これが意外に効果あって驚いた・・・「アクセルペコペコ」。やってみたらなんか凄く良かったって話。
スロットルの反応がギクシャク
XVハイブリッド、走行距離も1000kmを超えて、比較的好調なんですがね、まだ初回オイル交換もしていないということで、若干遠慮気味に運転しています。そのせいもあってか、特に低速で、ギクシャクする感がまだ抜け切らない。それでも500km超えた辺りからかなり感触は良くなってるんですがね。
1ヶ月点検でオイル交換して、いろいろ追加パーツ取り付けて、スカッと走ったら良くなるかなぁ、と思ってたので、今のところは仕方ないかな、って考えていたと。
怪しい裏技・・・
そんなこんなで、ネットでスバル車関連の整備記録とか、パーツレビューとか、見ていたら・・・なんか見つけた。
その名も、「アクセルペコペコ」。
要は、ECUがスロットルの全開状態を正しく学習していない状況を改善して、スロットルにリニアに反応するように改善する、という技らしい。比較的、道理にはかなった対策であり、低速時の感触が良くなったというレビューも多いので、きっとXVハイブリッドでも効果あるだろう、と思ってやってみましたさ。
実践
やり方は簡単。車を「ON」の状態(※ブレーキを踏まずに、スタートボタンを2回押した状態。エンジンはかけない)にして、アクセルをOFF→全開→OFFを、ゆっくりと、20回繰り返す。20回、っていう回数にどこまで根拠があるかは分かりませんが・・・
アクセル開度については、マルチインフォメーションディスプレイの3連メーターの表示設定を変更すると確認できますので、これを見ながら、0%→100%→0%を繰り返す。『ゆっくり』の程度ですが、片道5秒以上、とか書かれているサイトがありますので、多少、これを意識してみます。
という訳で、やってみた!
20回・・・片道5秒以上なので、200秒、概ね3分以上かかるんですよねぇ・・・とか考えながらやってたら、回数分かんなくなった(苦笑)。きっと10回以上はやったはず。うん。
で、アクセル開度モニタを見ながら、足元の感触を確かめていたのですが、たしかに、1回目は、かなり浅く踏んだ状態で、アクセル開度の値が思った以上に高く上がったのが、2回目以降、ちょっとリニアになってきた・・・気がしました。あくまで、「気がした」。
ただ、これは確かに納得で、納車直後って、あまりアクセル開度上げずに、ゆっくりやさしく走っちゃってるんですよね。この走行状態を中心的に学習した結果として、アクセル開度が低いところを深く学習してしまって、結果、アクセル開度が低いところで、ギクシャクする、と。理屈は通っていますが、ホントかなぁ・・・
とりあえず、やるだけやったので、走ってみましたよ。
思った以上の効果に驚いた
いや、たしかに、理屈から言って、これは効果あるんですよ。明らかに、アクセルの反応が良くなった。きちんと、踏み込みに応じて、反応するようになった、というのが正しくて、今までよりも、アクセルの踏み幅を、広く使えるようになったような感じです。
まず、低速時のギクシャクは低減されました。これまでは、アクセル開度が低いところで、過敏に反応していたところが、多少、鈍くなってる感じです。むしろ直感的で良いですね。
そして、もう一つ、思いがけずの結果ですが、EV走行やアイドリングストップ状態からエンジン始動時のショックがかなり柔らかくなりました。これまでは、エンジン始動時にガツッとクラッチが繋がるような感じのショックがあったのですが、これが和らいだという。感覚としては、『運転が上手くなって、クラッチの繋ぎがソフトになった』イメージです。
これやる前は、減速途中からの再加速など、EV走行からエンジン始動するシーンで、結構なショックと加速感があって慌てることがあったんですよね。これが軽減されて、非常に運転しやすくなりました。なんだこれ・・・って感じですが、理屈から言って、この挙動が改善するのも分からないではないです。エンジン始動時も含めて、結局スロットル開度の根拠となる状態を正しく学習できていない、ってことですからね。
結論。あくまで私の車では、という前置きはありますが、XVハイブリッドでも『アクセルペコペコ』は効果があるようです。むしろハイブリッドシステム特有の、エンジン再始動に係る挙動も安定する傾向が見られました。普段から、フルスロットルとは言わないまでも、アクセル開度に幅を持って運転しいてる車であれば、この辺はきちんと学習されているはずなんですが、そうじゃない場合には、この”裏技”、意外に効くかも・・・と、思いました。
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