かたしな高原スキー場の旅。1級検定は不合格だったけど楽しかった話。ゲレンデはもはや春。

スキー

かねてより目指していたSAJ1級検定、2023/2/23に初受験して、見事不合格となりました。でも検定は楽しかったし、頑張って取り組んできた不整地コブで合格点が出たので、悔しいけど意外に満足しています。ゲレンデはもはや春のコンディションで、このままシーズン終わってしまうのかな、と危惧しています。

そうだ検定を受けてみよう

2023年2月23日。天皇誕生日の祝日です。翌日の金曜日に休暇を取っているのでわざわざ祝日に滑りにいくこともないのですが、今回は検定受験のためかたしな高原スキー場へ行くことにしました。

週の始め頃に降雪があったようですので、コンディション的にも期待できます。またこのスキー場の検定コブは、都度作り直すので、コブのコンディションが安定しており、かつ今回は祝日単発ですので、週末のように「土曜日に作ったコブがしっかり掘れた状態で日曜日の検定が行われる」っていう轍を踏まずに行けます。なるべく条件は良いほうが良いですからね。

受かるかどうかは微妙なところで、正直整地の滑り込みとか足りてない気がするし、実は直近スクールでの指導も受けていないので不安はあるのですが、まずは現在位置を知りたいし、なにしろ最近やっとコブがまともに滑れるようになったので、力試しもしてみたい、というところです。

ただやっぱり混んでるかなぁ・・・という懸念はありますがね。

祝日はやっぱり混んでいた・・・・

出発は4:30過ぎです。祝日ですので、都内の道路は空いていました。環八も大型車も少なく、特に問題なく流れていました。

ただ、やっぱり祝日、関越道に入ると混雜していました。毎度のことながら、川越インターチェンジから上里SAまでの埼玉区間は車が詰まってノロノロ状態、高坂や嵐山の渋滞ポイントではグッと詰まって渋滞寸前みたいな状態も発生していました。それでもまだ時間が速かったので大きな遅れに繋がるような状態ではありませんでした。

更に進むと、前橋手前でも渋滞気味で、トップシーズンの渋滞ポイントは一通り混雜していました。やっぱり祝日は混雜するなぁという印象でした。

赤城高原SAで休憩です。駐車場も混雜していました。そのためか、ゼブラゾーンや周回通路に駐車している車があって、そのせいで大型車が取り回しに苦労しているのが見受けられました。駐車禁止区域にはそれなりに理由があるので、短時間でも駐車は良くないですね。

天気は曇り気味、ちょっと寒さを感じる気温でした。

沼田ICを降りて120号で片品へ。それなりに車は連なっていましたが、詰まるほどではなく、最高に混雜していた状況と比較すると、まだマシな感じではありました。道の駅尾瀬かたしなはやっぱりたくさん車が停まっていたので、ここでの休憩はせず、まっすぐスキー場へ向かいました。

かたしな高原スキー場到着は7:40頃、途中関越道が混んでいた割にはナビの予測通りに辿り着いて良かったです。ただ、スキー場もやっぱり混んでいて、この時間なのにすでに結構車が入っていました。

コンディションは完全に春だった。

準備をしてゲレンデへ。

MMCの事前購入1日券でドリンク券セットです。安定のお得感があります。

今日もセカンド板、Arc Conviction。メイン板は只今修理中です。

朝のゲレンデは曇り空で気温も低く、雪質としてはサクサクとした感じでした。これ新雪じゃないですね。一度解けた感じがあります。降雪はあったはずなのですが、既にコンディションは春でした。

この日も大会でポールが展開されていました。リフトはフル稼働です。

積雪の都合もあり、コブレーンはいつもより下のほうです。斜度がゆるいからチャンスかも、と公式では言っていましたが、コブはコブです。ただ、都度作り直してくれているので、ピッチやコンディションはいつも良好だと感じます。

春のコブですので、午前中はカチカチのアイスバーン、午後にはシャバシャバの春雪、そして夕方にはまたカチカチのボコボコ、という感じでした。

お昼にドリンク券でホットココアを頂きつつ休憩。とにかくこの日も混雜していて、レストランは満席状態、お昼時に休憩を取るのは困難だったと思います。検定は祝休日に行われるので、これが案外と辛いところ。私は車まで戻って休んでましたが・・・・

昼を回ると晴れて温かくなってきました。いやむしろ暑いくらいです。

検定コブとは別に、ききょうコースにもコブが。こちらのほうが自然コブに近く、検定コブとは滑り心地も違って面白かったです。

こちらもくせいコースの入口です。上部も綺麗に圧雪された硬めのコンディションになってました。午後にはゆるんでボコボコ、ただし日陰はちょっと固めという、要するに春のゲレンデです。

検定もあったので、もくせいコースの急斜面を滑れたのは夕方になってからでしたが、この日も結構滑りやすいコンディションではあったかなと思います。ここは毎度滑っていて楽しいです。

つつじコース入口。景色が綺麗に見えました。意外に開放感があって気持ち良いです。

スキーの合間に、ミフィテラスでソフトクリームです。いつもこれ食べちゃうんですよね。甘くて癒やされます。

この日も16:30のクローズまで滑り倒して終了。最後はカチカチのボコボコでなかなかハードなコンディションでしたが、一日良く滑ったなあという感じでした。

1級検定を受けたけど不合格だった話

そんなわけで、この日は検定を受けてみたわけですが、やっぱり不合格でした。ただ、点数は大回りと小回りが69、そして不整地コブと総合滑降が70の278で、要するに整地を丁寧に滑れなくて落ちたっていうパターンです。これ2級のときも一度同じような感じで失敗しているので、相変わらず成長していないなぁと反省です。検定はちゃんと準備して臨めば合格の確率は確実に上がると思います。はい。

つまり、コブは滑れた

そうなんです。つまりコブは滑れたんです。

思えば、コブを意識して滑り始めたのが、忘れもしない、2022年2月18日、かたしな高原スキー場の検定コブの下の方だったんですよね。この頃は浅いコブを滑って満足していたんですが、そこから練習を繰り返し、今はなんとか普通のコブは滑れるかなぁという感じになってきました。

これくらいの自然コブは滑れるようになりました。

いろいろ練習してきて、最後はやっぱり技術の「噛み合わせ」が上手く行った時に、新しいことはできることになるんだなぁというところです。

ちなみにコブが完走できるか否かは、最初、コブに入る時点で、どこまでラインをプランニングできているか、で決まってしまうところが大きいこととかが分かってきました。だから検定は行けたんだな。

なぜ大回り小回りは駄目だったか

これは完全に練習不足。事前講習の段階で「上に抜重してる」「重さがない」という、これまた2級検定のころから言われ続けている指摘を受けて、あー駄目かぁ・・・・って正直感じました。こういうのがやっぱり治らないんですよね・・・。

じゃあなんで総合滑走はOKだったか、っていうと、総合滑降はスピードで力押しできたところがあったかなと。実はスピードには自信あるのです。そもそも滑っていて、コブと総合滑降は精神的にも肉体的にも楽に滑れた自覚があります。大回り小回りは正直、どうすれば良いのか分からない状態でしたから。

これが実際の演技だとどう反映されるかというと、コブと総合滑降については、滑り終えたあと、しっかりとゴールラインで止まることができたのですが、大回りと小回りはかなりオーバーランし、大回りに至ってはゴール後転倒する始末。雪が緩んでコンディションが悪かったところもありますが、これが今の自分の実力値かぁと、改めて思い知らされた感じがしました。

これからどうするか

練習あるのみ。やっぱりスクールに入るなど、何か指導はちゃんと受けたほうが良かったなと改めて思いました。今シーズン、ここまでスクール入ってないので。この週末はどこかで指導受けたいなと思います。整地科目の改善は、多分ポイントは分かっているので(板に遅れないように動く)、練習していこうかなと。

他方、コブと総合滑降で合格点が出たのは実績ではあるので、自信を持って楽しくいろんな斜面を滑れたら良いかなとは思っています。

何より、他の受験者の方の滑りを見ていて、ぱっと見て「上手い!」って思う人はやっぱり合格してたのが印象的でした。1級からは特に見栄えも必要な要素になってくる、とは指導員の方の言葉ですが、なるほど、と思ったのは教訓です。

祝日だし、帰りも混んでた・・・

帰ります。温泉はどこも混んでるだろうし、どこにいこうかちょっと悩んだんですが、何かの間違いで夕食が食べられるかも、という淡い期待を抱きつつ、小住温泉へ行きました。

着いたのは18時頃だったので、流石に多少ピークは過ぎただろうと思ってたんですが、駐車場ほぼ満車状態で、凄い混雜してました。残念。

食堂もいっぱいで、結局食事は取れず。残念。

しっかり汗を流して体も温まったので良かったんですがね、この日はお子様も多く、全く落ち着きましせんでした。温泉施設が賑わうのも大事だとは思うのですが、やっぱり温泉は空いてるほうが嬉しいですねー。

スキー場からの帰り際に渋滞情報を見た時は、関越道で渋滞は発生していなかったのですが、温泉後に確認したら渋滞が始まっており、おそらく関越道の渋滞のピークに当たってしまった感じでした。なので次に狙っていた駒寄PAのフードコートでご飯も食べられず。仕方がないので駒寄PAで仮眠を取り時間をずらして、渋滞が収まってから帰ることにしました。

そして夕食というか、この日唯一のまともな食事は高坂SAで生姜焼き定食。思いのほか美味しくて満足でした。関越道は20時を過ぎるとPAのフードコートは軒並み閉まってしまうのが辛いところです。

時間をずらしたことで関越道の渋滞は避けることができたのですが、時間が遅くなったこともあり、都内の幹線道路、環八・環七では道路工事が始まってしまい、結構混雜していましした。軽く、環八で通過に40分かかる渋滞とか見えたので、今回は環七+目黒通りで帰ってきました。意外に目黒通り走るのは久々だったかもしれません。

そんな感じで、復路はいろいろあったけど、なんとか日付が変わるまでには家に辿り着くことができました。やっぱり祝日、道路は混んでましたねー。

検定初見は難しかったけど、コブ練が実を結んでよかった

以上、かたしな高原スキー場で初めて1級検定を受けて合格できなかった話でした。やっぱり1級は難しいです。ちゃんと練習していかないとちゃんと落ちることが分かったのは良かったです。そしてコブ。やっとここまで来れたっていう感じが強いです。そして整地科目で落ちる。お約束ですね。

これからシーズンも闌となりますので、なんとか今シーズン中に1級行けたら嬉しいですがねー。頑張っていこうと思います。

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