「エアロスタビライジングフィン」っぽい何かをいろいろ付けてみた記録です。結果的に、それなりに納得のいくものに仕上がった感じですがね。まぁ自己満足です。
XVハイブリッドの空力改善をしてみた
結論を先に書いてしまいます。いろいろやった結果として、効果があったもの、無かったものありましたが、こんな感じでまとまっています。
フロントバンパー横は直進性を向上してくれました。ルーフエンドスポイラーにはボルテックスジェネレータ風の装備で高速時の走行が安定します。その他は、保険というかなんというか。ドラピラーに多数付けたフィンはほとんど効果無しでした(苦笑)。
エアロスタビライジングフィンを付けてみよう
話題のアルミテープチューンとならんで、エアロスタビライジングフィンもちょっと流行ってる感じですよね。という訳で、まずはなんか付けてみました。
買ってきたのはコレ。星光産業のプロテクターです。
比較的有名なパーツだと思いますが、大事なことが。これはあくまでドレスアップパーツか、あるいはガードパーツであり、決して空力改善を謳ったものではありません。あくまで、です。
とりあえず、テールランプ横につけてみました。TOYOTA車ではよくここに突起ありますよね。後方の空気の流れを整えることで直進性が上がるとか。これは保険的な意味もこめて今も付けてあります。ここはうまく貼れたので・・・(苦笑)。
Aピラーのところ。ここもよく突起が付いてる車あるので、ドアミラー周りの静音効果もあるかなぁと期待して取り付け。しかしながら、これ、効果無かった。
しかもこんな感じで、浮いちゃってます。このプロテクターなんですが、実は本体の背面、中央部が軽く凹んでいて、本体付属の両面テープが薄いこともあり、隙間(空気)無く貼り付けることはほぼ不可能です。少なくとも、初見は無理だと思います。両面テープを少しずつ剥がしながら、空気を抜いていくような貼り方をすれば、うまくいくかもしれませんが、本体形状的にかなり難易度高いので注意が必要です。クリアじゃなければ目立たないのかもしれませんがね。
とりあえず、最初に貼り付けたエアロスタビライジングフィンもといプロテクターは、なんだか微妙な感じでした。
気を取り直して、エアロスタビライジングフィンを付けてみよう
さて、どうにもうまく貼り付けできなかった星光産業プロテクターですが、再挑戦してみました。今度はこちら。
今度はクリアじゃないやつ。こっちのが安いし。ただ、なんか形状がかまぼこっぽくて、なんかカッコ悪いかなぁと思って実は敬遠してたんです。でも実物見たら、これ結構良さげですよ。要するに、「小さなシャークフィンアンテナ」みたいな形状なんです。写真じゃ分からないですよね。実物は写真よりカッコいいです。写真写りが悪いんだな。
こちらは前のクリアタイプとは異なり、両面テープを自分で貼り付けないといけません。面倒だし、位置がズレる〜なんていう意見もちらほら。これ上手くやれば位置ズレは避けられます。
パッケージの写真や説明では、バシって両面テープの上に本体を押し付けて貼り付けやがれ、と書いてあります。確かに、本体形状と両面テープサイズがピッタリなので、ズレることは無いような気もするんですが、一発勝負が厳しい。もちろん、両面テープには予備があるんですが(本体6個に対してテープは10個付属)、これね、何の事はない、「両面テープをハサミで1個つづに切り分けて貼り付ける」と、絶対にズレません。
前回のプロテクター貼り付けで、両面テープは少しずつ貼り付けるのが大事ということが分かったので、今回はこれを応用しています。とにかく、この手のテープは、少しづつ貼り付けるのが基本。そういえばケータイの保護フィルムも一緒だっけな、と思い出しました。
効果無いんだよね・・・と思いつつ、空気が入ってしまっていたAピラー部のプロテクターを付け替え。これはこれでドレスアップとしては悪くないと思っています。実物はそれなりにカッコいいのよ。これ。
残りはドアピラー部に貼り付けです。これまた、某社の静音パーツのオマージュだったりするわけですが・・・うん、目に見えた効果は無いぞ。ただ、カッコいいから良しとします。
最終的に、もう1セット追加して、ドアピラーにたくさん付けてみました。自己満足です。なんかそれっぽい感じだし。ははは。
で、余ったクリアなプロテクターですが、テールエンドスポイラーのところにボルテックスジェネレータ風に並べて付けてみました。このボルテックスジェネレータですが、STIのリアスポイラーで付いているのがあるくらいで、効果はそれなりにあるんではないかと思っていました。
実際、いろいろやった中では、実はこのボルテックスジェネレータ風の何かが一番効果が感じられました。高速走行時の安定感が増し、車線変更が楽になったのを実感しています。リア側のダウンフォース強化の効果はそれなりにあるようで。
さらに調整してみた
テールエンドスポイラーへのボルテックスジェネレータ風の何かの設置は確かに効果があったのですが、その効果の反動かもしれませんが、高速走行時、フロント側の不安定感を感じるようになってしまいました。そこで、フロント側をなんとかしたいかな、と考えました。
アルミテープのフロントバンパー設置も考えたのですが、まずはエアロスタビライジングフィンでなんとかしたいと。そこで色々検索してみたら、プリウスでいろいろ解析されているページを見つけました。
この一連のスレッドはとても参考になりました。早速、対策を行ってみました。
まず、ボルテックスジェネレータ風の何かですが、やはりクリアタイプのプロテクターをブラックボディに貼り付けると浮きが目立つので、交換を実施しました。
位置決めはビニールテープです。いろいろ考えたのですが、これが一番確実に直線を引けるので間違いないかな、と。このテープにそって、定規で測って位置を決め、プロテクターを貼り付けて行きます。
取り付け後。6個です。そういえばSTIのXV用リアルーフスポイラーのボルテックスジェネレータも6個ですね。16cm間隔にしてあります。
なんか見た目、純正っぽくてカッコよくね?って思ってます。ええ、自己満足です。
そしてクリアタイプのプロテクターを再び移設です。フロントバンパー横です。
もう一個はリアバンパーの後端につけてみました。プリウスっぽいですよね。
フロントバンパー横のエアロスタビライジングフィンは確実に効きましたね。高速でのフロントの不安定感が払拭され、とても運転しやすくなりました。これ無しで高速走りたくない、っていう声も見られましたが、まさに正しいです。これ無しで高速、もう走りたくない。たったこれだけのパーツでこんなに違うってあるのかよ、って思いましたが、最終的に、効果のあるポイントにたどり着けて良かったです。リア側は、なんとなく効いている気もするのですが、なんとも。
そして現在のセッティング、こうなった。
そしてこうなっています。GW中、このセッティングで日光ドライブに行って、効果を実感しています。とにかく高速が楽です。特にフロントバンパー横に何か付けるのは、少なからず効果が感じられると思いますので、是非試してみてほしいかな、と思います。まぁドレスアップにもなりますし、決して高いパーツでもないので、クルマ弄りとしても楽しいです。
ちなみに、今回の作業で得られた最大の教訓は、「両面テープは、少しずつ、貼ると良い」でした(苦笑)。
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