丸沼高原スキー場の旅。雪質最高だけど混んでて無理。

スキー

丸沼高原スキー場は今シーズンは混んでいます。雪不足だからこういうコンディションの安定したスキー場は混雑すると。雪質はとても良かったんですがねぇ、若干消化不良気味なスキーツアーになりました。

そうだ丸沼高原スキー場へ行こう

2020年3月7日。気がつけばもう3月です。今年は雪不足で微妙な消化不良感を感じるシーズンになっていますが、そういえばゴールドコース滑ってないなぁということで、丸沼高原スキー場へ行くことにしました。

やっぱり混んでるかなぁ、という懸念もありつつ、ゴールド滑らないと丸沼高原スキー場へ行った気がしないのも事実なので、チャレンジです。

前泊入りしてみたけど・・・

3月から弊社も在宅勤務がデフォルトとなったため、金曜日夜に出発して前泊入してみることにしました。在宅勤務のメリットとして、通勤時間が無くなり時間の自由が効くというのがあります。これを有効活用しなければ勿体ないと。

今回も渋川のルートインホテルです。いろいろ考えると実績あるところリピートしちゃうんだな。

出発は金曜日18:50頃。チェックイン予定は23時にしているので、時間的にはかなり余裕があります。

しかし予想通り、環八通りがいい感じに混雑していて、関越に乗るまで1時間以上かかってしまいました。やっぱりこの時間は都内を抜けるのに時間がかかります。首都高使っちゃったほうが良かったかもしれません。

関越道は流石に空いてるかと思いきや、そうでもなくて、それなりに車は多い感じでした。キャリアにスキーやボードを積んだ車も見受けられ、スキー場に向かう人もそれなりに居そうな感じです。先週降雪あったので、そりゃ行くよな、と。

渋川伊香保インターで降りて、渋川のかつやで「コーンフレークカツ定食」を頂き、ホテルへ向かいました。

結局ホテル到着は22:30頃、概ね予定通りの到着です。駐車場も結構埋まっていて、こりゃ混んでるなぁ、という感じ。

明けて土曜日。無料の朝食バイキングが付いています。いつもの通り、納豆です。納豆大好きなので。

朝食バイキングが6:30からというのが結構鬼門で、この時間から食事を取って出発すると、丸沼高原スキー場へは8:30くらいの到着になってしまいます。結構厳しい。

しかも朝6:30にレストランに行ってみたら、なんか行列してるし。結局ホテルを出たのは7:30頃になってしまいました。これだと丸沼高原スキー場到着は8:30を過ぎてしまい、前泊した意味があまり無くなってしまいます。

これまで何度か渋川ステイで丸沼高原スキー場へ行っていましたが、ちょっと見直したほうが良いかなぁと思った次第です。

往路から混雑・・・

渋川伊香保インターチェンジから再び関越道に乗って沼田へ向かいました。流石にこの区間、渋滞こそしていませんでしたが、なかなかに車の量は多いです。嫌な予感。

そして沼田インターチェンジを下りると、そこからも大混雑。渋滞こそしていないですが、信号ごとに車がしっかり並ぶような交通量です。国道120号をこの方面に行く車の行き先といえば、そんなに選択肢は無いはずで・・・嫌な予感。

鎌田の交差点が尾瀬岩鞍との運命の分かれ道になるのですが、ここでも車の数は減らず、大多数の車が丸沼高原スキー場へ向かって登っていきました。あああ、これはダメな奴かもしれない、とこの時気づきました。

そして丸沼高原スキー場到着は9時。しかも第二駐車場。久々の第二駐車場です。第二駐車場からだと結構歩くので辛い。でも駐車料金取られないのでラッキーだったかもしれません。

第二駐車場も結構埋まってて、いやこれは混んでるだろう、とこの時点で諦めました。丸沼高原スキー場、混んでました。はい。

先週降雪があったため、路肩には部分的に雪が残っていたり、日陰は路面にもシャーベットがあったり、冬らしい景色ではありました。

大混雑の丸沼高原スキー場を滑る

というわけで、準備をしてゲレンデへ向かいました。

第二駐車場からゲレンデへはこんな道を歩いていくことになります。遠い・・・。

ゲレンデに到着です。やっぱり人が多い。でも雪質は圧雪パウダーで気持ちいいし、天気も暑いくらい、でも風は冷たくて気持ちいい感じです。いいコンディションなんですが、混雑してるよ。

リフト券を買って戻ってみたらもう中央リフトには行列が出来てました。

前泊入りもしているし、今日はやる気を見せて一日券でガッツリ滑ろうかと思っていたのですが、混んでいるのでやる気無くして再び時間券を購入してしまいました。あとで考えると、やっぱり一日券にしておけば良かったかなぁとちょっと後悔しました。とにかく雪質良かったので勿体なかったかもしれません。

とても滑りやすそうなイエローコースです。やっぱり雪があるって大事ですね。

でもイエローコースはリフト行列が長いので、ブルーコースへ移動しました。最初の1時間はここで基本的な練習をして過ごしました。プルークからシュテム、片足ターンへとターンを組み立てつつ、体を温めて1時間です。

ブルーコースのリフト降り場から高速リフトの混み具合が見えるんですが、やっぱりダメな感じでしたね。混んでる。とにかく、混んでます。

結構人が多いです。既に午前中からレストランはいっぱいで、やっぱり食事券は無くて良かったかなとも思いました。

高速リフトにやっと乗って上部へ。ローズ下部がしっかり滑れるようになっていたのは良かったです。滑りたかったですが、ここ下りるとまたリフト行列になるので、バイオレット方面へ。

いつも練習してるバイオレットですが、今年はここにパークが出来ていて狭くなっています。惜しい。しかも人がウジャウジャ居ます。ゴンドラコースから降りてくる人たちとの合流地点となるココはいつも気を使うところです。

ゴールドコースは半分ポールバーンで貸し切りでちょっと狭くなってますが、滑れるようです。良かった。でもシングルリフトも行列してて、うーん、って感じ。

シルバーコースも滑れるようになってました。ちゃんとコブになってますね。時間と体力があれば行きたかったところですが、今回は滑らずです。

ゴールドコースに来ました。ここ滑るために今日は丸沼高原スキー場へ来たようなもんですから。

新雪なのでかなり滑りやすく、板もしっかり走るし、とても気持ちよく滑れました。今年は1月のスクールから、1級を目指してカービング要素や板を走らせる感覚を重点的に練習してきた成果が感じられて良かったです。かなりスピードも出せるようになってきた感じで、とても気持ちよく滑れました。

お昼になって、ポールバーンが開放されたねで、広くなったゲレンデを堪能しまいた。これ永遠に滑っていたいヤツです。最高に気持ちよかったです。

お昼過ぎたら多少空くんじゃないの?と淡い期待を持っていたのですが、全く混雑が緩和される気配はありませんでした。しかも気温が低いため、雪もベチャベチャにならず、コンディションが良い状態のままです。さすが丸沼高原スキー場、素晴らしい。でも混んでる。うーん。

午後になって再びポールバーンが設営され、ゴールドコースも混んできたので、混雑の少ないバイオレットコースを滑ってました。ここも人は少なくないですが、まだマシです。

ゴールドコースを気持ちよく滑っていたのですが、それはあくまで中回りから大回りのケースで、小回りしたら全然体が遅れている感じがあったので、バイオレットコースで集中練習してみることにしました。

なぜ体が遅れるのか。取り敢えずそんなときはGoogleで「スキー 小回り 体が遅れる」くらいで検索してみると。そうすると、小回りではむしろ板を動かすことを中心に考えて、板への正対を減らしたほうが良い、という意見を見かけました。

確かに、板を走らせることを意識するあまり、小回りでも板に圧をかけようとしっかり踏もうとして、結果回しすぎ、ターンのし過ぎになっている気配はありました。

そこで、このコースで、出来得る限りの高速ショートターン、モーグルっぽい動きを練習してみました。最初は全く体がついて行けず、ターンがすっぽ抜けるようなこともあったのですが、繰り返すうちにきちっと体が返るようになり、結果として板の挙動も安定し、なんか素早くターンできるようになってきました。

これができるようになると、今度は普通のリズムの小回りが物凄く楽になりました。びっくりしました。何事もチャレンジしてみるもんだなぁと。我ながら凄いレベルアップした感じを得られて良かったです。

相変わらず混雑は解消される雰囲気もないので、14:30頃終了。結局3時間消費です。時間券で良かったような、悪かったような。

時間券のメリットは、1時間単位で消費できるので、コスパが高いです。複数日に分けて使えるので、ちょっと滑るには良い。また1時間単位でセットを区切って滑れるので、特に練習するには良いチケットかなと思います。

一方で、時間を気にしなければならないのは結構ストレスです。今滑っている1時間の終了時刻は何時か、リフトの行列に並んだとしてゲートを通るまでに終了時間を越えないか、など考えなければいけないのが面倒です。また、もうちょっと滑りたいな、と思ったとき、さらに1時間余計に消費することになるのがもったいなく感じたりするので、結構な制約になります。

やっぱり一日券でも良かったかなぁと思ったのはそのためです。丸沼高原スキー場には、1時間単位で消費できる10時間・20時間券とともに、最初にゲートを通ってから5時間滑れる5時間券もあります。使い方によってはメリットのある時間券ですが、普通にストレス無くスキーを楽しむならやはり一日券などの普通のチケットのほうが良いかなと思いました。

小住温泉へ行ってみた

さて、今日のもう一つの目的が小住温泉です。

昨年来た時はなんと廃業していたのですが、今年は経営が変わって復活しています。前回通りがかったときに復活しているのを確認していたので、気になって来てみました。

料金はちょっと上がってます。ロッカーが有料です。喫煙所が外になっています。アメニティや施設はキレイになっていますが、その他基本的な温泉などは従来の小住温泉のままです。当然ですがもう湯郷ブランドではありません。総じていい感じかなと思いました。食事の評判があまり良くないようですが、私は食べてません。

お湯はph9.5の単純硫黄温泉。結構強めです。しっかり温まります。やっぱりいい温泉なので、経営が継続してくれるのは嬉しいです。また寄りたいかなと思いました。

嵐山PAで「谷川岳のもつ煮定食」

いろいろ予定外なところもあって、食事を取れずにここまで来たので、何か食べたいなぁと。いつもなら駒寄食堂なんですが、今回は試しに「道の駅玉村宿」へ行ってみました。

ここは高崎玉村スマートインターチェンジの近くの道の駅で、乗り直し(1時間以内)が可能な施設になっています。要するにSA/PAのように使えるわけです。ここで何か食べようかなと思って行ってみたのですが、時間がオーダーストップギリギリになってしまいアウト。この時期、営業終了早いんですね。残念。

意外に冬季は客足も減るし日没も早いしってことで営業終了が早まる施設が多いですが、スキー帰りに寄りづらいので、対応してもらえると嬉しいなぁといつも思ってるんですがねぇ。

気持ちを切り替えて、嵐山PAで「谷川岳のもつ煮定食」を頂きました。

ラッキーなことに、最後の1食に当たったらしく、しっかり煮詰まった鍋底のもつ煮をたっぷりと頂けました。これ凄い美味しかったです。やっぱり冬はもつ煮だなぁと。

三芳PAで「川越焼き芋ソフトクリーム」

デザートには三芳PAで「川崎焼き芋ソフトクリーム」を頂きました。

色味が微妙ですが、これむちゃくちゃ美味しかったです。

おそらく焼き芋そのものを練り込んであるソフトクリームで、焼けた皮の風味までしっかり味わえる濃厚なソフトクリームになってます。正直、本気で焼き芋の味がしてびっくりしました。

他のところでも焼き芋ソフトクリームは食べたことがありますが、どちらかというとスイートポテトみたいな味になっているのが普通かと思います。でもこのソフトクリームは本気で焼き芋になっていて感動しました。また食べたいです。

帰りは久々に環七で帰ってみた

帰りの関越道も特に渋滞は無く快適だったのですが、練馬から横浜まで、今回は久々に環七通りで帰ってみました。

当然、環八通りのほうが距離的には近いので混んでいても環八通りを走るようにしているのですが、今回久々に環七通りを走ってみた感想としては、やっぱり環七のほうが早いかもしれない、という感じです。信号の頻度や大型車の量に違いが感じられたので、環七でも良いんじゃないかと思いました。

まあ本当はリアルタイムに混雑状況見て選択できれば良いんですがね、どうしても賭けになるところはあるのが辛いところ。早く外環道、延伸しないかなぁと思っています。

楽しいスキーツアーだったけど・・・

以上、丸沼高原スキー場へゴールドコースを滑りに行ったけど凄い混んでて大変だった話でした。まあスキー自体は楽しかったし、いい練習になったし、良かったかな、と思ってるんですが、とにかく今シーズン、丸沼高原スキー場やかぐらスキー場はいつ行っても大混雑です。

雪不足だから仕方ないのかもしれませんが、なかなかに辛い。滑れるうちに別のスキー場を選択しておくべきだったかなと思っています。

この異常な暖冬でもうこの週末で営業終了するスキー場も出てきているようです。このままシーズン終わってしまうのも惜しいので、来週はなんとか別のスキー場探して滑りに行きたいかなと思っています。

うーん、やっぱり今週はオグナほたかスキー場へ行くべきだったかもしれない、と・・・後悔先に立たず。

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