MacBook Pro Late 2016ファーストインプレッション。届いてから動くまで。

Mac

やっと届きました。New MacBook Pro。13インチTouchBarモデルです。届いてから動くまで。

スペック

今回購入したMacBook Proは以下のモデルです。

  • 13インチ型
  • TouchBarモデル
  • 2.9GHz Core i5
  • メモリ16GB
  • ストレージ256GB
  • USキーボード

256GBモデルをベースに、USキーボードとメモリ容量をカスタマイズしています。TouchBarモデルにするかどうかはちょっと悩みましたが、TouchBar意外のスペックでも細かな差異があるため、TouchBarモデルにしました。

予定通り届いたMacBook Pro

やっと、とは書きましたが、Apple Store予約時点で表示されていた日程から1日早い到着です。概ね予定通りという感じ。時系列をまとめておきます。

日時イベント備考/ヤマト担当店
2016/10/29 13:14注文到着予定は12/4〜12/10
2016/11/30 16:30海外荷物受付上海支店(中国)
2016/11/30 20:01出荷連絡「商品出荷のお知らせ」メール
2016/12/2 07:31海外発送上海支店(中国)
2016/12/2 18:56荷物受付・発送ADSC支店
2016/12/2 22:20作業店通過神奈川ベース店
2016/12/3 11:26配達完了

こんな感じで、結局12/3に受け取れたと。上海出荷って見たときは、中国からだと結構時間掛かるかなぁと嫌な予感がしたのですが(先日、中国の会社からの郵送で凄い待たされた嫌な思い出が。でもその時は国慶節だったんだけどね)、さすがヤマト、速いです。

開封!

無事MacBook届きましたよ。開封です。

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箱はこんな感じ。ラベル貼り付けの雑さが、中国発送って感じさせます。

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中にはいつものMacBook Proのパッケージが鎮座しておられました。

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箱。TouchBarモデルなので、箱の絵柄もTouchBarモデル。

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開封すると、いつもの通り、ビニールに包まれたMacBook本体が。良くも悪くも、代わり映えしない、Apple製品のパッケージングです。

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内容物はこんな感じで、今回、電源がMagSafeからUSB Type-C Power Delivery(PD)になったことで、アダプタとケーブルが別になっています。

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これがUSB Type-C PD対応ケーブル。質感はいつものAppleのケーブルなんですが、太い。思ったより、太いです。ちょっと取り回しずらいかなぁという印象です。

まずは初期設定

早速、本体をセットアップします。

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今回のMacBook Proは、起動音が無く、かつ、液晶を開けたらすぐに電源が入る仕様です。いきなりセットアップが始まってびっくりしますが、これが仕様です。

気になるTouchBarですが、当たり前の話ですが、セットアップ時点でもESCはじめとした基本的なキーは表示され使える状態になっています。印象としては、比較的普通に、何か必要なものは表示されているイメージですね。

今回のMacはTimeMachineからの復元ではなく、ゼロからセットアップするので、あれやこれや設定していきます。当然ながら、この間、特にTouchBarに触れるオペレーションもなく、普通にセットアップできます。

とりあえず、初期不良らしい症状もなく、ちゃんと動いているらしいので、まずは安心です。

最初にやることは、保護フィルム

さて、新しいデバイスを購入したら、最初にやることは、決まっていて、そう、保護フィルム貼り付けです。

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ちなみに今回は、MacBook Proと合わせて、液晶保護フィルム、タッチパッドフィルム、そしてUSB Type-C/B変換プラグを購入しています。

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という訳で、まずは液晶保護フィルムを貼り付け。買ったのは、ビザビの液晶保護シート。

結構お高いですが、ビザビ製だし、TouchBarの保護フィルムまで付いてるし、良い感じです。付属品は特に無し。スマホの保護フィルムにあるような、アルコールシートとか、ダストリムーバーとかもありませんので、必要ならエアダスターやセロハンテープ等を駆使してホコリや汚れを事前に除去する必要があります。今回は、開封直後なので、あまりきちんと脱脂などはしていません(したほうが良かったかなぁ・・・)。

液晶保護フィルムの貼り付けですが、MacBook Proの液晶画面は周囲にゴムが張り出しているので、これに合わせて上部から合わせていけばOKです。ただ、若干遊びがあるので、「気持ち、下め」が正解だった模様(あとでカメラ穴位置見て気づいた)。なので、位置合わせは全然難しくないのですが、とにかく面積が広いので気を使います。正直、ホコリは若干、喰ったと思いますが、そこはあまり追求していません。

この保護フィルムはクリアタイプなので、アンチグレアなフィルムに比べると、やはり画面がキレイに見えます。Retinaディスプレイの美しさを堪能するにはやはりクリアタイプだなぁと思います。

TouchBar保護フィルムの貼り付けですが、これが一番難易度が高かったです。とにかく横に果てしなく長くて、しかもTouchBarはちょっと張り出しているため、位置合わせが非常に難しい。今回は若干勢いで貼ってしまったのですが(いや、早くMac触りたかったため)、端をセロハンテープで押さえる等の位置決め対策をしたほうがこちらは良かったかな、と思っています。

続いて、タッチパッドフィルム。タッチパッドフィルムと言えば、本当はパワーサポートなんですが、まだ対応したモデルが発売されていないのでビザビです。

タッチパッドはパームレストから凹んだ形になっているため、位置決めも簡単です。これを貼るとパームレストとの段差が無くなるので、操作感も多少良くなるかな、という感じですね。

貼り終えて、実際、触ってみると、たしかにサラサラなんですが、パワーサポートのトラックパッドフィルムに比べると若干引っかかりを感じます。パワーサポートのトラックパッドフィルムが、鱗状というか、若干粗目でツルツルとした素材を活かしているのに対して、こちらは鮫肌のようなザラザラから来ているサラサラ感になっている、という印象ですね。これはパワーサポートから対応品が出たら買い替えたいかもしれない。ちょっと惜しい感じです。

それでも、トラックパッドフィルムが無いのに比べたら、精神衛生上全然良いので、とりあえずOK。

これでまず最低限の防御は完了、使える状態になったかな、と。

MacBook Pro比較

まずは、今まで使っていたMacBook Pro Retina 13インチ Late 2012と、外観的な印象の比較です。

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全体的な大きさですが、一回り小さくなっています。写真は、反対の端をあわせたときの差になります。見た目、縦横の大きさはそんなには変わってないですが、多少、小さくはなっている。

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それ以上に、背面のアップルマークが小さくなっているのが印象的ですが。これはMacBook(11インチ)と同じデザインかな、もしかして。しかも光らないし。このアップルマーク、メタル地なので、ちょっと傷が怖いかなぁと感じます。

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厚さも薄くなっています。本当に、USB Type-Cとヘッドフォンジャックしかありません。非常に、シンプルなデザインです。

本体を持った感じですが、Late 2012は流石に若干、ズシッとした重みがありますが、Late 2016は、軽くは無いけど、重みを感じるほどではない、という重さになったかな、と感じます。決して、圧倒的な軽さではないし、Airに比べるとやはり重いな、と思います。ただ、このスペックでこの重さになった、って思えば、悪くない持ち心地かなぁと。

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キーボード面の比較ですが、Late 2016はスピーカーが前面に付いて、トラックパッドが広くなって、キーボード自体も新しい設計のものになっています。キーボードの打感についてはしばらく使ってから別途レビューしようかと思いますが、実物を長く使った印象としては、全然悪くないです(このブログを実際新しいMacで書いてますので)。

スピーカーが前面に付いたことで、音は良くなったと思います。しっかり音がキーボード面の中央から聞こえているような印象で、Late 2012のような、どこか遠くで音が鳴っているような印象は無くなりました。

広くなったタッチパッドですが、変な話、これが意外に操作感の改善に寄与していると感じています。ポインタスピードの設定にもよりますが、今までワンストロークで操作できなかったところがワンストロークで届くという。もちろん、ポインタスピード上げれば同じ操作感にすることができるのですが、そうすると今度は細かな操作がしずらくなるということで、現実的な操作性の設定範囲で考えると、やはりタッチパッドが広くなると操作感は良くなるんだなぁと、これはちょっとした発見です。

TouchBarは面白いけど

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TouchBarについても詳細なレビューは別途としたいと思いますが、第一印象としては、コロコロと表示が変わる様は、なんだかとてもハイテクな機器を触っている感じがあり、非常に楽しいです。

楽しいですが、実用的かと言われたら微妙・・・。アプリにもよるので、まだなんとも言えないところですが、Apple標準アプリ、例えばSafari等では積極的に活用しようとしているようで、何かできそうです。まだ良くわからない。

懸念されたエスケープキーですが、実際、使ってみると、あまりエスケープキーを押す機会もないので、TouchBarになったことの影響はあまり無いかも。

一点、すぐに感じた気になる点ですが、このTouchBar、スマホの画面等と同じく、タッチセンサーなので、思いの外、機敏に反応します。例えばDeleteキーを押そうとして、ふと音声コントロールに「触れて」しまったり、全く無意識のレベルで、これが起こります(なんで何度も何度も「Siriを有効にしますか?」って聞かれるのかと謎だった)。もちろん、正確にタイピングしていれば問題は無いのですが、ちょっとナーバスな操作感だなぁ、というのが第一印象です。

第一印象としては、悪くない

と、ここまで、実際このブログも新しいMacBook Proで書いていますが、第一印象としては、悪くないです。意外に普通にタイピングできてるし、実はむしろこのキータッチは、癖になるんじゃないかと思っているくらいです。

ただ、MacBook Pro Retina Late 2012を使っていた身としては、特にスペックアップの恩恵が今のところ感じられていないというところもあります。この辺は、もうちょっといろいろ使ってみないと分からないところですが、例えば極端にブラウザが速くなったとか、そういうところは無くて、言われてみれば”今の速かった!”って、ちょこちょこと、あるかなぁ、くらい。もちろん、動画編集等ガリガリ使ってたら違うのかな、と思いますが、普通に触っている限りでは、そんなに速くなった印象は無いです。

それでも、流石に満を持して出して来ただけあって、PCとしての完成度はやはり高くて、使い心地の良い仕上がりであることは間違いないです。いろいろ使ってみないとね、と。

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