オグナほたかスキー場の旅。最高のコンディションと、天国と地獄。

スキー

だから僕は関越道が嫌い。意外にも久々にオグナほたかスキー場に行きました。今日はホント、天国と地獄を味わった一日だった。

久しぶりのオグナほたかスキー場

なぜか突然オグナほたかスキー場に行きたくなったのですよ。

発端は、まぁ、「そういえばしばらく行ってないな」と思ったところから。ホームページなどでゲレンデの状態を調べていたのですが、虎の子のクワッドリフトが無くなっている。何があったんだろう、と思って「オグナほたか クワッドリフト」で検索したら、なんだか村議会の議事録が出てきました(笑)

https://www.vill.katashina.gunma.jp/gaiyou/kakuka/gikai/files/h25-5t-2.pdf

そういえばここも村営だったなぁ。エコーバレーが以前は町営だったんですよね。今はマックバレー傘下になりましたが、こういう自治体運営のスキー場って独特の雰囲気があって好きなんですよね。

で、そのクワッドリフト、どうやら故障して、修理できなくなって、運行停止したらしいとのこと。うーん。残念というか、なんというか。そもそもオグナほたかスキー場、クワッドリフトがあっても輸送力が厳しいスキー場だったので、さらに厳しくなったかなぁ、と思いました。でもね、なんかこういう議事録とか見ちゃうと、すごく頑張ってる感じが伝わってきて、これは行かなければいけない、っていう、妙な使命感に駆られてきちゃったんですよね。

という訳で、この週末はオグナほたかスキー場に行くことに決定。

だから僕は関越道が嫌い

出発は4:50。前日仕事なのでどうしても遅くなる。しかも関越道だし、この時点で、嫌な予感しかしない。

どうやって関越まで行くかがまずはポイントなんですが、今日も普通に環八で練馬に向かいました。ただ、土曜日なので、大型車多いです。なかなかに混んでる。それでも50分くらいで練馬インター入れたので、まずまずといった感じかな。

そして嫌な予感は的中するもので・・・高坂SA界隈で最初の渋滞。どうやら何か事件が起きていたらしく、坂戸IC辺りで何かを処理していたらしい。要するに、事故渋滞。関越道って、基本的にこの時期、この時間帯、交通量が半端なく多いので、ちょっとしたことで渋滞しちゃって、なかなか解消しないんだなぁ。

いつもの、本庄児玉のローソン。7時近いのです。遅いのです。うーん。大丈夫かなぁ・・・

次。駒門PA付近で事故渋滞。最初は、前橋の車線減少による自然渋滞かと思っていたんですが、残念ながら事故渋滞。交通集中による自然渋滞って、自然に発生するだけに、自然に解消される傾向があるんですが、事故渋滞はガチって止まるんですよね。9kmほどノロノロしました。

そして最後は沼田IC付近の渋滞。出口渋滞かと思ったら、赤城高原近くまで伸びてきた。今日は天気も良いし、やっぱ混んでるのかなぁ、って感じです。

という感じで、渋滞、渋滞、の関越道。まさに鬼畜、まさに地獄。トップシーズンらしい風物詩と見ることもできますがねぇ。Twitterタイムラインなど見ると、結構今朝は関越道、事故多発していたらしい。せっかくのスキー・スノボツアー、楽しく、安全に行きましょうね。

車にスノボ立て掛けるのやめて

結局、オグナほたかスキー場に着いたのは、9時過ぎ。4時間以上かかった。関越方面は距離は近い割に、混んでいて中央道方面より時間かかるという、この法則、なんとかならないかしら。うーん。

オグナほたかスキー場って、結構山道を登った先にあるんですよね。ここの登り坂、思い出深いポイントでもあって、その昔、STEAM RN3でココに来たとき、この坂が登れずに、最下段の駐車場に車入れることになったことがあって、そのとき、「もうFF乗らない」って心に誓ったんだっけ。そして今乗っている車はXVハイブリッド、もちろんAWD。オグナほたかスキー場の上り坂もスイスイ登ります。

駐車場で支度していたら、ちょっと気になる光景が目に入りました。車にスノーボード立て掛けてる人。それね、やめたほうが良いから。まず車体が傷つきます。そして、滑って倒れると、さらに車に傷が付くし、場合によっては他の人や他の車に被害を及ぼすこともあります。これ、絶対やめてほしい。

てゆっか、普通、やらない。実際、滅多に見ないです。やっぱりこの時期、あまり普段滑りに来ない人が来てるのかな、って思いました。こういうノウハウと言うかマナーと言うか、こういうのはちゃんと啓蒙せんといかんなと思った(偉そうだ)。

ちなみに、水温計が99度を指していて驚いた。オデッセイでは90度以上なんて見たことないんですが・・・GPEってこんなもんなのかな。一応、オーバーヒートするレベルではないんですがね。流石に上り坂はエンジンブン回すから仕方ないのかな。

オグナほたかスキー場は天国だった

さて、肝心のゲレンデですが、地獄の関越道を超えてきたオグナほたかスキー場は天国でした。

今日は天気良かったんですよ。先週までの寒波もあり、雪もたっぷりあるし、ゲレンデは圧雪されたパウダー。キュッ、キュッって音がする。柔らかくて滑りやすいコンディション。最高。やっと今シーズン初めて、まともにスキーが楽しめるコンディションでした。

そして空が青い。マジで、目に染みるくらい、青いです。風も弱いし、気温も適度に低くて、もう、最高の最高。忘れてましたが、オグナほたかは、雪質が良いゲレンデの一つなんだった。武尊山系のスキー場の中でも標高の高い、川場、たんばら、そしてオグナほたかは、雪質侮れないのですよ。

さらに・・・人が少ない。空いてる。オグナほたかスキー場、穴場なんだっけ。これまた忘れてた。クワッドリフトが無くなって輸送力は低下していますが、リフト待ちはほぼ皆無だし、密かにここ、ゲレンデ広いんですよね。結構、貸し切り状態で滑れるシーンが少なくないです。

ごめんよ、忘れてたよ。オグナほたかスキー場。ここはパラダイスだった。

ただ、クワッドリフトがなくなってしまったことで、リフト乗り継ぎが増えてしまったのは流石に残念。オグナほたかスキー場の最上部のゲレンデが結構好きで、今日もここまで登って滑りましたが、リフト4本乗り継ぎなんですよね。ちょっと遠い。

この最上部ゲレンデからの景色は最高です。

尾瀬岩鞍とか、白根山とか、美しい山並みが一望できます。素晴らしい。さらに今日は天気も良く、見渡す限りの青空。そう、スキーの醍醐味って、これだったよなぁ、って思い出しました。

この最上部のゲレンデ、いい塩梅の荒れっぷりで楽しかったです。楽しかったんですが、体力削られる。いやぁ、いつまでも滑っていたいコンディションだった。でもね、下部のピッチリ整備されたゲレンデも凄く良くて、とにかく今日は最高でした。

本当は、全コース滑りたかったんですがねぇ。輸送力の低さというか、リフト配置が若干最適ではないところが痛いところで、全部は滑れませんでした。整地急斜面とか行きたかったんですが、リフト1本で登れないコースが少なくない。やっぱりクワッドリフトあったら嬉しいかなぁ、とも思いましたが、でもね、これはこれで、このスキー場の「味」なのかもしれないとも感じています。

ちなみに、いつも硬いほたかスカイウェイの最後の斜面は、こんなコンディションでもやっぱり硬めで怖かったです(苦笑)。

午前券で13時まで滑れるのも良いところ。今日みたいに関越の渋滞で滑り出しが遅れても、午前券できっちり滑れます。

いやぁ、まさにオグナほたかスキー場、パラダイスだった。関越道という地獄を抜けると、そこはパラダイスでしたよ。これは通いたくなる。最近、行き慣れた、行きやすいスキー場にばかり行ってましたが、またいろんなスキー場行ってみても良いかな、って思ったのでした。

南郷温泉しゃくなげの湯

気持ちよく滑ったあとは温泉へ。南郷温泉しゃくなげの湯へ行きました。

考えてみると、ここ、お気に入りって言ってる割に、年に1回くらいしか来てないなぁ、と反省(苦笑)。ここも空いてました。しゃくなげの湯は国道120号とか、沼田からはちょっと離れたロケーションなので、基本あまりメジャーじゃないのかな、と思います。

いいお湯でした。空いてれば、どこでもパラダイス。

群馬県道62号沼田大間々線

ここから帰るのですが、今日はもう関越走りたくないので、「群馬県道62号沼田大間々線」を行きました。

この道路、赤城山の裏を走る道路で、桐生界隈まで裏道で抜けられます。そこから北関東道と東北道で帰ろうかな、と。という訳で、群馬県道62号沼田大間々線を走る、走る。

しかしながら、ちょっと当てが外れた。気持ちよくワインディングを走るイメージで行ったんですがね。雪道でした(苦笑)。いや、正確には、日陰は雪道、日向はドライ、っていう、まぁ冬場には良くあるコンディションなんですが、これ、最高に走りにくいんですねー。いやぁ、残念。でもまぁ、渋滞無かったからいっかー。

いい加減お腹すいたので、桐生の「ステーキ宮」へ。そう、栃木県民のソウルフード、ステーキ宮です。でも今日はハンバーグランチです。宮のタレでハンバーグ。これも、悪くないですね。

東北道で帰ったけど・・・

そして、桐生から北関東道、東北道で帰ってきました。当然、渋滞無し。快適なクルージングでした。

さて、それでは関越道はどうだったかしら、と渋滞情報を見てみると、残念ながら(?)、こちらも渋滞はしていなかった模様。あああ、わざわざ回り道する必要無かった?まぁでも、群馬県道62号沼田大間々線走れたし、良かった、良かった、と。

という訳で、地獄の関越道から天国オグナほたかスキー場へ、一日で天国と地獄を味わうスキーツアーでした。あの青い空と山並みはしばらく記憶に残りそうな風景でした。スキーの醍醐味、外せません。

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