはトラックパッドが最強なのではないかと思っていたのですが、実際マウスで操作してみると、マウスでの操作も「悪くない」感じがしてきます。別にトラックパッドである必要も無い、という感覚です。

そうすると、結局、やっぱりマウス最高だわ・・・っていうところになってくるわけです。

そうすると・・・・やっぱり高級マウスが欲しくなってくるんですよね。みんなMX Master最高!とかレビューあがってて、そこまで言うか、とか、いやMacならトラックパッドだろ、とか思ってたわけです。ただ、実際マウスを使い込んでみると、改めてマウスの良さも分かってきて、MX MasterとかMX Anywhereとか、なんか欲しくなってきてしまうと。

うーん、なんか買っちゃうかも、って思っています。

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