新しいMacBookが発表になりました。さて、これは買い替え候補になるんでしょうか。
ちなみに今使っているMacBook Proはこんな感じ。
- MacBook Pro Retina 13-inch Late 2012
- 2.5GHz Core i5
- 8GB 1600MHz DDR3
- Intel HD Graphics 4000 1024MB
- SSD TS480GJDM720 ※換装済み。元は128GB。
2013年5月に買ったので、かれこれ2年くらいになります。SSD増設してから1年くらい。正直、これで困ってないのですが、メモリはやっぱり16GBだったかなぁとか、もうちょっと処理が速いと便利かなぁとか、思ったりしたりもする。
昨年、MBPがPCIeベースになってかなり高速化されたため、これも若干購入候補でしたが、本命と言われていた新しいMacBook(ProでもAirでもないんですね)が出たため、購入を考えてみたわけです。
結論から言うと、いまのところ、微妙な感じです。なぜ微妙に感じるか。ズバリ、iPadとの棲み分けが難しくなってきているところが、微妙。
USB Type-Cコネクタ1本でのインターフェース構成って、まさにiPhone/iPadのLightningコネクタと同じ考え方ですよね。充電も拡張も、これ1本、と。ある意味、プロダクトデザインとしては正しいような気がしました。他方、MacBookがタブレットに近付き過ぎているところに若干の違和感を感じます。逆に、高性能化、大画面化したiPadは、もはやMacBookに近付き過ぎている。
要するに、MacBookって、キーボードとタッチパッドの付いたiPad状態・・・って、それで良いんでしたっけ、というのが率直な感想です。ちなみに例えばですが、USB Type Cコネクタを搭載した新しいiPadが先に発表されていたら、多少、印象も違ったかもしれません。あえてMacBookを出してきたところに何か狙いがあるのかしら。
Surface等のタブレットPCが一般化しているWindowsに比べると、Macって案外タブレットとPCの棲み分けが絶妙に生きている気がしています。実は個人的にはこれは好印象です。というのも、タブレットって、ニッチにしかならないと思っているから。タブレットは便利ですが、タブレットだけで何でも出来るものではない。各デバイスに、得手不得手があって、だからこそ、クラムシェル型のノートPCってのは、存在価値があると考えています。
Mac OSの進化の方向も、複数のデバイスをシームレスに渡り歩けるような利用シーンを推し進めており、つまりは、適材適所で複数のデバイスを使い分けるような利用形態がベースにあってこそのMac OSなんだと思っています。
この辺が違和感を感じるところ。新しいMacBookの八方美人すぎる仕上がりに、若干の違和感を感じるわけです。さらには、カラバリ3色とか・・・これってやっぱり、iPadですよね・・・あるいは、それに準ずるデバイスか・・・と、思ってしまう。
他方。別の見方をすると、要するにMacの使い方って、文房具的に、さっと見れてさっと書けて、そこに作業性の高い十分な大きさのキーボードとタッチパッドがある、という、ノートパソコンとしてのそもそもの要件に立ち返ると、このMacBookはすこぶる魅力的な製品に見えます。キーボード、タッチパッド周りのリファインは非常に正しく調整されていると感じます。
ただこの辺はやっぱり店頭で実機触って見てからかなぁと思いますがね。正直、キーボードの操作感ってのは個人的には非常に重要ですので。
まぁこういうガジェットは、悩んでるときが一番楽しいので、しばらく、楽しむことにします。
新しいガジェットは、発表された瞬間から失望が始まる。
新しいガジェットは、手に入れた瞬間から失望が始まる。
以上!
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