さて、先日起きた事件の対応のため、ディーラーで見積もりしてもらいました。その内容について。
車上荒らし、続報
見積もりです。車上荒らしの顛末はこちら。
とにかく壊されたドアの鍵(鍵穴)を治さないといけません。いくらかかるんだろう、と戦々恐々です。
で、出てきた見積もりが2パターン。
- ドアの鍵(シリンダー)のみ交換するパターン。予算は概ね1万円。この場合の制限として、エンジンの鍵とドアの鍵が別のものになってしまう。キーレスに収納できる鍵まで作れる。
- エンジンの鍵までまとめて交換するパターン。予算は概ね10万円。ここまでやると、キーレスも含め鍵一式が交換されるため、1本の鍵&キーレスで済む。エンジンキーの交換は、セキュリティも絡むので、結構大変。おそらく保険も使えるけど、免責で5万は払うことになりそう。
う、やっぱり安くないなぁ。そこでもう一つ気になることが。リセール(下取り)への影響です。これも、下取り業者によって対応も違うので、なんとも言えないところですが、仮に、ディーラーで下取りしたとすると、結局部品原価程度を査定額から引いて(つまり実費負担)、自分たちで整備して出すとのことです。基本的に、車は1本のキーで動くものという観点だそうで、まぁですよね、と。
その後もいろいろ調べましたが、下取り業者によっては、基本的に原状さえ復旧できていれば鍵の本数には拘らないというところもあるようですので、ドアキーのみの修理という方向で準備中です。
さて。全然別の話。ディーラーで聞いた、保険の話。今回の件で保険使えるか?なんて話になって、ちょっといろいろ聞いちゃいました。
- 今回のこの鍵修理、保険使うと、1等級下がる。ただし、私は長期契約(2年)しているため、次の更新のタイミングではまた1等級上がった状態になる。つまり、実質保険料への影響は無い。長期契約のメリットとして、1年単位での等級変動対策になると。
- 意外に無保険車は多い。マジか?と思いましたが、こんな感じらしい。
- つまり、概ね3割の車は保険に入っていないので、事故られようもんなら、貰い損。まさに走る凶器。
- 実際のところ、個人所有の車は殆どが保険には入っている。問題は業務用自動車。そして農家で使っている農業用のトラックなど。都道府県別加入率見てもこの状況を示している。
- 無保険も怖いけど、実はある意味もっと怖いのが、米軍と外交官ナンバー。治外法権なので、こういった車と事故ると何かと厄介。都内でも「外」ナンバーは結構見るので気をつけよう。近寄らないに越したことはない。
- そうやって総合的に考えると、一番怖いのは『沖縄』という結論になる。
正直、保険無しでは怖くて車なんて運転できない性分の私。世の中、背に腹は変えられない人は少なくないのね、と感心する一方、そう考えると怖いなぁ、と。今回の車上荒らしじゃないですが、もし事故った相手が無保険だったら、とか、やっぱり怖いです。
これは私の持論ですが、自動運転車や「空飛ぶ車」が実用化しない要因の一つに、保険の仕組みが立ち上がらないから、というのがあると思っています。保険って、リスクをコストに見せる非常に良く出来た仕組みなんですが、やっぱりまだ、例えば自動運転車の事故について、どういう”座組”で対処できるかとか、ノウハウが少ないんですよね。
そんなことを考える良い機会にもなった今回の事件ですが・・・いや、許せませんよ。もちろん。
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