雪不足の中、上部ゲレンデハイローゼンオープンとの情報を見かけたので、エコーバレースキー場に行ってみました。やっぱりエコーバレーは相変わらずのエコーバレーでした。今年も通うかな、これは。
そうだ、エコーバレースキー場に行こう
2020年1月4日。年末年始のお休みももうすぐ終わりということで、エコーバレースキー場に行ってみることにしました。
この雪不足の中、ホームページなど見ると積雪は少ないながらも上部ゲレンデハイローゼンは滑れるようです。さらには急斜面アンデルマット第一も開いてるとか。今シーズンはとにかく関越方面の混雑が酷いので、そろそろ中央道方面も使いたいところ、行ってみることにしました。
やっぱり中央道が好き
出発はちょっと遅めで5:00。どうせ中央道だし、エコーバレースキー場は9:00オープンなのでまあいっか、って感じでこの時間です。
横浜から東名高速にのり、圏央道から中央道でエコーバレースキー場を目指しました。横浜からだと関越道に比べてアクセスが良く、しかも混雑しないということで、やっぱりこっち方面が好きです。
初狩PAで休憩、富士山が見えました。富士山は真っ白なんですがね、スキー場は雪不足なんですよ。
さらに走って八ヶ岳PAへ。八ヶ岳はちょっと雲を被ってました。
ここまで特に混雑もなく、中央道もスイスイ流れています。やっぱり中央道は偉大だ。ただ、八ヶ岳PAは結構混んでいて、なんでだろう、と思ったら、スキー場に向かう人とゴルフ場に向かう人が両方居るんですね。なるほど、ゴルフか。
諏訪南インターを下りて、八ヶ岳エコーラインを走ってエコーバレースキー場へ向かいました。道中、積雪は路肩含め殆ど無く、本当に雪が降ってないんだなぁと感じました。大門峠を越えてもほとんど雪はありません。凄い暖冬です。
エコーバレースキー場へのペンション街の上り坂も積雪無く、ほとんどドライです。安心して運転できるのは良いんですがねぇ。
エコーバレースキー場到着は8:15頃。概ね3時間で着いているのでいい感じだと思います。
さすがのエコーバレーの雪づくり
早速、ゲレンデの様子を見てみました。
さすがエコーバレーの雪づくりです。しっかり圧雪に仕上がってます。当然、人工雪なんですが、これだけ仕上げるのはやっぱりエコーバレーだなぁって感じですね。
第6クワッドリフト運行です。これでハイローゼン滑れますよ。もちろんアンデルマット第一も滑れます。とにかく素晴らしいの一言。
オープン前からリフト前に行列ができていましたが、前回までの関越方面のリフト行列に比べたら全然可愛いもんです。この辺もエコーバレーらしいなぁという感じがして、ちょっとホッとしました。
ガンガン滑るよ、エコーバレー
今日は一日券で滑りました。
今シーズン初の一日券です。混雑してるスキー場だと一日券を買う勇気がないという。この日はなんだかイケる気がしていました。
とりあえずセンターハウス前の第8リフトを登ってきました。ピステが綺麗です。景色も綺麗。とても眺めが良いですね。エコーバレーはこうじゃないといけない。
しかし相変わらずこの第8リフト、凄いスピードで回っています。容赦無いです。エコーバレーらしいです。そもそもこのスキー場、滑ってる人が上手い人が多いというのも特徴なんですが、今シーズンもやっぱり多かったです。ポール練習している人たちも居ました。
流石に第8リフトはちょっと並んでいたので、アンデルマット第一に逃げてきました。見下ろす感じの急斜面です。ボコボコしていないのでまだ滑りやすいですね。しっかり雪が着いていて楽しかったです。
本来ならここからラビットパスという小道を抜けて上部へ行けるんですが、ここが封鎖されていました。ここが閉まっていると、第5トリプルリフトに乗ってしまうと急斜面を降りるしか帰る手段が無いんですよね。初心者厳禁ってなってました。
上部ハイローゼンへはリフトを乗り継いで登っていきます。リフトの途中で下を見てみましたが、やっぱり雪が少ないですね。でもここは標高も高く気温も低いので、人工降雪機でガンガン雪づくりできるという。素晴らしいです。
そして来ました、ハイローゼン。浅間山も綺麗に見えました。この景色こそ、エコーバレーですよ。最高ではないか。ちょっとやっぱり雪が少なくて、斜度がいつものシーズンと違う気がしましたが、幅広ロングなこのゲレンデはやっぱり良いです。
もちろん蓼科山も見えます。素晴らしい眺望です。
上部の休憩所、ハイジの残骸は今年もトイレのみの営業です。喫煙所があるのと暖房が効いているのが救いではありますが、せめて自販機、せめて給水器だけでも置いてあると助かるのになぁ、と思いました。
流石に雪は薄くて、一部ハイローゼンも狭くなっているところがありましたが、ゲレンデの広さは十分です。しかも空いています。クワッドリフトの待ち無し。素晴らしいです。あーでも、経営的には問題なんだろうなぁ。難しいところです。
天気も良くて最高でした。決して気温が高いわけではなく、風は冷たかったのですが、青空も見えてコンディションは最高でした。
クローズ直前になってくると、さらに人が減り、ゲレンデはほぼ貸し切り状態です。ただ、日が陰って若干アイスバーン気味になってきてしまいました。人工雪だとこの辺が厳しいところではあります。
西日を受けた蓼科山が綺麗です。
上部が15:30まで、その他のリフトは16:00でクローズです。結局この日は、オープンからクローズまで滑りきってしまいました。物凄く満足です。なにしろ空いていた。
この雪不足で滑れるスキー場は大混雑な昨今、こんな環境で滑れるなんてホント良かったですよ。
確か去年までは無かったBlue Power Batteryっていうコンテナが置いてありました。これ大容量蓄電池なんですね。Blue Resortが運営ってことで、この蓄電池を活用しているのかな、と。
本日の練習メニュー
まあエコーバレーなので、この日はガンガン飛ばしました。ぶっちゃけカービングでぶっ飛ばすためのゲレンデですのでね。ゲレンデも空いていたので、やっと飛ばす感覚が戻ってきた感じがあります。
一方で、緩斜面で「逆エッジ片足ターン」の練習をあいもかわらず続けていました。前回丸沼で、ちょっと滑れるかな、って感じになったんですが、今回はさらに練習を重ねて、多少、スピードが出ていれば、逆エッジに乗り続けることができる、程度までは滑れるようになりました。
ただ、外足での片足ターンほどまだ上手くコントロールできなくて、特に左足がうまく回せない感じがまだ残っています。後傾気味になるのも左足が外足となる右ターンの時が多いので、ちょっと集中的に左足の感覚は鍛えないと駄目かな、と感じています。
次回はスクールでも行こうかな、どうせ連休になると思うし・・・。
一方で、アンデルマット第一の急斜面なども特に問題なく滑れているので、基本的な感覚はもう戻ったかな、と思っています。シーズン4日目、やっと、って感じです。
ゲレ食
スキー場が空いていると何が良いかって、ゲレ食が食べれるんです。混んでるレストランとか最悪なので。
今回はこちら、とろ玉竜田丼を頂きました。当然、唐揚げは揚げたて。エコーバレーのゲレ食は美味しいと思います。他のメニューも食べてみたいです。
そして「長門牧場ソフトクリームの幟が。
頂きました。クリーミーで甘い牧場ソフトクリーム。スキーの疲れを癒やしてくれます。素晴らしい。長門牧場は中央道原PAで以前食べたことがあるんですが、こういう美味しいソフトクリームがスキー場で食べられるって最高だと思います。
ちなみに、このソフトクリームは去年までしろくまカフェが出ていたところがドリンクコーナーになって、そこで提供されています。しろくまカフェ、好きだったんですけどね。多少、いろいろ変わっている感じです。
インナーグローブ
そういえば今回はBUFFのネックウォーマーを忘れるという失態をやらかしてしまいました。次からは気をつけよう。いや、もう一枚、持っておくべきなのかな。
ところで、今回は一つ試してみたものがあります。インナーグローブです。
インナーグローブといっても専用品ではなく、ホームセンターで売っていた綿の手袋です。
「純綿スムス手袋」で検索すればいろいろ出てくると思います。インナーグローブとして使いたいので、薄くて吸湿性のあるものを選んでいます。多少、寒さ対策にもなればいいかな、と思って使ってみました。
使ってみた感想ですが、これ予想以上に良かったです。何しろ手が臭くなりません(あとで良く確認したら、多少、臭かったですw)。しっかり綿の手袋が湿気を吸収している感じもあり、これは全然アリかもしれない、と思いました。これは是非試してみて欲しいです。
帰りは温泉に寄れず
クローズまで滑ってしまうと、温泉が問題になります。時間的にどこも大混雑なんですよね。という訳で、今回も温泉に入れず帰ってきました。
八ヶ岳PAで山菜そばミニひらたけ丼セットを頂きました。やっぱり蕎麦は落ち着きます。
帰りは中央道に入る段階では小仏トンネル付近に渋滞があったものの、時間が遅くなるにつれて解消されていき、結局渋滞には当たらずに帰ってくることができました。行きは圏央道まで使って結構な高速料金になりましたが、帰りは最近、中央道の府中スマートインターを使って下道で戻ることが多く、これだとかなり高速料金を節約できます(圏央道が高いんです)。
やっぱりエコーバレーだ
以上、エコーバレースキー場に行ったらとても快適でガンガン滑り倒して楽しんだ話でした。やっぱりエコーバレーはエコーバレーです。良いスキー場です。今年も通います。むしろ今年だからこそ行くべきかと思っています。
加えて言えば、エコーバレーって滑っている人の民度も高い気がして好きです。とにかくスキー、スノボ好きが集まっている感じがあり、リフト待ちなども非常にスムースです。
また、リフト乗り場の係員の方が非常に優しいです。小さい子や初心者のケアも丁寧だし、挨拶や声がけも非常に気持ちが良くて、なんかいつも優しい気持ちにさせてくれるスキー場です。
こういうスキー場がしっかり経営を継続できるウィンタースポーツ業界であってほしいなあと、本気で思っています。
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