再び丸沼高原スキー場へ訪問しました。雪不足なので滑れるスキー場が限られるんですよね。混雑必至だったのですが、滑りに行ってきました。コンディションはそこそこ良かったですが、やっぱり混んでると時間券は効率悪いなと感じました。
混雑必至の年末休暇、再度丸沼高原スキー場へ
2025年12月30日、火曜日です。年末年始の休暇も始まり、さらに雪不足、滑れるスキー場、ゲレンデが限られる中、オープンしているスキー場はどこも混雑しています。
そんな中、どこに行こうか、ギリギリまで悩んでいたのですが、結局丸沼に行くことにしました。きっと混雑はしているんでしょうけど、まあ丸沼ならなんとかなるかな、という期待を込めて、滑りに行ってみました。
いろいろ失敗した往路
出発は6:40、ルートイン渋川からです。

毎度おなじみ「朝食バイキングキャンセル勢」な私。ここからスキー場に向かおうとすると、6:30からの朝食バイキングは非常に使いづらいのです。6:30はもう出発の時間なので、あと15分でも早ければなぁといつも思います。
近くのローソンで朝食を仕入れて関越道に向かいました。この時間だとコンビニはまだ朝の仕入れが間に合って無くて食べ物の調達も若干微妙だったりします。この日はてりやきチキンおにぎりしか残っていませんでした。チョイスとしては悪くないかなと思いつつ、安定的な食事の確保は意外にハードル高いです。
関越道は思いのほか空いていました。トップシーズンだとこの時間は渋川インター先の上り坂で渋滞していたりするんですが、この日は混雑していませんでした。ただ、沼田インターを降りるといつもより車が多く信号で並んでおり、やっぱり混んでるなーという感じがしました。
そこでこの日は、国道120号を嫌って、県道64号で片品へ向かうことにしました。ただこれなかなかに微妙でして、椎坂トンネルが出来て以来、時間的にも距離的にも64号使うのはメリット無いんですよね。よほど120号が混雑していない限りは使うべきではないなと再認識しました。
ただ、今回、64号を使った理由はもう一つあって、「ギリギリまでオグナほたかに行こうか悩んでいた」ためだったりもします。実際、64号で並走していた車何台かはオグナほたかに向かって行きました。オグナほたかも結構滑れそうな雰囲気ではあったのですが、天然雪に依存していることと、前日のNASPAの状況から見て、ちょっと不安を感じたので、最終的には丸沼にしました。
もう一つの理由として、片品から白根山方面を見たら雪雲がかかっているように見えたから、というところもあります。丸沼なら降雪も期待できるかも…というところも加味して、結果丸沼に行くことにしました。
ただ、やっぱり64号はそう考えると決して早くなかったなと反省です。結局丸沼高原スキー場到着は8時過ぎです。遅い時間ではないのですが、もう少し早く行けたかなという感じです。
流石に駐車場から混んでいて、この時間で第一駐車場のかなり奥の方になってしまいました。おそらく8:30頃には第二駐車場が解放されていたのではというくらいの混雑具合です。やっぱり混んでるなぁと思いました。
気温は0度くらいで、そんなに低くないのですが、風があって体感的にはかなり寒く感じる朝でした。
ゲレンデは良い感じだが、混雑していて時間券は効率が悪い
準備をしてゲレンデへ。この日は冬装備で大丈夫でした。丸沼は標高が高いこともあり、基本的には寒いゲレンデを想定して大丈夫です。
今回は時間券の余りを使いました。前回、3時間で帰ったので、今回は4時間滑るつもりで準備しました。結論から言うと、分かってはいたことですが、「混雑しているスキー場では時間券は当然のごとく効率が悪い」です。

チケットがあるので、駐車場からブルーコースにダイレクトインです。この日はブルーコースが開いていました。一方で、コバルトコース、第8リフトは運休です。コースマップを見たら、コバルトコースが消え去っていたので、なんだか嫌な予感がします。あのコース、好きなんですけどね。

年末はOGASAKA UNITY TD-1で滑ります。泊まり2日目なので、ブラシかけてNOTWAX追加施工しました。

ブルーコースの状況です。雪は普通にありそうですが、ちょっと薄いところが見えます。

遠目では地面か何か判別付かなかったのですが、アイスバーンですね。この日の丸沼のゲレンデは、アイスバーンの上に人工雪が積もったサクサクとしたコンディションでした。滑りやすいところと滑りにくいところの落差が激しい状況です。
ただ、さすが丸沼だなというところは、気温が低いため、溶けて土が出るのではなく、凍ってアイスバーンになっているところです。これなら板は汚れません。

ブルーコースは練習向きの緩斜面です。そのためスクール含め多くの人が滑っています。

予想通りですが、ゲレンデはかなり賑わっていました。

バイオレットコースに向かってみました。こちらも大賑わいです。リフト待ちは5分程度。決して長い訳ではないですが、時間券で滑っていると結構響きます。

ローズ下部はまだ解放されていません。圧雪されている形跡もあるので、もう少しという印象です。

バイオレット上部からの眺めです。天気は曇り気味でちょっと冷たい風が吹いています。お陰でゲレンデは締まって良いコンディションでした。ただ、油断するとアイスバーンが顔を覗かせます。

1時間滑って休憩です。やっぱり本数は稼げないなぁという感想です。この時間ならまだレストランも空いていました。

気温は1℃。決して極寒っていう感じではありませんが、寒くてコンディション安定していて良かったです。

早めの昼食にもつ煮定食を頂きました。濃いめの味付けの豚もつが美味しかったです。朝食を十分に取れていないのでこのタイミングで食事を取れて良かったかなと思います。

この時間帯、11時頃のロープウェイの混雑状況です。結局午後までこんな状態が続いていました。この日は本当に混んでいたようです。
混雑状況については、リフト乗り場の行列の中で聞いた噂では、「昨日はもっと混んでいた」ようで、この日はまだマシだとか。一方で、午後に聞こえたアナウンスでは「第四駐車場への送迎バス」とか言っていたので、第四まで使われていたようです。やはり相当混雑していたようです。

下部、イエローコース。1回しか滑りませんでしたが、前回よりアイスバーンは状況緩和されていたようにも感じます。降雪が進んだのかもしれません。それでもリフト下など見ると雪が薄いのが分かります。

こちらは第一リフトを登った先のオレンジコースです。実はこのコース、結構良いコースなんですが、第一リフトが遅いのが玉に瑕です。

今日は動いていなかった第8リフト、コバルトコースからグリーンコースの眺めです。このままコバルトコースは閉鎖になってしまうのか、あるいは期間限定での運行になるのか、気になるところです。

昼過ぎになってもバイオレットコースの混雑は相変わらずでした。これだけ混雑していると滑っていても窮屈さを感じます。

午後になると日差しも差して、武尊山方面が綺麗に見えました。

帰り際、日が陰ってきたバイオレットコース。結局時間券4時間分で、15時頃まで滑っていたのですが、ずっと混雑したままでした。
この日はとにかく混んでいて、リフト待ちは概ねどこも5分程度でした。結局、第5リフトが一番効率よく回せていた気がします。それでも5分待ちでリフト5分、滑って5分として1時間で5本は滑れないくらいのペースになります。しかもチケットの時間の切れ目のタイミングで並んでしまうと、次の1時間分を消費してしまう危険性もあるため、タイムマネジメントが必要になります。
分かっていたことですが、混雑したゲレンデでは時間券は効率悪いし、微妙だなと思いました。数本のリフト待ち時間は1本滑るだけならそんなに大きな問題にはなりませんが、何度も滑ろうと思うとじわじわと効いてきます。
時間券は便利ですが、使い所は考えないといけないなというのを再認識しました。
緩斜面で練習
混雑はしていたものの、ブルーコースが滑れるようになって、しっかり練習することが出来て良かったです。プルークとかシュテムとか、基本的なポジション確認を中心にしっかり練習しました。
バイオレットコースなどは混雑していて、あまり飛ばすと危険だったので、スピードコントロールしながらセーフティな滑りを行いつつ、ポジションの確認をしていました。混雑したゲレンデで特定の動きを練習しようとすると周りに気が回らず危ないので、しっかり安定して滑ることを意識して滑り込みました。
ただ、決して良い雪質でもなかったのが惜しいところです。もう少し雪質が良いところで滑りたいですね。
しゃくなげの湯へ
16時前には丸沼高原スキー場を後にして、温泉へ。この日は温泉も混雑していそうな気がしたので、少しでも混雑を回避できそうな「しゃくなげの湯」へ行ってみました。しゃくなげの湯も丸沼高原スキー場帰りのルーティーンの一つです。

南郷温泉「しゃくなげの湯」はスキー場への道からはちょっと外れるので、混雑を避けられる可能性が期待できます。本当に駄目な時は駄目なので、今回も賭けではあったのですが、時間が早かったこともあって、無事、空いている温泉を堪能することができました。

JAF割650円でした。温泉は熱めのさっぱりした泉質で気持ちよかったです。
帰路の関越道は渋滞にはまる
帰りは昭和インターから関越道に乗って帰りました。帰りの関越道も何箇所か渋滞していて思った以上に時間がかかりました。
まず、前橋インター付近で事故が起きており、そのための渋滞にはまりました。その後、上里SA上りで休憩を取り、何か食べ物でも仕入れようかと思ったのですが、あまりの混雑で諦めて、コーヒーだけ買って退散しました。
東松山から坂戸インター付近はいつも通りの渋滞で、これまた時間がかかってしまいました。一応、流れていたので、そこまで遅くならずに通過することが出来てラッキーでした。

最後に、Pasar三芳、鐘の木でロイヤルショコラソフトを頂きました。濃厚なチョコレートの風味が美味しいソフトクリームでした。
帰りも都内はそんなに混雑はなく、無事21時頃には自宅に帰ることができました。これくらいの時間に帰ると、いろいろ後片付けが出来て良いです。
雪不足のシーズンイン、年明けに期待か
以上、シーズン3日目、混雑必至の年末スキーで丸沼高原スキー場へ行ってきた話でした。マジで混んでて大変でしたが、なんとか滑ることはできたので良かったです。もつ煮も美味しかったし。ただ、やっぱり時間券はこういうシチュエーションでは不利だなぁと改めて思いました。
しかし雪不足です。年末年始は滑れるスキー場、ゲレンデが限られる状況は続くので、混雑は続くかなと危惧しています。ナイターを滑ったりして混雑を避けたいのですが、ナイターをやっているスキー場も雪不足なので、それ以前に滑れない可能性もあります。この辺は日々状況見ながら考えないといけないなというところです。
2025年ももうすぐ終わりです。最後はやっぱり雪不足かーという感想になってしまいました。

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