Softbank Air導入記。外部アクセスをどうにかする。画面だけならどうにかはなる、けど。

コンピューター

Softbank Airが外部アクセス(DMZ開放、ポート転送)がNW的に開放されていないのは周知の通りなんですが、それはそれで困るので、何か方法は無いかと検討しています。

なんとかして自宅PCに外部からアクセスしたい。具体的なシーンとしては、地デジ録画予約の状況確認とか、どちらかと言うと緊急用途を想定した場合。

結論から言えば、まずデスクトップ共有型は通ります。

  • TeamViewer
  • Chrome Desktop

この2個のツールは、自宅でWindowsが動いていれば、Softbank Air環境でも、その画面にアクセスできます。MacやLinuxで出来るかどうかは試していませんが、私の場合、日常的にKVM上で動かしているWindows 7 Pro環境があるため、これが使えます。Chrome Desktopは最近iOSにも対応して便利になりました。

回線速度が上がっているため、以前、ADSLで使っていたころに比べると遥かに快適なんですが、TeamViewer、Chrome Desktopとも、ちょっと画面が狭いです。これは設定で広くできるのかな。ちょっと窮屈な感じが否めません。ただ、緊急対処としてはこれでなんとかなりますので、一応、使えます、と。

「艦これ」やるくらいならこれでも十分かと。

ただ、この用途は限定的なもので、私の場合、自宅環境=検証・ラボ環境として色々作業をしていることが多く、その場合、デスクトップが繋がるだけでは困ります。VPNで繋ぎたい。

外部アクセスが不可なら、IPレベルでコールバックができるようなソリューションが無いかな・・・とも思ったんですが、それでもトリガーが必要だし、やはりVPSを挟んで常時接続のVPNを張るしかないかな、というのが今の想定。そこで、SoftEtherの検証を開始しました。

自宅にvpnbridgeを上げて、VPS側にvpnserverを上げ、ここを自宅invokeで自宅LANを外部に伸ばすように接続します。そして出先からは、VPSのvpnserverにVPN接続すれば、実質自宅LANに接続しているのと同じ状態が作れる、と。

今日のところは、vpnbridgeとvpnserverを接続するところまで実施してみました。SoftEtherは結構設定が細かくて、若干露頭に迷う場面がありますが、その分、やりたいことは出来そうな感じです。流石にプロトコルスタックの複雑化するため、レイテンシが悪くなります。これがどう使い勝手に影響するか、気になります。また、VPS側での自宅NWトラヒックの取り扱いも、tapでうまく掴ませる設定はどうすれば良いかとか、ちょっと考えたいところが出てきたり、結構一筋縄では行かない感じです。

そんなわけで、当初目論見通り、VPNによるインフラ構成に着手しました。結局、こうするしか無いのかな、と。

コメント

  1. 師子乃 より:

    初めまして。

    VPN接続からのリモートデスクトップができなくて困っています。

    いい方法はないものでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました