三連休最終日、白樺高原国際スキー場行って来ました。それなりに空いててガッツリ滑って楽しかったですよ。今回は収穫が多いスキーツアーとなりました。
三連休最終日はスキーヤーオンリーで
2018年2月12日。シーズンで最も混雑する三連休の最終日です。こんな連休はナイター2本くらいで大人しくしておくところなんですが、初日ナイターで滑りすぎて2日目動けず、仕方なく3日目、朝からスキーとなりました。
行き先はギリギリまで迷った結果として「白樺高原国際スキー場」にしました。とにかく混雑を避けるのと、あとは寒波の影響で天候が悪いのも避けたくて白樺国際です。混雑を避けるためにまず関越方面は論外として(東北道周りという手もあるにはあるんですが)、インターからなるべく遠いスキー場を選択。しかもここはスキーヤーオンリーでそもそもそんなに混まないことで有名です。そもそも比較的マイナーなゲレンデだし。天候については、気象庁のホームページ等で警報・注意報の状況を見て、まだ蓼科方面ならマシかなと予想しました(これ外れたんですがね)。そんな訳で、白樺国際スキー場へGo。
なお、過去、一度だけ行ったことがあるはずなんですが、記録に無いところを見ると、もう10年以上前だと思います。
最高の運勢で出発
出発は4:40。ちょっと遅めといえば遅めですが普通です。ガソリン入れて東名から圏央道、中央道といつもの通り走りました。車の量は少なくはない感じで、さすが連休ってところです。なお、出掛けに見た朝の情報番組の占いで、乙女座は運勢最高、スポーツ運が好調で、ラッキーカラーはピンク、とのことでした。これが当たったかどうかは・・・続く。
いつもの通り朝食は双葉SA。今日は大判きつねそば。この油揚げがね、癖になるんですよ。双葉SAは先週ほどは混んでない感じでしたが、まぁウィンターシーズンだしこんなもんかな、という程度でした。今日も富士山は見えず、諏訪方面は雪雲と思われるモヤがかかっており、やっぱり天気は悪そうです。
今日はいつもの諏訪南インターからではなく諏訪インターから白樺湖方面へ。なお、諏訪インター出口の交差点は右折しないで直進してしまうのがちょっとした技です。
道は白樺湖に登る坂道あたりから圧雪路、この辺から雪が降り始め、白樺国際スキー場付近ではすっかり豪雪になってました。
白樺国際スキー場に到着したのは8:15頃。やっぱり中央道速いですよ。ギリギリ、ゲレンデ目の前の駐車場に入れましたが、ここは道を挟んだ大駐車場でもそんなに遠くないです。天候は吹雪。ええ、ガチの吹雪です。寒波なめてた。うっすらと太陽も見えるので、晴れてきてくれるのかなぁ、と期待しつつ。
本日の新たな取組、エッジシャープナー導入
さて、今日は実はとても楽しみにしていたことがあります。エッジシャープナー買ってきてみた。ほら、ピンクですよ。ラッキーカラーなんです。
紙やすり付きの安価なやつです。最近硬いゲレンデが多かったこともあり、もうちょっとしっかり噛んで欲しいかなと思い買ってみました。本当はチューンナップ出したいところなんですがね、とりあえず。期待される効果としては、エッジがかかるようになるばかりではなく、速くなったりするそうで。
しばらくチューンナップに出してないスキー板。もう古いし。エッジが結構錆びています。エッジシャープナーでガリガリ削ってみました。
まぁとりあえず試しって感じでこれくらい。これでも随分と綺麗になって、エッジも綺麗に出た感じがします。これ楽しいです。癖になる。でもゲレンデで滑る直前にやるメンテじゃないなって実感しました。次回は出かける前にメンテしておこう。
ゲレンデコンディションは良好
という訳で、期待のスキー板でさっそく滑りに行きましたよ。
流石に結構人は多いです。でもリフト待ちで長蛇の列ができるようなこともなく、比較的普通な感じでした。ここのスキー場も先週のしらかば2in1と同様、団体のスキースクールをやってました。
到着したときの吹雪はやんで、ただ風は結構強いです。何と言っても寒い。白樺国際スキー場はボトムで標高1500mあるんですよね。侮っちゃいけません。その分、雪質は最高です。本気のパウダー。しかもしっかり整地されていて、かつ一部不整地も残されていたりして、ゲレンデの作りが非常に丁寧な印象です。ゲレンデマップで見ると単調なスキー場に見えますが、実際はかなり滑りごたえのあるゲレンデです。
滑り始めの頃はまだ景色も見えません。ガスってます。風強いです・・・。
さて。肝心の滑りのほうですが、エッジシャープナーで削った結果、マジ速く滑るようになりました。雪質とかゲレンデの違いかとも思いましたが、それ以上にやっぱり板が走る感覚が違います。もちろんエッジも効くため、ターンも切れます。簡易的なエッジシャープナーでもこんなに違うんだ・・・ということで、これ癖になりそう。きちんとエッジメンテナンスしないとダメだなぁと実感しました。
しばらく滑ってるとやっと晴れてきました。が、風は相変わらず強いし、極寒の寒さです。
山頂まで来てみました。ここはゴンドラもあるんですが、リフト2本乗り継いでも山頂までこれます。眼下に見えるのは女神湖。よく見ると何やらコースのようなものが見えますが、そう、女神湖では冬季は「氷上ドライブ」ができるんです。スタッドレスタイヤのプロモーションでも見たことがあるような。あれです。「女神湖氷上ドライブ」で検索すると手続きとかいろいろ出てきますのでご参考まで。俺も行きたいぞ。
そして山頂には「幸せの鐘」(恋人の聖地)があります。なんか似たようなスポット全国にいくつもあるような気がしますが。この鐘、なかなかいい音がしますね。寒いけど。ちなみに山頂部には、暖房のきいたトイレと極寒の喫煙所があります。クロカンコース入口もここになりますが、1時間くらいかかるとか言っていたので覚悟が必要です。
山頂からのゲレンデはこんな雰囲気で最高に気持ちいいです。フラットな斜面が結構長く続いていて、非常に滑りやすく練習にも最適。これはいいゲレンデだ。
迂回路は林間コースみたいな感じ。これはこれで趣があっていいですね。ただ、やっぱり狭いので注意が必要です。
暫く滑って疲れたので、レストハウスでケーキセットを頂きました。ただこれ670円ってちょっとお高めです。でもコーヒーが挽きたてなんです。すごく美味しかった。なお、ちょっとこぼれてるのはコケそうになったからです。レストハウスの床、滑るので注意。
昼近くなって空いてきました。相変わらず風は時折強いですが、吹雪いてないだけマシ。とにかく寒い。
終盤はメインコース上部を使って滑り込みました。ホワイトホースコースの上部にはちょっとブッシュが出ていたりして、まだ雪は薄いのかな、と思ったり。
板の調子が良いこともあり、今日は気持ちよく滑れました。やっと課題だった右ターン(左足の荷重)が綺麗にできるようになってきていたのですが(やっと「フラミンゴターン」のロジックが理解できた・・・あれは山足をフリーにする意識のための練習だったのね)、今日はさらに練習を重ね、やっと”上体の硬さ”に気づきました。なんで疲れるかって、足から腰までで斜面の起伏を吸収しようとするからだったのね。上体まで上手く使うと、もっと楽に滑れることに気づきました。あと、右ターンと左ターンで、圧倒的に上体の使い方が違うことが判明。だから右ターンというか、左足荷重がうまく行かなかったんだ、という。今日の練習でなんかさらに上手く滑れるようになった気がする。マジ、スポーツ運最高ってヤツです。
そんな感じで、午前券いっぱい13時まで滑り倒して終了。最後は雪降ってきました。天候はなんとも言えない感じでしたが、ゲレンデコンディションも板のコンディションも、そして練習成果としても最高なスキーツアーだったと思います。ホント、収穫の多い一日で大満足です。
ちなみに、帰りがけ、車の外気温見たら「-9度」になっていたので、おそらくゲレンデは-10度はあったかと思います。体感温度はそれ以下。寒いはずだ。
温泉は久々の「湯めみの丘」
帰路も凄い雪道を走る感じで白樺湖を下り、温泉は双葉SAそばの「湯めみの丘」へ。意外に久しぶりです。
硫黄臭のする温まる温泉でお気に入りなんですが、流石に混んでました。そして以前よりちょっとお湯がぬるくなったような。以前はもっと熱めでさっぱりって感じだったんですが、今日はゆったりと疲れる温度になっていてちょっと驚きました。混んでたからですかね。
富士山丼を食す
そして遅めの昼食。いつもの通り、双葉SAで「富士山丼」を食べました。
富士山丼は双葉SA下りでしか食べられないのですが、ここは上下線のSAが階段でつながっているので、どちらからでも富士山丼を食べにいけます。今回はスマートICから上り線側に入る前に、「ぷらっとパーク」に入ってみました。双葉SAは上下線ともぷらっとパークもあります。ただ、これはどこのぷらっとパークも一緒だと思いますが、駐車台数が少ないので要注意です。
ちょっと前から興味あったんですが、今回はじめて「展望塔」登ってみました(苦笑)。
なんと言って今日は富士山が綺麗に見えたんですよ。丁度雲被っちゃってますが、ここまで富士山が見えたのは意外に久しぶりです。天気良くなって良かったです。ただ、相変わらず南アルプスや八ヶ岳方面は雪雲で曇ってましたが。寒波すごいです。
そしてこれ、富士山丼 with わかめ限界味噌汁(苦笑)。富士山丼マジ美味いですよ。何度でも食べちゃう。そしてこの「わかめ限界味噌汁」。ここのフードコート、わかめが「入れ放題」で、しかもこのわかめが増えるんです。いつも”どこまで入れられるかな”って試しちゃうんですよ。結果、わかめ限界味噌汁が出来上がるんです。今回もいい感じのわかめ味噌汁に仕上がって満足です。
信玄ソフトクリームの亜種
デザートには釈迦堂PAで「桔梗信玄ソフト+(プラス)」を頂きました。
八ヶ岳PAの信玄ソフトクリームと同じなんですが、「桔梗信玄棒」が刺さっていて「プラス」です。その分お値段も高くなっていて、これで500円。若干やり過ぎ感が出ちゃってて残念ですが、ソフトクリーム自体は安定の美味しさです。
なお、その後談合坂SA上りでも亜種を見かけました。信玄ソフトクリーム、侮りがたし・・・。っていうか、「ききょうや」の商魂なのかな。
小仏トンネル渋滞を超えて帰宅
最後は中央道名物「小仏トンネル渋滞」を超えて帰ってきました。最大で15kmくらいになっていたようですが、それでも関越道よりは全然楽です。やっぱり中央道方面、便利です。
帰路は最近のお気に入りのコースで、府中スマートインターチェンジから稲城大橋を渡って横浜まで下道を行くコースで帰ってきました。多少、高速代の節約の意味もあります。
以上、シーズンで一番混雑する三連休最終日の白樺国際スキー場ツアーでした。このスキー場、マジで気に入ってしまい、なんか通ってしまいそうな気配を感じています。
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