スキー板を新調。2022年の初売りでATOMIC REDSTER X9i WB 2021を購入した話。

スキー

今シーズンはブーツに続いて、板も新調です。新しいスキー板ATOMIC REDSTER X9i WB 2021を購入しました。新しい板はやっぱり良いです。なんと言ってもこの板との出会いは運命的でした。大切に使っていこうと思います。

スキー板を新調しました

というわけで、板を買った話です。ATOMIC REDSTER X9i WB 2021を購入しました。

私はガチのスキーヤーではなく、試乗会などで板を履き比べたりした経験もないので、ほぼカタログ買いなんですが、今回この板を買った経緯などを書いておこうと思います。スキー板などウィンタースポーツデバイス選びの参考になればと思います。

なぜこの板を買ったのか

なぜATOMIC REDSTER X9i WB 2021を買ったのか。理由はいくつかあるのですが、正直自分はこの板を履かなければいけないという運命的なものを感じていたところがあります(苦笑)。

ATOMIC arc convictionとの出会い

まず、1つ目の理由としては、ATOMICのarc convictionという板を現在履いていることがあげられます。

これ2004年モデルなので、もう10年以上履いています。この板と一緒にスキー上達してきたと言って過言ではありません。まさに相棒です。

ぶっちゃけこの板は安い買い物ではありませんでした。スキー用具は「(ある程度)高いものを買ったほうがいい」と良く言われますが、この板を履いて真面目にこれを実感したのを覚えています。本当にスキーがうまくなった実感がありました。板自体がしっかりと滑りをサポートしてくれるという感じでしょうか。楽に滑れるし、スピードを出しても安心感があるし、色んな意味で良い板でした。

そんな経験もあり、次、板を買い換えるとしても、やっぱりATOMICのデモ板が良いかなぁと漠然とは思っていました。

SERVOTEC

加えて、ギミック好きの私には気になる板がありました。ATOMICのREDSTERシリーズです。SERVOTECという、板のフレックスをコントロールする機構が付いており、特徴的な金属製の棒が板のトップ面に配置されています。

これを見た瞬間、ああ、このギミックは欲しいなぁ、と漠然と思っていました。いつかはSERVOTECの付いたREDSTER S9iとか欲しいなぁと、漠然と、思っていたわけです。

2022年モデルでデザインが変わる

2022年モデルのREDSTERから、ショック吸収機構が変更になりました。従来の棒状のSERVOTECから、板状のRevoshockとなり、デザインが一新されたのです。

ぶっちゃけ、ギミック好きの私としては、やっぱりSERVOTECのデザインの無骨さに惹かれるところがあったので、このデザイン変更のタイミングは旧モデルを狙う一つのタイミングとなりました。基本的に良い板を長く履きたいので、1シーズン程度の型落ちは問題ではありませんでした。

そして、2022年初売りでの、X9iとの出会い

そんな中、運命の出会いは訪れます。ATOMIC REDSTER X9i WB 2021が初売りで安売りされてたんですよね。S9iじゃなく、X9iってなんだろう?って思って調べてみたところ、どうやらオールラウンドモデルらしく、メーカーホームページなど見ても扱いは若干ひっそりしています。

ただ、スペックを見ると、ラディウスも適度に穏やかだしワイドボディでいろんな雪質にも対応できるし、基礎板としては悪く無さそうな印象です。もちろん2021モデルなのでSERVOTECです。

なにしろ安い。型落ちとはいえ半額近い値段で出ていたので、これはもしや買えということなのか・・・と、しばらく悩んでいたのでした。

最後はタイムセールで購入

こうした型落ちのハイエンドスキー板の買い時は結構難しいです。なにしろ在庫が掃けるのが速いので、気づいたときに確保しないとあっという間に無くなります。スキー用品に限らずウィンタースポーツ用品はこの傾向が強く、とにかく毎年毎シーズン、買い時に悩んで、結局買えないというケースは少なくありません(実はそれで長らくconvictionを履いていたという経緯もあり・・・)。

そして今年、私は見切った。そう、初売り。ここで買うしかないのです。スキー用品は、12月頃が最も在庫が潤沢で価格も強気ですが、2月になるともう売り場が片付けられる店舗も出てくるような、極端な季節商品です。1月の初売りというのは、なるほどお買い物には良い時期といことを今年学びました(笑)。

ただ、やっぱり安くない買い物です。どうしよう、と思っていたところ、タナベスポーツで期間限定のタイムセールが行われており、ふと見たら、この板、さらに安くなってたんですよね。しかも在庫がある、と。

ここまで来て、やっぱりこれは運命だな・・・ということで、ATOMIC REDSTER X9i WB 2021、買っちゃいました。半額以下で買えたのでラッキーです。

重要なのは「運命」(苦笑)

ここまで紆余曲折あって、この板を購入するに至ったわけですが、まあ拘りが無いとは言いながらいろいろ拘ってるよね、っていう面があるのは事実です。「高いものを買ったほうがいい」の法則もありますが、特にスキー板やブーツって、ある意味命を預けるデバイスになるので、信頼感というか、その板やブーツを履く納得感、安心感っていうのは結構重要だと考えています。

スキーの指導で「足元を見るな、遠くを見ろ」みたいな指摘があると思うのですが、足元のスキー板が確実に雪面を捉えてくれるという安心感っていうのが、実は大事な要素だったりするんですよね。なのでこの辺は妥協したくないと。それはブランドだったり価格帯(定価)だったり、ギミックだったりするんですが、こういうのは決して意味がないわけではないというのが持論です。

これを以て、つまりはお気に入りのスキー用具との出会いは運命なんだろうな、と今回は真面目に思ったのでした。

ATOMIC REDSTER X9i WB 2021

というわけで、ATOMIC REDSTER X9i WB 2021買っちゃいました。

2022年正月ころからこの板を狙っていて、タイムセールが始まったのが2022年の1月10日の18時です。スキー場からの帰りのパーキングエリアでケータイからオーダーして、1月13日には届きました。上の写真は1月15日、初めて滑りに行ったときのものです。

サイズは160cm。もともと履いていたconvictionも160cmなので、特に短すぎる印象はないです。欲を言えばもうちょっと長くても良かったかなと思いますが、型落ち在庫狙いなので仕方ないです。ラディウス13m、サイドカット123 / 75 / 107でそこまでクイックでは無いのも良いです。

デザイン上、ちょっと意外だったのが、キャンバーがなく板面がフラットだったことです。加えてワイドボディーなのでかなり操作が緩慢になる印象もあったのですが、実際滑ってみると意外に普通に取り回せます。convictionに比べても非常に主張が穏やかで素直な乗り心地に感じます。おかげで滑っていて疲れにくい印象を持っています。

板の性質上、確かに、そんなに飛ばせる板ではない印象ですが、基礎板としては十分滑れる板だと思います。SERVOTECが付いていますので、多少スピードを出しても安定感・安心感があります。

不満点があるとすれば、デザインが思いのほか地味だったところですかね。スキーデバイスって結構派手めなものが多いんですが、この板は表面も裏面もほぼ真っ黒。アクセントとなる赤いロゴやビンディングパーツが印象的で美しいので気に入ってはいるのですが、もうちょっと主張が強くても良かったかなと思います。

既に購入してから1ヶ月、7日滑ったところですが、今の所の感想としては、買って良かったと思っています。

新たな相棒とゲレンデへ

以上、久しぶりに新しいスキー板ATOMIC REDSTER X9i WB 2021を買った話でした。やっぱり新しい板は良いですね。もちろんconvictionも良いのですが。

この板も、大切に、長く履いていきたいなと思っています。

ビンディングをなるべく傷つけないために、板を逆さまに置かないとか、板を外す時、ストックの後ろ側でビンディングのかかと部を押すようにするとか(ストックの先端で傷つけない)、自分の板を踏んで傷つけないようにするとか、そういうところから気を使っています。

とは言え、スキー板なんて滑れば傷は付くものなので、あまり気にしすぎない程度に、大事にしていきたいなぁというところです。

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