サスペンションのアッパーマウントにアルミテープを貼ったら乗り心地が良くなった件

XVハイブリッド

久しぶりのアルミテープネタです。今回はなかなか効果あったのでオススメです。まだまだ可能性はありそうです。

久々にアルミテープに手を出してみる

しばらく前、アルミテープチューンが流行った頃に私も面白がってあちこちアルミテープ貼って遊んでたんですよね。効果があったようなところも良くわからなかったところもありましたが、それなりに楽しかったです。

ただ、フロントガラスにアルミテープ貼ってたら車検通らないため剥がすことになってしまい、その後はTuneChipを使ったチューニングにしばらくはまっていたのでした。

さて、先日、夏タイヤを交換しました。

実は夏タイヤを履き替えた2020年夏頃から燃費が急激に落ちた傾向があったため、やっぱりスポーツタイヤは燃費厳しいかなぁと思っていたんです。それが今回、TRANPATH mp7に履き替えても燃費が向上しなかったため、原因は他にあるのでは・・・と思い始めていたのでした。

この頃に何をしていたかと整備記録を見直してみると、バッテリー交換やアルミテープ剥がしなど、案外といろいろ触っていたことが分かってきました。改めて、この辺は見直してみる価値があるかなと思いました。

フロントのアッパーマウントの劣化

そんな折、ふとエンジンルームを見ていたら、フロントサスペンションのアッパーマウント部のゴムカバーが劣化していることに気づいてしまいました。

ゴムにひび割れが入っています。これは交換したほうが良さそうなので、ディーラに見積もりを取りつつ、一旦は綺麗に掃除して、シリコンで保護でもしておこうかな、と思ったわけです。

アッパーマウントのアルミテープは効果が高かった

綺麗に掃除するついでに、ここのアルミテープも随分と汚れていたので一旦剥がしてみました。このアルミテープの効果がどれほどのものだったか正直もう忘れていたので、綺麗に剥がして掃除して、ドライブに出かけてみました。

そうしたら、走行感に詰まる感じが出て、明らかに乗り心地も悪化しました。なんというか、ものすごく気持ち悪い運転感覚が出たんです。剥がしてみて分かったのですが、アッパーマウントのアルミテープは凄い効果があったようです。

確かに、最近のトヨタの静電気対策は、基本的に駆動系から来るものに集中しており(除電スタビライジングプラスシートとか)、やはり駆動系の静電気対策は効果があるようです。

改めて、フロントサスペンションアッパーマウントのアルミテープを更新しました。

かなり綺麗になったし、アルミテープも新しくなっていい感じです。運転してみると、走行感も戻っており、良かったです。

今回、フロントアッパーマウントのアルミテープを除去することで、その効果を実感したわけですが、そうすると、やはりリアも対策したくなります。

そういえば、バッテリー交換時に感じたリアの安定感

実は先日DIYでバッテリーを交換した際、古いバッテリーを廃棄するために、リアに積んで買い取り業者さんのところまで運搬しました。その道中、とてもリアが安定して、後ろから押されるような安定感を感じたのが印象的だったんですよね。

廃バッテリーは2個で30kg程度になります。これくらいの重量がリアにかかっていたほうが、実は走行性能も安定性も増すようだということです。この経験以来、なんとかリアの安定性向上対策ができないかと密かに悩んでいたところだったので、今回の件はちょっと期待が高いところです。

思い起こせば、リア周りのアルミテープチューンはかなり初期の頃にやったきりです。この機会にいろいろ更新できたら嬉しいかなと思いつつ、作業に臨みました。

リアサスペンション周りのアルミテープを更新

久々にリアのサスペンション周りにアプローチします。

かなり久々なので、掃除やアルミテープの張替え、クッションテープの張替えなどもしようかなと思いつつバラしていきました。

これが作業前の右リアです。

こちらが左リア。

正直、かなり昔にいろいろ弄っていたので、TuneChipの貼り付け位置やアルミテープの貼り方についても、今改めて見ると改善したくなるポイントがいくつか見受けられます。早速更新、さらにはアッパーマウント部にもアルミテープを追加していきます。

こちらが改善後の右リアです。

こちらが左リア。

変更点としては、TuneChipを貼り付ける位置を、ボディからサスペンションを固定しているフレーム側に移設し、横方向に揃え、アルミテープは新しい版に張り替えました。

そして問題のアッパーマウント部です。写真の通り、リアのアッパーマウントは直接はアクセスできず、アルミテープを貼れる箇所が見当たらないのですが、マウント部の内側に小さなアルミテープを貼ることができました。

右リアサスペンションです。

左リアサスペンションです。

このように2枚づつ、向き合わせで貼りました。今回はラジオペンチで頑張って貼りましたが、ピンセットと綿棒を使えばもっとスムースに作業できたかなと思います。かなり小さなアルミテープですが、狙ったところに貼ることができて満足です。

アッパーマウントのアルミテープは効果高かった

さて、実際に走ってみた感想ですが、明らかにリアもバタつきが減って乗り心地が良くなりました。リアもアッパーマウントにアルミテープを貼ることの効果は大きいようです。

これで燃費も戻ってくれると嬉しいのですが、こちらはしばらく様子をみないとなんとも言えないところです。まずは走行感は良くなったので満足です。サスペンション周りの静電気対策は効果があることが体感できました。

久々のアルミテープチューンが楽しくて、またいろいろ弄ってみたくなってきたので、引き続き古くなったアルミテープを更新しながら、少しつづでも改善していけたら良いなぁと思っています。

ところで、劣化したフロントのアッパーマウント交換ですが、そこそこ値が張る作業になっているので、12ヶ月点検の時に合わせてやるかどうかちょっと悩もうかと思っています。交換している人は結構居るみたいなので、これも必要なメンテだとは分かっているのですがね。

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