今回iPhone Xs MaxはauのアップグレードプログラムでiPhone SEから機種変更しています。そんなわけで、iPhone SEを下取りに出しました。合わせて、auのアップグレードプログラムのメリットについてです。
auアップグレードプログラムで機種変更
今回のiPhone Xs Maxは結局auでiPhone SEから機種変更をかけました。キャリアの買い替え支援プログラムはやっぱり有効活用したいよね、ってところもありつつ、一方回線品質など総合的に考えるとSIMフリーは辛いよねというところもあります。
そんなわけで、iPhone Xs Maxを使い始めて2週間経ち、旧端末iPhone SEの買い取りプログラムキットが届きましたので下取りに出しました。通称、ドナドナ。
下取りキットは「本人限定受取」郵便で届きます。封筒の中には手続きの書かれた書面と申込書、そして返送用のレターパックが入っています。
同封の書面に従って手続きを進めます。やることは2つ。iPhoneを探すの無効化(iCloudからの切り離し)と初期化です。
この「iPhoneを探す」は端末の情報を利用者に紐づけて、要するに本来の利用者以外によるアクティベートを抑止する機構ですので、下取り時には元の持ち主側で確実に情報消去する必要があります。
「iPhoneを探す」はiCloudメニューから「オフ」にすればOKです。あとは全コンテンツを指定して初期化します。
初期化されました。電源を切って端末設定は終了です。
続いてケースとガラスフィルムを剥がしていきます。改めて見ると結構ケースには傷が付いていたなぁと。Spigenのネオ・ハイブリッドを常用していますが、やっぱりこのケース良いなって思います。
抜け殻と中身。ガラスフィルムがとにかく剥がしにくいです。iPhone SEって液晶面いっぱいまでガラスフィルムで保護できるということもあり、長期間利用したガラスフィルムとかきっちり張り付いていると、とにかく剥がれません。
アクリルフィルムなどの樹脂製フィルムだと、セロハンテープを貼って引っ張れば剥がれたりするんですが、ガラスフィルムだとそうは行きません。コツとしては、ガラスフィルムの角から横に押し込むように力をかけて自然にガラスフィルムが浮いてくるようにすると、少しずつですがフィルムが浮いてきて剥がせます。
ガラスフィルムとケースを外した本体を綺麗にクリーナーで拭いてあげると、もうほぼ新品同様のiPhone SEの出来上がりです。綺麗に使うのが好きなので、2年以上使ってもこんな感じです。
だからと言って査定額が上がるわけでも無いのですが、気分の問題として、やっぱり綺麗に下取りに出せるのは気持ち良いですから。
必要書類を揃えて、レターパックに詰め込んで、ポストに放り込めば発送完了。レターパックは配達状況の追跡が可能で、ちゃんと下取りセンターに届いたかまでは見届けることができます。安心ですね。
アップグレードプログラムの注意点
ところで私はこのiPhone SEを2年とちょっと使っていました。2年で割賦は完済になるのですが、月月割のサポートも切れるので、結局auへの支払額は大きく変わらず。うまくできているものです。
この2年の割賦支払い期間の間、アップグレードプログラムというのを適応していました。これは毎月350円払うことで12ヶ月目以降の機種変更で残金を免除してくれるプログラムです。2年経つ前に機種変更したい人には嬉しいプログラムです。昨今の高性能化したiPhoneではあまり意味が無いかな、というところもありますが、突然魅力的な端末が出てきた時も安心です。
そしてこの毎月のプログラム料金ですが、結局2年間使わなかった場合、次回もアップグレードプログラムの利用が条件とはなりますが、キャッシュバックされてきます。au Walletを持っていれば8400円全額が返還されます。
注意が必要なのは、このプログラムにはいくつか期間の設定の違うものがあり、48ヶ月対応と24ヶ月対応があって、最新のピタットプランに対応するのは48ヶ月対応の「アップグレードプログラムEX」になるということ。この場合今度は月月割が使えないとか、とにかく組み合わせの罠があるので要注意です。
そのような背景もあり、私は今回「データ定額」を継続しているわけです。理由はとにかく、『24ヶ月の月月割で端末割引支援の全額が確定すること』、これに尽きます。残金支払い免除を前提とした「半額サポート」ではこれが長期間未確定となるため(24ヶ月を超えて使うほどキャリアとしては負担金低減になる)、あまり嬉しくないかなぁというところ。
ここ、まさに今総務省からもツッコミが入って、各キャリアが「12月以降に」改善を行うように対策を検討しているということになっていますが、おそらくそれほど利用者が有利な条件にはならないような気がします。そもそも9月とか10月に対応しないとiPhone新機種には間に合っていないのであまり意味が無いし。
結論。料金プランは慎重に選ぼう。この一言に尽きるのですが、「月々の支払額」に目を奪われて、長期での支払い総額や条件を見落とさなうように注意が必要です。難しい。
au Walletは持っておいて損はない
今回の機種変更の下取り代金や、上記アップグレードプログラムの返還も、au Walletのポイントで返ってきます。au Walletはauのプリペイド式のクレジットカードで、様々な形でポイントが溜まっていくので、auユーザーであれば”とりあえず持っておく”っていうだけでもメリットがあると思います。
ちなみにカードの実体はマスターカードのプリペイド版でWebMoneyにも対応している模様。使ったこと無いけど。
ベースはプラスチックカードですので、マスターカードが使えるところであればそのままクレジットカードとして使えます(プリペイドに対応していないお店や商品はダメですが)。さらに強力なのは、このau WalletをApple Payに登録できるところ。最近私は専らau WalletをApple Watchで使っています。
若干、プリペイドのチャージ条件がちょっと不便かなぁと感じるところがありますが(JCB完全対応希望)、とにかく持っておいて損は無いです。
もっとau Walletを有効活用するには「じぶん銀行」と併用するのが最高だとは思うのですが、自分はまだやってません。今度口座開設しようかなと画策中ではあります。
キャリアかSIMフリーかは、総合的判断が必要
以上、auのアップグレードプログラムで機種変更したお話でした。
iPhoneの購入についてはキャリアかSIMフリーかって話がどうしても付きまといますが、今のところ私は、キャリアの購入支援プログラムをいかに活用するかっていうところでロックインにあえてハマっています。下取り価格など考えるとSIMフリー版で下取り専門店で売ったりしたほうがおそらく有利になると思うのですが、なかなか面倒ですから。
auであればau Walletなどの周辺サービスもありますので、自分の生活においてどんなメリットがあるか、総合的な判断が必要になっています。単純な支払額の低減だけじゃなく、良いサービスの組み合わせを探し出すことで生活の改善を行うことができるわけです。
ある面ではサービスの選択の難しさが増しているのですが、一方で様々な選択肢があることは嬉しいので、むしろもっといろいろな面白い使い方が出てくると楽しいかなぁと個人的には思っています。どうせなら楽しんじゃおう、と。
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