iPhone 16 Pro Maxの液晶を交換修理して、「フィルラボ」でガラスフォルムを貼ってみた話。

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しばらく前、iPhoneを落としてしまい画面端に黒い滲みが発生していました。そこで、購入から1年経つ前に、無償保証の範囲で交換修理してきました。その後、近くにあった「フィルラボ」のガラスフィルム自動販売機でガラスフィルムを貼り付けてみました。とても綺麗な仕上がりで満足です。

iPhoneの液晶を修理した話

2月ころ、iPhone 16 Pro Maxを画面側からアスファルトに落としてしまい、おそらくこのときの衝撃で、画面に黒い滲みが出てしまっていました。

あまり意識していなかったので、正確な時期を含め、本当に原因がその時の事象なのか正直分からないのですが、おそらくその時のガラスフィルムの割れ方から見ても、間違い無いと思います。

ここまで激しく損傷した理由の一つが、当時付けていたケースの画面周りの保護性能が控えめだった可能性が高いので、その後ケースは交換しています。ぶっちゃけこのケースを最初に付けた時からの懸念が当たった面もあって、ちょっと反省しています。これまで長らくスマホを使ってきて、落としたことも何度もありますが、ここまで損傷するのは初めてでしたから。

Apple Careには入っていないものの、まだ購入から1年未満で保証が効くため、Appleストアに持ち込んで修理をお願いすることにしました。

予約してAppleストアへ

Appleストアにはアプリから修理予約をして行きました。平日でも良かったのですが、今回は土曜日にしてみました。前日に普通に予約が取れたので、あまり混んでなかった感じがしました。

修理に持ち込む前には、「探す」をオフにしたり、多少準備が必要です。普通にiCloudに接続して使っている限りは特に問題になることは無いと思います。実際の受付の際には、「バックアップの有無」や「iCloudパスワードが分かるか」は何度も聞かれたので、結構トラブルは多いんだろうなという気はしました。

予約時間近くになってAppleストアに向かうと、週末ということもありやはり凄い混みようでした。なんとか手の空いているスタッフの方を見つけて修理に来た旨を告げると、すぐに予約が確認され、しばらく待つように案内されました。流石に混雑しているようで、「予定時間から10分くらい遅れる」との案内を受けました。

さすがAppleストア、この辺の時間の読みは正確で、10分遅れで受付開始。端末の状態確認や修理内容の説明などを受けました。基本的には「無償での交換になるだろう」ということでしたが、水没や液晶以外の基盤などへの損傷があったりしたら、その時は次の対応を考えましょう、という感じで受付となりました。

ここまで大体10分くらいで、見ているとスタッフさんの手元で部品の手配からワークオーダーまで、状況がしっかり確認されていてさすがだなと感じました。そのまま修理受付となり、端末を預けて、概ね2時間程度で受取可能になる、ということになりました。

さくっと修理完了

メイン端末のない2時間、時間を潰すのはなかなかしんどかったですが、予定通り2時間後にはしっかり修理が終わって端末を受け取ることができました。

液晶画面が新品になって、緑がかったフィルムが貼られた状態で返ってきました。データも消えておらず、もちろん操作感に問題など無く、あっけなく修理完了となりました。さすがiPhoneのサポートは強力だなぁと思った次第です。

ぶっちゃけ今回この2時間で感じたことは、「サブ端末の重要性」ですね。いつメイン端末が使えなくなるかは分からないので、ちゃんとサブの環境は準備しておいたほうが良いな、と、改めて感じました。

「フィルラボ」でガラスフィルムを貼ってみた話

液晶が新品になったことで、ガラスフィルムも無くなってしまいました。一応、NIMASOのガラスフィルムの2枚目が残っているので、すぐに貼れるフィルムは手元にある状態だったのですが、そういえば、と思い、Appleストア近くにあった「フィルラボ」の自動販売機でガラスフィルムを貼ってみることにしました。

ガラスフィルム自動販売機「フィルラボ」とは

修理の待ち時間に、この「フィルラボ」の場所は一応確認していたのですが、興味を示している人は何人か見かけましたが、使っている人は流石に見かけなくてちょっと不安に感じたのは内緒です。

「フィルラボ」とは、ガラスフィルムを自動で貼り付けてくれる、ガラスフィルムの自動販売機です。

https://filmlabo.jp/

値段は3000円程度と、ガラスフィルムの値段としては決して安くないのですが、何と言っても自動で貼り付けてくれるのが良いです。ガラスフィルムの貼り付けといえば、位置ズレやホコリ噛み、気泡残りなどストレス要因が多い作業で、昨今便利な「貼り付け支援機構」を持ったガラスフィルムも増えてきていますが、それでもなかなか「完璧」にはいかないことがあります。

最近はフィルム貼り付けサービスを提供している家電量販店などもあり、そのお店で購入したフィルムが対象とはなりますが、500円から3000円くらいの価格で作業してくれる模様です。ただ、正直、誰がどんな形で貼り付けているのが不安に感じるところもあります。もちろん、品質は高いのでしょうが、それなら自分で貼ったほうが良いかなという気すらしてしまいます。

そこで「フィルラボ」です。自動販売機。機械貼りですので品質には安心感があります。既に各所でレビューなど上がっている話題のサービスということで、いつか試してみたかったんですが、ついに今回、試してみることができました。

使い方は簡単

地下商店街のコンコースにどかんと「フィルラボ」は配置されており、なかなかの存在感を放っていました。

事前に動画も見ていたので、使い方に迷うことは無かったです。左手の大きな画面がそのままタッチパネになっていて、画面の指示に従って、機種とガラスフィルムの種別(透明、アンチグレア、覗き見防止)を選ぶだけです。決済はキャッシュレス対応。しかもクレカ(コンタクトレス)とPaypayしか対応していないので注意が必要です。

価格は2025年8月現在ですが「2980円」でした。ガラスフィルムとしては安くは無いですが、貼り付け工賃込みと考えるとまあ悪くないかなというのが事前の印象でした。

手続きを終えるとトレーが出てくるので、指示通り、方向を合わせて(奥側が上)スマホを置くだけです。多分トレーとかに触れると良くないことが起こりそうだったので、端末をそっと置いて見守るようにしました。

トレーが自動で吸い込まれ、作業が開始されます。公称「2分」で、正確には計測していませんが、感覚値としてもそれくらいかな、というところです。

作業中の表示です。ちなみに「フィルムリサイクル」というところがゴミ箱になっていて、作業後に貼られている保護フィルムを捨てることができるようになっています。

しばらく待つだけで、スマホの画面がクリーニングされて、フィルムが貼り付けられて出てきます。

仕上がりは上々、これなら価格以上かも

作業が終わるとトレーが出てきます。

画面表示に一瞬あせりましたが、これはおそらく固定のために「電源ボタン」を長押しされた結果ですね。ちょっとトレーに水気はありましたが、スマホ本体には特に濡れた感じもなく、不快感の無い仕上がりでした。

フィルム貼付け後の端末の様子です。正直な感想ですが、「思った以上に良かった」と思います。

当然ながら、ホコリも位置ズレも気泡も無いです。これだけならマジックジョンなど最新のガラスフィルムの貼り付け支援機構を持った製品でも実現できるでしょう。ただ、おそらくそれらよりも精度が高いと感じました。ガラスフィルムの保護範囲がとにかく広い。よく言う「際まで攻めた」ガラスフィルムになってる感じです。

多分ここが機械貼りでやっているところの強みかなと思うのですが、要するに人が何かをやるための遊びのなさを仕上がりから感じます。クリーニングの微妙な拭きムラも無いし、気泡を抜くためにちょっと貼り直したような跡ももちろん無いですし、なんていうか、人間味の無さが、この仕上がりの良さの理由かなと感じました。

2980円は、確かに安くないですが、この仕上がりを一度見てしまうと、もうこれ以外使えなくなる可能性があるな、というのが素直な感想です。これで3000円なら、頑張って自分で張り替えるとか、ちょっと面倒くさく感じてしまします。ちょっとヤバいものを体感してしまったような気がしています。

流行ってほしい気がするけど・・・

これはぜひ流行ってほしいですね。

特に、せっかくの自販機なのですから、ちょっと古めの機種で、Amazon等でラインナップが枯渇しているものについて、全国でも数件だけ、対応ガラスフィルムを設置しておくみたいな、そういうサービスになってくれたら嬉しいです。これならちょっと高くても、ちょっと遠くても貼り付けに行っちゃうと思います。

一方で、このサービス、続くのかなぁという不安も感じました。1枚3000円は確かに安くないし、ガラスフィルムの原価など考えたら、十分利益は出せるでしょう。問題は、絶対的なガラスフィルム貼り替えの潜在需要と、強力な競合の存在です。

いくら1枚3000円で高い利益率が出せたとして、上限が3000円であるわけで、自動販売機1台を維持する費用などを考えると、そこそこの枚数をさばかないといけないことが想定されます。そこに潜在的なガラスフィルム貼り付け・貼り替え頻度の壁もあって、例えば1年に1回、定期的に貼り替えるようなものかというとそうでもないので、総じて需要の読みは難しそうだなぁと思いました。

また、競合が多すぎるし強力過ぎます。家電量販店での貼り付けサービス、簡単に貼り付けできるフィルムの存在などなど、ユーザーがこの「フィルラボ」にたどり着かないケースがかなり多くを占めるのではないかと感じます。

可能性があるとすれば、私のように、「自分で貼るのに疲れた」「機械がいい」くらいまで割り切っているかなり限られた層だけに今は刺さるのかなというところです。

ただ、あくまでこれは、現時点で、「フィルラボ」というものを単体で見た場合の景色ですので、もしかしたら将来、ガラスフィルム貼り付けは「フィルラボ」が当たり前になる可能性も感じています。ユーザーの課題解決としてこれほど正しいソリューションは無いですからね。

「フィルラボ」を運営している会社では、「マイケースラボ」という別サービスも展開しています。複数のサービスを展開することで、多角的に市場を埋めていく世界観なのだとすると面白いかなと期待しています。

https://mycaselabo.jp/

iPhoneリフレッシュされて気持ち良くなった

以上、iPhone修理した話と、「フィルラボ」試してみた話でした。

液晶画面については、保証期間のうちにやらないといけないと思いつつ先延ばしにしてたんですが、やっと修理できて良かったです。そして期待の「フィルラボ」は本当に期待以上だったと思います。おそらく次も「フィルラボ」使うと思いますし、みんなに体感してほしいと思っています。

ちなみに個人的には、「ガラスフィルムバキバキのままでスマホ使ってる人が少しでも減ってほしい」と願っています。たまに電車の中でバキバキのスマホを見かけますが、いつも切ない気持ちになります。高額なスマホです。少しでも長く大切に使ってほしいですからね。

マイケースラボ、最近AI生成でいろんなデザインできるようになってきたし、こちらもチャレンジしたいかなと画策中です。ケースとしての保護性能も気になるところです。

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