3月最終週の週末、営業終了間際のオグナほたかに再訪問してみました。折しも寒の戻りの寒いコンディションでとても楽しく滑ることができました。今シーズン滑ったゲレンデの中で、多分一番好印象だったスキー場です。来シーズンはもっと滑りに行きたいと改めて思いました。
3月最終週、営業終了直前のオグナほたかへ再訪問
2025年3月29日、土曜日です。2024〜2025シーズンも3月末を迎え、営業終了のアナウンスも聞かれる時期です。今シーズンは積雪が多かったこともあり、営業期間を延長するスキー場もありますが、人員確保などの都合もありますので、対応出来るところばかりではありません。そんなわけで、この3月末というのは一つの節目となっており、このタイミングで営業終了するスキー場は多いです。
という訳で、この週末は、オグナほたかとかたしな高原という、3末で営業終了するスキー場に滑りに行くことにしました。まずはオグナほたか、営業終了前日の土曜日に滑りに行きました。
この週は金曜日までとても気温が高かったのですが、土曜日からは寒の戻りで気温が凄い下がる予報になっていましたので、このタイミングに合わせて、この週は土日と滑りに行きました。シーズン中はずっと金土と滑っていたので、久々の土日ツアーです。
オグナほたかスキー場については、シーズン二度目の訪問になります。実は前回滑りに行った時、ちょっと滑りたりなかった印象が残ったので、改めて滑りに行ってみた次第です。降雪予報もあったので、コンディションに期待しつつ滑りに行きました。
3末なのに寒い土曜日の朝
出発は4:30頃。いつも通りなんですが、マジで寒くて焦りました。ここしばらく春らしい陽気のゲレンデばかり滑っていたので、ちょっとびっくりです。しかも雨降りの往路です。途中本降りとなるエリアもあり、若干天気が不安になる瞬間もありました。
土曜日の早朝は意外に道路は混んでいます。久々の土曜日早朝の移動ということで、都内の道路の混雑具合にちょっとビビりながらのドライブでした。高井戸付近でちょっと混雑したところがあったりはしたものの、練馬まで1時間かからずに行けたのでまあ良かったです。
関越道に入っても交通量は多かったです。ただ、流石にトップシーズンほどの混雑ではありませんでした。そんなに遅くない流れに乗って関越道を走り、赤城高原SAで休憩を取りました。

天気は曇りというか、パラパラとあられのような物が落ちている寒い天気でした。

駐車場は結構いっぱいでした。まだまだスキー場に向かう人は居るようです。

天気予報通りではあるのですが、雪山は雲に隠れて見えませんでした。
沼田インターを降りたところの混雑は無かったのですが、国道120号はトップシーズンみたいなノロノロが続いて、信号のたびに詰まっているような状況でした。レンタルショップの混雑具合はトップシーズンほど賑わってはいませんでした。
今回は120号で平川の交差点まで行って、そこからオグナほたかスキー場に向かいました。道中、積雪・凍結などは無く春の道路コンディションでした。
オグナほたかスキー場の駐車場到着は7:50頃です。

この時期、この時間ならP2以上行けるかなと期待していたのですが、なんとP3の1台目に当たるという、ついてるんだかついてないんだかわからない状況に当たりました。気温は0度、天気は雪です。本当に3月末かと思うような気候でした。シャトルバスは8時から運行が開始され、2便でゲレンデに向かうことができました。
ガリパウところどころ新雪なゲレンデ
ゲレンデの第一印象としては、流石に雪が減ってるなという感じでした。

積雪は確かに多いのですが、流石に3月も末ということで、レストハウス前などは普通にザラメ雪で春の気配を感じました。そこそこ人は来ているようで、レストハウスは混雑していましたが、ゲレンデの人口密度は低めでした。既に営業終了間近ということで、開いている施設が少なかった影響もあるかもしれません。


既にリフト券のオンライン販売は終了しており、春スキー料金のチケットが窓口で販売されていました。

今回は春対策でホットワックスをかけたS9iです。ぶっちゃけホットワックスは効きますね。凄い滑りが良くて焦りました。手間暇かかりますがやっぱりやればやっただけの効果はあります。
雪質はアイスバーンの上に新雪が積もったガリパウコンディションです。滑ってるうちにもどんどん雪が積もって、新雪の層ができてくるという嘘みたいなコンディションでした。そのお陰で緩斜面は新雪パックされた圧雪ゲレンデになっていてとても滑りやすかったです。ただし中斜面以上の斜面はあくまでガリパウで結構難しいコンディションだったと思います。

そういえば前回来た問も天気悪かったんですが、今回も天気悪かったですね。雪の中の滑り出しです。

真冬のようなコンディションでした。流石に3月末だし、と思って着込まずに滑っていたのですが、ちょっと寒かったです。

こんな感じで新雪が積もっていましたが、その下にはアイスバーンが潜んで居ました。

さらに上部へ。カプリコーンなどゲレンデ中腹にある施設はもう営業終了していました。

午前中は景色が見えない降雪ゲレンデでした。

お陰で尾根沿いのコースなんてこんな感じで、踝パウダー状態でした。

最上部の第6ゲレンデに向かうリフトです。前回来た時は積雪多すぎて足元に雪が迫るレベルでしたが、流石に解けたなぁという感じはありました。

山頂の第6ゲレンデ。パウダーが結構厚めに積もっていましたが、その下はアイスバーンというなかなかに厳しいコンディションでした。

六角形の雪の結構がはっきり分かるような雪が降り続いていました。板やウェアに雪印のマークみたいな雪の粒がパラパラと落ちてきて、なかなかに幻想的な体験でした。

新雪がそれなりに積もっていたこともあり、急斜面は案外滑りやすくて楽しめました。

こちらは第4ゲレンデ。ガリガリのパウダーなんですが、広くて滑りやすくて良かったです。

第4リフト降りたところの尾根コースも新雪で気持ちよかったです。

大沢コース。かなりボコボコしてましたけど、新雪のお陰で滑りやすくて良かったです。

昼近くなると雪が上がって多少景色も良くなってきました。

ゲレンデを俯瞰できるのも気持ち良いです。

そういえば営業終了直前企画で、ケーキセットが100円安くなっていたので、ティラミス頂いちゃいました。100円引きの800円は決して安くはないのですが。レストランも昼を回ると急激に混雑が解消されて落ち着いて休憩できました。

午後になっても日差しもなく、ゲレンデコンディションは変わらず維持されていました。

雪が上がって、やっと日光方面の山々の景色が見えてきました。

新雪でパックされた急斜面が本当に気持ちよかったです。

トレーニングコースも滑りましたが、こちらはちょっと木の枝などが見えていて、積雪薄そうだったので1回でやめました。

改めて山頂へ。午後になると風が出てきてさらに寒くなってきました。

山頂からの景色。低く雲がかかっていますが、それでも景色を楽しむことができました。

山頂第6ゲレンデもボコボコのアイスバーンに新雪のコンディションで難しかったです。

第6ゲレンデの滑り出しは景色が良かったです。

第4リフト降り場付近から、日光白根山もちょと見えました。

最後、帰り際の緩斜面の様子です。
結局、クローズ間際まで滑り込んでしまいました。それくらい気持ちの良いコンディションで一日楽しむことができました。確かに新雪の感触は気持ちよかったのですが、ボコボコのアイスバーンの上に新雪なので、ちょっと難しいゲレンデだったかなとは思ます。ただ、ストップ雪で全く滑らないゲレンデをしばらく滑ってきた身からすると、この真冬のコンディションのほうがはるかに滑りやすくて良かったです。
再訪問して確信した、オグナほたかの魅力
急斜面にはコブもあったのですが、新雪に埋もれていたので1本しか降りませんでした。それ以外はほぼガリパウの急斜面を頑張って滑っていた感じです。

確かに難しいコンディションではあったのですが、慣れるとそこそこ楽しく滑れて良かったです。ぶっちゃけ、この急斜面を楽しめるようになったことで、オグナほたかスキー場のゲレンデを満喫できるようになったのかなと思っています。
ここのゲレンデは広い急斜面が何面かあるので、斜面のどのラインをどう滑るかみたいなバリエーションを楽しむことができます。なので、急斜面を楽しめるかどうかでかなりゲレンデの楽しみ方が変わるように感じました。自分的には、以前に比べるとかなり急斜面を楽しめる度合いが増していて、結果このスキー場の魅力を再認識できるようになったのかなと思っています。来シーズンはもっと滑りに来たいなと思っています。
この日も腰を立てる意識で滑る練習をしていました。結果として、ガリパウの難しい斜面でも安定して滑れるようになりましたし、副作用として、片足スキーもすこぶる安定しました。真面目にポジション大事だなと再認識した次第です。さらに副作用として、緩斜面でくるっと一回転するのがかなり安定して出来るようになりました。真面目に、腰を立てる意識をするようになってから良いことしかないです。もっと早く知りたかった。
ポジションに悩んでいる人がいたら、ぜひ「反り腰になっていないか」を確認頂いて、「反り腰対策」の練習を試して見ていただけると良いかなと思います。
まっすぐホテルへ
この日は土曜日ということもあって、温泉はどこも混んでそうだったので、まっすぐホテルにチェックインしてホテルの大浴場で汗を流すことにしました。

この日の宿泊先はルートインホテル渋川。沼田は禁煙ルームが埋まっていたので渋川にしました。若干移動距離が遠いのですが、それより禁煙ルームを優先したい昨今です。大浴場でしっかり汗を流してから、改めて食事に出かけました。

渋川のかつやでフェアメニュー「ホルモン焼きうどんとチキンカツの合い盛り定食」を頂きました。ホルモン焼きうどんの味付けが濃いので、このうどんがおかずになるという謎なメニューですが、かつやらしくて良かったです。おいしかったのですが、炭水化物ばかり食べたためか若干胸焼けしました。
オグナほたかは良いスキー場だった
以上、シーズン終了間際だけど寒の戻りの降雪でコンディション良好なオグナほたかスキー場を滑った話でした。シーズン終了前日なのに嘘みたいな寒さで、ガリパウなコンディションを楽しむことが出来て良かったです。
オグナほたかスキー場は結構急斜面が多いので、この斜面を楽しめるかどうかで満足度がかなり変わるスキー場だということを再認識しました。正直、私はやっと今シーズンになって、このスキー場の魅力が分かるようになった気がします。来シーズンはもっと滑りに通いたいなと思っています。
やっぱり寒いスキー場は良いですね。そしてホットワックスは偉大だと、いろいろ再認識させられた一日でした。
2日目に続きます。
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