やはりArteckの安いパンタグラフキーボードはJIS配列も最高だった件。Arteck HW305 ワイヤレスキーボードレビュー。

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Keychron B1 Pro廉価版として、仕事用にArteckの安い日本語キーボード買いました。ArteckのUSキーボードが非常に良かったので、こちらを指名買いです。実際使ってみた感想として、ジェネリックワイヤレスキーボードとして最高じゃないかと思っています。

仕事場にも日本語ワイヤレスキーボードを

最近、Keychron B1 Proを使い始めています。

このキーボードがとにかく良くて、会社用にも同じようなパンタグラフのJISキーボードが欲しいなと思い始めました。ただ、このKeychron B1 Pro自体、かなりコスパ良いので、同等のキーボードとなると、Keychron B1 Proをもう一枚買うようなことになりそうです。競合機はLogicoolのMXシリーズなど1万円超えのキーボードになりますので、2枚持ちも仕方ないかなと考えていました。

ただ、もう少し安いものが欲しかったので、物色してみました。日本語キーボードなら、近所の家電量販店でも大量に展示されています。流石に日本語キーボードですので、メジャーなメーカーのもので目ぼしいものが見つかるかなと思っていたのですが、意外に条件に合うものが無いんです。

条件1、BluetoothじゃなくてUSBドングルでつながること。Bluetoothのチャタリングはもう勘弁してほしいので、USBドングル必須です。

条件2、配列に不自然さが無いこと。キーの数が多い日本語キーボードは、どうしてもキーを盤面に詰め込むために一部キーのサイズが不自然な形になったり、とんでもない場所にワープしていたりすることがあります。こういうものは避けたいです。Keychron B1 Proのキー配列はとにかく美しかったですから。

条件3、細かいところですが、キーボード左下の端がFnではなくてCtrlであること。これが意外に重要です。CapsLockをCtrlにリマップしてしまえば良いんですが、それができない環境もあるし、なるべくデフォルト設定は触りたくないというところもあります。左手小指でパッとCtrlが押せることが案外重要だなと最近気になるようになってきました。

条件4、テンキーレス。いわゆる75%サイズ。

これらの条件を満たすキーボードが各社1機種くらい出ているのですが、安いキーボードだとBluetoothのみ対応っていうのが見受けられ、意外にもUSBドングル対応が難しい条件になっていました。

そこで思い出したのが、Arteckの日本語キーボードです。

ArteckのUSキーボードをしばらく使っていて、今も手元にあるのですが、とにかくこのキーボードが使い勝手が良くて最高でした。そういえばこのキーボードの日本語版があったんですよね。

キートップ含め、見た目がLogicoolのMXシリーズっぽいのがちょっと気になりますが、評価も高くて良さそうです。そこで、このキーボードを買ってみることにしました。

Arteck HW305

サクッと届きました。Arteck HW305です。

以前USキーボードHW086を買ったときも同じようなパッケージだった気がします。至ってシンプルな箱です。

中身も至ってシンプルです。

付属品はマニュアルとUSB−C to Aケーブル。マニュアルには日本語のページもありました。

これが本体です。

キー配列はちょっと右側がきつそうですが、一般的なJIS配列ですのでここは妥協しています。かな印字要らないんですけどね…メーカーさんにはぜひかな印字無しのJISキーボードを積極的に出して欲しいところです。意外にファンクションキーが通常のキーより細く小さめになっているとちょっと安心感があります。

キートップが丸く凹んでいるのはLogicoolのMXっぽい感じ。押した時の打感に若干安定感があるような気がします。Ctrlキーなど最下段のキーはむしろキートップが凸になっています。キーストロークはパンタグラフタイプにしてはちょっと深めかもしれません。打感は少し重めに感じますが、かなり良い感触だと思います。これはHW086と変わらず期待通りです。

Amazonで写真を見た時、スペースバーの「ARTECK」ロゴが若干気になったのですが、実物では思ったより印刷が薄めで主張が弱めに見えて良かったです。

上部背面にはスイッチとUSB-C端子があります。

このスイッチが小さくて硬くて操作しずらいというレビューもありましたが、確かに小さくて硬いですけど、そんな頻繁に操作するものでも無いので気にならないかなと思います。省エネモードもあるので、常時ONでも問題無いと思います。

USB-C端子は、充電専用です。この端子にPCを繋いでもキーボードとして認識されません。このキーボードはBluetoothにも対応しておらず、USBドングル専用なので、利用するには付属のUSBドングルをPCに挿す必要があります。シンプルに、ドングルを挿したPCでキーボードとして使えるだけというのが良いです。

背面。技適マークちゃんと付いてますよ。

背面にはカバーが付いていて、USBドングルを収納できます。細かいとことですが、マグネットでくっつくようになっていて落ちたりしません。意外にUSBドングルは無くす可能性もあるので、収納スペースがあるのは良いなと思います。

Keychron B1 Proとの比較です。ちょっとB1 Proのほうが幅が広くて、その分、右側のキー配列に余裕があるのが分かりやすい違いです。この辺が値段の差かなというところ。デザイン上はやっぱりカナ印字が無いB1 Proは美しいなと感じます。

それ意外のところはほとんど差はありません。打感はB1 Proのほうが優しい感じというか、ちょっと軽くて静かな印象はあります。B1 ProはWin/Mac切り替えスイッチがありますが、HW305には付いていないので、実質はWindowsで使う前提だと思ったほうが良いでしょう。

最高のジェネリックキーボード

Arteck HW305をかれこれ2週間ほど使っていますが、使用感は本当に良くて、まさにジェネリックなパンタグラフキーボードの代表格と言って良い仕上がりです。もちろん充電が切れるようなことも今のところはないので、省電力性能もとりあえずは問題無さそうです。USBドングルは接続の安定性も高く、チャタリングもありません。

あえて懸念点を言うなら、やっぱりキーボード右側の細いキーはちょっと気になります。あと、左Ctrlが小さくて、普通のキーサイズなのも気になることがあります。逆に言えばこれがKeychron B1 Proの強みなのかなと感じています。

このクラスのキーボードはエレコムやバッファローなど国産メーカーの製品もあるので、わざわざArteckのキーボードを選ぶ必要も無いかもしれませんが、こんな選択肢もあるよというご紹介でした。欲を言うなら…カナ刻印無しモデルがあったら嬉しいです。

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