XVハイブリッドのバッテリーをDIYで交換した話。費用は抑えられるけど決して簡単な作業ではなかった。

DIY

XVハイブリッド、4年と4ヶ月ぶりにバッテリー交換しました。いろいろ考えて結局DIYでの交換を行ったのですが、思っていたより大変でした。最近の車のバッテリーは大きくて重くて、エンジンルームは狭くて作業性が悪くて、DIY交換の難易度は上がっている印象です。でも金銭面以外のメリットもあるので、やっぱり自分で交換して良かったです。

XVハイブリッドのバッテリーをそろそろ交換したい

そういえば、もう前回バッテリー交換してから4年以上経っています。前回はスキーに行って帰ってきた翌日、アラーム出まくって突然死して、結局レッカー移動になったというレアな体験をしました。

結局、レッカーでディーラーに入庫となってしまい、そのまま純正バッテリーに交換になってしまいました。ぶっちゃけかなり高かったです。

あれから4年と4ヶ月。点検のたびにバッテリーチェックは行っているのですが、目に見えて悪い数値とうのは出ていません。ただ、週末車に乗り込むと、電圧計から低電圧アラームが発せられる頻度もあがってきており、流石にそろそろ交換時期かなぁと思っていました。

でも一度走り出してしまえば大きな問題はなく、電圧もすぐに回復していしまいます。まだまだ行けるんじゃないかと思う一方で、前回のこともあって、不安はつのるばかりです。交換しないといけないなぁと思いながら、なかなかタイミングの踏ん切りがつかずここまで引っ張ってきたのですが、一念発起、ついにバッテリー交換することにしました。

いろいろ悩んだけど、結局DIYでやることに

バッテリー交換といえば、誰もが考えるのがDIYでの交換です。ただ、XVハイブリッドのバッテリーはDサイズで大きくて重くて、アイドリングストップ用と合わせて2個ついています。加えてエンジンルームも狭くて作業性が悪いのも分かっており、なかなかにハードルは高いです。

しかもバッテリーバックアップしないといろいろ設定消えるから、バックアップも必要そうです。とにかく面倒なので、カー用品店や整備業者に持ち込みでお願いすることも考えました。

ただ、これがなかなか無いのです。もちろん、持っていけばやってくれるところはあるんですけど、あまり派手に宣伝されていません。タイヤだと通販で買ったタイヤを受け取ってくれるところまであるのに、バッテリーだと同じようにはいきません。理由はおそらく手数料がそこまで高く取れないからだと思ます。前述の通り、たしかにバッテリー交換の難易度はそこまで簡単なものではありませんが、タイヤ交換のように、4本交換で1万円近い工賃が取れるような作業ではないので、基本的にはバッテリーの販売とセットが基本になるようです。

ネットでバッテリー交換のレポートなど見ながら、いろいろ考えて、最終的にはDIYで交換することにしました。理由は以下の3つです。

  • 好きなバッテリーを通販で安く買える。これが最大のポイントです。
  • 取付時にバッテリー周りの掃除ができるなど、副次的な効果が大きい。
  • やっぱり楽しそう。

結論、やっぱり車弄りは好きなんですよね。そこに抗えなかったというのが最大の理由です。

バッテリーはCaos、バックアップは無し!

バッテリーはパナソニックのCAOSに決めていました。何しろメジャーだし売れてるし、そもそも純正の「ブルーバッテリー」が明らかにCAOSのOEMでしたので、CAOSで決まります。他のメーカーのバッテリーも多少調べてはみたのですが、あえて選ぶまでの差別要因も無さそうでしたのでやめました。

アイドリングストップ用バッテリーは同時に交換することが奨励されているのですが、費用を抑えることを考えれば、あえて同時に交換しないという選択もあり得ます。ただ、これについては、前回バッテリーが死んだ時、2個のバッテリーが協調して動く様子が見られたので、同時交換すべし、と私自身は結論付けています。アイドリングストップ用バッテリーは元はブルーバッテリーでは無かったのですが、今回ブルーバッテリーにすることにしました。

問題はバッテリーバックアップです。作業時にカーナビなどの設定を飛ばさないように、バックアップ電源を使うのが一般的です。最近は車が持っている電子的な設定情報がどんどん増えており、バックアップしておかないと後で設定しなおすのも面倒です。

ただ、今回の作業ではバックアップは行わずに交換することにしました。理由は以下です。

バッテリーバックアップ装置を使う頻度が低い

価格そのものはそんなに高いものではないのですが、使うシーンがバッテリー交換時くらいに限られるし、その頻度はといえば次はまた3〜4年後ですので、あえて購入するのがもったいなく感じられてしまいました。

バッテリーバックアップ装置の電源

安いものだと乾電池を使ったものが多いのですが、カーバッテリーの代替えとなる電圧と容量を確保するために結構な本数を使います。乾電池そのものは使い回せば良いのですが、あまり本数が多いのも困りものです。一方で、モバイル充電器を使ったものや、別のバッテリーから繋ぎこむものなどもあるのですが、これらはやはり高額です。そうするとやっぱりもったいないなぁという気持ちになってしまいます。なんだか微妙です。

不安要素がある

バッテリーのプラスマイナス端子にワニ口クリップで繋ぐものは作業中外れたり何かに触れてしまう懸念があります。OBD端子に接続するものもありますが、そもそもOBD端子はそういう用途のものではなく、車種によっては奨励されない、なんていう話題も見かけて、ちょっと納得してしまいました。

結局バッテリーを外すことは想定されている

そもそもバッテリバックアップは便利装置なんですよね。カーナビなど電装系をいじる時は基本的にバッテリーは外すので、車両側としては、バッテリーを外すことは普通に想定されていることなんだと思いました。むしろバックアップされていることのほうが特殊なことのような気がしてきました。

以上のように考え、バッテリーバックアップは無くて良いという結論に至ったわけです。

Amazonでバッテリーを買ってみた

バッテリーはAmazonで買うことにしました。実は今回、バッテリー交換をしようと思い立った理由の一つにAmazonのセールのタイミングが合ったという点もあります。この辺はネット通販の良いところです。

メーカーホームページで車種を選ぶと、適合するバッテリーの型式が分かりますので、これに従います。元々、アイドリングストップ用バッテリーは「アドバンス」というラベルの青くないバッテリーが付いていたのですが、今回はブルーバッテリーに更新です。容量が「55」から「80」にアップしました。

通販でバッテリーを買うと色々手間がかかると思われがちですが、今回、実際に購入してみて、案外と最近バッテリー通販は一般化しているように感じました。

まず納期が異様に早かったです。2個のバッテリーのうち1個はAmazon在庫、1個は九州からの発送となっており、こちらはさすがに時間かかるのではと思っていたのですが、翌々日には届いていました。結局、購入から2日で2個とも手元に届いてしまいました。流石に手渡しでの受取だったのは仕方ないところですが、とにかく早くて驚きました。

バッテリーは専用の箱で届きました。

今回は2個ともパナソニックCAOSだったので、同じ箱で届きました。注書きなどが徹底されており、かなり洗練された印象を受けました。

箱は汎用的に作られていて、中の仕切りで複数のサイズに対応できるようになっています。密かに凄いです。

こちらがアイドリングストップ用の小さめのバッテリーです。仕切り位置を変えてこのように収められています。かなり効率的です。

そして、保証書。

メーカー側が保証プログラムを用意しているので、このシリアルナンバーをホームページから登録することで、保証を受けられるようです。保証内容も結構充実しているようで、かなり安心感があります。

以上、ここまで見たところで、パナソニックCAOSが特別なのかもしれませんが、かなりネット通販向けに仕組みが揃っている印象を受けました。前述の通り、バッテリーはネットで買ったほうが安いということで、ニーズに応じてこのような仕掛けができたようにも感じます。ユーザーとしては、こういった選択肢が選べることは非常に心強いです。

話を戻してバッテリーの箱の中身です。

説明書と本体が入っています。説明書の袋には、交換時期などを記載するためのシールも付いていますのっで、これを本体に貼っておくことで交換時期などを管理できます。

バッテリー2個揃いました。補機バッテリーは今回Dサイズとなっており、かなり大きくて重いです。アイドリングストップ用のバッテリーは所謂Bサイズ相当に見えます。こちらのサイズは前の車で扱ったことのあるサイズです。

これを自前で交換するのは大変そうだなぁと実物を見て改めて思いました。せめてもの救いは取っ手が付いていることです。

思ったより大変な交換作業

バッテリーは届いたものの、仕事の都合が合わなかったり天気が悪かったりでなかなか作業ができず、結局交換したのは翌週の土曜日になりました。今回は初めてのことでどれくらい時間がかかるか読めないところもあり、時間がしっかり取れるタイミングで作業しました。

交換前のエンジンルームの様子です。右手は補機バッテリーでブルーバッテリー、左手はアイドリングストップ用のブルーじゃないバッテリーです。

ブルーバッテリー。どう見てもCAOSです。いろいろ言われた「減液抑制シート」。結局メンテナンスは必要だったということらしいですが、手前のインジケータで見る限り結局「良好」だったので4年間メンテナンスはしませんでした。

アイドリングストップ用バッテリーはブルーバッテリーではありません。XVハイブリッドのマニュアルを見ると「高性能な専用品」と書かれていますが、果たして。

というわけで交換していきます。

アイドリングストップ用バッテリーを交換する

どっちから交換しようか考えたのですが、軽くて小さくて、まだ作業しやすそうなアイドリングストップ用バッテリーから交換してみることにしました。それでもバッテリー周りは狭くて大変というレポートが見受けられますので、気合を入れて臨みます。

まずはバッテリーの上をまたいでいるアース線や後付したLEDライナーの配線を外しました。

端子をはずしました。プラス側は念の為手袋でカバーしておきます。外した端子を寄せる隙間もなかななか無いくらい狭いです。奥側のステーのてっぺんに付いてるケーブルガイドは外す時は回して緩める必要がありますが、付ける時は押し込むだけでOKな構造です。

バッテリーステーを外して、カバーを緩めたところです。バッテリーステーは結構な強さでバッテリーを固定しており、ナットは結構硬いです。さらに緩み止め剤も塗られているので、外すのに思ったより手間取りました。

ここからが今回のバッテリー交換作業の肝です。このバッテリーを覆っているカバーを外して再利用するのですが、このカバーが付いた状態だとバッテリーを持ち上げることができません。一方で、カバーをまっすぐ抜けるだけのスペースも当然ありません。写真の通り、バッテリーの角がヘッドライト側のフレームの下に潜り込んでいます。

じゃあどうするか、というと、ステーを外すとバッテリーが案外とフリーな状態になりますので、上下左右に揺らすようにして位置を調整しながら、なんとかしてカバーを抜きます。若干斜めにするなどすればカバーを抜くスペースも確保できます。

これが多分、XVハイブリッドのバッテリー交換作業における最大の山場かなと思います(苦笑)。

なんとかしてカバーを外した図です。こうなればバッテリーを持ち上げることが可能になります。

外したバッテリーと新しいバッテリーを並べてみました。専用品とは言いますが、やはりどこかのOEMだとは思います。

交換時期シールを貼りました。これは貼った場所、失敗でした。あとで気づいたのですが、反対側のほうが良かったです。

こんな感じで、取り付けるときはカバーを付けた状態で、取っ手を使って入れました。取っ手があるととにかく作業が楽です。ついでにカバーやバッテリーのトレイも綺麗に掃除しました。

バッテリートレイの下も綺麗に掃除しました。ここを綺麗に掃除できるのがDIYバッテリー交換の最大のメリットだと思います。

取り付け後、取っ手を外した状態です。カバーの上部にスポンジが貼られているのですが、これがもうボロボロで一部剥がれちゃいました。もうちょっと耐候性の高いものに張り替えたい衝動に駆られます。

とにかく、取っ手があるだけで猛烈に作業性が高いです。おそらく整備工場などではバッテリーキャッチャー(リフター、キャリアー)を使って作業をしていると思われ、もっと楽に作業できるんだろうなと思いました。

ちなみに・・・Youtubeなど見ていると、取っ手を付けたまま作業終了している動画も見受けられますが、取っ手は外したほうが良いと思います。

バッテリー固定ステーを戻しました。ステーを引っ掛けるポイントについてはバッテリーを外した時に場所とひっかける方向を確認しておくのをオススメします。外した時の感覚とはちょっと違うことがあります。

ステーと固定金具はまっすぐ均等に、しっかり取り付けるのが重要です。手で揺らしてもびくともしないで、車体と一体化しているくらいの強度で締める感じで良いと思います。

配線類を戻しました。

プラス側のカバーを戻して、その他配線を整理して完成です。結局ここまでいろいろやりながらで1時間くらいかかってしまいました。でもコツが分かったので、次は30分くらいでできそうな気がします。

そしてここで、交換時期表示シールの場所、反対側で良かったな、と後悔したのでした。

補機バッテリーを交換する

続いて、補機バッテリーを交換します。

ちなみに、XVハイブリッドの場合、ハイブリッドシステムで走行に使うのがメインバッテリー、高電圧バッテリーとなっており、一般的な車両の電装で使う、通常のバッテリーが補機バッテリー、低電圧バッテリーと呼ばれ、それに加えてアイドリングストップ用のバッテリーが付いているという、3個構成になっています。

この補機バッテリーが一般的な自動車におけるバッテリーに相当する役割のものです。結構大きめのものが付いています。何と言っても重いです。

バッテリーカバーと余分な配線を外してみました。この補機バッテリー交換時、おそらく最大のコツは、写真下の方にちらっと見えるウォッシャータンクを緩めて動かして、作業スペースを確保することだと思います。

端子周りを外しました。ここから車両は停電状態になります。プラス側は念の為手袋でカバーしています。アイドリングストップ用バッテリーと同じく、こちらも外した端子を避けるスペースが無いくらい狭いです。

その後の外し方はアイドリングストップ用バッテリーと同じです。ステーを外して、カバーを外して、バッテリーを取り出します。カバーを外す時はアイドリングストップ用バッテリーと同じく、本体を揺らしてずらしてスペースを確保しながら、カバーを抜き取ります。なかなかに面倒です。

ただ、こちらは元々付いていたバッテリーがCAOSとは言いませんがCAOSなので、取っ手が取り付けられます。かなり重量がありましたが、取り外し自体はとても楽でした。

取り外したバッテリーの比較です。こうして取っ手が付けられますので、作業性が高いです。ちなみに、取っ手が付くならカバー付けたままでバッテリー外せるかなと思ったのですが、それは難しかったのでカバーは先に外すのがオススメです。

補機バッテリーのバッテリートレイとかその周辺はなんだか汚れが酷かったです。かなり泥まみれでした。

バッテリーに交換記録シールを貼って、綺麗に拭き上げたカバーを付けて準備完了。

トレー下も綺麗に掃除しました。ここが一番たいへんだったかもしれません。

いろいろ端折りますが交換後の写真です。綺麗に収まりました。

補機バッテリーの交換にかかった時間は30分くらいだったと思います。アイドリングストップ用バッテリー交換でコツを掴んだところが多く、かつ、元々付いていたバッテリーに取っ手を取り付けることができて作業性が良かったのが功を奏して、速やかに作業することができました。

やっぱり慣れは重要だなと思いました。あと取っ手は強力です。

交換後のエンジンルームの様子です。左右ともブルーバッテリーになりました。見た目にも綺麗で満足です。

取り外したバッテリーです。4年間ありがとうございました。

結局、作業時間はトータルで2時間弱くらいかなと思います。写真取ったりいろいろ確認しながらだったので結構時間がかかってしまいましたが、慣れればもっと断然早くできると思います。ただ、やっぱりエンジンルームが狭く、バッテリーを真っ直ぐ抜けるようなスペースは無いので、さくっと簡単に交換っできる感じではないかな、と思います。

バッテリーを交換して変わったこと

今回はバックアップ無しで交換を行ったので、まずはリセットされたものを直していきます。

まず、時計が消えていました。現在時刻の再設定は必要です。あとパワーウィンドウのリセットが必要です。運転席のパワーウィンドウのスイッチを「長押し」(閉まりきった後もそのまま閉め続ける)することでリセットされます。大物はこれくらいで、マニュアルを見るとその他にもハンドルロックがリセット必要などと書かれていますが、これらは通常の使用で元に戻るものと思います。

カーナビ関係の設定が微妙にリセットされていたのがちょっと面倒でした。まずバックカメラのリバース連動設定が消えており、再設定しないとバックしてもカメラが切り替わらずパニックになります(これが一番致命的かもしれません)。オーディオ設定がまるまるリセットされており、音響設定周りはすべて再設定が必要でした。これについては音響設定のSDカードへの書き出しができるので、これでリカバリできるようです。

以上、実質的に影響があったのはこれくらいで、マニュアルを見直しても、補機バッテリーはバッテリー上がりが起きうるという前提で書かれている項目が多いので、バックアップは無くても特段大きな問題はなさそうです。

バッテリー交換後の変化ですが、意外にも電圧計の数値には変化は見られず、むしろ電圧は下がったように見えます。ただ、交換前に発生していた、低電圧アラームの類は一切出なくなったので、これは確実に効果あったと思います。

前回のバッテリー交換時も実感したのが、キーレスエントリーの反応の変化です。今回も明らかに早くなったし、鍵が開く時の音も勢いが増しています。

あとは、これは気持ちの問題とか、燃調がリセットされて何か変わった影響かもしれませんが、若干、加速感というか、力強さが増したような気がしています。オルタネーターの負荷も下がっているため、こういった効果が出ることもあるとは思うのですが、これは誤差かなというところです。

全体に、バッテリー交換はして良かったかなと思います。何より安心感が違うのは大きいです。次はまた3〜4年後になると思いますが、次もやっぱりDIYでCAOSにするかな、と思います。

廃バッテリーの処分

ところで、廃バッテリーの処分ですが、今回は近所の買取業者さんに持ち込んで買い取ってもらいました。結果、800円くらいで買い取ってもらえたので、手間はかかったものの非常にお得に、気持ちよく処分できてよかったです。

廃バッテリーは貴金属として値段が付く資源です。カー用品店などで無償で引き取ってくれるのには理由があります。インターネットで調べると買い取ってくれる業者さんはたくさん見つかると思います。なかなか近所にないと利用し辛いところもあるかと思いますが、一度調べてみるのをオススメします。

DIYバッテリー交換はメリットも大きいけど良く考えて

以上、4年と4ヶ月ぶりにXVハイブリッドのバッテリー交換をDIYで行った話でした。まとめると以下の通り。

  • バッテリー交換をDIYで行うことはメリットが多い
    • 通販でのバッテリー購入は一般化しており保証等も安心なケースが出てきている
    • バッテリー交換のついでに配線整理やエンジンルームの掃除ができる
    • 交換作業の難易度はそこまで高くない
    • 廃バッテリーは買取業者さんに持ち込むことができる
  • デメリット、注意点もあるので良く考えて
    • バッテリーバックアップは必須ではないけどあったほうが良いかも
    • 重量物を扱うので注意が必要
    • 最近の車のエンジンルームは狭くて作業性が悪いので決して簡単な作業ではない
  • 車弄りとしては楽しい

特にバッテリーバックアップや車両のデータ消失については、車種によっては通常の手順でのバックアップが禁止されていたり、バッテリー交換後に車両側のデータを初期化しないといけなかったり、車が高機能化する中で考えないといけないことが増えているという面もあります。不安ならディーラーにお願いするのが一番安心安全です。

ちなみに、前回、バッテリーが死んでレッカー移動されて、ディーラーでまるっとバッテリー交換したときの費用が概ね6.5万円、今回、バッテリー購入してDIYで交換して、廃バッテリー買取価格を加味した費用がだいたい3.6万円くらいです。昨今、バッテリーの価格が上がっている状況を加味しても、やはり自前で交換するほうがお得感は高いです。

ただ、まるっと交換作業をお願いできる気軽さや安心感を考えるとディーラーでのメンテナンスは決して高いとも言い切れないと思います。上記の通り、結構考えることは多くて、その手間隙を工数換算したらDIYって決して割の良い選択ではない面もあるかと思います。

今回、DIYでバッテリー交換してみて、いろいろ分かったことも多くて、私自身は得るものの多い有益な機会ではあったのですが、すべてのカーオーナーにオススメできるものでは無いという点だけ、忘れないでほしいです。

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