ホワイトワールド尾瀬岩鞍の旅。春休み最後の週末、混雑を見越して尾瀬岩鞍へ。コブ三昧で大満足。

スキー

4月です。21-22シーズンも終盤。加えて春休みの最後の週末で混雑が予想されるこの週末、混雑してもきっと破綻しないスキー場であるホワイトワールド尾瀬岩鞍へ行きました。なんせここは広いので人が分散します。コブを滑りまくって満足です。

4月最初の週末は混雑を見越してホワイトワールド尾瀬岩鞍へ

2022年4月2日。気がつけばもう4月です。21-22シーズンももう終盤。一応、GWまで滑る予定の私としては、シーズンはあと1ヶ月くらいです。

そんな4月最初の週末、どこに行こうかと考えて、当初はたんばらへ行くつもりでいました。コブがいい感じになっている気がするのと、週末なら上級者コースを回せるリフトが動くからです(前回はウィークデーに行って若干失敗しました)。ただ、週末のたんばらはやっぱり混みそうです。もうひとつ、神立高原というのも選択肢にはありました。こちらもコブレーンがあります。意外にも神立にはナイターでしか行ったことがないので、昼の神立も滑ってみたいなぁと思っていました。ただ、神立も混みそうです。

とにかく混みそう。4月最初の週末は春休み最後の週末になるため、絶対どこも混雑していそうです。3月でクローズしているスキー場も出てきており、しかも前週は悪天候、今週末は寒の戻りもあり、多少コンディションも良さそうということで、とにかくスキー場は混雑する要素満載。これはどうしたものか・・・と悩ましいところです。

混雑に強いスキー場といえばどこか、といえば、やはり丸沼高原スキー場になるわけですが、丸沼は最後にとっておきたんですよねー。うーん。

と、いろいろ考えぬいて、結論、ホワイトワールド尾瀬岩鞍へ行くことにしました。すっかり忘れてましたが、このスキー場もゲレンデが広いこともあり人が分散して混雑しないんです。広い緩斜面があるわけでもないので、微妙にファミリー向きではないでし。そして、尾瀬岩鞍といえば、ぶなの木コースのコブ斜面です。昨シーズン全く刃が立たなかった上級者コブコースへのリベンジの気持ちも湧いてきました。これは行くしかない、と。

毎度尾瀬岩鞍にはシーズン終盤に訪問することになるんですが、今年も4月、春スキーでの訪問となりました。ちなみに、最終的に尾瀬岩鞍へ行く、と決めたのは、当日、沼田インターを降りたところです。相変わらず計画性が無い。

道路はそれなりだけど、スキー場は予想通りの混雑

出発は4:45頃。前述の通り、この時点では行き先は「関越方面、とりあえずたんばら」くらいの感じでスタートです。道路の混雑状況など見ながら考えようかな、と真面目に思ってました。

流石にこの時期になると明らかにスキー場へ向かうような装備の車もめっきり減りますが、道路は混雑気味です。都内、環八が結構混んでました。若干大型車が多かったかも。これも新年度の影響ですかね。

関越道に入っても若干車は多めです。それでもトップシーズンほどでは無く、いつもの渋滞ポイントもそこまで混雑はしていません。それでもやっぱり川越から嵐山の区間は車間が詰まるシーンが何度かあって、混んでるかなぁという雰囲気はありました。

赤城高原SAへ2時間ちょっとで到着です。結局速かったんですがね、やっぱりSAは混んでます。

これは・・・天気良いです。やばいくらい天気が良い。しかも気温は低め。良い予感です。

さて、沼田インターで降りるか否かというのが最初の分かれ目になるわけですが、思いのほか沼田で降りる車が少なかったので、あえて沼田インターで降りることに。降りた瞬間、ひらめいて、尾瀬岩鞍へ行き先変更(※実話です)、120号を走って片品へ。

次のチェックポイントは鎌田の交差点。ここで直進する車は丸沼高原スキー場へ行くのですが、この日は結構丸沼高原スキー場へ向かう車が多かったです。もしや尾瀬岩鞍、空いてるんじゃね?って思った瞬間です。まあそんなことは無かったんですが・・・。

なんだかんだあってホワイトワールド尾瀬岩鞍到着は7:50頃です。結果としては、早かったですね。っていうか尾瀬岩鞍、近いです。

ただ、駐車場はもうそれなりに車が入っていて、しかも見てる間にもどんどん埋まってきました。案の定、やっぱり混んでました。ゲレンデまではシャトルバスも動いていたのですが、待つのが面倒なので歩いてしまいました。今年はブーツソールプロテクターがあるので、歩くのも楽ちんです。

調子にのってゲレンデへ向かったのですが・・・最初の洗礼。

チケット売り場行列です。まあそうなるよね、という感じなんですが、やっぱり混んでいるようです。

尾瀬岩鞍はWebketによる事前購入も可能なICカード・チケットになっています。こちらはSKIDATA製keycardですね。プラス1000円で1600円分にもなるという食事パックもあったのですが、レストランが混んでると嫌なので今回はパス。ちなみにこれは後悔しました(苦笑)。

賑わう春のゲレンデと、賑わうコブ斜面

やっとチケットを買ってゲレンデへ。

最初のクワッド乗り場から。ゲレンデは春のシャーベット。悪くないコンディションです。4月にこれだけ雪が残っているのも凄いです。

ゲレンデはほぼ全面滑走可能です。この辺は雪も綺麗ですね。

リフト下の雰囲気など見ると、もう春だなぁと感じます。っていうか天気良いぞ。

リフトを降りた中間点。さすがに綺麗ですね。リーゼンコースにはしっかりとコブレーンが見えました。エキスパートコースは封鎖されており、第8クワッドは営業終了だそうです。

エキスパートコースは雪崩の危険アリということで閉鎖されていました。下からでもしっかりと雪の亀裂が見えます。今シーズンは降雪量が多かったこともあり、こんな感じでゲレンデが崩壊している箇所もいくつか出てきています。降らないのも困りますが、降り過ぎも考えものというところです。

第2クワッド横のロマンスコース。綺麗な圧雪シャーベットです。これはこれで気持ち良いですね。天気も良くて、日光白根山まで綺麗に見えました。

気候的には、日差しは温かいけど風は冷たいというコンディションで、朝は春装備では肌寒いくらいでした。ちょっと服装は失敗したかなぁと反省です。

ペアリフトを登って尾根沿いのコースへ。なんと降雪があったようで、山頂から西山にかけてはうっすらと新雪が積もっていました。とはいえ、新雪の下はガリガリの春雪なので、コンディションとしてはやっぱり春でしたね。

朝イチのチャンピオンAコースはバーンも固くて気持ちよかったです。

上から見てもエキスパートコースは閉鎖中です。

西山第5ロマンスリフトを上がってさらに登ります。

ゴンドラ山頂付近から。景色が綺麗でした。

西山側には武尊山が見えました。こちらも景色が綺麗です。

本日のお題、西山ゲレンデのぶなの木コース。しっかりコブができていました。下から見ると3レーン見えました。

このコブレーン横のロマンスリフトは行列していることが多かったように思います。やっぱり混んでましたね。

しばらく滑って休憩。ホルンでケーキセットを頂きました。うーん、結局、時間さえずらせばレストランで食事をとることも問題無くできたので、食事券は付けとくんだったな、と後悔した瞬間です。そもそも西山ゲレンデのホルンはいつも空いていて、だから私はいつもこっちで滑っているんですがね。ちょっと失敗しました。ケーキセットは美味しかったです。

そんな普段あまり混雑しない印象の西山ゲレンデも、リフト乗り場に行列です。混んでますね。

しばらくコブを滑ったあと、西山ゲレンデの奥の方、みずならコースへ行ってみました。時間は日中っで、すっかりストップ雪になってました。

みずならコースは非圧雪です。すっかり雪も汚れていて、全く滑らないザブザブの春雪のゲレンデになっていました。この日滑った中で1番辛い一本がこちらでしたね(苦笑)。もしやワックス限界か?と思い、NotWax追加しました。

ザブザブの1番暑い時間帯の西山ゲレンデの様子。しかし天気良かったです。

ぶなの木コースの賑わいっぷりですが、ぶっちゃけ想像を遥かに超えてました。こんなにコブ好きな人、居るのね、っていう驚きもありましたが、うまい人から私みたいに一生懸命練習している人、そしてスクールまでいろんなレベルの人たちが滑っていて、とにかく賑わってるゲレンデでした。

上から。上部はこんな感じでレーンが4本くらい出来ている状態ですので、練習にはこちらが向いていたかもしれません。中段部は急斜面で結構えぐれた半分自然コブみたいな状態になっていて、レーンによっては難しかったかも。下部は綺麗にレーンが別れていました。とにかく、1本の間にもいろんなシチュエーションのコブがあって、まさにコブを練習するためのゲレンデに仕上がっていた印象です。

ゲレンデ中段の様子です。果てしなくコブというか不整地が続いている印象です。

でも景色も良かったです。正面は武尊山、手前の眼下に見えるのはおそらくかたしな高原スキー場です。

夕方になって、西山ゲレンデもクローズになってきたので、最後にミルキーウェイを降りてみることにしました。日光白根山が綺麗に見えます。

夕方になって気温が落ちてくると、当然ながら日陰などは春雪が凍ってボコボコになってくるわけですが、毎度この時期のミルキーウェイ、この時間は滑るのが苦行になっていることが多いわけで、今回もやっぱり苦行でした。特に上部はほぼ氷のゲレンデ状態で、滑っていて笑えてきました。

でもこのコース、長くて楽しいコースだと思います。景色も良いです。

最後に改めてロマンスコースを滑って終了としました。夕方、日陰になっているため、ここももうボコボコで笑えてくるコンディションでした。

そういえば雪崩の恐れがあるため閉鎖されていたチャンピオンコースですが、夕方見たらなんとその雪の亀裂の直ぐ側を滑ったシュプールが残っていました。流石にこれは酷いなぁと思いましたね。

という感じで16時過ぎまで滑り倒して終了しました。駐車場まで下りはスキーで滑っていけるので楽ちんです。

おお、尾瀬岩鞍、来年には50年なんだ・・・

後片付けをして帰る直前の風景です。凄い疲れましたが、とても楽しい一日でした。

結局コブしか滑っていない

・・・と言うわけで、結局この日はほぼぶなの木コースしか滑ってません。結局10本以上滑っていたようです。

このぶなの木コース、距離にして1000mくらいあるんですが、ほぼ全体がコブ斜面です。綺麗なコブレーンから自然コブに近いような荒れたレーンまで、1本の中でもいろいろなコブがあって、とにかく練習になります。距離も長いし途中でコブのパターンの変化もあるため、ノンストップで降りてくるとか現実的ではないです。そして写真の通り練習している人も多くて、周りを見ているだけでも参考になります。

朝イチはマジでコブが固くて、かつ朝イチということでまだ体が動いておらず感覚も不十分で、とにかく1本目は、このコースを自分は滑れるのだろうか・・・と悩むところからスタートしました。

雪が緩んでくれば春雪のコブなので、滑りやすくなったし、感覚も戻ってきて、練習もはかどりました。スクールやレッスンも行われており、そこで耳にした「踵をお尻に近づける」などのアドバイスを実践して、さらに練習が捗りました(苦笑)。こうして賑わっているのはやっぱり良いですね。

今日も結局ズルドンです。まずはもっと基本的なコブの中での挙動を安定させて、いろいろできるようにしていかないといけないなぁと。

一方で、コブに入りたての頃、なんとなくバンクターンできていた気がしたので、改めて今回、上部のコブが浅いところでバンクターンをしてみたんですが、やっぱりできるんですよね。体力のあるうちであれば、バンクターンは、おそらくそれなりに滑れるんです。それが確認できたのは収穫ではありました。ただ、このバンクターンも、決して褒められたものでは無いかもしれない、という感触も得られました。滑っていて、単に左右に降られているだけの感覚があったんです。これも意識して修正することはできそうな感覚を得て、こちらの練習は終了。

ズルドンですが、上記の踵をお尻に近づけるはベンディングの吸収動作の示唆です。今回も徹底的にずらして滑る形で滑りまくって、感覚を体に叩き込みました。結果として、今回もどのラインでも問題なく降りられるようになりました。

日中、これだけの人が滑るので、だんだんコブの形もみだれて、エグいくらい掘れたコブに成長してきましたが、それでも臆すること無く滑れるようになったので、我ながら凄い進化だと思っています。

一方で。うまく滑っている人を見ると、やっぱり自分とは違う動きをしている。ズルドンとは言っていますが、実は「ドン」が出来ていないんです。しっかりコブに板を当てることが怖くてできていない。次の課題は、これをしっかり出来るようにしていきたいなぁと思っているところです。

とりあえず、練習の終盤はこれを意識して、口で「どん」って言いながらなるべくコブに板を当てる感じで滑っていました。まだ全然圧が足りないので、練習あるのみかな、というところです。

とにかく。これまで全くコブを滑れず、いつも端っこの整地された箇所を滑って降りていたぶなの木コースも、ちゃんとコブを滑って降りられるようになったのは凄い進化だし、自分的にリベンジだったと思っています。リーゼンコースを滑る時間が無かったのが惜しいところですが、おそらく今の自分ならなんとか止まらずに滑り降りることはできるんじゃないかと自信があります。

まだまだ練習しなきゃいけない段階ですが、よくここまで来たなぁとまずは満足。まだまだ頑張るぞ、と。

久しぶりに「白寿の湯」に行ってみた

さて、帰りですが、やっぱり春休みということで混雑を避けたいところ、混んでいても問題にならない施設へ行きたいな、ということで、久々に「白寿の湯」へ行ってみることにしました。ここは一見混んでいるように見えて人が多く居るのは休憩所と食堂というのが常だし、そもそも高速のインターからも遠いので、スキー帰りに寄るような人も少ないというところで狙い目なんですよね。

その前に、夕食です。

駒寄PAでもつ煮定食を頂きました。意外に久々だったかもしれません。やわらかくて美味しいもつ煮でした。なお水をこぼしたのは私です。

その後、藤岡インターで降りて下道を走り、お風呂カフェ白寿の湯へ向かいました。

相変わらず駐車場には車がたくさん停まっていましたが、温泉自体はそんなに混雑しておらず、ゆっくり温まることができました。ここは温泉成分も豊富なお湯なので、やっぱり疲れ切った後などに訪問したくなる温泉です。

雰囲気のある外観です。もともとの日帰り温泉施設を温泉デベロッパーが買い取ってお風呂カフェとしてブランディングしている施設ですので、要するにリノベーション施設です。なので、建物の内部など、一部微妙に狭いところがあったりするのがまた趣深いところでもあります。

糀。食事も美味しそうでしたけど、まあ混んでるのよね。時間ずらせば落ち着いて食べれるかなー。今回も入った時は結構混雑していたんですが、出る時は多少空いていたので、タイミングかもしれません。

マジ温泉成分豊富です。

そういえば、露天風呂に桜の鉢植えが置かれていて、花見風呂みたいな企画になっていたので思い出しましたが、桜が満開なんですね。すっかり春ですね。

良い温泉だったんですがねぇ、欲を言えば、やっぱり食事は温泉の後にすべきだったなぁと・・・。

最後、締めのソフトクリームは、Pasar三芳の「鐘の木」の焼き芋ソフトクリームです。意外に久々に頂きましたけど、やっぱり美味しかったです。濃厚なミルクソフトクリームと焼き芋の組み合わせがいい感じです。皮の焦げ味まで感じられるのが素晴らしいですね。

その後も、帰りの関越道、環八とも渋滞もなく、スムースに横浜まで帰ってこれました。

尾瀬岩鞍は良いスキー場です

以上、4月最初の週末、混雑を予想してホワイトワールド尾瀬岩鞍へ滑りにいったら予想通り混雑はうまく緩和できたし、賑わうコブ斜面で練習できてとても有益だった話でした。

やっぱりホワイトワールド尾瀬岩鞍、良いスキー場です。基本的に広んですよね。いろんな斜面があって、いろんなレベル、滑り方の人が思い思いに楽しめるキャパシティがある。毎回、滑りに行くたびに、もっと自分も訪問すべきだな、と思うんですが、なぜシーズンに1回くらい、しかも春先に訪問するようなパターンになってしまうのか・・・謎です。来シーズンこそ、もっと滑りに行きたいなぁと思いました。

そういえば。リフト券売り場で「アースホッパー」使ってる人が居たんですよね。今シーズンは使えるスキー場のラインナップが自分の行動範囲とイマイチ合わなかったために使わなかったという経緯があります。来シーズン、もしもっと滑れるスキー場が増えて、自分が行けるところが加わるなら、使いたいなぁと思ったのでした。

春スキーシーズンも闌。次こそたんばら、神立へ行く予定です。

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