イヤーチップといえば、コンプライ。という訳で、特に理由もなく、コンプライのイヤーチップを買ってみました。単に換えてみたかっただけです。
SE215買ったし、いろいろ、試してみたい
もうね、SE215とか買っちゃって、なんかいろいろ試してみたくて仕方がないのです。という訳で、コンプライのイヤーチップを買ってみました。
イヤーチップでどこまで音が変わるのか、そんな違いが分かるのか、っていう話はあるんですがね、とりあえず、左右別のイヤーチップ付けて、違いを聞き分けるような感じで、いろいろ試してみて、結果、現状、コンプライのイヤーチップを使っています。ただ、標準のフォームチップでも音質とかは充分だと思っています。
今回、買ってみたのは、コレです。コンプライのTS-100。本当はTSX-100(耳垢ガード付)が欲しかったんですが、バラ売りが見当たらなかったので(※これまたヨドバシです。送料の問題です)、こちらにしました。
なぜTS/TSXかと言うと、とにかく音の「クリアさ」を求めているためです。標準のフォームチップで若干感じる篭り感が多少でも軽減できればな、と思って、これにしています。しかし、コンプライのイヤーチップは高いのです。なんせコレ(TS-100、1セット)で900円って・・・。そこまでの自信はどこから来るのか。試してみましたよ。
3種類並べています。フォームチップに、シリコンチップ、そしてコンプライのフォームチップ。音のクリアさのポイントは、どうやら音の出口となるイヤホンのノズルから耳道までの距離らしいので、見比べてみると、シリコンチップが一番近くて、続いてコンプライ、標準フォームチップの順です。
標準のフォームチップって、ノズルのチューブが六角形になってるのね。
ちなみに、このイヤーチップをイヤホン本体から外すのが、SHUREユーザーにとって「最初の難関」と言われているようです。確かに硬くて、そうじゃなくても細いイヤホンのノズルを折りそうで怖いです。一度やってみると、加減も分かるのでもう怖くないのですが、最初はきちんと、イヤーチップのノズルの根っこの部分を少しずつ押し出す感じで外してみたほうが良いと思います。一度やって、加減が分かれば、あとは結構力任せに抜けるようになります。慣れです。
さて、いろいろ付け替えて試してみた結果、あくまで私の個人的な感覚ですが・・・
- 意外にスッキリとした聴き心地が悪くないのが、シリコンチップ。これはイヤホンのノズル周りの構造物が少ないというか、そのままの形で耳まで届いてるための結果かなと思う。ただフォームチップの使い心地を知ってしまうと、フィット感、遮音感ともに若干聴き劣りする(悪循環)。
- 標準フォームは良くも悪くも耳道へのフィット感が高く、ちょっと圧迫感があるくらい。このせいもあってか、若干音に篭った印象が出る。
- コンプライフォームは確かに標準フォームよりスッキリした感じにはなるが、シリコンチップほどのスッキリ感は流石に無い。耳への圧力は標準フォームほどではない。
- コンプライフォーム<逆挿し>にすると、耳へのダイレクト感は確実に増す。悪くないけど、たしかにここまでダイレクトだと、ちょっと疲れる印象がある。あとは標準的な使い方じゃないので、ちょっと気になる。
という訳で、ぶっちゃけ、「コンプライ凄い!」って感想には至っていません(苦笑)。差が分かるほどの耳ではなかったということで。ただね、装着感の良し悪しでいうと、やっぱTS-100、悪くないので、普通に使っています。はい。
おそらく、ですが・・・標準フォームチップ加工して、コンプライTS形状+カナル側の盛り上がりを少なくするのがベストなのかなぁ、という感じです。つまり、逆挿しに近い形のフォームを自分で作るということ。ああ、自作が早いのかな、やっぱり・・・。
それより、ですが、実は・・・この検証の過程で、SE112にフォームチップを付けて聞いてみたりしたんですが、はっきり言って、SE112にフォームチップ付けると、まるで別物になります。SE112の本気が感じられる。つかね、SHURE SE112、どんだけコスパ良いんだよ、って、そういう変な気分になってきますので、オススメだったりします(汗)。
結論:イヤーチップ選びは難しいよ。
2017/9/11追記。TSX-100に更新しました。
随分長く使ってしまいましたが・・・TSX-100に更新しました。
https://blog.ayurina.net/2017/09/12/se215のイヤーチップ更新%E3%80%82コンプライtsx-100へ%E3%80%82新しい/
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