丸沼高原スキー場の旅。そして「おやじのひれかつ丼」へ。

スキー

きっとシーズン最後。丸沼高原スキー場行きました。4月まで滑ることは結構あるんですが、流石に4月も中盤にさしかかるこの時期に滑るのは初めてかもしれません。シーズン終わりのシャーベットを堪能し、そしてついに、「おやじのひれかつ丼」に”再会”しました。

そう、今回のスキーツアーの目的は、丸沼高原スキー場の時間券の余りの消化と、そしてなにより、「おやじのひれかつ丼」です。

朝食をしっかり取ると調子が良い件

出発は4:20なんですが、今回はいつものルーティーンを崩して、朝食を沼田のすき家で取りました。いつもは、本庄児玉のコンビニでからあげクンとかかき込むように食べてるんですが、今日はなんだかちゃんとした朝食が取りたくて、赤城高原ワンストップで沼田まで走り抜けました。流石にこの時期になると夜明けも早くて、道中普通に明るくて、ああ、春なんだなぁと思いました。

沼田は6:20。流石に途中で長時間休んでないので速いです。すき家で「納豆朝食」を食べて、丸沼高原スキー場へ。正直、今日はこの朝食のお陰か、非常に調子良かった。やっぱりね、なんか菓子パンとかおにぎりとかじゃなくて、ちゃんと暖かいご飯と味噌汁って大事なんだな、と実感しました。

さて、丸沼高原スキー場。往路途中から、「いやな予感」がしてきました。そう、すべての車が、丸沼高原スキー場に向かっている感じ。今シーズンは雪不足もあり、この方面で開いているスキー場が少ないですから、そりゃ人が集中するだろうな、ということは、多少、覚悟はしていましたが、なんか予想以上じゃないか?という嫌な予感がしてきた。

やっぱり混んでた、丸沼高原スキー場

丸沼高原スキー場到着は7:40頃。そんなに遅くはないつもりなんですが、なんか人が多い。一応、駐車場は4列目程度なんですが、それでも前回(3月)に比べてちょっと車多いです。この時期なんで、コースも減っていて、当然ながら下部のブルーとイエローはクローズです。人が中部ゲレンデに集中する懸念がありますが、救いは、ゴンドラコースが開いていることです。

という訳で、ゲレンデに出てみました。イエローはクローズですが、リフトは動いていました。

th_IMG_1996th_IMG_1997

イエロー界隈はすっかり雪がないです。ゴンドラ連絡コースだけ、雪を作ってある状態。なので、ゴンドラ巡回する限りは、きちんと雪のあるところを滑っていけます。

th_IMG_1998

そういえば試乗会やってました。ボードです。なんだか大盛況な感じですが、もうちょっと雪があれば・・・って感じ。

th_IMG_1999

ローズ下部はクローズ、バイオレットに人が集中しているため、第5リフトは長蛇の列です。まぁこれ、いつものことなんですがね。どうしても丸沼の中部ゲレンデは、この第5リフトが起点になってしまうので。

th_IMG_2001

最近の私のホームゲレンデ、コバルトコースです。ここも人多いなぁ。でもこのコース横の第8リフトはとにかく行列しないので好きです。今日も結局、ここずーっと滑ってた。

th_IMG_2002

ゴールドコースですが・・・今日は検定で専有されてて結局滑れなかった。残念。そんなこんなで、コースの絶対数が少ないこともあり、結構な混みようでした。

コースコンディションですが、当然ながら完全なシャーベット。凍ったりしていない、柔らかいシャーベットなので、凍ってるのに比べれば滑りやすいです。ただ、シャーベットが深いので、加減を誤るとまるで動けないというなかなかに難しいコンディションです。

th_IMG_2004

春スキーは練習になるって良く言いますが、この状態だと、前を踏めば刺さるし、後ろ踏めばズルっと抜けるし、とにかく確実にセンターに乗らないとダメなんですよね。あと、ターンする時、明確にニュートラル作らないと動けない。当たり前っちゃぁ当たり前ですが、雪が良いとこういうところあまり意識しないでも板がなんとかしてくれるんです。この雪、っていうか氷の粒なんですが、このコンディションだといろいろ気を使って勉強になる、と。今日はホント、泳ぐような感覚で滑ってました。

何本か滑ったあと、ゴンドラ行ってみました。タイミングにも依るのかもしれませんが、僕が乗った時間帯は丁度ゴンドラ空いてましたね。ゲレンデの混雜って結構波がありますから。

th_IMG_2003

日光白根山を「天空の足湯」から眺める。もう雪が無いですね。今年はホント、雪不足だったなぁ、と思いました。ゴンドラコースも上部から柔らかいシャーベットでした。

そんなこんなで3時間くらい滑って、時間券を返却して、退散しました。マジ10時間券、便利です。結局今シーズンも、10時間券1枚で3日滑った。ちなみに、この時間券ですが、残があると、機械で返却できません。係の人に返却する必要がありますので、慌てないように。

温泉は「花咲の湯」

スキー後の温泉ですが、本当は食事してから「白寿の湯」にでも行ってみようかと思っていたのですが、当然の如く凄い汗をかいてしまい、たまらず先に温泉に入ることに予定変更(自分から「剣道の小手」の臭いがした)。そういえばしばらく行っていなかった「花咲の湯」に行きました。

花咲の湯

ここも結構メジャーな部類に入ると思いますので、混んでるときは混んでますので、今日みたいなタイミングで行くのがオススメ。予想通り、今日は空いてました。ここの温泉はお湯にはあまり特徵は感じられませんが、施設が綺麗で熱めのお湯で温まるので好きです。密かに、シャワーが節水栓になってないのがポイントだったりします。

そういえば、花咲の湯への道中、「天王桜」っていう立て札があちこちにありました。

天王桜

見頃はGW頃なようなので、GW頃に来てみようかな、と思ったのですが、気になったので、”ロケハン”に行ってみました。

現地に着いてみると、なんか人居ない(苦笑)。駐車場がある、と書いてありますが、駐車場らしき場所は要するに普通の空き地です。「蛇が出ます」って看板あります。そして肝心の天王桜ですが、とは言え一本の桜しかないので、ちょっと寂しい感じ。とりあえずの第一印象としては、なんだか微妙。流石にまだ桜も一輪も咲いてないし、まぁシーズンになれば、なんか盛り上がるのかな、と。ライトアップもするみたいなんで、夜来てみたかな、と思いました(混んでるのが嫌いなんです)。

本日のメインイベント「おやじのひれかつ丼」

はい、こっからが本番。今日の本当の目的は実は「おやじのひれかつ丼」なのです。

「おやじのひれかつ丼」とは、タレで味付けされたヒレカツが乗った、おっきなカツ丼。昔、「ららん藤岡」で食べられたんですが、いつのころかお店が変わってしまっていて、ロストしていたのです。先日、かつやでタレかつ丼を食べた時、気になって調べてみたら、なんと藤岡の「柿乃木」というお店でやっているとの情報を発見して、これは行かねば、と思っていたのです。

柿乃木

そんなわけで、スキーと温泉と柿乃木と、何がついでなのか分かりませんが、やっと行く機会ができたわけです。

沼田から藤岡「柿乃木」までは1時間30分くらいかかります。猛烈な空腹に耐えつつ、お店に向かいました。結構、インターから近くはありませんので要注意。

お店に着くと・・・なんか混んでる!ネットで混雜情報調べて15時頃が一番空いているということでこの時間に狙って行ったのに、どうなってるんだ?と思ったら、バイクの団体さんが居ただけだった。丁度その団体さんと入れ替わりになったため、お客は私一人(とあとは地元のおじさんたちが普通に座談会していて、どこまでがお客なんだ?と良く分からない状態)でした。丁度空いたところだよ、って席に案内されて、迷わず、「せがれのひれかつ丼」を注文。

え?なんで「おやじのひれかつ丼」じゃないのかって?いや、あれはね、量が多すぎて、途中で嫌になるから。

お店の雰囲気ですが、もう、普通の、田舎の食堂状態。お客が僕しか居なかったこともありますが、なんていうか、普通に人んちに上がってご飯食べてるような雰囲気。なんか凄い雰囲気だなぁと思いましたが、冷静に考えてみると、「ゆき藤」だって似たようなもんだなぁ、って気付いて納得しました。

さて、期待の「せがれのひれかつ丼」ですが、昔、ららん藤岡で、スキーの帰りに食べた味のままでした。なつかしい。小鉢とサラダとしじみの味噌汁が付いてて、満足度高いです。これはやっぱり寄りたくなるなぁ、と。ただ、インターから遠い。なんでららん藤岡にないのか、残念。でもちゃんとひれかつ丼、やってました。良かったです。他にも普通に美味しそうな(ちょっとジャンキーな)メニューがいっぱいで、ワクワクしました。

そういえば、店員さんが「おやじのひれかつ丼」Tシャツを着ていたのが印象的でした。せがれのひれかつ丼、750円。

帰路はやっぱり渋滞。なぜ関越は混むんだ。

お腹もいっぱいになって、帰路に着きます。それでも渋滞する関越道。とにかく関越道、所謂「サグ」が多くて、そのポイントポイントで渋滞しているのが、なんていうか残念すぎます。「速度低下に注意」の案内とか、少ないような気がする。もうちょっとなんとかならないかなぁ、と、いつも思いますが。

結局、嵐山PAで猛烈な睡魔に負けて仮眠を取って、関越を降りてからは環七で下って横浜に帰ってきました。うちに着いたのは21時頃。悪いペースではなかったと思います。

という訳で、おそらくシーズン最後のスキー&「おやじのひれかつ丼」邂逅の旅、終劇。冬の終わりに、面白い旅になったと思います。GWには天王桜、行ってみようかなぁ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました