新しく開通した道路を走ってみるシリーズ。今回はK7横浜北線を走ってみました。
横浜北線とは
横浜北線とは、東名から第三京浜、首都高横浜線を結ぶ道路です。
最終的には東名横浜青葉JCTができて、ここまで繋がる模様ですが、今回開通したのは、第三京浜港北JCTから首都高生麦JCTを結ぶ区間です。これまでは保土ヶ谷ICから金港JCTまでぐるっと回るような感じになっていたところをショートカットできて、羽田空港までの時間が10分短縮されるとか。
早速走ってみましたよ。
港北料金所は「天空の料金所」
北線(K7)へは、第三京浜港北ICからは入れません。港北ICの出口料金所の先から入る形になっているので、第三京浜から出る流れで入ることになります。かれこれ数年大工事をしていた港北ICですが、やっとこれで一旦は完成を見たようです。
第三京浜の港北料金所を出た先で左側に入ると、K7に行けます。第三京浜を走ったことのある人なら、港北JCTの大胆な「立体構造」は見たことがあるかと思いますが、K7側の入口料金所は、その最上段に位置しており、まさに「天空の料金所」状態。新横浜のスタジアムや街並みが見下ろせる絶景です。そこにポツンと存在する料金所ゲート。なんだか趣深いです。
地下区間は思いのほか走りやすい
料金所を抜けると、新横浜ICを超えて、すぐに地下区間に入ります。
最近開通した首都高といえば、中央環状C2の山手トンネル区間。特に五反田界隈は、五反田川と山手通りの地下空間を活用した経路となっていることもあり、「うなぎの寝床」状態のカーブの連続になっています。他方、今回開通した北線は、地下のかなり深いところを通っていることと、丁度丘陵地の地下を通るようになっていることもあり、比較的まっすぐに生麦JCTまで通っています。勾配は確かに急なのですが、その分、道は真っ直ぐです。
舗装が新しいこともあり、恐ろしくロードノイズも静かで、非常に快適に走れます。
K7を抜けると、K1に入る事もできるし、そのままK5で湾岸線まで走ることもできます。
久しぶりにK5なんて走りましたが、ホント、この辺の横浜の首都高はとにかく景色が綺麗です。ベイブリッジからコスモワールドまで、やっぱり夜景が映えます。
新横浜ICが難しい
港北JCTが第三京浜からの流入出にしか対応しない構造上、実質使うことになるのが新横浜ICです。ここもかなり前から工事していましたが、やっと全貌が明らかになった感じです。
ただ、ここ、結構走るのが難しい、というか、道を知っている人ほど、「あれ、これ、どこに出たんだ?」って、面食らいますね。今までつながっていなかったところが繋がったので、ちょっと驚くという。
ちなみに、港北ICで降りるより新横浜ICまで行ったほうがちょっとでも近いかな?とか思ってる人に訃報。港北JCTから新横浜ICまで走っただけでも首都高の料金300円が取られます。まぁ、普通に考えれば分かる話なんですが、実際やってみて驚いた。もうちょっとなんか優遇措置してほしいかな、って思いました。
これは便利になった
それでもこの北線、個人的にはとても便利になったと思います。それこそアクアラインに行くのも近くなったし、これまで使い勝手がイマイチピンと来なかったK5もこれで有効活用できるようになります。K1の浅田出口の渋滞もこれでもしかして多少緩和されるかな?とか。
東名までつながってくれたらさらに嬉しいんですがね。いつになることやら。
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