八千穂高原スキー場の旅。春らしいゲレンデでコブと春雪を堪能した話。

スキー

久しぶりの八千穂高原です。この週末は先週とは打って変わって春のゲレンデでした。流石にちょっと混雑気味でしたが、春のゲレンデを堪能できて良かったです。

八千穂高原にコブを滑りに行く

2024年3月16日、土曜日です。もう3月も中盤なんですが、今年はここに来て「寒の戻り」みたいな気候が続いており、毎週、寒波の中を滑っている気がします。むしろ2月が春、3月が冬の趣です。でも流石にこの週末は随分と気温が高そうで、春のゲレンデになりそうな感じです。

そんな春めいたこの週末は、八千穂高原&小海リエックスという、いつものルーティーンで滑りに行くことにしました。テーマはコブです。先週の尾瀬岩鞍、もみの木コースでなんとなく掴んだ感覚を復習し、体に叩き込むべく、コブがたくさん滑れる八千穂へ向かいました。

事前情報では、コブは大きく4箇所展開されているらしく、第3コースはレッスン用に規制、通常バンプス8になっている第1コースは非圧雪のまま放置、特設急斜面コブは第2コースに、そしてアゼリアの緩斜面コブという感じです。せめて緩斜面コブは完走したいところです。

春の霞

出発は4:40。中央道なので毎度ゆっくりです。今回も「速旅」使ってます。毎度これは便利です。往路の高速道路はどこも特段混雜はありません。これが中央道の良いところです。圏央道はちょっと大型車多いのはいつものことです。

あっという間に双葉SAに到着です。

駐車場はそこそこ車が入っていました。もう春休みですかね。家族連れが目につきました。

いつもの大判きつねうどんです。

コークオンで買えるジョージアのコーヒーも定番です。

富士山は見えませんでした。天気が悪いというより、春の霞がかかったような雰囲気でした。冬は空気が澄んでるんですが、春を感じた瞬間でした。

長坂で中央道を降りて、八千穂高原へ向かいます。道中、幹線道路を走る限りは特に道路に積雪はありませんでしたが、路肩などには雪が残っていて、そこそこ降った形跡がありました。

今日は珍しく、カーナビに従って「海尻城跡」から八千穂高原方面に登ってみましたが、やっぱりこっちは細いのでおすすめしません。がっつり凍結している部分もあったし、すれ違い出来ない箇所も多いので、素直に松原湖方面を回るのが正解です。

この道中、やたらゆっくり走る車の後ろに着いてしまい、どうしたのかと思ったのですが・・・続く。

小海リエックスまでは結構登っていく車が多く感じられましたが、結構な車が小海リエックスに折れていき、八千穂高原まで登る車は案外と少ない印象でした。ここから先は日陰は凍結していましたが、日が当たるところは比較的ドライで、直近では雪は降っていない感じではありました。それでもかなり雪が積もった痕跡は感じられる道中でした。

八千穂高原スキー場到着は8時頃です。まあまあ普通のペース。駐車場は既にそこそこ埋まっていましたが、ちょっと歩くかなーくらいの位置に停めることができました。最近はウィークデーにばかり来ていたので、こんなに混雜している八千穂高原は久々でした。

今回も速旅チケットなんですが・・・八千穂高原スキー場には「ミドル」の設定もあるのを覚えておこう、というのは自分への備忘録です。

ピーカンの春のゲレンデ

さっそくゲレンデへ。とにかくピーカンで暑かったです。迷うこと無く春装備で出かけました。

雪質は朝はサクサクシャーベットでしたが、日が登ってくるとベタベタとした春雪に変わってきました。

ゲレンデはしっかり整地されていて、雪もたっぷりありまだまだ滑れる感じです。この辺は標高の高さが効いている感じです。

バンプス8というか第1コース、3レーンほどコブラインが見えますが、なるほど、遠目で見てもちょっと土が浮いているところがありそうで、積雪が足りてない感じがありました。

第二コースには臨時のバンプス8、急斜面コブが出来ていました。この日、結局ここは滑らなかったんですよね。理由は第二リフトの行列がちょっと長かったから。なので午前中は第3コース側を滑ってました。

第3コースの上部からの眺めです。第3コースにもコブがありましたが、レッスン用として規制されていました。それでも入っている人が居たように見えましたが・・・。第3コース自体は雪もしっかりあってとても気持ちよかったです。

こちらは第4コースの緩斜面のリフトから。青空が綺麗です。

浅間山も見えました。第4コースは初心者の方も多く賑わっていました。

こちらは第二コースの上部です。リフト下あたりを見るとやっぱり雪の少なさを感じます。

午前中、緩斜面コブを滑ろうと思って行ってみたら、なんか補修していました。雪が少ないこともあり、コブを維持するには手間がかかっているようです。ゲレンデを維持してくれているスタッフの方には感謝です。

そしてこの頃にはあちこちストップ雪状態になっていました。もう完全に春のゲレンデでした。

昼ころ、昼食に、300円のお土産券でお菓子を買って食べました。そして、yukiyamaアプリのくじ引きで初めてハイエイトチョコが当たりました。もう何度も八千穂高原には滑りに来ていて、そのたびくじ引きしてるんですが、当たったのは初めてだったのでかなり嬉しかったです。

ところで。この時、昼休憩のために駐車場の車のところに戻っていたのですが、ふと横を見たら、左右に止まっている車が両方とも夏タイヤだったんですよね。気になって周りの車を見てみたら、案外と夏タイヤで来ている車が目について驚きました。

前述の通り、この日は確かに春めいた日ではありますが、八千穂高原スキー場までの道中には凍結部が少なからず存在していますし、凍結していなかったとして、路肩から雪が崩れている箇所なども想定されます。結構夏タイヤで来るにはまだ厳しい状況なんじゃないかなぁと思いますが・・・事故のないことをお祈りしつつ、ちょっとモヤッとした瞬間でした。

午後は第二リフトの混雜も落ち着いてきたのでコブを回しました。緩斜面コブは良い感じで滑れました。

第1ゲレンデは3本か4本くらいコブレーンが出来ており、エグい深くてデカいコブから、モーグル風の細かいコブ、そして普通のコブと、レーンによってキャラクタが異なっていて良かったです。私は普通のコブしか滑れませんでした。

夕方になって空いてきたので、第二コースなどあちこち滑ってみました。日が陰ってくると雪が締まるというかシャーベットになって滑りやすくなって良かったです。

第4コースで締めました。

帰り際。春の陽気の土曜日の八千穂高原はとても賑わっていて良かったです。コブも滑り倒したし。ただやっぱり第二リフトに人が集中するのは厳しいですね。あそこだけ輸送力がもうちょっと欲しいところだなぁといつも思います。

春の雪とコブを滑る

というわけで、午前中は整地ばかり滑ってましたが、午後は緩斜面コブを滑りまくることができました。

先週、尾瀬岩鞍で確認した、しっかりと上下動を付ける滑りでコブのバンク側を使ってスピードコントロールするようにしたら、ほぼノーミスで滑りきることができるようになっていました。こういうコブなら大丈夫だな、っていうのが分かったのは大きな収穫です。

とにかく、コブの中では大げさに動くのが大事なことが分かりました。むしろジャンプしてコブのバンクに落ち込むくらいの気持ちで行ったほうが安定して滑れるのが分かってきた感じです。

終盤、バンプス8のコブも滑って見ましたけど、こちら下の方の斜度がゆるい部分は問題なく滑れたので良かったです。なんだか上のほうは安定しなかったのが惜しかったですが、こちらも、これくらいのコブなら滑れるなーというのが分かったのが良かったです。

結局、バンクを通るラインでスピードコントロールできるようになった、というのがここまでの成果なんですが、まずは確実に滑れる滑り方をしっかり身につけておきたいところです。まずはとにかく、1本滑れることが大事、と。

ちなみに、今回とても滑りが安定した理由の一つに、ブーツの履き方というか締め方を調整した点があると思います。とにかくアッパーシェル側のバックルとパワーベルトを締めるようにしたんですよね。これまでコブを滑るときは、ブーツのバックルは緩めるっていう声を良く見たので、緩めのほうが良いのかなと思っていたのですが、自分にはこれが合っていないように感じています。むしろしっかり締めたほうが、コブに圧を掛けやすい印象もあり、安心感があります。

この辺はそれぞれの感覚もあるのかなと思うところですので、自分にあったセッティングを見つけるのが大事かなと思います。

あぐりの湯こもろ

コブを滑って満足したので帰ります。今回は温泉もルーティーンというか、最近個人的におすすめの「あぐりの湯こもろ」へ行きました。

八千穂高原からだとだいたい1時間くらいで着きます。なかなか辺鄙なところにありますので、カーナビでの案内は必須かなと思います。

時間が18時頃と、ちょっと混雜が懸念される時間だったので不安だったのですが、駐車場にも若干空きがあったし、お風呂も比較的余裕があって快適に入ることができました。そもそもここはお風呂場が広いので、混雜しても大丈夫な施設です。お湯も熱めで気持ちよく汗を流すことができました。

夕食に「塩レモンの油淋鶏定食」を頂きました。ここはご飯も安くて美味しいのが魅力です。食堂も空いてて良かったです。

そして、この日のお宿、ルートインホテル佐久南インターへ。ここもルーティーンになっています。今回はラッキーなことに、禁煙の1階の部屋が取れました。1階だと何しろ大浴場が近いので、夜と朝と2回もお風呂に入ってしまいました。若干値段が高かったのが気になりましたが、このホテル自体は立地的にも穴場なようで、空いていて良かったです。あまり教えたくないのですが、ここからだと白樺高原も1時間で行けるのが推しポイントだったりします。

八千穂高原は楽しかった

以上、春の陽気の八千穂高原スキー場でコブを滑りまくった話でした。この日はどこも意外に空いてて快適だったように感じます。八千穂高原スキー場も第二リフトの混雜以外はゲレンデは空いていたように感じます。そして流石八千穂高原、コブも含め、ゲレンデがしっかり維持されていたのが印象的でした。

コブはなんとなく、やっと、滑れるようになったかな、という実感を感じられるレベルになってきた印象です。初見で「どう滑れば良いのか分からない」ということは無くなってきた気がします。さらに練習を重ねてまずは安定感を出したいかな、というのが目下の目標です。

今回一番の収穫は、ハイエイトチョコが当たったことだったかな、と思います。

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