丸沼高原スキー場の旅。2021シーズンインは豪雪の丸沼スタート。

スキー

2021、スキーシーズン開始です。今シーズンも丸沼高原スキー場から。最近かぐら行ってないなぁと思いつつ、今年も丸沼です。感染症拡大などありますが、今年も張り切って行きます。今シーズンは幸先良いスタートです。

2021シーズンも丸沼から

2020年12月26日、土曜日。今年はカレンダーの並びの都合で25日には仕事納め、ここから年末年始休暇です。早速スキーに行くことにしたわけですが、今回は若干行き先に悩みました。

まず、コンディションですが、2020年は12月中旬から凄い寒波が来て一気に雪が積り、オープンしているスキー場は多そうに見えます。ただ、よく見るとちゃんと滑れそうなところはやっぱり限られる感じでちょっと難しい。

しかも今年は感染症の影響もあり、ロープウエイ移動となるかぐらはちょっと気が引けるところがあります。という訳で、ちょっと悩みましたが、今年も丸沼高原スキー場からシーズンインすることにしました。

どうせ初回だし、いつもどおり時間券で足慣らしかな、と。この時点では、まだコースは「一部滑走可能」で、ゴールドコースは開かない予定でした。

流石に空いてる・・・

出発は4:30。正直、今シーズン、どんな混み方をしているかとか全く未知数なので、いろいろ手探りで出発です。とりあえず板などの装備自体は去年から変わっていません。

環八を走っている感じとしては、いつもより確かに車は少ない印象でした。関越道にはいつもより早く着いた感じ。

道の駅尾瀬かたしなに7:20頃着いています。

かなりペースが良いように見えますが、実はこれ、理由は2つあります。まず、今年はタバコやめました。喫煙タイムでのロスが無くなったのが物凄く効いています。あと、今回、感染症対策ってことで、朝食含め食事はすべて持ち込みで前日に準備しています。これも時間短縮に一役買っていて、結果、すごい効率よく移動できてしまいました。そんなわけで、今シーズンはかなり良い感じでいけそう。

天候は雪です。沼田市街から積雪あり、片品に入ると雪がちらちらと降ってきて、道の駅尾瀬かたしなは写真のような積雪です。本気で降ってるんだな、って実感しました。

丸沼高原スキー場到着は7:40頃です。時間が早かったためか、それとも空いているためか、駐車位置は第一駐車場の1列目です。更衣室目の前。結構前の方です。正直、空いてるな、と思いましたが、一方で、それなりに人は居て、なんていうか、非常に良い感じの混雑具合の印象です。

天候は雪、っていうか結構風もビュンビュン吹いていて寒かったです。こういう日に限ってフリース忘れてるんだな。次回は持ってこようと思いました。

シーズンインということで時間券。3時間か4時間か、適当に滑って帰ろうかな、と。丸沼高原スキー場の時間券は便利ですが、結構タイミング読みが難しくて若干ストレスはあります。

はい、ここで衝撃の事実が発覚。場内アナウンスで「本日全コース滑走可能」とアナウンスがあり、一瞬耳を疑いましたが、マジで全コース開いてました。事前情報ではゴールドコースなど一部はまだ開かない予定だったのですが、降雪のおかげでなんと全コースオープンです。びっくりです。ラッキーです。今シーズン、幸先良いスタートになりそうです。

ゲレンデは新雪フカフカの最高のコンディション

準備をしてゲレンデに向かいました。

時代を先取りして昨年からバラクラバにヘルメットスタイルです。今年もこれで行きます。Buffはとにかく快適です。ゴーグルはUVEXレーザーゴールドライト。これマジオススメです。

ゲレンデは新雪です。フカフカ。気温も低くてコンディションはある意味最高でした。感染症の影響か、人もまばらで良い感じでソーシャルディスタンスが取られている感じです。後述しますが、真面目に、スキー場の雰囲気はとても良い感じに見えました。

こちらはイエローコース。新雪フカフカの気持ちいい中斜面に仕上がっていて、非常に滑り心地も良かったです。

12月のシーズンインからこのコンディションって、最近あまり無かった感じです。素晴らしい。

序盤、練習で滑りまくったブルーコース。初心者さんも多い練習緩斜面ですが、こちらも雪質が柔らかくてよかったです。

天気は良くなくて、一日中雪がしんしんと降り積もる状況でしたが、視界もそれほど悪くなくて、これもスキー日和かな、って感じですね。

中腹のとんふぁんからバイオレット方面を臨むいつものアングルですが、流石に空いてる感じです。高速リフトの行列も短めで、土曜日なのにウィークデーみたいな雰囲気でした。決して人が少なくて寂しい感じでもなく、ホント、丁度いい込具合に感じました。

ちなみに今日はゲレ食は食べていません。カロリーメイトの親戚みたいな栄養補助食品的なものをモゴモゴと頬張りながら滑ってました。これはこれで悪くないかな、と思いました。

高速リフトを降りて、ローズ下部ゲレンデ。結構な急斜面ですが、雪が積もってモサモサ状態。ちょっと難し目のコンディションですが、これはこれでとても楽しかったです。

反対側のバイオレットは、それなりに混雑気味だったのであまり滑りませんでしたが、こちらはオープンが早かったこともあり、若干硬めのゲレンデになってました。溶けたり固まったりした感じです。

とんふぁんのつらら。この時期でこの景色はマジで久々です。

やってきました、コバルトコース。ここ、事実上のホームゲレンデですね。相変わらずパークで狭くなってて惜しいです。ここまで上がってくると若干気温も違い、雪質もサラサラとした感じになっています。

っていうか寒い。マジでインナーの選択間違えたな、と後悔しました。

そしてこちらがゴールドコースです。夢でも幻でもなく、2020年12月26日のゴールドコース。しっかり雪が積もっています。いい塩梅で新雪モコモコで気持ち良いゲレンデです。早速、ここでシーズン初転びして雪まみれになりました。

ただ、さすがに急に積雪が増えた感じがあって、よく見るとまだ雪の量が足りていないのを感じます。例えばこのゴールドコースのリフト降り場の棚が狭かったり、とりあえずゲレンデには雪はありますが、十分積もっているか、というとそうでもないようです。ただ、ここまで積もっているのはやっぱり凄いです。

結局ゴールドコースを10回くらい滑って大満足なシーズンインとなりました。滑ってる人もまだ少なくて非常に快適でした。

結局、1時間づつ3本、途中に30分くらいづつ休憩を入れて、都合6時間くらい滑って終了です。シーズンイン初回にしては、良く滑ったなと思います。

スキー場の雰囲気について

さて、感染症流行下のスキー場について。当然、感染拡大防止策はしっかりされていて、それなりに安心ではあります。ただ、さすがに食事を取る気はしませんでしたので、食事は準備して行っています。

ただ、せっかく食事も提供されているのでここはやっぱり何か食べるべきだったかな、とちょっと後悔しています。次回はゲレ食も食べよう。

日光白根山ロープウエイにも今回は乗っていません。まあ普段から、ゴンドラは好んで乗らないのですが(ソロリストなので)、さらにこの状況だと気になっちゃいます。

ゲレンデやレストハウスの混み具合は写真からも分かる通り、結構空いています。

帰り際に第一駐車場を眺めてみたところでは、半分か、1/3程度しか車が入っていません。本当に空いてたんだなぁと実感しました。

これで本当にスキー場の経営として大丈夫なのか、は分からないのですが、一つ、思ったのは、おそらくこの状況下でスキー場に来ている人たちって、本当にスキー好きな人たちなんだろうな、ってことです。

どういうことかというと、ここに来ている人たちは、当然感染予防策などのルールにもきちんと従うし、この状況下でオープンしているスキー場に対して感謝しつつ滑りに来ている、そんな雰囲気が感じられるゲレンデだったな、と思います。

要するに、思った以上に居心地が良かったんですよね。あくまでこれは私個人の感覚的なものなんですが、キャンペーンだのなんだので人を集めるのが果たして正しく持続性のあるビジネスモデルなのか・・・ってちょっと考えてしまいました。

真面目な話として、感染拡大抑止と経済活動を両立させる一つの可能性を垣間見た気がしています。

温泉とかもろもろ

そんな感じで14時頃にはスキー場を後にしていました。

帰りの道の駅尾瀬かたしなです。

足湯はやってませんでした。山の方は雪が降っているため真っ白です。完全な冬の景色。シーズンイン時点でここまでって、ホント近年まれに見る状況です。

花豆ソフトクリームを頂きました。豆の風味が美味しいです。

帰りの温泉は「しゃくなげの湯」です。丸沼高原スキー場帰りのルーティーンではあるのですが、なんと前回訪れたのはちょうど一年前、ってことで、その後寄ってないんですね。久々でしたが、相変わらず良いお湯でした。ただ、こちらは若干混雑していて、あまり落ち着いて温まれなかったのが惜しいところ。寒かったしね。

帰りは昭和インターから関越道へ。赤城高原SAで、最近の定番、大和屋コーヒーを頂きました。今回はプレミアムのマンデリンブレンド。マンデリン特有の香りもありとても美味しかったです。ただ、ちょーっと高いかな・・・・。

遅めの昼食というか夕食というか、駒寄せPAでもつ煮定食そば付きを頂きました。辛味噌のもつ煮でボリュームたっぷりでとても美味しかったです。ちなみに駒寄食堂、若干メニューが変更されており、ミルフィーユカツは見当たりませんでした。

当然、帰りの関越道も渋滞など無く快適なドライブで帰ってきました。

怒涛の2021シーズン、幸先は良いけど・・・

以上、2020〜2021ウィンターシーズンスタート。今シーズンも新雪の丸沼高原スキー場からシーズンインした話でした。なんと初回からゴールドがオープンするというサプライズもあり、幸先良いスタートではありますが、今シーズン、本当にこれからどうなるか分からない中でのスタートという感じです。

今回はとにかくリスク回避のため、ゴンドラにも乗らず(まあ普段からあまり乗らないんですが)、食事もゲレ食を避けて持ち込んで食べる、という対応を取ってみましたが、一方でスキー場の感染症対策もしっかりされていて安心感は高かったです。レストハウスの混雑具合のライブ配信とかは今後も継続してほしいです。

まあいろんな意見があるとは思いますが、今シーズンもスキーしていこうかなと思いました。

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