iPhone SEレビュー。パフォーマンス良好。2GBメモリはやっぱり良い。

iPhone

やっと届いたiPhone SE。ケースとガラスフィルムを装備して、準備万端。期待のパフォーマンスとメモリ2GBについて。

最初に来たのは・・・ソフトウエアアップデート。

と、その前に。届いたばかりのiPhone SEに、ソフトウエアアップデートの案内がありました。9.3.2です。早速アップデートしてみたと。

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設定アプリのバッジが目印。

OTAでのダウンロードサイズは90MB弱程度なんですが、iTunesからフルアップデートをするのがシキタリなので、今回もフルアップデートです。しかしダウンロードサイズが1.9GBとか、拷問みたいな容量。Softbank Airがね、遅いのよ。これね、きっとiTunesからの通信個別での制御かかってる。見ているとiTunesのソフトウエアダウンロードだけ、常にスピード出ないから。

そんなわけで、305ZTの容量を食いつぶしつつダウンロード。無事9.3.2にアップデートされました。

各種アプリの使用感について。

取り急ぎ、ホームボタンダブルクリックのタスクリストだけでも速さの違いを感じられるくらい、iPhone 6 Plusから比べると性能改善しています。iPhone SE、やっぱり速いです。

さて、早速、各種アプリ・・・ってゆっか、ゲームなんですが、使用感の変化や初期インストール時のダウンロード容量(苦笑)とか、まとめてみます。

メビウスファイナルファンタジー

比較的起動が遅い部類に入るメビウス。3Dによる戦闘自体はストレス無いんですが、その前後のフィールド移動やジョブ変更時等に結構待たされる印象があります。これは改善されるか、と。

まずはインストールとデータ移行について。メビウスはiOSデバイス間では「ゲームセンター」を経由してアカウントの引き継ぎというか、共有が可能です。これ、実は「ゲームセンター」の正しい使い方だと思ってるんですが、意外に対応アプリが少ない。なんでだろう。ゲーム本体は100MBに満たない容量なんですが、初期ダウンロードでなんとゲームデータを1.9GBもダウンロードします。結構時間かかりました。

起動してしまえば快適です。ゲームの起動速度は、さほど変わった印象はありませんが、それでも速くなったと思います。なかなか表示されなかった起動時のインフォメーション画面がさらっと表示されるとか、やっぱり速いな、って感じる。フィールド移動やジョブ変更画面など、今までちょっと待ちが入る印象があったところも軒並み高速になって、ストレスがかなり低減されています。

期待通り、快適になって良かったです。

スクールガールストライカーズ

スクストは比較的快速なアプリの部類に入ると思います。iPhone 6 Plusでも特に引っかかるようなところもなく、アプリ自体かなり良くチューニングされていると感じています(そもそも、そんな凝ったゲーム内容じゃない、ってところがあるんですが・・・)。これはまぁそれほど変わらないかなぁ、と思いつつ。

データ移行は、「SQEX BRIDGE」という専用のアカウントサイトにデータを登録することで、Android、iOSを跨いでもアカウント引き継ぎが可能。ほとんど共有状態でゲームができます。非常に便利。アカウント登録も、GoogleやFacebook等、外部アカウントが使えるので、超楽チン。最近データ引き継ぎをむしろ難しくしてるんじゃないかと思うようなゲームが多い中、非常に良心的だし快適だと感じます。

初期ダウンロード容量は950MB程度。ほぼ1GB。流石にこれも多いなぁ・・・。これまた結構待たされた。

ゲーム本体は、元々快適だったので、そんなに変わらない感じ。確かに、気にしてみると、iPhone 6 Plusよりレスポンスが良くなったと感じることがちょこちょことあります(Loading表示があまり出ないって感じ)。何より驚いたのが、チームメモカ設定の「全メモカからおまかせ」設定。これ丁度アプリバージョン・アップもあったので、それももしかしたら効いているのかもしれませんが、結構iPhone 6 Plusでは、うーん、って長考する処理だったんですが、iPhone SEでは一瞬で終わります。これは凄い。

これまた期待通りの仕上がりです。

ブレイブフロンティア

これまた起動が遅い部類のブレフロ。起動時のファイルチェックとか、あとは画面エフェクトフル(戦闘エフェクト、フィールドエフェクト有効、ドロップアイテム、HC、BC、クリティカル、スパーク全表示)で処理落ちしないかな、ってのが一応のバロメータです。

データ移行は、専用コード払い出しで引き継げます。画面上いつのころからか「引き継ぎ」ではなく「復旧」になっていますが・・・何があったんだろう。結構桁数の多い数字なので若干難しい。初期ダウンロードサイズは、サイズ表示が無いので分かりませんでしたが、多分時間的に見て1GB程度はダウンロードされた感じです。果てしなく、待たされる感じ。

起動速度はあまり変わらないかな。それでもやっぱり速くなってると思います。エフェクトフルでの処理落ちですが、完全に無くなったか、というとちょっと微妙ですが、殆ど感じられないレベルになってるので、やっぱりかなり処理速度上がっていると思います。エフェクトフル状態でも、BB連発する時でもちゃんと入力が入ると。素晴らしい。

やっはり速いって素晴らしい。

ブレイブソード✕ブレイズソウル

ブレブレも起動は遅いけど動きは速い系。起動速度が改善されると嬉しいなぁというところです。その他の音声データや画像データは、そもそも「都度ロード」になっているので、そんなに高速化の恩恵は無いかな、と思いつつ。

データ移行は専用コード払い出し。ブレフロとはちょっと違ってて、「一度払いだしたコードは次払いだされたら無効になる」っていうことらしい。常に有効な引き継ぎコードは1世代ってことかしら。初期ダウンロードは特に発生せず。都度ダウンロードなので、都度都度ロードがかかる状態から始まるので、魔剣が揃ったアカウント状態からだと、多少ストレスを感じます。

起動速度は期待通り速くなりました。iPhone 6 Plusでは結構これ待たされたんですよね。「データ整理」のメニューがあるので、これやったら速くなるかな、と思って試したこともありますが、あまり変わらなかったと。iPhone SEでは、ほんと、さくっとホーム画面に遷移します。非常に快適。ただ、最初は都度画像&音声が読み込まれるので、結構ひっかかります。特に魔剣の一覧が表示される「強化」「編成」画面など、1回目はずずずずずーーーって画像がロードされるまで時間がかかります。でもこの辺、極力非同期で組まれているので、ユーザビリティは悪く無いですね。

期待通り、起動が高速化して、快適になりました。

マルチタスクで2GBのパワーを体感

かなりアプリの動作は速くなったのですが、じゃぁ、そもそも期待していた、「タスク切り替えで簡単にリロードかかるのが改善されるか」について。

結論から言うと、『マジ、リロード頻度下がります』。

例えばゲームやってて、裏でSafariで攻略サイト見て、またゲームに戻って、なんて操作しても、ちゃんとリロードかからずゲームに戻れます。複数ゲームを起動しているような状態でも、リロード無しでゲームを渡り歩くような操作が実現できています。非常に快適です。

やっぱり2GBメモリは快適。ってゆっか、1GBメモリではユーザビリティを結構スポイルされていたことを改めて認識した感じです。iPhone 6以前の機種と6s以降の機種の間には、超えられない壁があることを実感しました。いくらメモリ効率の高いiOSといえど、アプリのメモリ要求が肥大化する昨今、昔ながらの1GBメモリでは流石に厳しいと。

結論 イマドキのアプリはイマドキの端末で

と、一通り動作を確認してきた感想としては、iPhone SEは正しくハイエンドなスペックを備えた最新端末としての機能性を備えていることが確認できたな、というところです。入手してから2日ほど使っていますが、コンパクトなボディに快適な操作感を備えた素晴らしい端末だと感じています。

ただ、面白いことに、iPhone SEの小さな画面をずっと見てると、ふと大きな画面が恋しくなるんですよね。絶対的な情報量ではやはりiPhone 6 Plusにはかなわないのです。何台もスマホ持つのは現実的ではないですが、これくらい画面サイズに違いがあると、分かりやすくニーズの違いが明確になって良いかな、と思いました。

ちなみに。ここまでの初期動作確認で、ダウンロード容量は軽く6GBに到達しました。アプリが扱うデータが肥大化する昨今、通信量制限とか、現実的じゃないよなぁ、と改めて思いました。

その他、気になったところとか・・・

そういえば・・・iPhone SEではデフォルトでLIVE Photosが有効になっていて、写真を撮ったつもりが動画が取れていて驚いた。カメラアプリの画面で、OFFにしないと普通の画像ファイルが出来上がらないので注意が必要です。

あと、当然と言えば当然なんですが、スクリーンショットのサイズが小さくなっていますので、素材用に縮小とかする必要は無くなっています。この辺、気にしておかないと、機械的に縮小してしまい、おおお、画像小さいじゃん、って驚くことになります。ふと忘れがちなので、要注意です。

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