令和になって2月の天皇誕生日も連休になることがあり、今年は3連休だったわけです。ちょっと油断してたんですが、連休初日、関越道の酷い渋滞にはまってしまい、色々予定変更して最終的には上越国際の午後&ナイター券というのを使って滑ってきました。当間ゲレンデと長峰(ホテル前)で状況が違いすぎました。
3連休を舐めてかかると大変な目にあうというお話
2024年2月23日。天皇誕生日で金曜日で、3連休の初日というこの日、本当はNASPAに再び滑りに行くつもりだったんですが予定変更となり、上越国際スキー場の当間ゲレンデと長峰ナイターを滑ってきました。
関越道の渋滞が酷すぎて全くスキー場にたどり着ける気配もなく、いろいろ調べていたら、どうやら上越国際の当間ゲレンデはコンディションが良さそうという情報があったため、予定を変更して午後から上越国際を滑りました。結論、この選択は良かったと思っています。
しかし3連休、こんなに混雑しているとは思いませんでした。
いやな予感
まずは3連休の予定の話からです。実は泊まりがけで、NASPAと丸沼を滑ろうと思ってたんですよね。2日目が土曜日になるので、案外と中日もそんなに混まないかな、と舐めたことを考えていたわけです。
ところが沼田界隈のホテルを調べてみたらどこも満室で泊まれません。むしろ土日のほうが空いています。これはもしや、混んでるってこと?とも思ったのですが、この時はそこまで酷い状態だとは思っていませんでした。
結局、金曜日と日曜日に日帰りで滑りに行こう、という大まかなスケジュールを決めて、まずは金曜日はNASPAか丸沼に行こうかな、くらいの軽い気持ちで出かけることにしていたわけです。
スキー場にたどり着けない
出発は4:50頃。ちょっと遅いのは前日仕事があって出社していたためです。やっぱり出かける前日は在宅にしないと時間の調整が難しいなと改めて思いましたが。とりあえず道路の混雑状況が、いきなり芳しくありません。
環八の高井戸界隈の渋滞情報が見えたので、これを回避して玉川通りから環七へ。次の渋滞は練馬インター前の陸橋の車線規制です(どうしてこの時期にやってるんだ・・・といつも思います)。目白通り側の渋滞のほうが長いとナビが判断し、青梅街道で再び環八に戻る形で練馬へ向かいました。
渋滞は谷原を超えて井荻トンネル内まで繋がっていたので、谷原交差点を直進して北原通りから練馬インターに向かいました。出口の信号の短さが懸念だったのですが、今回も1回待ちでなんとか入れたので良かったです。
関越道に入ると早速新座料金所手前から軽い渋滞が。そして、いきなりの事故渋滞発生です。
毎度おなじみ高坂手前での事故渋滞。事故が起きたのは5時過ぎくらいだったようです。ラジオを聞きながら走っていたのですが、車2台の事故だったようです。通過するのに1時間どころか1時間30分くらいかかっちゃいました。現場を通過するときに事故車両の1台が残置されていて確認できたのですが、自走困難な状態に見えました。確かに自走できなくなったら規制も長引くな、と思ったのでした。
で、今回はこれで終わりません。果てしなく渋滞が続きます。
嵐山付近も渋滞があったのですが、その先の渋川伊香保付近で見たことのない渋滞が発生していました。こちらも通過に1時間30分くらいかかりました。
そんな感じで、個人的には過去最悪レベルの渋滞の中を走ることになってしまったわけで、もういつゲレンでに着くのかとか、理由わからない状態になっていました。
一回目の休憩、寄居PAです。ここまで家を出て3時間以上かかっていました。早ければもうスキー場に着いている時間です。
なにか情報はないかとSNSをチラチラ見ていたら、上越国際を既に滑っている人がレポートをあげており、当間ゲレンデはコンディション良いとのこと。なるほど、上越国際の当間ゲレンデならこんな日でも駐車場も空いている可能性が高いです。しかも上越国際なら「午後&ナイター券」というチケットがあります。案外と時間券や半日券の設定が無いゲレンデも多い中、これは嬉しいかも。ただ、上越国際の奥の方は15時にはクローズしてしまうので、あまり滑る時間が取れないのはまあ仕方ないところです。
そうだ上越国際を滑りに行こう
というわけで、予定変更して、この時点で上越国際に行くことにしました。
そうと決まれば、午後スタートに向けて時間調整です。まずは谷川岳PAで腹ごしらえ。
早めの昼食としてもつ煮定食カレー味を頂きました。カレー風味のもつ煮はとにかくご飯が進みます。でも普通のもつ煮で良かったかな・・・とちょっと思いました。1回で良いかな。
関越トンネルを抜けて塩沢石打へ。
塩沢石打SAで休憩&時間合わせ。ちなみに天気は道中群馬界隈から雪まじりで、その後もずっと雪が振る一日でした。でもゲレンデの積雪ががっつり復活するような雪ではなかったと思います。
塩沢石打インターを降りて大沢を超えて、上越国際スキー場の当間ゲレンデへ向かいました。
思った通り、駐車場には十分空きのある感じで、普段に比べたら混雑しているものの全然空いててラッキーでした。これが当間の魅力です。当間も大沢も、全日は開いていないのですが、開いていれば意外に空いてるし、ゲレンデも標高が高いのでコンディション良い傾向が高くて良いです。
コンディション良好な当間ゲレンデ
早速準備をしてゲレンデに向かいました。
流石に最下部に当たる当間第1ゲレンデは多少土っぽい汚れが見えていました。でも雪質はサクサクした感触で悪くありません。天気が悪くて気温が低かったのも良かったです。
午後&ナイター券は12:50からの販売になります。13時スタートですので、パノラマゾーンなど15時にクローズするエリアについては2時間程度しか滑れません。しかも当間ゲレンデからの移動時間を考えるとさらに滑れる時間は短くなります。そう考えるとコスパは微妙ではあるのですが、当間ゲレンデから入って当間ゲレンデをメインに滑ると考えると、案外とアリかなというのが今回の感想です。
ちなみに、このチケットはオンライン決済で購入したのですが、当間ゲレンデ、電波状態がかなり弱いので、屋外に出るなどしてしっかりケータイ電波を掴んで手続きをする必要があります。そう、上越国際って案外電波弱いんですよね。忘れてました。
板はS9i。
当間第1ゲレンデのリフト乗り場付近はこれくらいの汚れっぷりです。一番厳しかったのは、当間第1から第2への連絡通路のところです。滑る人が多いこともあってか、雪が削られてドロドロになっていました。それ以外はどこも思ったより綺麗に雪が積もっていました。
全体的には当間ゲレンデはコンディション良好で、結構スピードを出して気持ちよく滑れました。
こちらはレストランホルン前の当間第5ゲレンデです。ちなみにここまで移動だけで30分以上かかりました。ホルン前が結構混雑しているのが厄介ですが、このコース自体は斜度もあって気持ちよかったです。ゲレンデは春のしっとりとした重めの雪で、踏み固められたところはカチカチになっているという、なんとも厄介な雪質でした。
当間第5ゲレンデ上段からの眺めです。あいにくの天気でたまにガスが降りてきて視界が無くなる瞬間もありました。
本命の当間第4メインコースです。流石に気持ち良い斜面でした。
ただ、ちょっと人は多かったかな、というところです。15時近くなってホテル前方面に帰る人も居たので、終盤になると人も減ってさらに快適になってきました。
残念ながらパウゼは霧の中。景色は全く見えませんでした。
こんな感じでリフト降り場はガスってました。
所変わってこちらは当間第2ゲレンデです。メインコースクローズ後はこちらを滑っていました。こちらもコンディションは良かったです。
一瞬晴れた第2から第1へ向かうコース。なかなか気持ち良いゲレンデでした。
最後、リモージュの当間駐車場に戻ってきました。クローズ間際まで滑ってる人は結構多かったです。
クローズ寸前の様子です。当間ゲレンデはこの日も空いてました。
軽く撤収して、日帰りステーションアネックスへ移動しました。
ここまで、当間ゲレンデを午後券で滑った印象ですが、思った以上、期待以上にコンディションが良かったです。湯沢からはちょっと登るのでここまで来る人は多くなくて駐車場もレストランも空いていたのも良かったです。ただ、パノラマゾーンやメインコースなどが15時でクローズしてしまうのに、午後券の開始時間が13時というのがなかなか厳しいです。せめてあと1時間から30分、早くても良いんじゃないかなと思いました。リフトが遅くて移動コストが重いのも難点です。
長峰ナイターは厳しかった・・・
当間ゲレンデからアネックスまでは車で30分弱です。雪が積もっていたらもっと時間がかかるかと思いますが、この日はウェットコンディションで比較的速やかに移動できました。
毎度お馴染みの長峰ナイターのアネックス。ゲレンデから帰る人の波を横に見ながらナイターに向かいます。
写真の通り、アネックスに到着したときの第一印象としては、「雪少なっ!」ってところでした。真面目に、見たことがないくらい雪が無いです。これで本当に長峰ゲレンデは滑れるのだろうか・・・と不安に思いつつ、まあ1本でも2本でも滑れれば良いかーくらい割り切った感じでゲレンデへ向かいました。
ゲレンデへ向かう途中も、見たことの無い光景が。下山コースを人が板を外して歩いて降りてくるんです。しかもリフトもみんな板を外して下り乗車しています。リフトから見たところ、下山コースは積雪が足りなくて途中で途切れており、自信がない人はリフトで降りているような感じに見受けられました。そのためリフトの下り乗車はかなり長い行列ができていました。
長峰ゲレンデの様子です。ご覧の通り、あちこちに土が見えており、かなり「地球避け」が必要そうです。そもそも上部のゲレンデ降り口のところとか、滑れるポイントを探すほうが難しそうな印象を受けました。
向かって右側に見える急斜面は、一部コースが半分から2/3くらい土が出ていて滑れない状況でした。
滑れるラインを探していかないといけません。
リフト降り場から斜面に入る急なところがやはり雪が薄いようで、土が出てしまっています。
それ以外のところは案外とモサモサと春の雪が積もった良好なコンディションでした。
日が暮れて来ました。天気は相変わらずの雪で景色はイマイチでした。
流石は3連休だけあって滑っている人は多かったです。でもリフト待ちはほぼありませんでした。
19:30頃に疲れたので退散です。結局シャーベットのゲレンデをしっかり楽しむことができました。かなり土が出ているところが多くて気を使うコンディションではありましたが、滑れるラインは一応あったので良かったです。
アネックスのライティングが綺麗です。
帰り際にアネックスの裏側の写真を撮ってきました。ご覧の通り、見たことないくらい雪が無くてびっくりです。流石にこれだけ雪が無いとクローズも近いかなぁと思ってしまいました。
以上、当間ゲレンデに続いて滑った長峰ナイターですが、こちらは当間とは打って変わってかなり厳しい状況でした。融雪が進んでおり、雪がありません。ゲレンデもかろうじて維持できているレベルで、雪出しをしようにも雪出しをするための雪がコース外にも残っていない印象です。山肌の状態を見ても、今シーズンは所謂根雪が着かずにここまで来てしまっている感じがあり、やはり厳しいなぁと感じました。
やっぱり連休は混んでいた・・・・
帰り際、きっと混んでいるけど入ってしまえばなんとかなる温泉、ユングパルナスに行ってみたのですが、なんと駐車場が満車で入れず温泉は諦めました。なんせ今回も「ウィンターパス」を使っているので、途中退場できないのです。この施策、なんとかして欲しいです。アンケートで書いておこう。
まずは赤城高原SAへ。いつもならここでタンメンを頂くところなんですが、この日は流石にまだフードコートが大混雑していて、ご飯を食べれませんでした。さすが3連休は混雑しています。
そういえば売店で、無糖のキレートレモンというのを見つけました。こういうのでいいんだよ、というのが率直な感想で、これ見かけたら買っちゃうかなと思いました。
こんな時はどこなら夕食が食べられるか、というと、高坂SAです。大抵、時間も遅くなってピークを過ぎて、高坂だと夕食にありつけるケースが多いのですが、今回も大丈夫でした。
というわけで、肉つけうどんを頂きました。食感が良くて暖かくて美味しいつけうどんでした。
つい、高坂SA限定という言葉に釣られて、ダブルクリームパンを買ってしまいました。ちょっと高いかなと思ったのですが、カスタードクリームがしっかり入った美味しいクリームパンで満足です。
その後は特に渋滞もなく、環八通りで横浜まで帰って来ることができました。往路は何時間走っても目的地に着かない感じだったのですが、帰りはあっけなく帰ってこれて良かったです。
3連休を舐めちゃいけないけど、上越国際スキー場は良かった
以上、2月の3連休初日の天皇誕生日に予定が狂って上越国際スキー場を午後&ナイター券で滑った話でした。コンディションも混雑具合も含めて、当間ゲレンデはやっぱり良いです。ただ、長峰はさすがに厳しそう。あの調子だと美奈も駄目でしょうね。シーズンの終わりを感じるゲレンデでした。
そして関越道混みすぎ問題。考えてみれば中央道でも良かったかなとも思うんですが、ゲレンデコンディションの読みが難しすぎて悩ましいところです。滑れるうちに滑っておきたいスキー場もあるし・・・。
次回はどこに行こうか、またいろいろ情報収集しつつ考えないといけないなと悩んでいます。
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