しま★りん.blog @ayurina

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Amazonで買ったカナードっぽい何かで空力改善してみた

time 2019/01/17

まだやってます。ボルテックスジェネレータというかエアロスタビライジングフィンに続いては、カナードっぽいやつです。Amazonで見かけて気になっていたので取り付けてみました。効果のほどは微妙ですが、思ったより作りもしっかりしていて良かったです。

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カナードっぽい何かを付けてみたい

ワタシのXVハイブリッドには多数ボルテックスジェネレータ、エアロスタビライジングフィンのようなものが付いていて、それぞれそれなりに効果が出ています。高速での直進性や高速コーナーでの安定性はすこぶる良くなっていて、実は燃費もそれなりに良くなっています。

そういえば、カナードなんてのもありましたっけ、っていうことで、気になっていたので今回はさらにカナードっぽいものを追加です。

カナードとは

カナードとは、レーシングカーのフロントバンパーのサイドについている小さなウィングのことです。調べてみると分かりますが、これ直接ダウンフォースを得るものではなく、乱流というか渦を生んでタイヤハウスからの空気を「ひっこぬく」効果があるようです。

結果として、タイヤハウス内の空気の流れが綺麗になり、ダウンフォースが得られるとか。ただこの原理、効果については懐疑的な見方もあるらしいです。なんかすごいですね。

これは試してみるしか無い、ということで、カナードっぽい何かを付けてみることにしました。さすがに本気のカナードを付けるような車でもないので、雰囲気としては「大きめのエアロスタビライジングフィン」って感じで良いかな、と。

Amazonで買ってみた

買ってみました。こちらです。ちなみに買ったのは2018年12月中頃です(備忘録)。

レビューを見ても悪くなさそうだし、安いし。プライムで翌日配送ってところも確認して購入。これちゃんと見ないと中国発送の場合があるので要注意です。

ビニールの袋入で届きました。大きさの印象としては、思ったより小さめですね。まあこれくらいの大きさのほうがバランスは良さそうです。

表面はカーボン調、貼り付け用の両面テープが付いています。毎度おなじみ「3M」製っぽい感じになっていますが、この両面テープ、とにかく粘着力が弱いので要注意です。

このパーツ、大きさ的にはエアロスタビライジングフィンよりも大きめで、風圧などで力もかかりそうなので、両面テープの粘着力についてはやっぱり気になるところです。とりあえず最初に取り付けた時の感覚としては「特に気になるレベルではない」って感じでした。

ところが、位置を替えるために剥がしてみたら、いとも簡単に剥がれてしまって驚きました。思った以上に粘着力が無いです。これは外してみないと分からないかもしれない。

やっぱりこの「3M」な両面テープ、灰色地の、中華製パーツによく採用されているヤツですが、やっぱり粘着力弱いです。特にこれくらいのパーツになったら、ちゃんとホームセンターやカー用品店で外装パーツ用両面テープに替えたほうが良いということが良くわかりました。

ちなみに、その後エーモン製の外装用両面テープ(厚さ0.7mm)っていうのを使って貼り直して、また位置変更のために剥がしたりしていますが、明らかに粘着力が違います。

裏面はこんな感じ。写真の印象から、こういうペラペラ形状ではなく、シャークフィンみたいな造形を期待している方も居て「イメージと違う」っていうレビューもありましたが、はい、こんなペラペラ形状ですので念の為。

ただ、素材の厚みも結構あるし、かなり造形としてはしっかりしています。車体に貼り付けた時に風圧に負けて効果無い、とか、そんな懸念は無いくらいにはしっかりしています。

コスパ考えたら十分な強度だし造形だし、全然悪くないじゃん、って個人的には思っています。

両面テープでの固定についてですが、このような形状なので、幅10mm程度の両面テープを真っ直ぐ貼れば固定できます。はみ出す部分をハサミで切り落とすことで、簡単に工作できます。

なので、位置変更など貼り直しもすこぶる簡単です。車検などで外せと言われても困らないレベルです。

XVハイブリッドに取り付けてみた

XVハイブリッドのバンパーへの取り付けですが、事前にこういったパーツを付けて効果あるんだっけ?というのをスポンジテープで検証していました。

既にかなり空力対策をしてるため、いまさらって感じで新しい感覚は無いのですが、まぁ悪くもなさそうなので取り付けてみることにしました。

取り付け方法については、プレスラインなどを手がかりに左右対称に、というのが基本なのですが、それだけでは不安だったので、マスキングテープというか養生テープを貼り付けてこれを目安に位置決めを行いました。

カナードの取り付けにおいては角度が重要で、概ね15度から20度くらいというのが定石らしいです。寝せすぎると期待する渦が生まれず効果が薄くなり、立てすぎると当然ながら空気抵抗にしかならないということで、この角度が難しいと。

まずは、とりあえず目視で上の写真程度の角度で取り付けてみました。

正面から見るとこれくらいの感じになります。

ちょっと遠目で見るとこんな感じ。ドレスアップとしても有効ですね。そういう意味では、4枚組ではなく6枚組がうれしいっていうレビューには共感します。

さらに遠目だと意外に目立ちません。サイズ感的にもこれくらいが丁度いいです。

走って感触を確認しつつ、位置調整を行う

早速これを付けた状態で年末年始、実家やスキー場に出かけてみたんですが・・・ちょっと角度を付けすぎたのか、位置が悪かったのか、思った以上に抵抗感が強くてなんかイマイチでした。

一個はずして左右1つづつにしたら多少感触は改善しましたが、やっぱりなんか違う感じがします。

いろいろ試してみて、結局この位置に修正しました。思ったより寝せたほうが良いのと、あと位置については、フォグランプ部のライナーの上下がやっぱり良いようです。

この位置には理由があって、プリウスか何かの風洞実験の圧力分布画像をどこかで見た時分かったんですが、最近の車で多いこのフロントバンパーの造形って、そもそもタイヤハウスの横を流れる空気の流れを減らす効果があるんです(と勝手に思っています)。

フォグランプのライナー部分で空気の流れが上下に切り裂かれ、上下の端から空気が後ろに流れていくようになっており、これだけでカナードに近い効果を生むようになっています。

そのため、この部分にエアロスタビライジングフィンを付けると、さらに空力が改善します。これは経験則です。結局カナードっぽい何かについても、ここに付けた時が一番感触が良かったということです。

そういう意味では、あまりこれ単体での効果は無かったのかなぁと思ったりもしますが、とにかく、この位置が肝であることは間違いないらしいってことを再確認できました。

ただ、ちょっとここにカナードっぽい何かを付けると、若干バランスが悪いです。

そのため、元々この位置には透明なエアロスタビライジングフィンを付けていました。黒いパーツは目立ちますし、バランスの悪さも際立ってしまいます。

このバランスの悪さを誤魔化すためにどうするか、と考えたのですが、結局「さらにエアロスタビライジングフィンを追加して見た目のバランスを取る」という手段に出ました。

結果、こんな感じで、なんだかヒゲが生えてるみたいなイメージになってしまいました。もちろん位置決めには養生テープを使ってきっちり合わせています。

しばらく走っていますが、なんか悪くないかな、って思っています。

ドレスアップにも空力的にも悪くない

以上、カナードっぽい何かを追加してみた話でした。

結局もともと取り付けていたエアロスタビライジングフィンっぽい何かの空力効果を超えられてはいない気がしつつ、やっぱり高速コーナーとかの安定感は増している気がしますので、取り付けて良かったと思っています。

ドレスアップにもこれくらいの大きさが丁度いいかなぁと。やっぱり3組欲しくなる気持ちは良く分かりました。

何より、思った以上にしっかりした作りで、コスパ的には全然有りな感じですので、かなりオススメ度は高いです。こういうパーツに興味がある方は是非試してみてください。そしてもっと良い取り付け位置や取り付け方があったら教えてほしいです。

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