前日の11日に引き続きのかたしな高原スキー場です。おそらくシーズン最後の訪問になるかなと思います。今回のスキーツアーで結論を出したかったことに決着が着いた気がします。いろいろ学ぶこと、得るものは大きかったですが、結局1級はそう簡単には受からないっていうのが現実でした。次回に向けては、しっかり対策していこうと思います。
引き続き、かたしな高原スキー場へ
2023年3月12日の日曜日です。先週末、体調を崩して滑れなかったのを取り返すべく、この週末は土日と滑っています。目的は1級受験。現段階でどこまでいけるのか、というのをしっかり見極めておきたいというのが目標です。
何かの間違いで受かりそうな気もするのですが、実力的には難しいかなぁと思っているところもあります。でもそんな悶々としているくらいなら、一度ちゃんと結論を得ておこう、というのが今回の目標です。
前泊スキーは快適
今回はお泊りスキーですので、起床時間にも余裕があります。やっぱり泊まりは楽で良いです。
渋川伊香保のルートインホテル、起床は6:30です。泊まりにしても遅いです。いつも朝食バイキングが混んでいるのですが、この日はいつもより遅かったこともあり比較的空いていました。基本、早朝に出発する人が多いので、6:30のオープン直後はかなり混んでいますが、少し時間をずらせばそんなに混んではいません。
軽い朝食バイキングです。温かいごはんが朝から食べられるのはやっぱり嬉しいですね。
もうこの日は検定だけ受けるつもりだったので、かなり遅めの移動になっています。出発は7:40頃です。これくらいの時間になると、関越道の混雑もピークを超えており、かなりスムースに運転することができました。
かたしな高原スキー場到着は8:50頃です。かなり駐車場も後ろのほうになりましたが、印象としては、思ったより混んでない感じがしました。流石に日曜日、お子様も多くにぎやかなゲレンデでした。
さらに雪の減った春のゲレンデ
この分だと、おそらくこれが今シーズンかたしな高原スキー場は最後かなと思いました。とにかく雪が減っており、コース維持が難しいところが出てきています。当然、コンディションはかなり悪いです。
MMC一日券に、Web購入特典のドリンク券です。真面目に、MMC強力過ぎます。
昨日から1日しか経っていませんが、それでもやっぱり雪がさらに減った印象のゲレンデです。雲が出ており、昨日よりは涼しめのコンディションでした。それでもやっぱり雪質は春のストップ雪でした。
普通に雪の薄いところが出てきていますので、滑る時は要注意です。
検定用のコブはポールも除去され、しっかりとしたコブに育っていました・・・。斜度があることもあり、かなり深めのところもあって、多少、難易度上がっていた印象です。滑れないことは無いですが、若干、転ばないように頑張ることしかできないところもありました。
日中は晴れてきました。やはり暖かかったです。人も多かったですが、リフトに行列ができないのはこのスキー場の特長かもしれません。
休憩時間にソフトクリームです。運動の合間のソフトクリームはやっぱり美味しいです。
ドリンク券ではフレッシュりんごジュース以外は一通りのドリンクが選べます。今回はちょっと甘いものが飲みたかったのでメロンソーダを頂きました。
天気が良かったので景色も良かったです。山々の雪も少なめな印象ではありました。
そして春のゲレンデといえば、このモサモサ感です。練習には良いのですが、疲れます。
夕方のコブライン。反省コブを滑っているところです。もう完全にこれくらいのコブラインなら滑りきれるようになったのですが、まあ滑れるからと言ってそれだけで1級が取れるわけではないということは分かりました(苦笑)。
昨日にも増して、雪が薄いところが増えていた印象です。おそらく来週には、コースが途切れるところが出てきそうな気がします。寒の戻りで大雪でも降れば復活もあるのでしょうが、ちょっと難しいかなぁという印象です。
雪があるところは比較的気持ちよく滑れました。景色も良くて開放的で、良いスキー場だなぁと、シーズン最後に改めて感じました。
どうしてもここは標高が低いのが厳しいですね。地形的な優位性もあり、積雪量はかなり多めのエリアになっているんだと思いますが、気温が高くなってしまうとやっぱり厳しそうです。来週以降、コースがどのように維持されていくかは気になるところですが、個人的には今回が最後かなと思っています。
2回目の1級検定にチャレンジして、現状認識がしっかりできた
というわけで検定です。前日に検定対策レッスンを受け、その指摘ポイントについては当日午前中に滑り込んで補正をかけたつもりです。付け焼き刃でどこまでいけるかは分かりませんが、前回、右も左も分からずに受験したときに比べると、かなりしっかりと準備をして臨めたつもりです。
事前講習は受講済みですので、当日は午後から直接検定に臨みました。検定バーンは当日のゲレンデ状況によって決まるので、結局、当日に事前講習を受けることによるアドバンテージもあまり無いのかなぁというところです。気になるようなら事前講習をストーキングすればだいたい分かります。
結局検定は不合格になりました。今シーズンの2回の検定結果をまとめておきます。
検定日/種目 | 大回り | 小回り | 不整地 小回り | 総合 滑降 | 合計 |
1回目(2023年2月23日) | 69 | 69 | 70 | 70 | 278 |
2回目(2023年3月12日) | 69 | 69 | 69 | 67 | 274 |
この、全然駄目じゃないけどやっぱり受からないレベルっていうのが現在の状況で、明らかにどの種目も弱みがあるということが分かりました。次に向けて、しっかり検定に向けた練習をして取り組んでいかないといけないなーというのが率直な感想です。結果はどうあれ、現状が分かってスッキリしました。
種目別に、自己分析です。
大回り・小回り
この2種目については2回とも69点で、つまり今の滑りじゃ駄目ってことがはっきりと分かりました。ぶっちゃけ、どういう滑りをすれば合格するのか、というイメージがまだ甘いところがあるので、まずはイメージをしっかり持たないといけないかな、というのが一点です。
抜重、内倒、外足の軽さなど、事前講習、対策レッスンで指摘されたポイントは比較的基本的なところばかりです。結局は基本をしっかり確実にこなすことが大切であることが分かりました。特に左外足の軽さについては、実は多少自覚があったのですが、レベル感として、この程度でも駄目というのがはっきりと分かりました。
1級ということで多少スピード出したほうが良いのかな、とか、カービングじゃないと駄目なのかな、とかいろいろ考えてしまったのですが、合格している滑りの動画など見ると、そこまで極端な滑りをしている雰囲気はないので、やはりベーシックなところをしっかり練習せんといかんなあと思いました。
不整地小回り
要するにコブ斜面です。70の69と、つまり合格ラインギリギリのところです。1年前、コブに全く入れないところからここまで滑れるようになったのは本当に良かったと思います。
この2回の点差ですが、これまさに「コブガチャ」の当たり外れだったような気がしています。
1回目のコブは比較的緩斜面で、かなり彫れてはいたものの、ラインが横に広がってスペースを使えるコブ斜面になっていました。こういう形状だと、板をずらすスペースが取りやすく、結果として滑りにも余裕が出しやすい感じがありました。
2回目のコブは1回目より急斜面で、さらに深く彫れており、ちょっと横のスペースが使えなかった感じがありました。頑張ってずらしてスピードコントロールするのが限界って感じで、吹っ飛ばないように耐えているだけの滑りになってしまったかなと思います。
加えて、2回目のコブでは若干ローテーションしてしまっていたのを感じました。問題無くリカバリーはできたのですが、むしろリカバリーが問題無く出来てしまうのも案外と悩ましいところかなと思っています。要するに、多少雑に滑って失敗しても滑りきれてしまうんです。当然、失敗しないほうが良いので、この辺、気をつけないといけないなぁと思いました。
結局、コブについては、しっかり滑り込めているっていうことなんですよね。整地もしっかり滑り込まないといけないなぁと思いました。
総合滑走
70の67・・・・この67は何が起きたかというと、要するに転倒したんです。足場が悪かったというのはあるんですが、ターン弧をスイッチするところで踏み違えて、ゴール寸前で転倒しました。やっぱりコンディション良い時のほうが事故は少ないので、もっと条件の良い時に検定は受けるべきだなぁと反省です。転倒を-2点として、やっぱり70点が出たのもコンディションが良かったからなんですよね。
総合滑降は多少攻め気味で気持ち良く滑ってしまっても大丈夫かなぁと思っているのですが、今は大回りをしっかりできるようになってから考えたほうが良いかなと思っています。結局リスクがあるのはポジションとか外足の踏み込み(踏み換え)なので、普通に滑り込みが足りなかったなぁと反省です。
課題感を持ってゲレンデを滑ること
最後に、この検定に向けたトレーニングの中で、いかに課題感を持ってゲレンデを滑ることが重要かということを再認識できた気がします。まさにコブを滑っている時がそうだったのですが、今滑ったコブの中で、何ターン目のあの感覚が良かった、みたいなのを拾い集めていって、結果コブ斜面を滑れるようになったんです。同じことを整地でも改めてやりなおしたほうが良いのかな、という気がしています。
今はとにかく、現在の自分の実力が分かったので、次に向けて、早くゲレンデに滑りに行きたいです。
日曜日の帰路はやっぱり大混雑だった
この日もリフト最終乗車まで滑って、やりたいことはやりきったので帰ります。ただ、日曜日の帰路ですので、混雜は必至です。
まずは温泉。混雜必至なので、花咲の湯へ行きました。
混んでても諦めが付く施設ですね。案の定、凄い混んでましたが、洗い場の数が多いので洗い場待ちはありませんでした。ただ、湯船も落ち着かない程度には人が多いし、脱衣場も凄い混雜だし、予想通りの混雜っぷりで、とにかく汗を流して温まって帰るだけになってしまった感じです。まあ仕方ないところではあるんですが、他の選択肢もあったかなと若干後悔はしています。
その後は県道64号を通って沼田へ、沼田インタから関越道に乗って東京方面に向かいました。が、案の定大渋滞にはまってしまい、これはどうにかせんといかんな・・・ということで、渋川伊香保ICで関越道を一旦降りて、夕食にすることにしました。これだけ渋滞していると、SA/PAも混雜していて入れるかどうかも怪しく、ご飯を食べられるかどうかも不安でしたからね。
昨日に続いてのかつやです。安定のかつや。
鶏だんごとチキンカツの合い盛り丼です。コリコリとした食感の鶏だんごフライが美味しかったです。やっぱり混んでる時は高速道路を降りて食事や休憩を取りたいところです。周遊パスだとこれができないのが辛いので、あまり使いたくないんですよねー。
一応食事を取って時間をずらしたつもりだったのですが、やはり嵐山〜高坂の渋滞にははまってしまい、結構遅くなってしまいました。
結局、家に着いたのは日付か変わる寸前になってしまいました。やっぱり日曜日の帰り道は鬼門だったなぁと。分かっていたことなんですが、渋滞はやっぱり辛いです。
得るものが多い2日間だった
以上、シーズン終了も近いかたしな高原スキー場で1級検定を受けてみた話でした。真面目に、とにかく得るものの多い2日間でした。やっと落ち着いて、自分の実力値が見えたのは良かったです。
とにかく、これからは自分のスキーのレベルについて、1級検定で69点くらいの滑り、とはっきりと言えるようになったのは案外と良かったのではないかと感じています。ここから練習していけば良いです。課題感をしっかり持って一本一本滑走することが大事なんだなと、改めて思いました。
そしてもうシーズン終了の足音が聞こえてきています。おそらくかたしな高原スキー場は来週以降、滑れないコースが出てくることは確実です。来週以降はよりシビアにゲレンデコンディションを確認しつつ行き先を選んでいかないと行けない予感がしました。
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