八千穂高原スキー場に続いてのルーティーン、久々のシャトレーゼスキーバレー小海、あるいは小海リエックスです。こちらも名物はコブです。整備されたモーグルコースと、勝手コブを堪能しました。風が強かったのですが日差しはやっぱり春の陽気でした。
シャトレーゼスキーバレー小海でコブとケーキを堪能する
2024年3月17日、日曜日です。日曜日といえば、どこもスキー場は混雜が予想されるわけですが、そんな中でも何故か混雜しないゲレンデというのがあるんですよね。シャトレーゼスキーバレー小海はそんな不思議なスキー場の一つです。今回も日曜日に滑りに行ってみました。
目的は土曜日の八千穂高原スキー場に続いてのコブです。シャトレーゼスキーバレー小海もコブが名物です。だいたい勝手コブが出来てることが多いのですが、今回はHコースにモーグルコースが設定されています。ここのコブはそこそこ難易度もありつつ滑りやすいので練習には最適です。しかもリフトの効率も良くてたくさん滑れます。
加えて、どうやらBコースにも毎度ながら勝手コブが発生するとか。まだまだ雪もたっぷりあるようで、ゲレンデコンディションも良さそうなので、期待しつつゲレンデへ向かいました。
佐久は近くて良いぞ
今回もホテルルートイン佐久南インターから。
今回は1階の部屋を取ったので、朝風呂に入って準備万端です。大浴場が近いってこんなにUX良いのか・・・とちょっと感慨深いです。
昼を抜いて滑るつもりなので、朝はちょっとしっかり目にバイキングで頂きました。納豆は外せません。ここのホテルは穴場なのか、朝のバイキングも空いていました。
いろいろあってホテルをチェックアウト、出発は7:00頃です。中部横断道の無料区間を八千穂高原インターまで走り、そこから下道でシャトレーゼスキーバレー小海へ向かいます。特に混雜したところもなく、積雪・凍結もほぼ皆無でスキー場に到着です。
シャトレーゼスキーバレー小海駐車場到着は7:40過ぎ。近い。近すぎる。駐車場は第1駐車場に停められたのですが、毎度ここは駐車方法が難しいです。今回もなんだか微妙なところに、崖側を背に停めてしまい、なんだかいろいろ大変でした。
スキー場の天候は晴れ、強風が吹いています。でもこの界隈のスキー場は東斜面に当たるため、そこまで風が強いロケーションではなく、リフト止まったり減速運転される心配はあまりしていませんでした。実際に減速はありませんでした。
今週からは春スキー料金で前日3000円で滑れます。
ゲレンデは春。そしてコブ。
ゲレンデはすっかり春の陽気でした。風が強いのでちょっと寒いかなと警戒したのですが、むしろ日差しの強さが勝って暑かったです。普通に春装備で問題ありませんでした。
板は昨日、帰りがけに簡易ワックスをかけたそのままです。
ゲレンデにはしっかり雪があります。多分前回来た時より増えている印象です。ただ、既に春のゲレンデで、朝からカチカチでした。悪いコンディションではありません。
そして相変わらず空いています。ゲレンデを滑っている人はそこそこ居る割に、リフト待ちが無い。これこそ輸送力の勝利といったところでしょうか。
上部、クワッド降りたところも既に春の雪です。
景色はまあまあ。時折晴れてぱっと遠くまで見通せることもありましたが、全体には風が強く雲も出ており、下り坂の天候でした。
メインのBコース。こんな感じで滑っている人が見えない時間もあるくらいの混雑具合。小海ではいつも通りの雰囲気です。
Hコースのモーグルコース、コブラインはいい感じで仕上がってました。そこそこ深くて長くて、バンクターンがし易い滑りやすいコースになっていました。コブ好きが集まっているためか、常に滑る人が並んでいるような感じでした。
こちらはメンヒ。ポール練習が行われている時間もありましたが、こちらはこちらで気持ちよく滑れるコンディションでした。
昼近くなってくると、八ヶ岳方面から黒い雲が流れてくるのが見えました。天候は下り坂です。
休憩でシャトレーゼのケーキを頂きます。これで600円。まあ、普通かなー。単体の税込み価格が端数の5円刻みになっているので、5円玉を避けるために2個買ってしまうという何かの悪循環があります。もっといろいろキャッシュレス使えると嬉しいところですが。
ショートケーキとスフレチーズケーキ。美味しかったです。
リフト下の鹿たち。積雪は少なめですね。
Bコースの勝手コブが仕上がっていました。最初に出来た端のピッチの長いコースに並走して、ぴっちの短いコブも出来ていました。
昼を回ってくるとだんだん天候が怪しくなってきて、小雨だか霙だか分からないものが降ってきました。おかげでゲレンデはますます重く早くなって滑りにくくなってきました。ただ、気温が下がってストップ雪が解消されたのはむしろ良かったです。
もう少し気温が下がれば雪になりそうなところですが惜しい。
帰り際、Bコース上部からの眺めです。やっぱり景色が綺麗ですね。
天気も悪くなってきたし、コブを滑りすぎて疲れて、若干膝も痛くなってきたので、今回は15:30頃に上がりました。帰る準備をするのにも風が強くて大変でした。何か飛ばされたような、そんな気もします。
想定どおり、春スキー期間になっていましたがやっぱりシャトレーゼスキーバレー小海は空いていました。そしてコブ。コブ好きが集まってる感じがしてとても良かったです。
ところで。春スキーあるあるなんですが、ものすごくスキー板の滑走面が汚れました。ベタベタと黒い油分みたいなものが張り付いて、手持ちの簡易ワックスを塗ってもワックスのスポンジ側に汚れが貼りつてしまい、ワックスが効いているかどうか怪しいくらいの感じになってしまいました。これは何かで拭き取るような対策を取らないと厳しいかなぁというところです。春らしい事象なんですが、やっぱり困ります。
コブを滑る
この日の目的はコブだったのでコブを中心に滑っていました。っていうかコブばっかり滑っていた気がしますが。
Hコースのモーグルコースは結局ほぼノーミスで滑ってました。練習の成果が出たかなと感じています。基本的にはバンクラインを滑れるコブだったので、バンクを丁寧に滑るように練習していました。
Bコースの勝手コブもこれくらいなら問題なく滑れました。ただ、昼を回って小雨が降って、板の走りが良くなると若干滑りきるのが難しくなってきました。
多分、ポジションがまだ悪いのがこれくらいのコブになると顕在化するなぁという印象です。特に時間がたって疲れてくると、やっぱり基本的な動きができなくなり、左外足の右ターンが、ただコブに板を合わせているだけみたいな状態になって、スピードコントロールができなくなってきます。
要するに、朝イチとか午前中とか、滑り始めの、疲れていない状態で基本を忠実にこなせる状況であれば、かなりコブの完走率は上がったなぁと思います。疲れてきて、滑りが適当になってくるとやはり駄目です。この辺は、もっとしっかりコブの滑りを体に感覚として叩き込まないと駄目かなぁと感じました。
ちょうど、スキーヤーワタル氏が神動画を上げてくれていたんですよね・・・これ1日前に見たかったですが、まさにこの「溝の深いところにドンして、コブの出口まで謎の斜滑降をする」をやってしまっていたのが良く分かりました。
上手く滑れる時って、コブの溝からコブの出口までの間に、しっかりコブに圧をかける、板を動かす(ずらす、回す等)などの動きを行えています。これができないで、なんとなく気を抜くと、まさに「謎の斜滑降」でスピードコントロールできなくなる。
まだまだ練習しなきゃいけないなぁと思う一方で、かなり滑れるようになってきた実感が得られて良かったです。
星空の湯りえっくすにもしかしたら入れるかも?
温泉です。当初予定では甲府のどこかの温泉に寄ろうかと思っていたのですが、なんだかスキー場がとても空いている気がして、しかもいつもよりちょっと早めに撤収したこともあり、これならもしかして星空の湯りえっくす、入れるんじゃね?と思い、予定変更、行ってみることにしました。
星空の湯りえっくすは小海リエックス併設の温泉施設で、スキー帰りの人やホテルに宿泊している人が立ち寄るため週末は非常に混雜する施設です。ただ、ここは混雜していても破綻しない施設だと勝手に思っているので、駐車場に入れさえすればなんとかなるはずと信じて行ってみました。
ラッキーなことに駐車場は残り2台というところに滑り込むことができて、無事温泉に入ることができました。
入ってしまえば、ここはロッカー指定式でお風呂も広いので、きっと混雜はしないはずです。想定通り、やはり中はそこまで混雜していませんでした。しっかり温まって汗を流すことができて良かったです。当日リフト券があれば、タオルレンタルしても600円です。凄いお得です。帰りにシャトレーゼのアイスを1つ無料で頂けます。最高です。流石に人はちょっと多かったですが、ちゃんとお風呂に入れて良かったです。
境川もつ煮定食と渋滞と
帰ります。中央道は小仏トンネル付近で17km70分という凄い渋滞が見えます。ゆっくり行けば解消してくれるかなーと思いつつ、まずは夕食です。
リニューアルした境川PA上りの食堂で境川もつ煮定食を頂きました。今日はこれが食べたかったんですよね。とても美味しかったです。
境川PAのシャトレーゼのショップでソフトクリームを見つけたので食べてみました。プレミアム北海道発酵バターソフトです。いちごのトッピングは期間限定っぽいですね。発酵バターソフトって有名なんですかね。バターの風味がする濃厚なソフトクリームは美味しかったです。これはシャトレーゼ製なんすかね。発酵バターっていろいろお菓子で使われているケースもあるみたいなので、覚えておこうと思いました。
ご飯を食べて眠くなったし、渋滞は解消しないし、ということで、談合坂SAで仮眠を取って、渋滞が解消してから、圏央道、東名高速を通って帰ってきました。一応日付が変わるまでには家に辿り着いたので良かったです。
シャトレーゼスキーバレー小海のコブは楽しかった
以上、混雜知らずのシャトレーゼスキーバレー小海で春のゲレンデでコブを滑りまくった話でした。とにかく満足度の高い一日でした。しかし板が汚れまくるのは困ったもんです。
コブは本格的に滑れるようになった感じがあります。もう少し完成度を上げたいところで、練習を継続したいです。で、コブばかり滑っていると今度は整地が滑れなくなる可能性があるので、合わせて練習したいなぁと。
問題は板のメンテです。春は板が汚れるんですよねー。なんか考えないといかんかなーと思っています。
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