2015年も明けてしばらく経ちますが、改めて、2014年を振り返る企画。まずは私のミュージックライブラリを振り返り、2014年に聴いていた音楽についてまとめておこうと思います。
まぁ個人的な備忘録なので、評価などは参考まで、付記されている日付は、私のライブラリに登録された日付です。iTunesのスマートプレイリストで追加日でフィルタし、再生回数の多いもの、レーティングの高いものを中心に、推しトラックを列挙してみています。
黒崎真音 / X-encounter (2014/1/3)
2014年最初に登録され、そして比較的聴いていた楽曲。黒崎真音はまぁそれなりにこれまでも聴いてはいたのですが(とあるのOP/ED)、この曲は突き抜けた感があって好きです。速いテンポに駆けまわるメロディーライン。端的に、「かっこいい」曲だと思います。「東京レイヴンズ」のOPです。アニメの演出とも相まって、素敵な世界観に仕上がってると思う。
沢井美空 / ごめんね、いいコじゃいられない。 (2014/1/3)
「キルラキル」のEDで象徴的な歌謡曲風の楽曲です。こういう雰囲気は好きです。懐かしさを感じさせるメロディーラインですが、曲の作り的には古さが無いところが、アンバランスで面白いです。歌謡曲はこんな難しい符割はしないですよ。
水樹奈々 x T.M.Revolution / 革命デュアリズム (2014/1/10)
「Preserved Roses」に続く、コラボ2曲目ですね。相変わらず突っ走る2人のボーカルが気持ちいい仕上がりです。これカラオケでは歌えないなぁ・・・といつも思う。元々はヴァルヴレイヴのOP企画ですが、このコラボは継続して欲しいです。
妖夢討伐隊[栗山未来(CV.種田梨沙)、名瀬美月(CV.茅原実里)、新堂愛(CV.山岡ゆり)] / 約束の絆 (2014/1/30)
アニメの演出とも相まって、この曲はとにかく、2014年一番ハマった曲だと思いますね。3人のボーカルの個性がうまく引き出されていて、ソロパートもユニゾンパートもグッと来ます。この辺の曲の作りがやっぱ好きですね。ちなみにこれ俊龍です。茅原実里「蒼い孤島」「暁月夜」あたりが俊龍楽曲で、この辺もプレイリストにして聴いてたっけ。
岸田教団 & The 明星ロケッツ / ストライク・ザ・ブラッド (2014/2/9)
「いやらしい」でお馴染み、ストライク・ザ・ブラッドのOPですね。単純にカッコイイ。ストブラ界隈は井口裕香「Strike my soul」等、結構良い曲が多いと思います。最近はavexかエレガか、ということが多いですが、ASSUMED SOUNDSも注目、かも。
日笠陽子 / EX:FUTURIZE (2014/2/16)
Z/X IGNITIONのOPテーマですが、実は日笠陽子ソロ・プロジェクトの第四弾なんですって。カッコイイ曲です。2014年は結構日笠陽子の曲を良く聴いた気がします。
アフィリア・サーガ / S・M・L☆ (2014/2/16)
なぜかこれ上げたくなった。桃井かおり作詞。アフィリア・サーガって、どうなんだろう・・・って思ってましたが、この曲を聞く限り、「悪くない」と実は思っています。この手のユニットは単発ロケットが多いですが、アフィリア・サーガはこのまま行けるか、と。
fhána / ケセラセラ (2014/2/22)
fhánaは「divine intervention」を始めとして、何曲かリリースしていますが、とにかく注目のユニット。メロディーラインが心地よい。最近、あまり「メロディーメーカー」って言葉を使わない気がしましたけど、fhánaについては、まさにメロディーの美しさだなぁと思います。少しづつ知名度も上がってきている気がします。期待です。
梶浦由記 / Credens justitiam (2014/3/12)
今更、「マミさんのテーマ」。いや、まどマギのサウンドトラック、借りちゃったんで・・・。でもね、普段サウンドトラックなんてあまり聴かないんですけど、このサントラはマジ聴いてると、まどマギの各シーンが思い出されて、ちょっと泣けてくる感じです。ワルプルギスのテーマとか、いろんなアレンジで登場するメインテーマとか、音楽が象徴的に使われていたのを感じます。「もう何も怖くない」が死亡フラグになったのは・・・懐かしい話ですが。
ハクア・ド・ロット・ヘルミニウム (早見沙織) / NAKED GENIUS (2014/4/26)
2014年、一番聴いたアーチストは誰か、と言われたら、間違いなく、早見沙織です。特にハクア名義のカバーにも名曲が多くて素晴らしい。アーチスト=早見沙織のスマートプレイリストをずーっと聴いてました。基本的に歌が上手いとかではなく(それは基本として)、やはり彼女特有の声の柔らかさ、まさに癒しなのかな、って思います。個人的な推しは、「dis-」ですよ。やっぱり。
petit milady / azurite (2014/5/31)
「恋はみるくてぃー」も良く聴いたなぁ・・・。プチミレディ。悠木碧と竹達彩奈のユニットです。当初企画物かと思ってたんですが、アルバムも出して、リリースも継続していますので、このまま継続しそうですね。azuriteはとにかくメロディが気持ちいい。伸びやかなボーカルと相まって、疾走感のある仕上がりです。アルバム「プチミレディア」もオススメ。
野水いおり / DARAKENA (2014/6/11)
「棺姫のチャイカ」界隈より。野水いおり✕manzoのこの世界観は2014年も揺るがず。カッコイイですね。実は「Black † White」、これは「異世界から問題児たちが来るそうですよ」のOPでしたが、これが個人的にはベストトラック。最近追加された「漆黒を塗りつぶせ」も好き。
LiSA / Rising Hope (2014/6/27)
「魔法科高校の劣等生」OP。LiSAらしい速くてカッコイイ楽曲です。「crossing field」「oath sign」に続く、歌いたいLiSAその3です。でも個人的には、「traumerei」が好きだったりするんですがね。
喜多村英梨 / 掌 -show- (2014/7/2)
「シドニアの騎士」のEDです。この曲、どこかのインタビューでも語られてましたけど、所謂サビが無い、というか、楽曲の構成としてなかなか独特で、カッコイイ。キタエリロックの世界観も健在で、らしい仕上がりです。アルバム「証 x 明 -SHOMEI-」、そして「凛麗」に続くキタエリワールドには今後も期待。
coffin princess / 快楽原理 (2014/7/6)
「棺姫のチャイカ」、2期も終了しましたが、coffin princessのEDは2曲ともやはり象徴的でアニメの世界観にピッタリの名曲だったと感じます。manzo楽曲。CDにはソロバージョンも収められていますが、これはやはりソロじゃないほうがいい。ユニゾンが非常に心地よい楽曲に仕上がっていると感じます。
イオナ (渕上舞) / Starry Night (2014/8/30)
Trident、聴いたなー。2013年から続くアルペジオシリーズ。Tridentのアルバムから、Starry Nightを推しておきます。てゆか、Starlightもオススメ。渕上舞、いいですね。「私の宝石箱」も好き。ボーカルに素直さというか、pureさが感じられる。ボーカルがスッとメロディを捉えていく感覚が好きです。ちなみに、Tridentの3人の中では、ぬーぬー推しですが・・・アイマスは知りません。
fripSide / infinite synthesis 2 (2014/9/23)
2014年、唯一買ったアルバムが、fripSideの「infinite synthesis 2」です。タイトルが「2」になってて、なんだかなぁ、と思いましたが、まぁ前回がDECADEという企画アルバムだったことを考えると、infinite synthesisという名前に戻った、と言うべきか。非常に完成度の高いアルバム、捨てトラック無し、なんですが、若干、TKリスペクトを表に出しすぎに感じる時があるのが、ちょっと危うい。fripSideは、八木沼悟志らしい楽曲で構わないと思ってます。
栗林みな実 / moving soul (2014/9/24)
「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!」のOPです。正直、この手のアニメのOPに、栗林みな実楽曲は”合わない”と実は思っていて、この組み合わせは違和感ありまくりだったんですが・・・(苦笑)。この曲自体は、栗林みな実らしく、カッコイイ仕上がりで好きです。
水樹奈々 / 禁断のレジスタンス (2014/10/19)
覇権確定アニメ「クロスアンジュ」の前期OP。これ曲の作りが凝ってて好きです。水樹奈々らしく、メロディが動き回る感じも素敵。とりあえず最近、一番聴いてるトラックですね。
メイガス・トゥー (原由実, 内田彩) / BEAUTIFUL≒SENTENCE (2014/12/27)
2014年10月度アニメのベストトラックは、この「BEAUTIFUL≒SENTENCE」だと思っています。avexです。CDに収められたソロバージョンも良い。ソロバージョンからパート切り出ししたのが、デュエットバージョンになっている、っていう構成もまた素敵。90年台、TK以降のガールズボーカルは、こういう、カチカチと音程を取っていくタイプの速い曲がトレンドかな、と思っています。
ざっとこんな感じ。2014年もいい曲に出会えたなぁと感じます。以下、その他、雑感。
2014年10月度については、「OVERLAPPERS」を推している人も居ますが、個人的に、OVERLAPPERSは、「ユニゾンが残念」だと感じています。『Qverktett:|| (山崎はるか, 早見沙織, 種田梨沙, 山下七海)』という、これでもか、ってメンバーを揃えてる割に、ユニゾンの揃え方が若干雑に聴こえます。ソロパートの積み上げでも良かった気がしますが、2+2→4っていう流れなんですよね。惜しい。ユニゾンの美しさって、実は難しいんだな、と感じました。
同じように惜しいのが「sweet ARMS」。同じく野水いおりが参加している「coffin princess」は比較的綺麗だと思うんですが。ちなみに次点は「エレメンタリオで会いましょう!」。1+1+1+4+1って構成は綺麗です。
メイガス・トゥーのところでも書きましたが、「カチカチと音程を取っていくタイプの速い曲」のトレンドは健在かな、と思っています。紅白でSMAPキムタクが、メロディーを溜める歌い方をしたとき、「アレンジ乙」のコメントで溢れたのは印象的でしたが、楽譜通りというか、リズムを乱さず、一つ一つの音の表情で表現するのが、イマドキのポップスの歌い方だと思います。Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅもこういう歌い方をしていると思います。
結局アニソンばっかな気がしますが、私はアニソンが好きというより、基本的にポップスが好きなだけで、ただ、自分の好みのコンテンツが今、主に供給されているのが、アニソン界隈だ、というだけです。一昔前はアイドル聴いてましたし、その後はガールポップ(死語)とか、あとはプロデューサで聴いてました(五十嵐充とか、角松敏生とか、清水信之とか)。作家、特に編曲は重要だというのが、持論です。2015年もしばらくアニソンかな、と。avexかエレガか、というのが今の興味です。
そういえばKOTOKOが迷走中・・・。I’veサウンド王道はRAYなのかな、と思いつつ。
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