オグナほたかスキー場の旅。春の陽気のピーカンスキーはいろんな意味で最高で、普通だった。

スキー

久々、2年ぶりくらいでオグナほたかスキー場へ行きました。天気も良かったし、まさにパラダイス感のあるゲレンデでした。一方で、混雑の感じなど、色んな意味で「普通」に戻りつつあるのを実感したスキーツアーでした。

久しぶりのオグナほたかスキー場

2021年2月20日。今週も飛び石連休で4連休なのですが、今回は初日からオグナほたかスキー場です。実は久しぶりです。ここ降雪力あまり無いと思っていて、昨シーズンは雪不足だったこともあり行かなかったんですよね。今シーズンは豪雪なので、オグナほたかスキー場もコンディション絶好調と確認しており、行ってみることにしました。

朝の関越道が普通に混んでいた

出発は4:50。まあちょっと遅めではありますが、今シーズン、どこもそんなに混んでないし、普通に出かけたつもり、でした。だったのですが、想定外な事態が。

関越道で事故渋滞にはまりました。そういえば先週も事故渋滞はあったような。昨今の外出自粛で、冬の風物詩「関越道の早朝渋滞」が今年は見られていなかったところ、先週末あたりから、通常の混雑が復活してきているようです。

言われてみれば、先週日曜日のしらかば2in1の混みようなどは、普通の混みようだったかな、と感じるところもあります。普段からそんなに混んでないの?って思われるかもしれませんが、私がこのシーズンに行くスキー場は基本的に混んでいないところ(私、混んでるの嫌いなので)ですので、まあ普通っていうことです。

翻って。思い返してみればこの日は環八も車の量が多かったし、関越道も混んでいた気がします。

で、寄居PAで7時近いです。鶴ヶ島の渋滞で凄いロスしました。そう、冬の関越道って、こんな感じなんです。なので通常この時期、関越方面は来ないんですが、油断してました。

その後、さらに、駒寄PAでの交通集中、赤城PA手前の上りでの自然渋滞、さらには沼田ICでの出口渋滞と、いわゆる関越道の下りで冬場に出くわす「ありがちな渋滞」は一通り踏んだ気がします。つまり、普通です。もう普通になってきたんだな、って思いました。

そんなわけで、オグナほたかスキー場到着は8:30過ぎになってしまい、駐車場は第三駐車場の、かなり端のほう(第三駐車場もほぼいっぱいだった)になってしまいました。こりゃ混んでるなぁ、というのが第一印象です。

ちなみに・・・ここ第三駐車場には更衣室はあるけどトイレは無いんですねぇ・・・。

そして、次の難関はリフト券の販売行列。うーん、ここでこんなに並んだ経験が無いので、ちょっとこれは大丈夫かなぁ・・・・と不安になるレベル。マジ混んでるじゃん。

今日も一日券です。売り場で「200円追加すると800円分の食事券が付きますよ」って言われましたが、それどこかにアナウンスあったのかなぁ・・・突然言われても困りますね(苦笑)。まあ今回もゲレ食は使う気がないので買いません。ちなみにクレカ使えました。エアレジではなく、普通のクレカ端末でした。

ゲレンデはコンディション良好、混雑も無し

早速ゲレンデへ。

好天です。今日も熱いので先週と同じくレインウェアです。もう春装備です。

雪質は圧雪のパウダー、おそらくピステンで整備されて滑りやすく仕上げてあります。素晴らしいコンディションです。ただ、不整地は固めで、おそらく直近では雪が降っていない感じでした。

すり鉢状に展開されたオグナほたかスキー場のゲレンデですが、ここ今回改めて思いましたけど、結構広いんですね。

チケット売り場の行列を見て、ああ、今日は混んでるかーと思ったのですが、意外とリフト待ちは有りませんでした。実はここゲレンデ広いのと、あとレストハウスも複数配置されているため、人が分散するとそんなに混まないみたいです。

改めて思いましたが、オグナほたかスキー場の魅力って、穴場、空いている、っていうところだったんですよね。改めて、ここ混雑しないのには理由があるなぁと分かりました。

ちなみに、クワッドリフトが壊れて撤去されて、この先に見える第7ペアリフトっていうのが山頂へかけられています。2シーズンぶりに来ましたが、レイアウトが前回より良くなっている印象を受けました。

第7リフトから尾根沿いのほたかスカイウェイ方面にはこのような急斜面が3面ほど展開されています(エキスパート、スラローム、トレーニングコース)。これがなかなか気持ちよかったです。

こうして見ても分かる通り、かなりの急斜面で、上から見ると「崖」に見えますが、整地になっているので意外に滑りやすいです。もう少し雪が柔らかれれば、不整地も楽しく滑れそうでしたが、今日は固くて足を取られるばかりでちょっと辛かったです。

この3本を、第7リフトで回すのが楽しいです。前回来たときの記録を見ると、なんか回せていない雰囲気があり、今回、多少レイアウト改善されたのかもしれません。

第7リフト降り場から。ここが尾根になるので、とにかく景色が良いです。雲ひとつ無い晴天でとても気持ちよかったです。

日光白根山も見えます。なんとなく、丸沼のゲレンデも見えている気がします。

さらに、第5リフト、第6リフトを乗り継いで、最上部の「第6ゲレンデ」へ。結局トップまではリフト4本乗り継ぎになります。結構、時間かかります。

第6リフト降り場、オグナほたかスキー場のトップからの景色です。まさに絶景。ここは武尊山の山頂近いところなので、標高も高く周りの山々を見下ろす感じになります。すばらしい景色、すばらしい天気、風も無くてで最高でした。

尾瀬岩鞍の西山コースがよく見えます。先週はここ滑ってたんですよね。

第6コース、飛ばしまくりました。ただ結構、人は多くて、なかなかタイミング合わず、気持ちよく滑れないことが多かったですが、マジここ最高に気持ちいいです。ゲレンデは固めの圧雪バーン、いい感じで噛みますし、斜度も適度で楽しかったです。

一度下まで降りて、今度は第1コース側へ。リフト沿いに1本、ポールバーンっぽいコースが出来ていましたが、どうやらボードスクール用らしかったので入りませんでした。

比較的、昔はよく練習で滑っていた第1ゲレンデもしっかり圧雪ゲレンデになっていて気持ちよかったです。ここも意外に斜度があるので、油断は禁物。レッスンなどには丁度いいかもしれません。

そして第4コース。広くて適度な斜度のあるゲレンデです。ここを大回りでぶっ飛ばすと超気持ちいいですね。ここは人も少なくてとにかく気持ちよく滑れました。

最後の締めは再びの第6コース。今日はクローズまで第6コースを滑り倒しました。終盤はゲレンデが荒れて、かなりボコボコの滑りにくいコンディションになっていましたが、この滑りにくさが逆に心地よくて良かったです。多少、荒れてたほうが滑っていて楽しいですからね。

夕方になって日が陰ってくると、昼間シャーベットになった雪が固まってボコボコになります。まさに春のコンディションな一日でした。明日も整地はピステン入るでしょうからバリカタ整地になって気持ちいいでしょう。不整地は難しいかなー。

最後、駐車場への下山コースがあるので、第3駐車場付近まで滑ってみました。このコースは日中も日陰だったためか、夕方でもパウダーでしたが、第3駐車場は近すぎて、このコース滑っていくとむしろ遠くなることが分かりました。素直に歩いて降りていったほうが早いです。

加えて、駐車場まで送迎バスが夕方でも運行していて、下りでも使えるのが分かりました。次回はバス使おうかな。

気持ちよく滑れるようになってきた

この日の練習ですが、まずは片足スキーから。どうしてもリフトする足をクロスさせるとか出来なく、悩んでいたんですが、今日ついに分かりました。上げた足は「シェー」みたいに、斜めにすると良い。

まっすぐ持ち上げて、そのまま反対の足にクロスさせるとかどんだけ股関節柔軟なんだよ、って思っていたのですが、なんのことはない、板を斜めに持ち上げてクロスさせると、とても楽に板をリフトできることが分かりました。加えて重心も安定します。

まっすぐに持ち上げることばかり意識しすぎていたのですが、まずはクロスさせる方向で、片足スキーできるように練習することで、ポジションは安定しそうな感じが分かってきました。

片足スキーができるようになってくると、さらに細かいポジションのエラーが気になってくるのですが、今度は右足立ちがうまくできなくなってきました。どうにも後傾気味なポジションになっているようで、素直に真っ直ぐ立てていないことが練習する過程で分かってきました。

これ矯正するのは時間かかるかなぁと思いつつ、練習しています。

一方で、ポジションの安定が増し、さらに、谷足の内旋運動が身についてきたことによって、急斜面のターンはもの凄く安定したのを感じています。結果、スピードを出しても全く怖くないですし(むしろ暴走じゃスピード出ない)、一段レベルアップしたかな、と個人的には思っています。

あと課題は不整地なんですがね。安定的に練習できるところか、スクール考えないとなーと思っています。

最近、コンスタントに60kmは出るようになってきました。

帰りは温泉&食事

帰ります。せっかくオグナほたかスキー場へ来たので、川場方面へ向かって、今シーズン初の「小住温泉」へ行ってみました。

ぬるめの温泉でとても気持ちよかったですが・・・混んでた。スキー場でクローズまで滑った後だと、やっぱり近隣の温泉は混雑するわけです。でも、今シーズンはこれまで、外出自粛などの影響もあり、あまり混雑している印象は無かったのですが、今日は、普通に、混んでました。

そう、温泉も、普通だったんです。もうこの辺は、普通に混雑するし、普通に人は来るし、そういう前提で考えないといけないのかな、と思いました。つまり、通常のシーズンの、混雑を避ける動きが必要ってことですね。

関越道へ向かうと、沼田インターから入った直後のところで追い越し車線で追突事故、渋滞していました。そう言えば朝の鶴ヶ島の渋滞も、追い越し車線で追突事故していましたが、マジ関越道、このパターン多いですね。そして普通に、事故ってる。こっちも普通だなぁという感じでした。

駒寄PAでいつもの通りの食事です。今回はご飯があったので、唐揚げ定食を頂きました。揚げたての唐揚げが熱々で美味しかったです。

ただ、まだメニューが少ないのか、準備している食材の量のバランスが悪いのか、今日ももつ煮や一部麺類のメニューが売り切れになっていました。この辺は、まだ普通じゃないんですよね。なんとなく、この普通と特別のアンバランスなところがこれから課題になりそうな雰囲気を感じています。

その後は特に関越道も渋滞なく、横浜まで帰ってこれました。ただ、少々、練馬インターで渋滞が見えたので、それなりには混んでいるのかな、と感じました。

オグナほたかスキー場、良かった

以上、飛び石連休の初日は久々にオグナほたかスキー場へ行ったけど、やっぱり天国だった件でした。混雑具合など、改めて考えると、やっぱり普通のスキーシーズンの土曜日のレベルに戻っているだけなような気がします。飛び石連休ということもあり、いろいろなものが普通に戻りつつあるのかな、と感じました。

一方で、普通じゃない、サービスが制限されているところもまだ残っていますので、これからどうなっていくのか気になるところです。

とりあえず僕自身としては、基本、もう通常のウィンターシーズンに戻った前提で行く先とか行動時間とか考えておかないといけないかな、と思いました。

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