突然ですが、Mac Book Pro 2016を売却しました。初期化するのにちょっと手間取った話と、あとは査定額が思いの外伸びなかった理由についてまとめておきます。いずれにせよ新しいMacBook出たら買うつもりなので、そっちを楽しみにしておきます。過去は振り返らない。
Mac Book Pro 2016を処分した話
私の現在の作業環境ですが、在宅でデスクトップはM1 Mac mini＋4kディスプレイを使っています。モバイルは最近、Dell Inspiron 14を導入し、結果としてそれまで現役で使っていたMacBook Pro 2016はすっかり使わなくなっていました。
予備として持っていても良いかなぁとは思ったのですが、このMacBook Pro 2016って、あの打ちにくいと酷評されたバタフライキーボードの初期モデルなんですよね。時が経っても打ちにくいものは打ちにくいというか、先日導入したInspiron 14のキーボードがヤバすぎて、もうこのMacBookに触れることさえストレスになってしまったと。
そんな折、そろそろ新しいAppleシリコンを積んだMacBookシリーズが発表されるなんて言う噂も聞こえてきました。これはもう、処分するしか無いかなぁ、ということで、若干いつもより早いサイクルではありますが、処分することにしました。
Macの良いところはリセールバリューも高いところ、なんですが・・・今回は失敗しました。
初期化で苦労した話
まずは初期化をするわけですが、まさかこんなところであんなに苦労するとは思いませんでした。理由は、APFSです。
APFSの罠
このMacBook ProのSSDは、Apple FileSystemっていうmacOS High Sierraから採用されたファイルシステムでボリュームがフォーマットされています。で、このMacBook Proの初期OSはmacOS Sierraなんですね。なので、初期OSで初期化しようとすると、SSDのパーティションがそもそもうまく認識できずに初期化に失敗したわけです。
分かってしまえば簡単で、パーティションごとごっそりと初期化して、綺麗にインストールしなおせば良かったのですが、これに気づくまでちょっといろいろ試行錯誤で時間がかかってしまいました・・・。
まあ、アップデート後の最新OSであるmacOS bigSurを使うという初期化手順もあり、その場合であればこのような苦労は無いのですが、初期状態に戻そうとするとこういう罠があります。
そもそもファイルシステムの更新なんてめったに無いアップデートなので、あまり気にする必要は無いのかもしれませんが、今の時点で考えると、High Sierra以前のOSを初期OSとして採用しており、かつ現状APFSにアップデートされて稼働しているMacは結構世の中にありそうです。
気をつけましょう。
査定額が伸びなかった件
さて、いつもの通りMacを下取りに出したわけですが、今回はいつも以上に、思った以上に査定額が伸びませんでした。理由は、ディスプレイのコーティング剥がれです。
このMacBook Pro、どこにいくにも鞄に入れて持ち歩いていた時期があり、その影響で、キーボードの後が液晶ディスプレイに付いちゃってたんですよねぇ。MacBookのディスプレイのコーティングが剥がれやすいっていうのは有名な話で、キーボードの跡が付いちゃう可能性があるというのも分かってたんですがね。ちょっと雑に扱っていたのが裏目に出ました。
そもそも、このMacBook Proは一度ディスプレイを修理しています。
実はこれ以前はディスプレイにフィルムを貼っていたんですが、この修理のあと、裸で使っちゃっていたんですよね。失敗でした。
やはりノートPCもディスプレイに保護フィルムは貼るべきだなと思いました。あるいは、プライバシーフィルターみたいなものでも機能的には十分かと思います。場合によっては、ノートPCをたたむ時に、紙を挟んでおくだけでもディスプレイの保護になるなんて話もあります。
とにかく、クラムシェル型のノートPCを持ち歩く時には、ディスプレイとキーボードが擦れてディスプレイに傷が付く可能性があるので、注意しましょう。画面が汚くなるばかりではなく、査定も落ちます。
新しいMacBookに期待
まあいろいろありましたが、それなりの価格では処分できたので良かったです。
ヤフオクとかメルカリで売却するのが価格的には一番有利なのは分かってるんですがね、どうしても面倒で買取業者に出してしまいます。買取業者の査定は難しいもので、思いもよらぬところで査定額が上がったり下がったりするのは面白いといえば面白いです。手間がかからないことに自分はメリットを感じていますので、これからもガジェットは綺麗に丁寧に使っていこうと思います。
閑話休題。
そんなわけで、来週2021/6/7のWWDCでは、新しいMacも発表されるのではないかと噂になっています。手元のガジェットの処分も済み、私的には準備万端、新しいデバイス導入準備完了です（苦笑）。
とはいえ、なるべくなら、地雷になるようなスペックのPCは踏みたくないので、多少評価を見てから動きたいかなぁとも思うのですがね。きっと何か買うでしょう。楽しみに待っています。
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