iPhone 7 Plusに全面保護ガラスフィルムを装着してみた。ケースを選べばベストなのは認める。

iPhone

iPhone 7 Plusでガラスフィルムがどうしても浮いてしまう事案に悩まされて既に3ヶ月。ついに、全面保護ガラスフィルムに手を出してしまいました。が、これまたなんとも微妙な結果に。ケースを選ぶんです。はい。

ガラスフィルムとの闘い

そう、浮くんです。ガラスフィルムが。既に3枚試して3枚浮いた。で、AnkerのGlassGuardをしばらくそれでも使ってたんですがね。事件が発生。

そもそも、使っているうちに浮きが激しくなってきた。そして、ついに割れちゃった。

全体。

上のほうは、右上が浮き気味。ここが個体差な気がしていますが。ここは当初から浮いていた。

そして下部。ホームボタン周りのヘリの部分が割れてしまいました。特に落としたりぶつけたりしたわけではなく、これ、下のほうが浮いてきて、このヘリの部分がポケットの中とかで引っかかって割れちゃった臭いです。

また変えなきゃ・・・という訳で、4枚目、行きます。

全面保護ガラスなら浮かないだろう

そこで、ついに全面保護ガラスに手を出すことに。これなら浮かないだろう、という。要するに、「敗北宣言」的な感じ?(苦笑)。

いろいろ調べたんですが・・・あ、後になって思えば、調べが甘かったと思います。はい。比較的評価の高いPomelo Bestの全面保護ガラスを選んでみましたよ。

これなら浮かないでしょう、という。正直、3Dフィルムにはあまり良い思い出が無かったりして、かなり躊躇したんですがね。とにかく、浮かないってところがまずは重要だったのと、所謂全面保護ガラスってのがどういう製品なのか、実物を試してみたい、っていう興味もありまして、トライです。

【追記】これ、「3D」って「3Dラウンドエッジ工芸」のことで、決して曲面フィルムとは謳っていないことが後で分かった・・・

ちなみに、嫌な思い出とはこちら。

iPhone 6に曲面保護フィルムを貼って失敗した話。

Pomelo Best 強化ガラス 液晶保護フィルム

早速パッケージから。

綺麗な箱に入っています。

付属品はいつものヤツ。ヒンジシールが付いていますが、これ、実際には使えません。3Dフィルムって厚みがあるので、ヒンジシールによる位置合わせは実質無理なんですよね。

取説と本体。3Dなので、普通の剥離フィルムではなく、プラスチックのケースに貼り付けられた状態になっています。これ、剥がすときガラスフィルム割りそうだよなぁ、と思った。0.3mmと厚めですが、やっぱり気を使います。

貼り付け敢行。案の定、な結果に・・・

それでは貼り付けます。

本体に合わせてみた図。なるほど、このフィルムは、iPhone本体の表面のガラス部分を本当に全面保護するんですね。これならヒンジシールみたいな仕組みは無くても、位置ずれはしないですね。ズレようがない。

ただし。これ絶対、Spigenネオ・ハイブリッドみたいな、前面まで回り込んで保護するケースとは干渉するよね、って、嫌な予感が。周辺のアルミフレームだけを保護するような形状のケースであれば、干渉しないと思います。・・・って、そんなケースあるんだっけ。レビューによれば、Apple純正は大丈夫とか・・・本当かな。

とにかく、貼り付けてみました。位置合わせは予想通り比較的簡単だった。仕上がりは非常に綺麗で、浮きも特に無くて問題無い感じ。悪くないかな、というのが第一印象でした。でしたが。

Spigenネオ・ハイブリッド付けたら、干渉して周りからガラスフィルムが浮いてきて剥がれる(苦笑)。

いや、ネオ・ハイブリッドの、ケースの内側にガラスフィルムも挟み込んでしまえば、きっと浮かずに装着できるかな、といろいろ試したんですが、やっぱりダメでした。

なんでだっけ、と思って、よく見てみると・・・これね、エッジが立ってるの。よーく見ないと分かりませんが、ピタッと本体に張り付いているわけではなく、端が浮くような形状になっています。もちろん、ここからホコリが入るような浮き方ではないですし、ガラス面にはちゃんと吸着剤でくっついてるんですが、ガラスの端がちょこっと浮いてる形状になってる。

こんなイメージです。つまり、ガラスフィルム本体はラウンド形状ではなく、やはり吸着剤で曲面を吸収していると。そしてガラス本体がちょっとだけオーバーサイズになっている。なので、ケースが絶対干渉するんですね。

まぁ、予想はしていましたよ。予想はしていましたが・・・やっぱりそうなのね、と、オチが付きましたとさ。めでたし、めでたし・・・

ケースを選べば、ケースを付けなければ、ベストな製品

確かに、このフィルム自体の品質は非常に高くて、悪い製品ではないと思います。ただ、ケースをかなり選びますね。あるいは、ケース付けないで、例えば背面フィルムとの合わせ技で保護するような使い方にはベストかと思います。

ただ、それだと周囲のアルミフレームが保護できないわけで・・・なんか微妙。

という訳で、私はSpigenネオ・ハイブリッドを諦められないので、再び、次のガラスフィルム選びに邁進するのでした。続く。

追記:剥がして改めて分かったこと

そんなわけで、剥がしました。そしたら分かったことがあります。

あれ。どうやらこのガラスフィルム、全面に粘着剤が付いてるわけではない。周囲は浮いてるんだ・・・。どうりで貼りやすいわけです。

センサー部はまるっと粘着剤無し。

ホームボタン周りもこんな感じで・・・つまり、全然曲面には対応していないと。

つかね、あとで分かったけど、「3Dラウンドエッジ工芸」なんだって。曲面対応で「3D」って書いてあったわけじゃなかった。おう、そういうことね。YES全面保護ガラス。ははははは・・・・

全面保護ガラスフィルムって、こんな構造なんですねぇ、と勉強になりましたが、これ周囲の隙間に何か挟まったら本体傷つくってことですよね。嫌なものを見た気がします。やっぱり普通のガラスフィルムが一番なのかな。

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