高峰マウンテンパークスキー場の旅。まだ営業してたので行ってみた。雪も減って初夏の陽気のゲレンデで疲労困憊した話。

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ふと見たら、まだ高峰マウンテンパーク、開いてるじゃないですか。ちょうどこの週末で営業終了とのことだったので、滑りに行ってみました。ライブカメラなど見る限り、結構雪が残ってそうに見えましたが、実際は流石に春のゲレンデで土が出ている箇所も多かったです。

高峰マウンテンパークがまだ滑れたので行ってみた

2025年4月19日、土曜日。そろそろGWも近くなり、シーズンアウトに向けてスケジュールを考えつつ、スキー場の情報を見ていました。今年は積雪が多かったこともあり、4月になってもまだクローズしていないスキー場がパラパラあります。そこで見つけたのが高峰マウンテンパークです。なんとなくもう閉まってると思っていたんですが、今年は4月20日まで営業しているとのことでした。

ライブカメラなど見ると、まだ積雪は結構ありそう。とはいえ、高峰はクワッドリフトとダイビングコース1本で勝負しているところもあり、他のコースの状況については不安もあります。そういえば高峰マウンテンパークのSNSで「カモシカソフト」が紹介されていて、これも気になったので、折角なので滑りに行ってみることにしました。

考えてみたら、昨シーズン、今シーズンとも、高峰マウンテンパークは訪問していないので、実は2年ぶりです。すでにサンシャインコースは4月13日で営業を終了していました。

今回は新しい春用ワックス「黒固形」も試してみました。とりあえずの結論ですが、これは良いかもしれません。

春は道路が混んでいる…?

出発は4:30頃。いつも通りのスタートです。都内、環八通りから関越道にかけて、往路の道中は結構交通量が多く感じました。渋滞したりするほどでもないのですが、多少混み合っている感じがあります。大型車が多かったのかもしれません。スキー場に向かうと思われる、板を積んだ車も少々見受けられました。

今回は久々の上信越道です。結構坂道が多くて運転は疲れます。

一回目の休憩、甘楽PAです。ここも結構停まっている車は多かったです。スキー場に向かう車か、というとそういう雰囲気の車ばかりでは無かったです。

2回目の休憩、佐久平PA。ここも混んでました。やっぱり春だからですかね。ここまで来て気付いたのですが、小諸佐久界隈は桜が見頃だったようです。もうGWも近いということで、春の行楽シーズンなのかな、と思いました。

佐久小諸JCTで上信越道からちょっとそれて、佐久北インターで高速を降りました。その後チェリーラインを登って高峰高原を目指します。この道路、真冬に走るとかなり厳しい凍結坂路なんですが、春のこの時期は普通の山道です。とはいえ急カーブ多いし、なかなか運転は大変な道路ではあります。高峰高原が近づいてくると、日陰にはまだ雪がちょっと残っているところもありました。

なお、この日は霞がかかっていて景色があまり綺麗に見えませんでした。冬場は空気が澄んで見晴らしの良い高峰高原なんですが、ちょっと惜しかったです。

高峰マウンテンパーク駐車場到着は7:40頃です。もう駐車場の案内もなくて、なんとなく前の車に着いていったらP1の奥の方に入れました。これ前の車居なかったらやっぱり迷ったかなと思いました。

朝イチのゲレンデの景色です。整地されていますが、流石にザブザブのシャーベットです。コブは底が抜けているラインがありますが、ダイビングコースのコブはまだ綺麗に見えました。

流石に空いてました。もうこの時期このスキー場に来るのは好きな人とか分かってる人だけですので、淡々と準備をして営業開始を待っている感じで、なんともおだやかな朝でした。春スキーって、こんな感じだよなと思いました。

さすがに雪は薄くて、重い春雪で疲労困憊した

準備をしてゲレンデへ向かいました。

チケットは春スキー料金で、1日券4000円。キャッシュレスで行けます。ここ一通りキャッシュレス使えて良かったです。

板はセカンド板、UNITY。やっぱり汚れそうだし、石とか土とか出てそうだし、この時期は仕方ないです。

早速クワッドリフトへ。営業開始予定は8:30でしたが、準備が出来次第順次営業運転開始となっており、このリフトは8:15くらいから乗れました。朝イチ、まだ誰も滑っていないゲレンデは綺麗な整地ゲレンデでした。

なお、結構融雪は進んでいて、クワッドリフト乗り場からペアリフト乗り場への連絡コースを滑走しての移動はできませんでした。ペアリフトに乗るには、山頂で移動するか、ビギナーコースを滑って移動するかする必要がありました。

1本目から、いきなり雪が重くて焦りました。たしかに朝から10℃以上で暖かかったのですが、1本目の時点で全く踏みごたえの無い雪質で、正直ヤバかったです。もう春も終わりを感じるゲレンデでした。重い雪質のゲレンデで、深いシュプールを乗り越えながら滑るのはなかなかにスリリングでした。

アンテロープのほうのコブが滑りやすかったので、こっちメインで滑ってました。ダイビングコース脇のコブはあまりに深くて挫折しました。

底が抜けている箇所があるので要注意ではありますが、バンクで滑ればなんとかなりました。

営業開始後しばらく経つとダイビングコースはもう荒れてきました。

ペアリフト側、セントラルコースは結構融雪が進んでいて、一部コースが切れそうなところもありました。やっぱりこっちは積雪厳しかったですね。部分的にはしっかり雪が残っている箇所もあり、気持ちよく滑れるところもありました。

パノラマコースのほうが積雪は豊富で良かったです。以前来た時はパノラマコースはポールバーンになっていたり、積雪不足だったりして、実は滑ったことが無かったのですが、今回はここをしばらく回してました。

多少雪が薄いところもありつつ、コンディションとしてはかなり良かったです。

先週、営業終了したサンシャインコース。かなり雪は減っていました。

昼ころにはもう暑いくらいのコンディションでした。もうこの頃には疲れ果てていて早く帰りたい気持ちになってました。

昼ころからリフト沿いにコブが作られ始めました。滑っている人は多かったですが、私はもう疲れ果てていたので滑りませんでした。

ダイビングコースのコブはかなり底が抜けた箇所があって厳しかったです。綺麗なところもありましたが、深すぎて無理でした。

午後のダイビングコース。もうボコボコです。

パノラマコースのほうが滑っている人が少ないためか、多少まだマシだったかもしれません。

結局、14時くらいにはもう疲れ果ててしまい終了となりました。暑いし雪が重いし、コブは深いしなかなかに厳しいコンディションでした。春を感じるとともに、シーズンの終わりが近いことも改めて感じました。

板はやっぱりアホみたいに汚れて、クリーニングに時間がかかってしまいました。スクレイパー持ってきたほうが良かったかなと思いました。

この日やりたかったことと収穫

ちなみにこの日は若干左足が痛くて、本調子ではなかったのが惜しかったです。まずはコブです。

底が抜けてましたけど、バンクターンの練習にはちょうど良かったです。これくらいのコブならノーミスで楽しく滑れるようになったのは今シーズンの収穫です。一方で、やっぱり深いコブは滑り方が分からないので、来シーズンはレッスン受けたいなと思っています。

荒れたゲレンデはポジションだけ気をつけてやればなんとか滑れたので良かったです。一方で、気を抜いて後傾気味になると、重い雪がテールに引っかかって一発でコケるので、緊張感があって辛かったです。こんな斜面でもやっぱり脛圧大事だなと改めて思いました。

カモシカソフト美味可愛い

もう一つの目的、カモシカソフトです。

なかなか映える仕上がりです。ソフトクリームが濃厚でボリュームもあり、可愛くて美味しかったです。

レスキューワックス「黒固形」は良かった

春雪対策ワックス、黒固形を試してみました。

悪雪用のワックスなんですが、使い方が変わっていて、どうにも適当に滑走面に擦り付けるだけで良いらしいのです。

本当かな?と半信半疑で、写真のように擦り付けて滑ってみたのですが、本当に良く滑ってくれて驚きました。

ストップ雪が発生していたのかどうか、それすらも分からないくらい良く滑りました。一部、緩斜面では水たまりになっているところもあったのですが、そこも難なく乗り越えられました。流石に多少抵抗は感じるものの、グッと足元をひっかかるような感覚はほぼありませんでした。

どういう原理なのかさっぱり分からないのですが、こんな塗り方でしっかり滑ります。なので、滑っている途中で施工するのも簡単です。あまりに簡単過ぎて、本当に大丈夫かと不安になりますが、何故か滑るんですよね…謎です。

難点は、ワックスのブロックの角がポロポロと砕けてくるのがちょっと不安に感じるところです。持ち運び方はちょっと考えないといけないかなと思いました。春スキーシーズンは重宝しそうです。

ただ、これで滑走面の汚れを防ぐ効果があるかというとそんなことはありませんでした。滑走後のメンテにはガリウムの2wayクリーナーを使っているのですが、この時期はスプレーでクリーニングする前に荒く汚れを落としたほうが効率的に感じたので、次回はスクレイパー持っていこうと思いました。

リベンジ・あぐりの湯こもろ

いつもより早く上がって、帰ります。汗だくだし疲れたし、早く温泉に行きたいところです。今回はリベンジ、3度目の正直を狙って、あぐりの湯こもろに向かいました。

今シーズンは2度訪問しているのですが、いずれも混雑していて落ち着かず、食事もできなかったので、今回は空いていることに期待しての訪問です。狙い通り、お風呂も食堂も空いていて快適でした。久しぶりにゆっくりまったりと足を伸ばして温泉に入ることができました。

小諸は桜が見頃でした。春を感じる景色が広がっていました。

なぜか入口に炭治郎と禰豆子が居ます。

ガンダムマンホールがありました。

ホイコーロー定食を頂きました。濃いめの味付けでご飯が進みます。疲れていたこともありとても美味しく頂きました。

そして値上げのお知らせです。500円が700円になります。今まで500円という値段が破格だったので、妥当かなと思います。存続してほしい施設です。

まったりゆっくりと帰る

比較的早い時間に帰路についたので、高速料金の節約のため中央道経由で帰ろうかとも考えたのですが、流石に遠いので往路と同じく上信越道、関越道を経由して帰ることにしました。最後、都内を環八通りで南下するのが微妙にウザいので、案外と帰路は悩むことが多いです。

久々に横川SAへ。軽井沢のお土産を購入。結構混雑しているようではありましたが、レストランには空席も見られたので、そこまで混雑していなかったようです。

ここで2時間ほど仮眠を取ってしまい、結局帰る時間はいつもと変わらない時間になってしまいました。疲れていたこともあって、車の運転席で変な格好で寝てしまい、足が痛くて辛かったです。

これまた久々のららん藤岡、ハイウェイオアシスへ。もう遅い時間なので開いているお店は少なく、ファミマでカフェラテとシュークリームを補充しました。

最後は三芳PAで休憩を取り、環八通りを走って無事家まで帰ってきました。到着時刻は22時過ぎになってしまったので、まあいつも通りです。特に混雑・渋滞など無くて良かったです。

春の雪の難しさを実感した

以上、まだ営業していた高峰マウンテンパークへ滑りに行ってきた話でした。初夏のような暑さで凄い重い雪質で、春の雪の難しさを実感した一日でした。っていうか凄い疲れました。

高峰マウンテンパーク、久々の訪問でしたが、ここトップシーズンならともかく、この時期、連絡コースが限られると、移動が厳しいゲレンデだなってちょっと思いました。微妙にセンターハウスまで真っ直ぐ降りてこれないあたりが、春の雪だとさらに厳しいです。レストランもチケットもキャッシュレス使えたのは良かったです。

そして流石積雪の豊富な今シーズン、この週末まで滑れるスキー場がまだパラパラと残っていたのは驚きです。来週からはGWとなりますが、春に強いいつものスキー場は安定したコンディションでGWを迎えそうな勢いです。

「黒固形」はちょっとすごかったです。お勧めしたいです。

さて、来週からのGW、どこに行こうか考えながら、平日を過ごしたいと思います。

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