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ワイモバイルの新料金は、「大手3社の横並び値上げ」と「MVNO」の間を攻める絶妙なプランに – すまほん!!.

良くも悪くも絶妙なところに「置いてきた」ワイモバイル。これからに期待か?

丁度いいプランに丁度いい端末。決してぶっ飛ばしてないけどね。ちょっとでも突っ込んでおこうと思います(笑)。

端末ラインナップは意外に普通?結局イー・モバイルとウィルコムの端末開発ランナップを踏襲しているようで、良くも悪くも、資産を生かしていると言えます。他方、「ネットの生み出す楽しさ・便利さをみんなの手元に届ける」というコンセプトに照らすと、なぜにPHSなのかな、と思うところもあります。

新しいキャリアであるワイモバイルに何を期待するか?という意見募集を見ると、「音声とメールだけが使える安価なサービスを」という意見があったりします。この辺、非常に気になるところで、こういうプランを作ってしまったら、結局他のキャリアと横並びになってしまう懸念があります。

以前、Softbankが「VoLTE時代を見越したプラン」として新プランを発表したことは記憶に新しいです。実はこの流れに長らく私は違和感を感じています。

技術革新により、2Gから3G、3GからLTEへと、トラヒック単価は落ちているはずなんです。ところが、実際のプランを見ると、値上がりしている。当然、速いから高いんだよね、というのは分かりやすい説明になっているわけですが、技術的に見ると、技術革新による設備投資効率の改善などが、利用者に十分還元されていないように見えたりします。

これを具現化しているのが、昨今出てきているSIM売りMVNOです。MVNO事業者は、トラヒックの卸売をキャリアから受けているわけで、この単価というのは、比較的設備投資単価に比例していると考えられます。なぜMVNO事業者はこんなに安くSIMを売ることが出来るのかといえば、実はトラヒックの原価はこの値段のほうが近しいとかんがえることが出来るわけです。

キャリア横並びの料金プランが、設備単価ではなく、戦略的に見せられた値段なのではないかと勘ぐってしまうのには、こういう背景があったりします。

話を戻します。ワイモバイル。非常に絶妙なプランを打ち出してきたことは、正直良いことだと思います。今後、他のメガキャリアが採用できないような端末、プラン、サービスを組み合わせて、新しいモバイル体験を実現していって欲しいと、切に思いますね。

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